2017年11月11日〜2018年2月3日
MBCで放送の土曜ドラマ
「カネの花」
地獄でさえも利潤を出さなければ悪魔のような資本主義の時代。
カネが神のごとくこの世を制圧しているが、人の純情がカネに打ち勝つファンタジーを信じたい。
お金を支配しているつもりが、実はお金に操られている人間・・・。
お金に忠誠を尽くし、お金を守るためなら命を捧げる。
そんな人間が転落せずに、お金との闘いに勝てるのか、人間として堂々と立てるのか、応援しようじゃないか。
では「カネの花」キャスト・登場人物とあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.imbc.com
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Contents
1.あらすじ
チョンアグループ戦略企画室法務チームの常務カン・ピルジュは、チョン・マルランの息子チャン・ブチョンの身代わりとして刑務所に入る。
カン・ピルジュは高校の時チャン・ブチョンと接触事故で初めて出会い、ウソの供述により刑務所に入れられた事を思い出す・・・。
2.人物相関図
3.キャスト(登場人物)
(1) カン・ピルジュ(강필주)役 チャン・ヒョク(장혁)
37才。チョンアグループ戦略企画室法務チーム常務。弁護士。
迅速な頭の回転と正確な業務処理能力を持っている。
秀麗な顔立ち、明るくも堂々とした笑顔、素敵な体格のおかげでチョンアグループの孫と間違えられる。いや、彼はチョンアグループの孫とも言える。
世間がまだその事を知らないだけだ。その秘密を隠したままチョンア家に入り、チョンアグループの中核キーマンとなった。
今となってはカン・ピルジュがいないチャン・ブチョンは、またはチョン・マルランは存在するのが難しい状況である。
(2) ナ・モヒョン(나모현)役 パク・セヨン(박세영)
35才。環境活動家。中学校期間制科学教師。全国少年体育大会水泳金メダリスト。
生まれた時、目鼻立ちがずば抜けてキレイで足蹴りも力強く、唯物論者の父ナ・ギチョルが神に感謝をささげたとか。
他人の言うことをよく聞き、お酒が好きで、よく笑い、よく遊ぶ。
プライドが高いとよく言われると、父親に似ているからだと答える。都市とビルの間では方向オンチであるが、自然探査に行けば東西南北を自由自在に闊歩する人間コンパス。
(3) チャン・ブチョン(장부천)役 チャン・スンジョ(장승조)
37才。財閥3世。チョンアグループ創業者チャン・クックァンの長男の長男。
退屈な時計算してみると、いくらお金をたくさん使っても、自分の目の前にある財産を全て使い切れずに死ぬという計算が出た。
楽しむ女性はいつもあふれている。あふれる女性のせいで、「限界効用逓減の法則」に基づいて、満足感がますます少なくなり、簡単に飽きが来て、不本意にも浮気者になったと主張する。
このようにお金と女性、楽しむことができる力まで完全に持ち合わせているが、母がいつも台無しにする。叔父に奪われたグループ会長の座を必ず奪うと。会長の座に関心がないと言いたいが、そんな事はできない。
(4) チョン・マルラン(정말란)役 イ・ミスク(이미숙)
59才。チョンアグループ総帥チャン・クックァンの長男の嫁。チョンア財団(福祉財団、文化財団を統合)理事。
日帝時代、総督府高官を務めた父は、大韓民国政府樹立後華麗に変身して、経済府長官をあまねく務めた。
末娘であるマルランをチャン・クックァンの嫁として送った後、チョンアグループに無限の事業資金を融資する。
チョンアがこのように成長できたのは、自分の父親の影響が一番大きいので、最終的にチョンアグループは、自分のモノという確固たる考えを持っている。
(5) チャン・クックァン(장국환)役 イ・スンジェ(이순재)
89才。チョンアグループ創業者。
光復節後、チョンア物産を立てて朝鮮戦争を経て、特有の強引さと迅速な目利き、正確な計算能力でチョンアグループの基礎を築いた。
戦争や企業間の競争で生き残るために、善悪の見境なく何でもやって育てたチョンアグループは、子供よりも大切な分身である。
誰にでもむやみに譲る事ができないが、この人物だと思う者がいないのが恨だ。
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(6) ユン・ソウォン(윤서원)役 ハン・ソヒ(한소희)
35才。チョンアグループ本社ロビーデスク職員。
