第9話でチョ・ドゥルホは朝目が覚めると隣には娘スビンが寝ています。
前夜に裁判が無事に終わって事務所の仲間と飲み会がありましたが、その後何があったのでしょうか。
では「町の弁護士チョドゥルホ」第10話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://www.kbs.co.kr/drama/chodro/
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<町の弁護士チョ・ドゥルホ 第10話あらすじ>
出典:http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=32400
キャスト・登場人物はこちら→「町の弁護士チョ・ドゥルホ」キャスト
娘との朝食
朝目覚めたチョ・ドゥルホは昨夜何があったのか思い出すと、酔って娘スビンに会いたくて家まで訪ねて来たのでした。
チャン・ヘギョンは警備員を呼ぼうとしますが、スビンは大喜びです。
スビンは「ママ、私に預けて。」と言い、スビンの部屋で寝る事になったのでした。
チョ・ドゥルホは目覚めてきまりが悪く、部屋から出て台所へ行くと妻チャン・ヘギョンはチョ・ドゥルホの好物のキムチチゲを作ってくれます。
「夜遅くまでお酒を飲んで。こんな風に酔ってここには来ないで。あなたが自由に来れる場所ではないのだから。」とチャン・ヘギョン。
「分かった。ゴメン。もう行くよ。」とチョ・ドゥルホ。
するとスビンが起きて来て「朝ごはん食べてから行って。」とパパに言います。
そしてスビンは「私辛い物が苦手なのに朝からキムチチゲなの?」と言います。
チョ・ドゥルホが「私が好物なんだ。」と言うと、スビンはママがパパのために作ったと知って喜びます。
思い出のアルバム
そんな平和な時間もつかの間・・・。
チャン・ヘギョンの父でもある金山法律事務所の代表チャン・シヌが書類を受け取りにやって来て、食卓を見ます。
「チョ・ドゥルホ来ているのか。」と言い、チャン・ヘギョンに「がっかりだ。」と言い残して帰って行きます。
その間スビンの部屋に隠れていたチョ・ドゥルホは偶然アルバムを発見します。
そのアルバムにはスビンが生まれた時の仲睦まじい家族の写真がありました。
そしてチョ・ドゥルホとチャン・ヘギョン、シン・ジウクの三人が写っている写真も。
その写真を見たチョ・ドゥルホは当時捜査官だったファン・エラと検事だった自分の部下として所属されたチャン・ヘギョン、シン・ジウクの新任時代を回想します。
現場に駆けつけるチョ・ドゥルホについて行くチャン・ヘギョン、シン・ジウクの新人二人は、犯人との乱闘騒ぎに驚きます。
危うく犯人に人質として捕まえられそうになったチャン・ヘギョンをチョ・ドゥルホが無事に助けます。
その仕事帰りに食堂でスンデクッを食べる二人。
「スンデクッを食べると頭が良くなるんだそうだ。」と言うチョ・ドゥルホに「私スンデクッ食べた事ありません。」と答えるチャン・ヘギョン。
「それじゃ、キムチとご飯を食べろ。」とチョ・ドゥルホ。
「さっきはありがとうございました。」とお礼を言うチャン・ヘギョンに、「俺が一番嫌いな人間はどんな人間だと思う?スンデクッを食べられない人間。」とチョ・ドゥルホ。
そう言われたチャン・ヘギョンはスンデクッを食べます。
ある時は残業で誕生日なのに早く家に帰れないチャン・ヘギョンを食堂に誘い、バースデーケーキでお祝いをしたこともありました。
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チャン・シヌ
チョ・ドゥルホはスビンと別れて外に出るとチャン・シヌ代表が車の中で待っています。
「何をしているんだ。」とチャン・シヌが聞くと、「スビンに会いに来ました。」とチョ・ドゥルホ。
「何が狙いなんだ。」とチャン・シヌ。「そんなものありません。狙いは他に専門家がいるんじゃないんですか。」と意味深な返事をするチョ・ドゥルホ。
チャン・シヌは「スビンの傍をうろつかないように。」と忠告します。「スビンは私の娘です。」というチョ・ドゥルホに「スビンは私の孫でもある。スビンに泥を塗られるのは願っていない。娘だけでたくさんだ。」と言い捨てチャン・シヌは行ってしまいます。
事務所で
事務所に戻ったチョ・ドゥルホにコーヒーとサンドイッチを差し入れしてくれるイ・ウンジョ。
そのコーヒーを飲みながらチョ・ドゥルホはチャン・ヘギョンとの思い出を回想します。
当時一人暮らししているチョ・ドゥルホの家に訪ねて来たチャン・ヘギョン。
毎日ラーメンやスンデクッはかり食べているチョ・ドゥルホを気遣って食材を買って来て冷蔵庫に入れてくれるのでした。
「俺の事好きなのか?好奇心なら、このくらいでやめろ。」とチョ・ドゥルホが言うと、「好奇心じゃないです。」とチャン・ヘギョン。
「最後まで行くのか?」とチョ・ドゥルホが聞くと、「ハイ。」と答えるチャン・ヘギョン。
こうして二人は付き合うようになったのです。
またスンデクッの店でプロポーズした事や、結婚生活では毎日忙しいチョ・ドゥルホはスビンの育児をチャン・ヘギョンに任せきりだった事も回想しています。
ある時はチョ・ドゥルホが育った施設をスビンに見せに行きたいと言うと、チャン・ヘギョンは嫌がります。
