第3話で辺首会と揚水庁を牽制しようとする世子イ・ソンに対して、
直接打つことが出来ないテモクはイ・ソンの臣下である
漢城府庶尹ハン・ギュホを捕えます。
では「仮面の王イ・ソン」~君主(クンジュ)~第4話のあらすじを紹介します。
※原作の第7話,第8話を、日本では第4話としてまとめています。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.imbc.com
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<「仮面の王イ・ソン」~君主(クンジュ)~ 第4話あらすじ>
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キャスト・登場人物はこちら→仮面の王イ・ソン~キャスト
無実の罪で
世子イ・ソンに扮したイ・チョンウンが漢城府庶尹ハン・ギュホを
処刑しようとしたその時、
「世子様!私の父は無実です!助けてください!」と叫ぶハン・ガウン。
すると、「私が世子様を騙したのだ。」とハン・ギュホ。
そして一瞬ためらうイ・チョンウンにもハン・ギュホは、
「打ち勝ってください。」と言って自ら処刑を望みます。
そうして遠くから「止めろ!」と叫んだ世子イ・ソンの声も届かず、
ハン・ギュホは処刑されるのでした。
気を失ったガウンのそばで賤民イソンは、
世子イ・ソンでない人物が世子のフリをして、
ハン・ギュホを処刑したのを確認します。
その様子を遠くから見ているテモクは、
満足そうです。
山犬
ウ・ボはテモクを訪ねて、テモクに酒を注ぎます。
すると分量が7割を超えると酒が盃からこぼれてしまいます。
これを「戒盁杯」と言い、
「人間の限りない欲望を警戒せよ。」とウ・ボはテモクに対して忠告します。
テモクは笑いながら、「ウ・ボ、私を諭そうとしているか。
私は以前そなたを訪ねた事がある。」と言ってテモクは回想します。
昔テモクは成均館司成を務めるウ・ボに、
「罪のない私の妻が殺されました。どうしたらいいですか!」と訴えています。
テモクの訴えを黙って聞いているウ・ボ。
「あの時、何をおっしゃったか覚えていますか?」とテモク。
「お前が自分の能力を悟った瞬間、飼い犬ではなくて主人になるのです。
人々は飼い犬を無視するが、野犬は山犬であるので怖がる。
人々はどうしてそう考えるか。主人になれと言う事だ。
山犬のように自ら主人だと考えて行動すれば、周りも簡単に手は出せぬ。」とウ・ボ。
「私はもう飼い犬ではなく、誰もが恐れる山犬になったのだ。」とテモク。
「私が言った言葉は、そういう意味ではない。」とウ・ボ。
「いや、違わない。」とテモク。
「自分の欲心のために民を苦しめて、どうしようと言うのだ。」とウ・ボ。
「あの時、お前は山犬が虎を捕えるはずがないと思って言ったのか?」とテモク。
「お前は人間ではなく、犬になってしまったのか!」と怒って膳を引っくり返すウ・ボ。
「ウ・ボ、あの時の答えは私に大きな悟りを与えてくれた。
今日のところは許してやろう。ひとつ肝に銘じろ。
その三枚舌が人を生かしも殺しもする事には気を付けろ。」とテモク。
世子の代役
世子イ・ソンはウ・ボを訪ねて、辺首会をなくす方法はないかと涙ながらに尋ねます。
けれどもウ・ボは「新しい目で、辺首会をなくす方法を探すのだ。
今のその気持ちを忘れてはならない。」とだけ助言します。
キム・ファグンはイ・ソンに近づき、
「私が何か力になれる事はありますか?」とキム・ファグンが尋ねると、
「お前は私が誰かを知っているのか。」とイ・ソン。
「私の命を救って下さった方です。
私はキム・ファグンと申します。」と名乗るキム・ファグンに、
「覚えておこう。」とイ・ソン。
世子イ・ソンは重い心境でハン・ガウンを訪ねますが、
ハン・ガウンは「世子様に会わせてください。
どうして世子様は臣下である父をお捨てになったのか聞きたい。」と
泣いては倒れてしまいます。
そんなハン・ガウンを涙を流して見つめるだけのイ・ソン。
賤民イソンは世子イ・ソンに、
「庶尹の斬首は世子様の判断ではない事を知っています。誰があんなことをしたのですか?」と言い、
「他の誰でもない、私のせいなのだ。本当にすまない。」と世子イ・ソン。
「私に出来るのなら、何でもお力になります。」と賤民イソン。
そして賤民イソンはなぜ王が「イソン」という名の人を
捜しているのか尋ね、
世子イ・ソンは、辺首会に世子の身代わりで入会させるからだと言います。
「私がその代わりを務めさせていただきます。
賤しい身分の出身で姓はありませんが、
私の名は”イソン”ではありませんか。」と賤民イソン。
「ありがたい。だが束の間の代役でその場がしのげるだろうか。」と世子イ・ソン。
世子イ・ソンはウ・ボからの、
「新しい目で見なさい。」と言う助言を思い出し、
