第15話でチェ・スヨンがシン・ヨンジュに渡した証拠の動画よって、シン・ヨンジュがカン・ジョンイルを逮捕しに向かいます。
では「耳打ち~愛の言葉~」第16話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://www.kbs.co.kr/drama/chodro/
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<「耳打ち~愛の言葉~」 第16話あらすじ>
写真出典:http://program.sbs.co.kr
キャスト・登場人物はこちら→「耳打ち~愛の言葉~」キャスト
逃亡するカン・ジョンイル
シン・ヨンジュは太白にカン・ジョンイルを逮捕しに行きますが、部屋を開けるとすでにカン・ジョンイルは逃げた後でした。
ソン秘書はシン・ヨンジュに、「チェ・スヨンを利用してカン・ジョンイルを引きずり出せ。」と言います。
カン・ジョンイルが追われている事を知ったチェ・イルファンは、事を仕損じたチェ・スヨンに怒りを覚えます。
チェ・スヨンはチェ・イルファンの言う通りに、「カン・ジョンイルと結婚しなくてはいけないのか。私も閉所恐怖症になったみたいだ。太白なんか早く潰れてしまえばいいのに。」と反論します。
寺に逃げる
その頃、カン・ジョンイルは父カン・ユテクが眠るお寺に向かいます。
カン・ジョンイルは友達のチョ・ギョンホに、「動画を無力化させる方法がないのか。」と怒鳴りますが、チョ・ギョンホは「密航するしかない。」と言います。
一方チェ・スヨンを探したシン・ヨンジュはイ・ドンジュンと一緒に罠を掛けます。
シン・ヨンジュはチェ・スヨンに、「キム・ソンシク記者の殺人事件に関して、ペク・サングに指示した痕跡がある。」と脅迫すると、チェ・スヨンは、「全てはカン・ジョンイルがやった事だ。」とチェ・スヨンは全ての罪をカン・ジョンイルに被せます。
最後の復讐
カン・ジョンイルはお寺でニュースを見て、チェ・スヨンがカン・ジョンイルに不利な陳述をした事を知り、密航する前に最後にチェ・スヨンに会わせて欲しいとチョ・ギョンホに頼みます。
シン・ヨンジュとイ・ドンジュンはソン秘書のアドバイス通りに、シン・ヨンジュを利用してカン・ジョンイルを引き出す事に成功します。
カン・ジョンイルに会いに行こうとしているチェ・スヨンの後を尾行するイ・ドンジュン。
カン・ジョンイルが隠れているお寺まで来ます。
チェ・スヨンはお寺の中に入ると、カン・ユテクをお参りしているカン・ジョンイルに会います。
カン・ジョンイルはチェ・スヨンと向かい合せに座り涙を流しながら、「スヨン、一緒にここを発とう。どうして俺たちはこうなってしまったんだ。お前を捨てた俺、親父を殺したチェ・イルファン代表、俺たち全てを忘れて昔のように暮らそう。」と言います。
チェ・スヨンも一緒に涙を流しながら、「ごめんなさい、私のせいで、キム・ソンシクを殺したんだわ。私がペク・サングを雇わなければ・・・。」と言います。
けれどもカン・ジョンイルの涙はお芝居でした。
カン・ジョンイルがチョ・ギョンホに頼んで会話を録音していたと態度を一変させます。
「俺は涙を流しているのに、スヨン一人だけ笑顔にするわけにはいかない。」とカン・ジョンイルはチェ・スヨンに復讐をします。
裏切り
けれども、チョ・ギョンホはカン・ジョンイルと動画で会話しながら、「実は今の会話を録音しなかった。」と言い、「自分は太白に残りたい。」と言います。
チョ・ギョンホはもうカン・ジョンイルに希望は無いと知り、カン・ジョンイルを裏切ります。
そしてチョ・ギョンホはカン・ジョンイルに、「もうすべてが終わったから、どうか外国に逃げてくれ。」と頼みます。
絶叫するカン・ジョンイル。
追い込まれるカン・ジョンイル
チェ・スヨンはお寺を後にします。
後からお寺を出て来たカン・ジョンイルの前に現れたイ・ドンジュンは、シン・ヨンジュに連絡すると、「5分後には行く。」と言うので、カン・ジョンイルが逃げないように阻止します。
そしてカン・ジョンイルとイ・ドンジュンは殴り合いになります。
倒れたイ・ドンジュンに花瓶で殴ろうとしたカン・ジョンイル。
その時に銃声が聞こえて、花瓶が粉々になります。
そこへ到着したシン・ヨンジュ。
とうとうカン・ジョンイルはシン・ヨンジュに逮捕されます。
カン・ジョンイルの逮捕のニュースが流れると、チョ・ギョンホとチェ・スヨンは自分たちの身も危ない事を予測して、頭を抱えて悩みます。
調査室で
調査室に入るカン・ジョンイル。
「太白の裏金口座を教えて。」とシン・ヨンジュ。
カン・ジョンイルは、「チェ・スヨンを連れて来い。」と要求します。
そしてカン・ジョンイルはシン・ヨンジュに、「チェ・スヨンの手に手錠を掛けたら教えてやる。」と言い、「もしチェ・スヨンが来なければ、痛い目に遭うのはイ・ドンジュンだ。」と言います。
