第13話で相変わらずキム・ミプンはイ・ジャンゴと
「兄妹」として仲の良い姿を見せました。
そしてイ・ジャンスとチョ・ヒラは親の反対を押し切って
結婚しようと強引な態度を取り、マ・チョンジャと縁を切ってしまいました。
パク・シネは自分を良く見せようとあれこれと作戦を実行して、
チョ・ヒドンとの関係を築いています。
それぞれどのような展開になるでしょうか。
では「吹けよ、ミプン」第14話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:stylus
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<吹けよ、ミプン 第14話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/cast/
キャスト・登場人物はこちら→「吹けよ、ミプン」キャスト
婚姻届
イ・ジャンスとチョ・ヒラは家族に婚姻届を見せます。
チョ・ダロはその婚姻届を見て驚き、マ・チョンジャは
「こんなの詐欺だわ。認めないわ。」と嘆きます。
チョ・ダロは「どうしてこんな事するんだ?
お父さんに一言の相談もなしにこんな事するのか。」と
裏切られた気持ちでいっぱいになります。
チョ・ヒラは「そうじゃないの。がっかりさせるつもりじゃないの。
初めて愛する人が出来たのに、お母さんが認めてくれないし
無視して反対するだけだから、こうするしかなかったの。」と言って泣きます。
ファン・クムシルとイ・ナミ、タルレは二人を
イ・ジャンスとチョ・ヒラを受け入れる事にします。
ファン・クムシルはマ・チョンジャの態度に腹を立てますが、
「蝶よ花よと育てた娘の親の立場としては
気が狂いそうでしょうね。」とイ・ナミ。
そしてタルレは「私たちまで追い出したら行く所もないだろうし・・・。」と言います。
チョ・ヒラはとめどもなく涙を流します。
そして「私が意地を張って婚姻申告したせいで
ジャンスさんまで色々言われてごめんなさい。
後悔の涙じゃなくて、家族に迷惑をかけてしまって悲しい。」と
イ・ジャンスに話します。
突然の客
イ・ジャンゴは仕事の関係で寄った事務所と同じビルに
キム・ミプンの職場があると知り、事前に連絡もなく突然
キム・ミプンの職場を訪ねます。
「どなたですか?」とキム・ミプンの職場の先輩。
「キム・ミプンの兄です。」とイ・ジャンゴが自己紹介します。
「そうですか。」と職場のみなさん。
「ちょうど近所に用があったので、挨拶がてら寄らせていただきました。
これからも妹をよろしくお願いします。」とイ・ジャンゴ。
「心配しないでください。ミプンさんは良くやってくれていますよ。
ところで、実のお兄さんではないようですね。
苗字が、キムさん、イさんですね。」と先輩。
「はい、実の兄ではなく友人の妹ですが、
よろしくお願いします。」とイ・ジャンゴ。
「ところでキム・ミプンさんは北朝鮮から来られたのに、
ミプンさんのお兄さんとどうやって知り合ったんですか。」と同僚。
「また機会があったらゆっくりお話ししますね。
みなさんのお時間を割いてしまってそろそろ失礼します。」と言って
名刺を差し出して「何かお困りのことがあればいつでも
ご連絡ください。」イ・ジャンゴ。
「差し入れのコーヒー、ありがとうございます。」と職場の先輩。
「わあ、ミプンさんのお兄さんは弁護士なんですね。」と言う同僚に、
「はい、そうです。」と答えるキム・ミプン。
「正直に答えてね。本当はお兄さんじゃなくて、彼氏?」と同僚が尋ねると、
「いいえ、兄妹の仲なんです。」とキム・ミプン。
「じゃ、コーヒー飲みながら楽しくお話しましょ。」と先輩。
公園で
「一言で整理すると、何の考えもなく過ちを犯したわけじゃ
ないんだな。」と問うチョ・ヒドン。
「はい、お兄さん。私は心からヒラさんを愛しています。」と答えるイ・ジャンス。
「愛しているだと?もしうちのヒラが涙を流すようなことがあったら
またここに来るからな。」とチョ・ヒドン。
「ここに来るような事は2度としません。