「俺が育った施設、育ててくれた神父が嫌なのか。」とチョ・ドゥルホ。
「わざわざスビンに見せに行く理由が何なの。」とチャン・ヘギョン。
だんだん夫婦の気持ちがすれ違って来た頃の思い出のようです。
またある時はチョン会長の莫大な裏金に介入した金山法律事務所は、全てが明らかにされる前に金山事務所の婿であるチョ・ドゥルホを追い出そうとした検事長シン・ヨンイル。
チャン・ヘギョンは会社と家族のために知らぬふりをしてほしいとチョ・ドゥルホに言いますが、チョ・ドゥルホは法廷に立ち、チョン会長を訴えます。
けれどもチョ・ドゥルホを追い出すために、「チョ・ドゥルホに賄賂を贈った。」と嘘の証言をするチョン会長。
チョ・ドゥルホはこうして全ての物が奪われた過去を思い出しています。
そしてペ・デスは7年前に検事だったチョ・ドゥルホに取り調べを受けているのを回想します。
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法律相談
イ・ウンジョはペ・デスに「知り合いの事なんだけれど・・・」と言ってお金の借入の件について聞きます。そして利子の話に驚きます。
するとペ・デスはイ・ウンジョに「最近大変なのか。」と聞きます。
今までチョ・ドゥルホに相談したいと言っても追い帰していた人たちを再度集めて、法律相談をしたらどうかというペ・デスの提案にイ・ウンジョは快く承諾します。
ペ・デスの努力でチョ・ドゥルホ事務所はたくさんの客で賑わっています。
イ・ウンジョは親切に相談に乗ります。
その様子を見たチョ・ドゥルホはイ・ウンジョと話をします。
「一緒に仕事しようと言ったが大変じゃないのか。」とチョ・ドゥルホ。
「そんなことないです。お金を稼ごうと思って仕事をしている訳ではないので。」とイ・ウンジョ。
するとチョ・ドゥルホは「自分は”良い”弁護士ではなくて、善良な市民が悔しい思いをするのがイヤで、罪を犯した人間が大きな顔しているのがイヤなだけだ。」と話します。
イ・ウンジョは同感しながら「貧しい人が悔しい思いをするような事があり、裕福な人が罪を犯しながら何食わぬ顔で暮らしているけれど、悔しい思いをする人を助けるのは正しい事だ。」と話します。
チョ・ドゥルホは「悔しい思いをする人を助ける弁護士になりたいのか。」と聞くと、「なりたい。」と答えるイ・ウンジョ。
続けて「でも人間は利己的で、仕事もたくさんしてお金も稼ぎたいし、どんなお金でも欲しい俗人だ。」と言います。
するとチョ・ドゥルホは「本当の俗人は悪い事をしても知らぬふりするのが俗人だ。やりたいようにやってみろ。」と言います。
次期総長
次期総長として挙げられている有力候補二人が会います。
一人は誰もが知っているチョン会長と政界の力を得ているシン・ヨンイル検事長です。
そしてもう一人は原則主義者である最高検長です。
最高検長が次期総長に就任すればチョ・ドゥルホにとっては追い風となります。
屋上で
イ・ウンジョに母から緊急の電話がかかって来ます。
母が再婚した相手ホン・ミンギがテファハウジングのビル屋上の手すりから身を投げようとしているのでした。
知らせを聞いたチョ・ドゥルホとイ・ウンジョは駆け付けると、大騒ぎになっています。
チョ・ドゥルホが屋上へ上がりホン・ミンギを説得します。
ホン・ミンギはテファハウジングの下請けの仕事をしていたのですが、「仕事をしたのに補償を受けられなかったから、解明してほしい。何度もテファグループに陳情したが黙殺された。」と鬱憤を吐き出します。
チョ・ドゥルホは「テファグループの件は私が解決できる。自分は弁護士は弁護士でも右も左も見ずに直進だけする”バカ弁護士”だから。それにテファの専門だ。」と言います。
ちょうど建物の下にチョン会長が来たのを目撃したチョ・ドゥルホは「テファグループと話し合いする一番の近道を知っている。私の手を握って。」と言って下にあるエアマットに二人で飛び降ります。
二人が屋上から落ちてくるのをちょうと目撃したチョン会長は、驚いてよろけます。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/
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あとがき
今回は回想シーンが多かったですが、チョ・ドゥルホとチャン・ヘギョンの過去や、シン・ジウクも仕事仲間だったことなど、今まで分からなかった人間関係が少し垣間見れて面白かったですね。
チャン・ヘギョンはチョ・ドゥルホの熱血ぶりや実直さに好意を抱いたようですが、父親の金山法律事務所の秘密が発覚しないようにチョ・ドゥルホを追い出そうとした時には、娘チャン・ヘギョンは父親の側についたのですから、チョ・ドゥルホへの気持ちは本物では無かったという事でしょうか。
ただ、二人がとても仲が悪かったようには見えなかったですね。
そしてイ・ウンジョの父親が屋上で訴えていた相手がまたテファグループで、チョ・ドゥルホはまたチョン会長を相手に争う事になりそうですね。
チョ・ドゥルホはどんな作戦で臨むのでしょうか。気になります。
第10話の視聴率は12.6%でした。では次回第11話に続きます。
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