10月2日(月)～はじまりました、NHK朝ドラ「わろてんか」
第14週、1月5日(金)第78話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.nhk.or.jp/warotenka/index.html
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Contents
1. あらすじ 第14週「みんなの夢」第78話
★キャスト・登場人物はこちら→「わろてんか」キャスト
てんが事務所へ戻ると、風太はイラついています。
「俺はな、乙女組の連中には恋愛禁止と言い聞かせてんねん。
せやのにおトキとあのキースか・・・変な名前や、イチャイチャしてんねん。
そんなんしてたら、示しがつかんさかいや。」と怒る風太。
トキとキースは関係ないとてん。
それより乙女組の初高座を心配する藤吉は、何か物足りないと言います。
すると風太も物足りないと言います。
もっと艶っぽさというか惹きつけるものが欲しいと藤吉。
「それやったら、リリコさんに教えてもらったらどないです?
女優さんやさかい、いいお手本になるんとちゃいますか?」とてん。
風太は安来節乙女組の練習に、
「今日から特別な先生に来てもらった。」とリリコを呼びます。
リリコが現れると、乙女組は有名人だ～と大喜びします。
「私、憧れちょったんです!先生みたいになりないたと。」となつ。
「おべんちゃらはいらん。」とビシッと言うリリコ。
「先生は元々、娘義太夫の売れっ子で、男の客からえらい人気やった。
ちゃんと挨拶せい。」と風太。
そして踊りの練習が始まります。
リリコがじっと見ていると、手を叩いて踊りを止めて、
「からくり人形みたいや。芸の心言うんは、
もっと遊びがないとあかん。」と言って、リリコはとわをちょっと触ると、
とわは倒れてドミノ倒しのようになります。
「なんや、頼りないなあ。急にこけてびっくりしたあ?」とリリコ。
「なんかね、田舎者だと思ってバカにしてるんですか?」となつ。
「通り一遍の踊りやのうて、お客さんがビックリするような事を
やれ言うてるだけや。うちのようになりたい・・・?
あんたらなら100年やってもムリやわ。
立ってるだけで泥臭い匂いがしてきそうや。
嫌やったら辞めてもええんやで。」とリリコ。
「リリコ先生はこういう教え方なんや。ええか、これは仕事や。
遊びではない。もう一回。」と風太。
そして乙女組の女子寮で、乙女たちにメイクをしてあげ、
「おお、ええやな。華やかになってきた。たっぷりつけた方がええで。」とリリコ。
「ほんとにこげなことでええかい?」とあやが呟きます。
「知らんがね。」と都。
不安げな風太の前をキースが無言ですれ違うと、
「おい、待てこら、挨拶なしかよ。昨日どこ行ったんや。」と風太。
「活動写真見て、それから早い晩飯食って帰って来た。
おトキちゃんからなんも聞いてないんか?」とキース。
「はあ?なんで人の色恋沙汰聞かなきゃあかんのや。」と風太。
「お前、おトキちゃんの事、好きなんか?」とキース。
「アホか、お前。俺がおトキの事好きなわけないやろ。
俺は気の強い女子は苦手や。化粧気もないし。」と風太。
するとその会話をトキが聞いていたのでした。
風太は「おトキちゃん・・・。」と息切れしながら声を掛けます。
トキは黙って走り去ってしまいます。
リリコは栞に、「出えへん言うたやろ。なんで好きでもない男と
抱擁せなあかんねん。」と言います。
「その場面は、男と女の愛情の深さを表現するために、
どうしても必要な場面なんだ。」と説得する栞。
「嫌なもんは嫌。イヤやイヤやイヤや!ブーッ。
うちは好きな男としか抱き合うたりせんからな。」とリリコ。
「藤吉君の事か?手の届かない相手を思い続けていても、
仕方がないだろ。」と栞。
「ほな、あんたはうちを抱きしめられるんか?ムリやろ。」とリリコ。
栞は立ち上がって、リリコを抱き寄せて、
「日曜から撮影だ。必ず来るんだ。」と言う栞。
「あんたもだいぶ愛情に飢えてるんやな。こんな台本作らせて。」とリリコ。
栞は帰って行きます。
女子寮では、リリコの厳しい練習に不満を言う乙女たち。
明日リリコに自分たちの意見を言おうと4人。
翌日風鳥亭に来た4人組は、安来節の音が聴こえるで、
舞台を覗くと、てんとリリコが踊っています。
てんとリリコは踊り終わって、思ったより難しいと言います。
てんと藤吉が目を付けてわざわざ大阪に連れて来たのに、
大丈夫だろうかとてんが呟きます。
リリコは、都は踊りが上手いがまじめすぎて、面白味に欠ける、
なつは華があるが、うち上手いでしょの押し売りばかりで可愛げがない、
あやは踊りに気が入っていないのがバレバレ、
とわは自信がなさ過ぎて、見ていてハラハラする、と言います。
それではいいとこなしだとてん。
するととわが荷物を落としててんとリリコにばれてしまいます。
乙女4人組に、「なんや、言いたい事があるんやろ。」とてん。
「リリコさん、教えるならもっとちゃんと教えてごしない。」と都。
「そげだ。」と乙女組。
てんは、「あんたら、甘えるんもええかげんにし。
田んぼで踊ってるのとちゃいますのやで。
これからお客さんの前で踊り見せて、お金いただく芸人さんや。
あんたらにその気構えがないさかい、
リリコさんが厳しゅう稽古つけてくれはるんやろ。
そないな事も分からへんのなら、安来に帰りなはれ。」とてん。
都は、「先生、私らそげにダメですかね。
そげだったら、もう一度稽古をお願いします。」と頭を下げます。
他の乙女組も頭を下げます。
「リリコさん、お願いします。この子らがほんまもんの芸人さんになれるよう、
稽古つけたっておくれやす。」とてんも頭を下げます。
リリコは「こんな事やる気なかったけど、
こうなったらうちも本気出すしかないな。」と言います。
「よろしくお願いします。」と乙女組たち。
2. あとがき&感想
リリコは思ったより古風なんですね。
活動写真の撮影と割り切って仕事をすればいいのにと思いますが、
抱擁シーンをとても嫌がっていましたね。
栞もきっと分からなくはないのでしょうけど、
その撮影がストップすると興行に影響してしまうから、
イラついてしまうかもしれませんね。
そんなリリコが可愛くもありますが、芸の指導には厳しい一面を見せましたね。
娘義太夫をしていたたげあって、芸にはこだわりがあるようです。
私としてはリリコにまた娘義太夫をしてほしいですけど、
破門されたのか?そんなに復帰が難しい世界なんでしょうか。
東京でダメでも、大阪で出来ないのかな・・・。
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