第14話で決済のサインをした瞬間、イ・ドンジュンは裏金を使用した共犯として捕まる可能性があるにも関わらず、太白の顧問団の給料を決済します。
では「耳打ち~愛の言葉~」第15話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://www.kbs.co.kr/drama/chodro/
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<「耳打ち~愛の言葉~」 第15話あらすじ>
写真出典:http://program.sbs.co.kr
キャスト・登場人物はこちら→「耳打ち~愛の言葉~」キャスト
裏金口座で策に出る
太白の顧問団に支払う特殊活動費は、今までチェ・イルファンが太白の裏金口座から支払っていました。
太白の代表になったイ・ドンジュンは、その事を知った上で顧問団に特殊活動費を支払うため、決済書類にサインをします。
その上、イ・ドンジュンは裏金を持ち出し直接監査官に会いその裏金を渡し、その場面をわざと人に頼んで隠れて写真を撮らせます。
そしてシン・ヨンジュに会い、自分が裏金を渡している写真を渡します。
この写真で何かを始めようとするイ・ドンジュンとシン・ヨンジュ。
逆転するカン・ジョンイル
シン・ヨンジュは写真を前に悩みます。
シン・ヨンジュは、「賄賂供与は重罪だ。あなたも巻き添えになる。」とイ・ドンジュンを心配しますが、「これをきっかけに、キム・ソンシク記者事件の隠ぺい過程も調べるようになるし、私が請け負った裁判も暴かれるようになる。
自分が犯した罪を償う覚悟は出来ている。」とイ・ドンジュン。
イ・ドンジュンが自ら罪を犯す事で、今まで太白が行ってきた裏金など不正の数々が暴かれるように仕向けたのです。
結局シン・ヨンジュはこの写真を利用して、賄賂授受の嫌疑で政府機関の監査官を召喚し調査し、また賄賂を渡した太白の代表イ・ドンジュンも召喚されます。
その事実がマスコミで放送されると、チェ・スヨンは太白を守るために、途端にカン・ジョンイルを裏切ります。
チェ・スヨンはイ・ドンジュンに電話して、「あなたの勝ちよ。明日太白の代表室で会いましょう。
あなたが欲しがる物を渡すから。」と言います。
これにキム・ソンシク記者の殺害自白の動画が公開される危機に陥ったカン・ジョンイルはもうなす術がないと感じ、全てを整理して海外へ逃げようと準備をします。
そしてイ専務に父の報国産業の不動産などの財産整理がどこまで進んでいるか確認しようとして、カン・ユテクが隠し持っていた通帳の中に偶然チェ・イルファンの裏金口座を発見し、父カン・ユテクが関連していることを知ります。
弱みを掴む
そのままチェ・イルファンを訪ねるカン・ジョンイル。
カン・ジョンイルは、「30年前から定期的に入金されている口座があった。チェ・イルファン代表が直接管理した裏金口座だ。」とチェ・イルファンの裏金口座を自分が持っている事を伝え、この裏金口座が公開されれば、太白が潰れると脅迫します。
太白が倒れる事を望まないチェ・イルファンはチェ・スヨンに電話をして、カン・ジョンイルを助けるように言います。
対峙する4人
カン・ジョンイルとチェ・スヨン、そしてイ・ドンジュンとシン・ヨンジュが集まります。
カン・ジョンイルは、「お互いを牽制しあう剣を収めよう。」と提案しますが、イ・ドンジュンは断ります。
すでに父を失った経験のあるシン・ヨンジュは、カン・ジョンイルのやり方を見定めてイ・ドンジュンを守ろうとします。
店を出たシン・ヨンジュはイ・ドンジュンに、「カン・ジョンイルの自白動画は私が必ず手に入れる。
だから、その時まで太白の代表の座は何とか守って。」と言います。
それに、「カン・ジョンイルを審判台に乗せるまで、絶対に代表の座を守る。」と答えるイ・ドンジュン。
その夜チェ・スヨンを訪ねたカン・ジョンイルは、チェ・スヨンのやり方そのままチェ・スヨンに仕返しします。
そして「お互いが必要なモノを持っている男女が同じ部屋を使うのがいいじゃないか。明日顧問団の会議で会おう。」と提案するカン・ジョンイル。
チェ・スヨンを追い込む
イ・ドンジュンは内部監査を受け、カン・ジョンイルに代表を辞めろと言われます。