ある日、いつものようにチョンアのデスクで働いて帰宅するソウォンに、ブチョンが近づいて来て親しいフリをし、一緒に食事をしてお酒も飲んだ。そうしてブチョンとの出会いが始まった。
その前に恋愛は何度かしたが、きちんとした恋愛ではなかったソウォンに、ブチョンとの出会いは、十分にときめいて楽しかった。
もちろん、彼の隣で味わう極上の、最高のすべてのものも、そのトキメキと楽しさの一つであり、その楽しさがずっと続くといいのに。
(7) チャン・ヨヌ(장연우)役 ムン・ユビン(문유빈)
32才。チャン・ブチョンの妹。
チョンアグループお姫様の座を蹴って出て、そのタイトな医大予科、本科、インターン、レジデントまですべて忠実に終えて現在外科フェロー2年目。
祖父クックァンと母マルラン、叔父ソンマン、そして兄ブチョンといとこのヨチョンのチョンアをめぐる戦争を見て、早くから自分はその戦争に絶対に巻き込まれないと決心した。
また、チョンアの力と金が届かないところで、自分のスキルだけで認められて、自分の人生を生きたかったので、血液恐怖症を克服して医師になった。それに対する自尊心、達成感が大きい。
(8) チャン・ソンマン(장성만)役 ソヌ・ジェドク(선우재덕)
60才。総帥チャン・クックァンの次男。チョンアグループ会長。
生来の猛獣の嗅覚と爪を研いで偽装する。会長になってから、グループを10倍以上に育て、現在のチョンアは自分のモノだと思っている。
当然息子チャン・ヨチョンに譲るのだが、会長の座がブチョンのモノだというマルランの主張はこじつけであり、へ理屈である。
マルランがナ・ギチョルを大統領にし、その威力を利用して父チャン・クックァンを動かそうという計画を知って、決定的な瞬間に妨害する。
(9) パク・ソンギョン(박선경)役 シン・ヨンジン(신영진)
56才。チョンアグループ会長チャン・ソンマンの妻。
チョン・マルランと共にチョンア財団常務取締役を務めている。大学を放棄して出場したミスコリア大会でミス善に当選。
チョンア食品広告モデルを少しした縁でソンマンと恋愛結婚した。
芸能界や花柳界と違うところがないと思うマルランから、たくさん蔑視された。
息子ヨチョンを結婚させる時の嫁家を入念に調べて、保守言論社ハンミン日報社長の娘であるイ・ヒョンジュを迎え入れた。
(10)チャン・ヨチョン(장여천)役 イム・ガンソン(임강성)
36才。チャン・ソンマンの息子。
ブチョンを踏みつけてチョンアグループの会長になることが、地上最大の課題。
チャン・ブチョンより若いが、英才教育を受けて昇級して同じ学年である。
チャン・ブチョンが全校最下位の時、いつも全校一位だったが、カン・ピルジュという奴が現れてから、チャン・ブチョンが狂ったように勉強をし、ヨチョンを抑えて一位になった事がある。
その後、チャン・ブチョンよりカン・ピルジュをより警戒するようになった。
(11) イ・ヒョンジュ(이현주)役 ユン・ソニョン(윤선영)
35才。チャン・ヨチョンの妻。保守言論社ハンミン日報社長の娘。
チョンアグループ会長夫人の座をナ・モヒョンと争わなければならな状況が、耐えられず嫌いだ。
(12) ハン・ウンシム(한씨)役 イ・ハンナ(이항나)
49才。チョンア本社の秘書として働いていた高卒出身タイピスト。
結婚して辞職し、子供を産まず、離婚されたが、偶然総帥クックァンの目に留まり、チョンア本社に秘書として復帰した。
総帥チャン・クックァンの進出からすべてを手伝い、いつからか総帥クックァンの寝室を温めてあげる同居人になっていた。
マルランに多くの虐待に近い屈辱を受けたが、マルランは嫌いながらも不思議とマルランの側のピルジュには、優しく接し情報を与える。
(13) ナ・ギチョル(나기철)役 パク・チイル(박지일)
60才。保守与党の実力者。次期大統領候補。4選国会議員。
若い頃、社会主義革命のために独裁に抵抗し、労働運動に飛び込んだ。
そうするうちに旧ソ連の崩壊に衝撃を受けて、深い苦悩の末、ソ連が革命には成功したが体制変化には失敗したという結論を下す。
以後、労働運動をやめて家族を連れて、スウェーデンの福祉研究財団に行き、先進福祉政策を勉強した。
革命主義者から保守与党議員という劇的な変身で非難と批判をたくさん受けたが、誠実な議政活動で能力のある政治家という評判を受ける。
(14) ペ・ジョムソン(배점선)役 チュ・グィジョン(추귀정)
57才。ナ・モヒョンの母。食堂経営。
仁川工業団地縫製下請け業者の裁縫師であった。
