[ガッテン]6/29放送「おろし器」を使った夏オススメのレシピ

家庭に必ずひとつあるおろし器ですが、単におろし器と言っても種類が豊富で食材にあったいろいろな素材や形のおろし器があります。

おろし器の素材で見ると、竹、陶磁器、銅、アルミニウム、プラスチック、ステンレス、セラミックなどがありますし、刃の大きさや形状も様々です。

わが家でもおろし器が登場するのは大根とショウガをおろすくらいですが、これだけ多くの種類があれば、当然食材によって使い分けができて、料理の幅が広がるはずです。

そこで今回のガッテンは「おろし器」SPです。

 

 

まず番組で紹介したのはかっぱ橋道具街にある料理道具専門店の専務で自称「おろし器マニア」の飯田結太さんがコレクションしているおろし器の数々・・・。

なんと100種類以上のおろし器を所有し、お気に入りには名前もついているとか・・・。

そのいろいろなおろし器の種類によっておろした大根の食感が違うそうです。

その食感が5種類

・ふわふわ

・ふわシャキ

・シャキふわ

・シャキシャキ

・ジャキジャキ

に分かれます。

 

スタジオでは、ゲストがこの100種類以上のおろし器の中の20種類ほどを試しに使ってみます。

おろしてそのまま使えるスプーンタイプや表はシャキシャキ、裏はふわふわがおろせるリバーシブルタイプ。

長さがあって早くおろせる15,000円の高級ハイスピードのおろし器などがあります。

 

ところ変わって大和市のいちょう下和田団地の住民の皆さん。

元々なぜかおろせないのと言いつつ時間がかかるけどもったいないと使っていたり、買って2~3ヶ月しか経っていない新しいものなのに体重をかけて力ずくで使うために穴に割れ目があったり、45年愛用しているため刃が擦り減っていたりと、なにかと苦労の多いおろし器がたくさんありました。

家庭にあるそんなおろし器で「夢のような素晴らし大根おろし」を作る方法があります。(45年物はさすがに難しいですが・笑)

 

 

全国で数人となったおろし金職人、勅使河原隆さんが作るおろし金をヒントにわかった

極上おろしの3条件

・手は回す

・細く切る

・キチンと座る

 

これでパウダースノーのようなふわふわの大根おろしができるのです。

江戸時代の料理本から、昔の人は今では想像出来ないようなおろし器の使い方をしていました。

 

<ごぼうおろしの味噌汁>

生のごぼうをおろし、さっと湯通し。そして湯を切ってみそ汁に入れるだけ。

ふくよかな味わいで、コクや香りが立ちます。

なすもおろすことにより、同様の風味や香りが増します。

 

他にもいろいろな食材で試してみると・・・

 

<みかん>

湯通しした豚肉に皮ごとおろしたみかんを包むと、サッパリしておいしい。

 

<ニンジンおろしのせチーズ>

意外な組み合わせがバッチリ合います。

 

<レモンおろし>

焼肉に丸ごとおろしたレモンをのせて食べます。相性抜群!

 

<ニンジンおろしのせ豆腐>

冷ややっこの薬味にピッタリ

 

<タマネギおろし>

マカロニサラダに乗せると大人の味に。

 

<なすおろしポン酢>

ポン酢におろしたなすを入れて、冷やし豚しゃぶのタレとして。

 

夏にぴったりのきゅうりを使ったおろし料理として

<蒸し鶏の青松酢がけ>

きゅうりをおろす前に塩で板ずりして、10秒ほど湯通しします。

色がきれいになって生臭みが取れます。

おろして水切りしたものに、とろみをつけたお酢を混ぜます。

上品なソースが出来上がります。

これを蒸し鶏にかけます。

 

<きゅうりのおろしかげごはん>

おろしたきゅうりに薄口しょうゆをかけてご飯にかけます。

 

<偽メロンジュース>

絞ったきゅうりの汁も捨てずに使います。

砂糖・はちみつ・レモン汁を加えるとなんちゃってメロンジュースの出来上がり。

 

<カンタンおろし朝食>

・トーストに塗るマーマレード

凍らせたレモンの皮を凍っているうちにおろすと、煮た時と同じような状態に。

(手を回さずおろしてOK)

おろした量と同じ分量のはちみつを加えて混ぜれば出来上がり。

 

・サラダにみょうがおろしドレッシング

みょうが1個

レモン汁 大さじ2

サラダ油 大さじ1

コショウ 少々

塩 小さじ1/2

みょうがの根元を持って、葉先からおろします。

レモン汁を加えると赤くきれいな色になります。

そして材料を順に入れて混ぜます。

 

・アスパラおろしスープ(2人分)

生アスパラ下4センチ 3本分

牛乳 300ml

片栗粉 小さじ1(水小さじ2で溶く)