シン・ヨンジュに会ったイ・ドンジュンは、チェ・スヨンと太白を倒すための対策を考え、悩みます。
そしてチェ・イルファンの裏金口座を追跡していて、チェ・イルファンの義父が牧師をしている教会と裏金が関連がある事を突き止めます。
チェ・スヨンの母ユン・ジョンオクが運んだ金が、実は教会の献金ではなく、太白の裏金だったと知り、シン・ヨンジュはユン・ジョンオクを逮捕し、取り調べをします。
ユン・ジョンオクが独身の時、牧師でユン・ジョンオクの父が当時まだ貧しかった弁護士チェ・イルファンと娘が結婚する事を反対して、教会の祈祷室にユン・ジョンオクを閉じ込めた過去があります。
その時から閉所恐怖症になってしまい、ユン・ジョンオクは取調室にいるのがつらく、チェ・スヨンは善処を求めます。
シン・ヨンジュは、「カン・ジョンイルの自白動画を渡してくれれば、善処する事が出来る。」と言います。
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チェ・スヨンは母を助けるために、チェ・イルファンを訪ね、「カン・ジョンイルの自白動画をシン・ヨンジュに差し出し、母を助けよう。」と言います。
けれどもチェ・イルファンは反対して、「お前の母親はきっと耐えるだろう。」と言い、カン・ジョンイルとの結婚を強要します。
チェ・イルファンは自分と太白が助かる道しか考えていません。
そんな父を見て、失望するチェ・スヨン。
そしてシン・ヨンジュもチェ・イルファンに会い、ユン・ジョンオクがこのままでいいのかと尋ねて、チェ・スヨンと太白に圧力を掛けますが、チェ・イルファンは太白を守る事しか考えません。
プロポーズ
カン・ジョンイルは太白の代表の席に座り、自分の思うままにチェ・スヨンを遣い、太白の名を報国に替え、自分のやりたいようにやると宣言します。
そしてカン・ジョンイルは、「結婚しよう。もう男女の感情はないが。」とつい最近離婚したチェ・スヨンの事情も考えずに、翌月に結婚式を挙げるとチェ・スヨンに命令します。
これに驚くチェ・スヨン。
堪えられないチェ・スヨン
シン・ヨンジュとカン・ジョンイル、そして父チェ・イルファンからも圧力を掛けられたチェ・スヨン。
シン・ヨンジュはチェ・スヨンに、「真実を言えば太白が潰れ、ウソを言えば母親が苦しむ。
私にとってはそんなに難しい問題ではないけれど、ずいぶん長い間悩んでいるわね。」と手厳しい一言を言います。
閉所恐怖症で取り調べがつらい母を見ていて耐え切れず、チェ・スヨンはとうとう母を助けようと心に決め、シン・ヨンジュにカン・ジョンイルの自白動画をメールで送ります。
その動画を確認したシン・ヨンジュ。
顧問団会議で
カン・ジョンイルは太白の顧問団を集めて緊急会議を開きます。
そしてカン・ジョンイルは特殊活動費をもって、イ・ドンジュンを代表の座から降ろして、自分が代表の座に就こうと狙っています。
ちょうどその時シン・ヨンジュはイ・ドンジュンに、「カン・ジョンイルの自白動画を確保した。」と電話します。
イ・ドンジュンは太白の顧問団の会議でカン・ジョンイルが殺人犯であることを告げます。
そしてシン・ヨンジュはカン・ジョンイルを逮捕するために太白に向かいます。
写真出典:sbs.co.kr
あとがき
いよいよドラマの終盤になり、シン・ヨンジュとイ・ドンジュンに追い風となって来ました。
元々はカン・ジョンイルとチェ・スヨンが手を組んでいましたが、だんだん二人の間に亀裂が生じてから、お互いがお互いをいがみ合うようになって、その隙をシン・ヨンジュとイ・ドンジュンが捉えましたね。
イ・ドンジュンもドラマの最初はかなり権力やら地位やらに屈していましたが、今となっては悪を憎む人となって頼もしくなりました。
ドラマもあと2話を残すところとなりましたが、カン・ジョンイルを逮捕しようとシン・ヨンジュが太白に押しかけて来ましたし、これからカン・ジョンイルの真実が暴かれて、無事にシン・チャンホの濡れ衣が晴れるでしょうか。
第15話の視聴率は16.4%でした。
では次回第16話に続きます。
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