約束します、お兄さん。」と怯えるイ・ジャンス。
そして隣で泣いているチョ・ヒラ。
「チョ・ヒラ。どちらにしてもお前がお父さんお母さんの前に
過ちを犯したんだから、土下座してでも謝れよ。」とチョ・ヒドン。
「分かった。」とチョ・ヒラ。
「じゃ、俺は帰る。」とチョ・ヒドン。
「お兄ちゃん、私幸せに暮らすから心配しないで。ごめんね。」とチョ・ヒラ。
喫茶店で
マ・チョンジャとファン・クムシルが喫茶店で話をします。
「人は道理にかなった生き方をしなくちゃ。
あんたの息子も家の娘も年だけは大人だけど、
何も分からない世間知らずでしょ。
だからあんな事になっちゃったし。
このままで二人は幸せになると思う?」とマ・チョンジャ。
「だから私たちが支えてあげなきゃだめでしょ。」とファン・クムシル。
「何言ってるの、そもそも過ちから始まった事なのに。
こんなの道理じゃないのよ。」とマ・チョンジャ。
「じゃ、どうすればいいの。」とファン・クムシル。
「うちのヒラを追い出すとか。二人が別れられないとか言ったら、
追い出しちゃってよ。」とマ・チョンジャ。
「子供たちをうちから追い出せって?」とファン・クムシル。
「うん、二人とも無職なんだから何日ももたないわよ。
追い出してくれたら、後は私が何としてでも別れさせるから。」とマ・チョンジャ。
「それじゃ、別れさせろって事なのね。」とファン・クムシル。
「そうよ、まだ婚姻届書いたばっかりなんだから、
インクが乾かないうちに別れさせなきゃ。」とマ・チョンジャ。
「マ・チョンジャ、あまりにもひどいわね。
両家が認めた結婚ではないけど、それでも法的には夫婦なのよ。
離婚がそんなに簡単な事なの?私には出来ないわ。」とファン・クムシル。
「ファン・クムシル、今になって本性を現したわね。」とマ・チョンジャ。
「何ですって?本性?!」とファン・クムシル。
「そうよ本性!子供たちが婚姻届を出したからって
嬉しいんじゃないでしょうね?
そんなこと夢にも思わないでちょうだい。
二人が離婚しないなら、縁を切るわよ。」とマ・チョンジャ。
とうとう怒ったファン・クムシルは、
オレンジジュースをマ・チョンジャにかけ、
「本当にあんたはそれでも親なの?
離婚させるのが道理なの?
私は子供たちを離婚させないから。
あんたが捨てた娘は、私の娘と思って引き取るから。
あんたは財産をうんと譲り受けたら、
腹いっぱい食べて暮らせばいいでしょ。」と言って帰って行きます。
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帰り道
そして仕事帰りにキム・ミプンの職場に迎えに来るイ・ジャンゴ。
「今日はどうしたんだ。いつもは嫌がって車に
乗らないのに。」とイ・ジャンゴが言うと、
「早く出発してください。」とキム・ミプン。
「どうした?誰か追いかけて来るのか?」とイ・ジャンゴ。
「まず出発してください。」とキム・ミプン。
車を走らせながら、「どうしたんだよ?」とイ・ジャンゴ。
「だって、お兄さんと一緒にいると、
職場の人たちが誤解するから困る。」とキム・ミプン。
「なんだよ、そんな事か。兄だって言えばいいじゃないか。」とイ・ジャンゴ。
「言われなくてもそうしてますよ。
それより、自分だって誤解するじゃない。
どんな仲なんだ?って。」と嫌味っぽく言うキム・ミプン。
「そんな事に気を遣うのか。分かった。
お兄ちゃんが明日お前の職場に行って兄だとハッキリ言ってやる。」とイ・ジャンゴ。
「結構です。」とキム・ミプン。
「何だよ、誤解されないように言ってやるのに。」と
イ・ジャンゴが言うと、「何回言ってもらってもダメでしょう。
もし私がお兄さんとの噂でお嫁に行けなかったら
責任取ってくれるんですか?」とキム・ミプン。
「そうだな、責任取ってやる。」とイ・ジャンゴ。
「責任、取るですって?」とキム・ミプン。
「うん、責任取って、お兄ちゃんがいい男見つけてお嫁に行かせてやる。
世の中に俺みたいなお兄ちゃんがどこにいる?」とイ・ジャンゴ。
「分かった・・・。とってもありがたいですね。」と
半分呆れて怒っているキム・ミプン。