黙秘権を行使するカン・ジョンイルは、裏金帳簿を使って取引をしようとします。
「犯人と取引する事が出来ない。」と断るシン・ヨンジュは、カン・ジョンイルとは関係なくチェ・スヨンの罪を追跡します。
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一方チェ・スヨンの企みでペク・サングと太白に関連する人物はみな口を塞ぎ、調査に協力しません。
これにイ・ドンジュンは最後の手段として収監されている最高裁判長チャン・ヒョングクを訪ねます。
イ・ドンジュンは、チェ・スヨンがチャン・ヒョングクを訪ねてロビー活動をした事実を警察に自然に陳述するように誘導します。
結局、この作戦が功を奏し、チェ・スヨンを逮捕する事になります。
チャン・ヒョングクはシン・ヨンジュに真実を打ち明け、「イ・ドンジュンを必ず捕まえて欲しい。」と頼みます。
これにシン・ヨンジュは複雑な心境になり、イ・ドンジュンの言葉を思い出します。
もう一人の共犯者
チェ・スヨンを訪ねたシン・ヨンジュは、チェ・スヨンを逮捕します。
カン・ジョンイルと並んで調査を受けるチェ・スヨン。
「チェ・スヨンがペク・サングに請負暴力を指示した。」とシン・ヨンジュがチェ・スヨンに言うと、チェ・スヨンは隣のカン・ジョンイルを見ながら、「私ではなくて、カン・ジョンイルさんでしょ。」と言います。
その場に一緒にいたイ・ドンジュンは、「チェ・スヨンがキム・ソンシク記者の殺人事件を主導し、自分はチェ・イルファンの命令に従って請負裁判をした。」と話します。
シン・ヨンジュはチャン・ヒョングクの陳述書を見せながら、「最高裁判長にロビー活動をしたのは、殺人を積極的に隠ぺいしようとした意図があったのではないか。」とチェ・スヨンに言います。
シン・ヨンジュはその場で、チェ・スヨンの手首に手錠を掛け、カン・ジョンイルに「約束を守った。」と言います。
するとカン・ジョンイルはシン・ヨンジュに裏金口座について教えます。
二人一緒に留置場に行くことになったカン・ジョンイルとチェ・スヨン。
チェ・スヨンは涙を流し、カン・ジョンイルは苦々しく笑っています。
協力するイ・ドンジュン
そしてイ・ドンジュンと顔を合わせるシン・ヨンジュ。
シン・ヨンジュは、「あなたも調査を受ける事になりそうだ。」と言います。
イ・ドンジュンは、「もう少し後にずらしてほしい。」と頼みます。
イ・ドンジュンはシン・ヨンジュが調査しやすいように、太白にある全ての資料を準備してシン・ヨンジュに送ると言います。
カン・ジョンイルとチェ・スヨンの逮捕で、太白では100名もの人たちが出国禁止となり、捜査の対象となりました。
これも全てイ・ドンジュンの協力によるもので、最後にイ・ドンジュンの調査だけが残されました。
ニュースでは建国以来の最大のゲートだと連日「太白ゲート」に関する報道が流れています。
チェ・イルファンを訪ねたイ・ドンジュン。
愚かな事だと言うチェ・イルファンにイ・ドンジュンは、「自分はチェ・イルファン代表が行った事のない道を行く。
そしてその火が消えないように常に薪をくべる。」と言います。
母の誕生日を祝う
シン・ヨンジュはイ・ドンジュンの逮捕令状の日にちをイ・ドンジュンの母の誕生日の次の日にしてあげます。
イ・ドンジュンは母がいる療養院へ行き、母親の誕生日を祝ってあげて、全ての事を告白します。
母と一緒に食事をしながら、申し訳ない気持ちのイ・ドンジュンに、「むしろ早く反省して正そうとしている息子が誇らしい。」と励まします。
逮捕されるイ・ドンジュン
翌日、太白を全面押収捜索する警察。
太白の代表室を開けて、「イ・ドンジュンさん、裏金関連及び請負裁判の嫌疑で緊急逮捕します。」とシン・ヨンジュはイ・ドンジュンを逮捕します。
イ・ドンジュンは「弁護士は選任しません。自分の行動を弁護する価値がありませんから。甘く受けます。」と笑顔で言います。
そして自分の罪に気づかせてくれたシン・ヨンジュに感謝を伝えるイ・ドンジュン。
涙を流すシン・ヨンジュを、優しく抱きしめるイ・ドンジュン。
写真出典:sbs.co.kr
あとがき
カン・ジョンイル、チェ・スヨンの逮捕にイ・ドンジュンが貢献しましたが、当の本人イ・ドンジュンまで逮捕されてしまいました。
イ・ドンジュンが自分を犠牲にしなければカン・ジョンイルとチェ・スヨンを逮捕できなかった事を考えると仕方のない事かもしれません。
あまりにも複雑に絡み合った事件でしたが、どうやら出口が見つかるところまでやって来たようです。
次回が最終回。
シン・チャンホの濡れ衣が見事に晴らせるでしょうか。
次回に期待します。
第16話の視聴率は19.2%でした。
では次回第17話に続きます。
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