糖尿病予防に注目される菊芋 その働きと効果・効能は?

今韓国で菊芋が糖尿病に良いと話題になっています。

前回も、韓国で紹介された血糖値を下げる方法をご紹介しましたが、

それだけ韓国で食生活の変化と糖尿病が増えているということがよくわかります。

特に野菜中心だった食生活から、最近は肉を食べる機会が増えたことと、

運動不足が重なって糖尿病などの生活習慣病が増えているのが事実です。

 

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昨年の春韓国に住んでいた時に、きれいな桜が見られる喫茶店があるというので友達と出かけた時の事。

眼の高さで桜を楽しみつつ店内に飾ってある絵画を味わいながら、

一杯のコーヒーを満喫していたら店員さんが出してくれたのが「干した菊芋」でした。

のどかな江原道の山のふもとの喫茶店らしいおもてなしで、決してコーヒーには合わないのですが(笑)

店員さんに聞くととてもからだに良いと説明してくれたのでありがたく頂戴しました。

韓国ではこの菊芋の事を「돼지감자(テージカムジャ)」=豚ジャガイモと言います。

糖尿病患者に良いとテレビで紹介していました。

かなり注目度の高い食材として話題になっているので、以下にまとめてみました。

 

この菊芋に含まれているのがイヌリンと呼ばれる糖の一種で、天然のインスリンと呼ばれています。

カロリーやデンプンがほとんどなく人の体に吸収されずに、他に摂取した炭水化物の糖分を一緒に大腸へ運び、体外へ排出します。

そのため糖が体内に吸収するの防ぐ働きがあります。

このことから菊芋に含まれているイヌリンは血糖値を下げるのに効果があると言われています。

 

また、イヌリンの食物繊維は、腸内乳酸菌を5〜10倍まで増加させ、同時に腸内に有害な細菌を減少させます。

そして有益なビフィドバクテリウム(ビフィズス菌のひとつ)の代謝や活動を促進させて、腸内環境を整えます。

以上のことから菊芋はダイエットにも向いていると言えます。

 

今、生活習慣病に対する意識が高まっている中、現代人の健康の悩みを改善するのに大いに役立ちそうですね。

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