「ありがたいなら、俺に良くしろよ。」と言うイ・ジャンゴに、
「全くこんなに鈍くて女の気持ちも分からないで、
どうやって弁護士の試験に合格したのかしら?」と心の中でつぶやくキム・ミプン。
「女の気持ちも分からない鈍いお兄ちゃんは情けないけど、
そのお兄ちゃんの事を好きな私も情けないわ・・・。」とため息をつくキム・ミプン。
下見
チョ・ヒドンの母がマ・チョンジャだと分かったパク・シネは、
マ・チョンジャに接近します。
マ・チョンジャが自宅前に車を停めて降りると、怪しい男が近づいて来ます。
マ・チョンジャが「どろぼう~~~っ!」と叫んでいると、
パク・シネが現れて、「どろぼう~~~っ!」と叫びながら、
ハンドバッグで泥棒を叩きます。
「大丈夫ですか?ケガはありませんか?家はどこですか、
一緒に行きましょうか。」とマ・チョンジャを支えて家まで送るパク・シネ。
庭に入ると「お母さん~!」と母を呼ぶマ・チョンジャ。
その庭を物色するパク・シネ。
「ひったくりに遭ったのをこのお嬢さんが助けてくれたの。」とマ・チョンジャ。
「あんたが助けてくれたのかい?」と尋ねるチョン・クィオクに、
「助けたなんて。声を出しただけです。
私がバッグで叩いたら、何も取らずに逃げて行きました。」とパク・シネ。
「それはありがとう。ちょっと家に上がって行きなさい。」とチョン・クィオク。
「いいえ、用があって通り過ぎたので・・・。」と遠慮するパク・シネ。
「うちの娘を助けてくれたのにただ帰るだなんて。
入りなさいよ。」とチョン・クィオク。
「そうよ、お礼をしなくちゃいけないのに。」とマ・チョンジャ。
「本当にいいんですよ。当然の事をしたまでです。
さっきは本当に驚いていたみたいで。
気を付けてください。さようなら。」とパク・シネ。
そう言って別れた途端、表情を変えるパク・シネ。
「お嬢さんがあんなに勇敢だとは。」と言うチョン・クィオクに、
「なかなか可愛い顔してたわよ。」とマ・チョンジャ。
そして「ヒドンが出てこないところを見ると、
家にはいないみたいだわ。
どうなっているのかしら。
私の顔、忘れないわよね。
私がいずれ住む家、下見出来たわ。」とパク・シネ。
傷心するキム・ミプン
キム・ミプンはロゴのコンテストの賞金1.000万ウォンが手に入り、
借りのあるファン・クムシルに少しでも返そうとしますが、
ファン・クムシルは気に入らずキム・ミプンの事を
「ゴマを擦るつもりなの?保証金が戻ったら、
すぐに出て行って。」と軽蔑する言葉を吐いてキム・ミプンは涙を流します。
イ・ジャンゴはファン・クムシルに
「キム・ミプンにもっと良くしてあげて。」と言ってお願いしますが、
涙を流すキム・ミプンに対して申し訳ない思いが沸きます。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/clip/
あとがき
今までもイ・ジャンゴにとってキム・ミプンは妹のような存在でしたが、
今回でイ・ジャンゴの気持ちがハッキリと分かってしまったようですね。
キム・ミプンがお嫁に行かれなかったら、
イ・ジャンゴが責任を持ってお嫁に迎えてくれるのかと思いきや、
「いい男を紹介してやる。」と言っていましたから(笑)
正直ここまで言われたら、もう諦めると言うよりは男として
見ない方が良さそうですけど。
でも、仕事帰りに迎えに来て待っていてくれたり、
傷ついたキム・ミプンをかばってくれたりと、
優しくて頼もしいんですけど、それも「兄」として当然の事と思わないとですね。
そしてパク・シネは虎視眈々とチョ・ヒドンを狙っているようですが、
その作戦は上手く行くのでしょうか。
本当にキム・ドクチョンの財産がマ・チョンジャやチョ・ヒドンたちに
譲り受けられるのでしょうか。
もし、そうでなかったと知った時にパク・シネはどうするのか・・・
ちょっと先走って早まってますが気になります。
第14話の視聴率は12.8%でした。では次回第15話に続きます。
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