塩 小さじ1/2

コショウ 少々

牛乳を鍋に入れて温めながら、水溶き片栗粉を入れます。

アスパラを長いまま下の方の固い部分を4センチほど回しながらおろして牛乳に入れます。

塩・コショウで味を整えて出来上がり。

(アスパラの代わりに生とうもろこしも可)

 

どれもカンタンですぐに出来るので、是非試してみたいですね。

 

羽田空港国際線ターミナルに行ったら「焼肉チャンピオン」

 

タイミング悪くオバマ大統領が広島訪問をした5月27日、羽田空港で大韓航空機のエンジンが出火するトラブルがありましたが、私も羽田とソウルの金浦空港をよく利用する一人として、見ていてとても怖い事故でしたね。

幸い大事に至らなくてよかったです。が再発防止に努めてほしいです。

 

 

ところで、私は6年間韓国に住んでいたのですが、特に最近は韓国から日本に行ってまた韓国へ帰るという往復でしたので、羽田空港では特に複雑な思いが重なり合う場所でもあります。

個人的に乗り物が苦手なので空港では緊張した時間を過ごし、飛行機がもし揺れたら機内食もろくに食べられないかもしれないという心配から、飛行機に乗る前に空港で必ずランチを食べておくようにしています。

2010年10月に国際線ターミナルがオープンした直後の空港は、たいへん混雑していてレストランはどこも列をなして待ち時間が長い中、待たずに入れるお店を発見したのですが、それが「焼肉チャンピオン」というレストランでした。

また11ヶ月間韓国に住むというのに韓国料理かと笑われそうですが、日本の韓国料理ですから、本場とはまた違ってとてもおいしいのです。

それに店の前にはエベレスト登頂した三浦雄一郎さんのサインが書かれたポスターが立て掛けてあり、なんだかパワーが付きそうです。

ここで必ず注文するのが

焼き肉ビビンバ(スープ付き)1380円

カルビ塩クッパ(キムチ付き) 1000円

ですが、味にうるさい家族が本場で食べているビビンバよりおいしいとハマってしまい、

毎回羽田空港を利用する度に恒例になっています。

焼き肉専門店なのでビビンバに乗っているプルコギが気に入ったようです。

クッパというメニューは韓国では見受けられないのですが、それはチゲなどの汁物に

ご飯を入れて食べればそれがクッパになるので、何でもそのような食べ方をする韓国では特にクッパというメニューはありません。

話しを戻して、韓国にはないこのクッパが飛行機に乗る前の緊張感の中でも、のどごしがよく食べやすいので毎回好んで食べます。

結局は比較的揺れの少ない安全なフライトで、安心して機内食もしっかり完食してしまうのですが(笑)

 

新大久保コリアタウン ペクシェフのセマウル食堂にて

つい最近まで韓国に住んでいた影響で

懐かしくなるのが韓国料理

そこでコリアタウンのある新大久保へ。

2002年のワールドカップの前から通っていましたが、今回は10年ぶりとなります。

その間韓流ブームに始まり、盛り上がった後の変化も含めて

色々な話を聞いてはどうなったのかと気になりまして・・・。

以前あったお店は消え、新たな店が現れ・・・以前とはお店がずいぶん入れ替わりました。

コリアタウンのシンボルとも言えるレストラン「大使館」が無くなっていたのは、とても驚きです。

この店の駐車場に大型モニターが設置され

サッカー観戦のために真っ赤なサポーターで埋め尽くされたのを思い出します。

 

 

話を戻して、この日のランチは迷いましたが駅から近いという事でセマウル食堂へ。

ここはペク・チョンウォンというシェフがオーナーなんですね。

韓国で今一番人気の料理研究家で、テレビをつけるとペクシェフが出ていない日がありません。

実際の韓国の食堂とは違い、色々なメニューが楽しめますね。

(追記しますと、外国人向けの食堂では色々なメニューが取り揃えてありますが

たいていの現地の食堂では特化したメニューで販売されています。)

お店のオススメメニュー豚バラ肉を注文。

この豚バラ肉はメニュー写真には載っていない激辛コチュジャンが

これでもかと肉にかかって出てきました。

現地でもこんなに辛いの食べた記憶がない・・・かも・・・。

セマウル食堂 新大久保店 焼肉

あっという間に平らげてすぐに追加で注文、辛くない豚トロ、海鮮にらチヂミ

この日のヒットは「味付け豚の皮」

コラーゲンたっぷりでコリコリとした触感に魅せられてしまいました。

何でしょう、この不思議な感覚・・・。正直食べ足りないです。

そして意外というか、明らかに期待していなかった美味は「海苔入りおにぎり」

セマウル食堂 新大久保店

セマウル食堂 新大久保店 おにぎり

ご飯に韓国海苔、たくあん、マヨネーズ、ごま油などを混ぜて

自分で握って食べるのですが、見た目が良くないのに味が絶妙にいいですね。

自分の家でカンタンに作れそうですが、ナゼか・・・勇気がいります(笑)