夏本番、暑いと食べたくなるのがかき氷
お店で食べるかき氷はふわふわとお口でとろけて美味しいですね。
このふわふわのヒミツはまさにブロック氷をカンナで薄く削ることにあるのですが
おうちでもカンタンにお店のようなふわふわかき氷を作れたら嬉しいですね。
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Contents
まずは色々な国で食べられているふわふわかき氷を紹介します。
台湾かき氷
わざわざ台湾に行って食べたいというほど人気なのが「台湾かき氷」
最近は日本に進出している台湾のかき氷店が増えています。
台湾で定番なのはマンゴーかき氷です。
お店によってトッピングに個性がありますが、マンゴーのジュースを凍らせて作った氷と
マンゴーの果肉にマンゴーピューレがかかっていて、マンゴーづくしの贅沢なかき氷です。
韓国かき氷
韓国語では「パッピンス(小豆かき氷)」と呼ばれて、
近年の温暖化とともに年々人気が上昇しています。
名前の通り定番メニューは小豆ののったかき氷ですが、韓国では小豆だけでなく
キウィ、バナナ、いちご、マンゴーなどの色とりどりの果物や
白玉やナッツ類、練乳やきなこなどの豊富な種類の具材がのったかき氷が人気です。
韓国のかき氷店も日本に上陸して話題を呼んでいます。
タイかき氷
やはり1年を通して暑い国でははずせないスイーツで「ナムケンサイ」と呼ばれています。
かき氷の上にのせるトッピングは数十種類もあり、専門店の中には
クコの実、銀杏、レンコン、蓮の実などの漢方定番の食材もあります。
甘いシロップやココナッツミルクをかけて食べます。
ふわふわかき氷を作る前に
まず、ふわふわのかき氷を作るために必要なのが「透明な氷」です。
氷はみな透明だと考える方もいらっしゃると思いますが、
家庭で作る氷は白く濁った部分ができてしまいます。
この濁りは水が氷るときに水に含まれている空気が気泡となって凍ったものや、
水道水の塩素、ミネラルウォーターのカルシウムなどの不純物が濁りとなります。
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透明な氷を作るには
そこで、水道水を使う場合はまず沸騰させて不純物を減らします。
ミネラルウォーターを使う場合はミネラルの成分が少ない軟水タイプのものを使います。
そして形も通常の製氷皿ではなく、かき氷用のなるべく大きい形の氷を作ります。
不純物をなるべく取り除いて氷を作るのがポイントです。
ゆっくり凍らせる
家庭用の冷凍庫の温度は-20℃くらいで一気に凍らせますが
製氷会社などの氷は-10℃でゆっくりと凍らせる事で透明な氷ができます。
家庭の冷凍庫で透明な氷を凍ららるために使うのが「砂糖」です。
水200CCに対して砂糖大さじ3の割合で混ぜます。
砂糖を入れることで凝固点が下がり水が凍る時間化かかるので、
キメの細かい透明な氷ができます。
ガッテンで紹介した天然氷とは
天然氷には縦と横があって
縦に置いて削るときはふわふわになり
横に置いて削ると繊維が切れてしまい
ふわふわになりません。
天然氷のような透明な氷を準備するために
登場したのが「電子レンジ」
●普通に凍らせた氷は
刀で切っても真っ二つに切れない
●普通に凍らせた氷を電子レンジで温めた後
刀で切ると真っ二つに切れる
この二つの違いはなんと「氷の固さ」
電子レンジを使うことで天然氷と同じ状態の
柔らかい氷になり
削った時になめらかでふわふわになります。
天然氷のような氷の作り方
①氷を電子レンジ600Wで30秒温めます。
そして
②表面全体がぬれるまで放置(3~5分)します。
※ふわふわかき氷は頭キーンがこないので
食べやすいです。
※水の1/10程度の砂糖を入れて凍らしても
柔らかい氷になります。
カンタン手作りシロップ
基本の白みつ
砂糖250g、水100ccを透明になるまで強火で煮詰めます。
冷ましたらできあがり。
バナナミルク
バナナ大1本、牛乳100cc、白みつ230gを
ミキサーにかけます。
コーヒーバナナ、ココアバナナなどにアレンジしても
美味しく召し上がれます。
しょうがシロップ
しょうが汁20g(チューブでも可)、白みつ150gを
良く混ぜます。
いちごミルク
いちごジャム150g、牛乳75ccを良く混ぜます。
さっそくご自宅でもふわふわかき氷にチャレンジしてみてくださいね♪
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