ナ・ギチョルの労働運動組織に包摂されて、社長が満腹になればなるほど労働者は空腹になるという矛盾をぶち壊そうと、労組設立闘争をした。そんな中でナ・ギチョルと恋に落ちて結婚した。
夫が与党国会議員になって悪口を言われた時、夫の心を知っているただ一人の人間が自分だという満たされた自尊心を持って夫を応援した。
食堂を開いて、夫が家庭に気を遣わないように内助する。
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(15) ナ・ドゥヒョン(나두현)役 タン・ウ(단우)
28才。ナ・モヒョンの弟。
自由にさまよい、やりたい事はすべてやるボヘミアン、ヒッピー。
父ナ・ギチョルの高い理想と母ペ・ジョムソンの温かい感性に似たが、勉強の頭がついていかず、現在では「自由で公正な社会を夢見る良心的な近所の叔父さん」である。
モヒョンとの年齢差があるが、長年様々な経験でモヒョンに率直に相談に乗り、母ペ・ジョムソンの店の仕事を助ける。
(16) パク・ヨング(박용구)役 リュ・ダム(류담)
30才。ヤンスリのビル・ゲイツ、ピルジュの義弟。カピョン古物商社長の息子。
資源回収の山で生まれ育ち、中学校から勉強するのがつまらなくなり辞めた。
古物商に出入りする色々な物を解体、組立して遊んでいたところ、電子機器博士となった。
ピルジュが仕えるチョンア家の娘チャン・ヨヌを見て一目惚れ。中学中退に古物商の息子であるパク・ヨング。どうせ結婚できないなら、お互い気軽に飽きる時まで恋愛しようとヨヌに提案する。
(17) オ運転手(오기사)役 パク・ジョンハク(박정학)
62才。オ・ギピョン、チョン・マルランの影であり、個人運転手。
チョンア家の大邸宅の暮らしに責任を持つ総務であり、執事であるが、マルランの個人運転手の役割をするため、みなが「オ運転手」と呼ぶ。
マルランの実家で代々継いで運転手の役割をしていた家の息子、マルランが嫁に来た時に、個人運転手として連れて来た。
だからマルランと接する時はひと際礼儀正しく、儀式と形式に縛られているが、カン・ピルジュとは冗談も交わしながら親しく接する。
(18) イ・チョンデク(이천댁)役 ホン・ギョンヨン(홍경연)
58才。チョンア家のキッチン責任者。
マルランの実家で十代後半から働き、マルランと共にチョンア家について来た。
チャン・クックァンが望むなら豚のスンデをさっと作る程仕事が早く、出来ない料理はない。
チャン・クックァンが服用する10億ウォンの山人参の根を桔梗の根のように切って平気で食べる。
(19) ヤン補佐官(양보좌관)役 クォン・ヒョク(권혁)
45才。ナ・ギチョルの腹心であり、熱烈な支持者。
(20) アン秘書(안비서)役 キム・ジソン(김지성)
39才。マルランの秘書。
黙々としてじっくりとマルランのそばを守って20年が経つ。
(21) ウ社長(우사장)役 チョン・ジンギ(전진기)
60才。チョンアグループのコントロールタワーである戦略企画室室長、役職は代表取締役社長。
自分よりもはるかに若いカン・ピルジュがはびこるありさまが本当に不満であるが、絶対表には出さない。
(22) ハ検事(하검사)役 ホン・ヒウォン(홍희원)
40才。ピルジュの研修院同期。ソウル中央地検検事。
(23) マ記者(마기자)役 キム・ドンヒョン(김동현)
40才。テサン日報記者。
(24) ペ・グァンチュン(배광춘)役 パク・ソヌ(박선우)
45才。ピルジュが17才の時、兄として仕えたカピョンの近所のチンピラ(当時25才)
(25) ユ・ジョンヒ(유종희)役 ユ・ヒョンジュ(유현주)
29才。モヒョンの大学サークルの後輩。
モヒョンと渡り鳥探査隊の引率ボランティア活動も一緒にする。
(26) キム・ギョンホ(김경호)役 ハ・ギョン(하경)
29才。モヒョンの大学サークルの後輩。ジョンヒの同期。
(27) 子役カン・ピルジュ(아역 강필주)役 チョ・ビョンギュ(조병규)
(28) 子役チャン・ブチョン(아역 장부천)役 チェ・サンウ(채상우)
(29) 子役ナ・モヒョン(아역 나모현)役 キム・ジミン(김지민)
(30) アン・ホギョン(안호경)役 チョン・ソヨン(정서연)
ピルジュの母。
(31) 7才ピルジュ(7세 필주)役 ナム・着ウォン(남기원)
(32)ギョンチョン(경천)役 キム・ミノ(김민호)
写真出典:http://www.imbc.com
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