10月2日(月)～はじまりました、NHK朝ドラ「わろてんか」
第5週、10月31日(火)第26話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.nhk.or.jp/warotenka/index.html
Contents
1. あらすじ 第5週「笑いを商売に」第26話
★キャスト・登場人物はこちら→「わろてんか」キャスト
北村屋の借金を自分が何とかすると決意して、啄子に認められたい藤吉は、キースから儲け話を持ちかけられます。
それからというもの、藤吉は何故か毎日帰りが遅くなります。
その事でこの店は危ないのではないかと女中の間で噂になります。
啄子はそろばんをはじきながら、「暮れも近い言うのに、一向に売り上げが伸びへん。藤吉郎は何をしてますねん。」と呟きます。
使用人は啄子に、お得意さんを天野屋に取られてしまったようだと報告します。
すると北村屋に、天野屋のご寮さんと又八が手土産を持って挨拶にやって来ます。
「本日はこの又八と娘の婚儀が調うたご挨拶に参りました。これは本心ばかりの品でございます。」と天野屋のご寮さん。
「それはご丁寧に。」と啄子。
「又八が来てくれたお蔭でいろいろ助かりました。この不景気の中で潰れる店もぎょうさんありますよってな。」と天野屋のご寮さん。
「のれんを守るためにえげつない事をする店もありますよってなあ。又八さんもよう気い付けて、今度はしっかり勤め上げなはれ。」と啄子。
「ほな、失礼いたします。」と天野屋。
「ご苦労さんでごありました。」と頭を下げる啄子。
天野屋のご寮さんと又八が帰ると、塩を持って来るてん。
使用人は、このままだと天野屋に出し抜かれてうちの店が潰れてしまう、天野屋は一等米に安い米を混ぜて北村屋の半値で売りさばいているという噂もあり、北村屋もそうしたらどうかと提案します。
「北村ののれんにかけて、そんな事は出来まへん。お客さんの信頼を裏切るような事をしたらあかん、それが商いをする者の誇りというもんや。」と強い口調の啄子。
遅く帰って来た藤吉にてんは、「新しいお客さんは見つからはりましたか?」と尋ねると、「相変わらずや。」と藤吉。
そこへ使用人の佐吉が、「お暇をいただきたい。」と言って辞めて行きます。
翌日頼子は遊びにやって来て、この辺りが開発で店と土地を買いたい業者がいるなら、店が潰れる前に売ってしまえばと言い、啄子に「帰れ」と言われてしまいます。
「もらえるものは何もないし、こんな家、どうなっても知らない。」と言って頼子は帰ってしまいます。
「あんたも京都に帰ってええんやで。」と啄子はてんに言いますが、「うちは、帰りまへん。」とてん。
「ほな、勝手にし。へそ曲がりな女中や。」と啄子。
「心配せんでええ。店の事は俺がなんとかするから。」と藤吉。
啄子はがむしゃらになって働き、ますます商売に精進します。
そして啄子は荷車に米を載せて、自ら行商に行くと言いますが、啄子は腰を痛めてしまい、てんが腰を揉んであげます。
「こんな事、昔は慣れたもんやったのに、情けないなあ。」と呟く啄子。
子供の事父親について行商に行ったが、船場は憧れの町だったと啄子。
この船場に店を持つことが一生の夢だった啄子を、この店に迎え入れてくれたのは、北村屋の先先代だったと話します。
そして何としてでもこの北村屋ののれんを守らねばならぬと歯を食いしばる啄子。
藤吉は新たな取引先を探して歩き、帰りに吉蔵の妻歌子が営む一膳飯屋万々亭で吉蔵とキースと話をします。
キースが言う儲け話とは、イギリスで開発されたばかりの「電髪」と言う機械は今で言うパーマの機械で、神戸の倉庫にあって今すぐ現金で買えば安い値で譲ってもらえるとキース。
藤吉がその機械で何するのかと尋ねると、電気で外国のお嬢さんみたいに髪の毛をクルクルにすると説明するキースに、これは日本で当たるでと吉蔵。
「そやけど、こんなもん買う金ないで。」と藤吉。
「そやから、お前の家と土地、担保にして借金するんや。」とキース。
「できるか、そんな事!」と藤吉。
お母ちゃんを見返してやるんやとキースが言うと、その気になる藤吉。
帰宅した藤吉は夜遅くにこっそり地券(明治初期に土地の所有権を示すために明治政府が発行した証券のこと)を握りしめています。
てんが、「藤吉さん。どないしはりました?」と声を掛けると、「いや、なんでもない。おてんちゃんはなんも心配せんでええから。」と藤吉は地券を隠します。
2. あとがき&感想
藤吉は責任感が強いようですが、なんだかあらぬ方向へ気持ちが向いてしまったようです。
藤吉は土地を売ってしまうのではないかと心配ですが、当時のパーマ機は土地を売らないと手に入らないくらい高価なものだったのでしょうか。
それにしても土地がなくなって残るのがパーマ機一台?!
ちょっとヤバいのではないかと思いますが、てんは気づかないのでしょうか。
啄子が知ったら、鬼に変身するどころの騒ぎでは収まらないでしょう。
何やら不吉な予感がします。
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