「新しい目で見る方法・・・イソンよ、本当に私の代役を務めてくれるな?」と尋ねます。
「はい、世子様。」と賤民イソン。
そして世子イ・ソンは賤民イソンとともに宮殿に戻り、王イ・ユンに、
「辺首会と闘い勝つための方法を探すために、
しばらくの間イソンと身分を変えて過ごします。
辺首会を民の目線から見るために、当分の間民とともに暮らします。
ご許可願います。」と告げます。
「辺首会と闘って勝つ方法を探し出す?下賤な子を宮殿に置いて?」とイ・ユン。
「元々仮面を被らせて育てたのは殿下ではありませんか。」と反論する世子イ・ソン。
「そなたがなぜそのような結論を出したのは分かった。
だが、入団式の時にはよいが、それ以上はダメだ。」とイ・ユン。
「入団式は私がやります。」と世子イ・ソン。
「入団式がどんな意味で、どんなに危険なものか分かるか?」とイ・ユン。
「甘受いたします。問題を解決する方法を探すのです。
逃げると言っているのではありません。」と世子イ・ソン。
「この子がどんな子なのか、うまくやれるか分からないではないか。」とイ・ユン。
「とても賢く信頼できる者ですから、きっとうまくやるでしょう。」と世子イ・ソン。
イ・ユンは賤民イソンが間者ではないか、調べます。
そして賤民イソンを呼び出して秘密裏に、
「なぜ世子を助けようと思ったのか。」と尋問します。
賤民イソンは、「世子様は民の正義になりたいとおっしゃいました。」と答えます。
もっと厳しく尋問するイ・ユンに、イソンは思わず、
「父は死に、母と妹と日々食い繋ぐのが精いっぱいなのです。
飢えて辛い。」と答えます。
イ・ユンはイソンが間者ではないと判断します。
翌日世子イ・ソンは、「民に水を与える方法を探して来ます。」と
イ・ユンに告げると、大雨が降って来ます。
宣戦布告
晩餐をしているテモクたちの前にイ・チョンウンを連れてやって来た世子イ・ソン。
「そなたが辺首会首長テモクか?」と世子イ・ソン。
その場にいたテモクたちは世子イ・ソンに頭を下げます。
「ようこそお越しくださいました。世子様、
礼をお受けください。こちらへ。」と中に案内するテモクに、
「いや、結構だ。」と断るイ・ソン。
「私は今まで辺首会について知らなかったので、
そなたを訪ねる事がなく残念だった。座りたまえ。」とイ・ソン。
「けれども世子様、法律が。」とテモク。
「ここで法がどうだと語るが、
本来はそなたは庭に座って私にひざまずいて
礼を捧げなくてはいけないのではないか?
そうするのか?けれどもそなたは正一品左議政より上席に座っておられる。
座りたまえ。」とイ・ソン。
「世子様がどのようなご用でしょうか。」とテモク。
「そなたの助言を聞きたい。」とイ・ソン。
「王様には忠臣が必要です。腹心となる臣下を選び、
その者に朝廷をお任せください。
そうすれば国に困難が起ころうと、朝廷が解決するでしょう。」とテモク。
「その忠臣がそなただと言うのか。」とイ・ソン。
「私は老いて不足な者ゆえ、私の部下を忠臣として任せてください。」とテモク。
「心に留めておこう。」とイ・ソンはテモクに花を贈り、
「この花が道端で咲いていてとても美しかったから温室で育てたら、
翌年に花を咲かせなかった。この花は寒さを耐えてこそ、
花を開くそうだ。とても不思議であろう。
そのような花こそ正真正銘の花と言えよう。」と話します。
イ・ソンは自分は決して弱い人間ではなく、
この花のように自分も寒さを耐えて花を咲かせるであろうとテモクに警告するのでした。
世子は意気地がなく、宮殿に閉じこもっているのかと
勘違いしていたテモクは、
世子が帰ると怒りをあらわにします。
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世子イ・ソンは父を亡くして辛いハン・ガウンを訪ねます。
「昼には太陽、夜には月があるのであって、
太陽と月が一緒に出る事はないと言うが、太陽と月が見えるだろう?」と世子イ・ソン。
「お前の父は会えないが、いつもお前のそばにいるだろう。
言いたい事はたくさんあるのだが、ガウンよ。」と
イ・ソンは首飾りを取り出します。
「この月を待つ太陽のように、私もいつでもお前と一緒だ。
お前があの月のように良く見えなくても、
どんな姿になろうとも、私がお前を守る。」とイ・ソンは首飾りをハン・ガウンの首に掛けます。
「辛いだろうが、覚えていてほしい。お前は一人ではない事を。」とイ・ソン。
「どこかへ、行かれるのですか?」とハン・ガウン。
「お前の父との約束を守るために、去ろうと思う。
私が約束を守れるかどうか、私のそばで見守ってほしい。
もしそうしてくれるなら、三日後にここに出て来て欲しい。」とイ・ソン。
そしてハン・ガウンの額にキスするイ・ソン。
世子イ・ソンはイ・ユンとヨンビン李氏に辺首会をなくすために宮殿を離れる、
そして人生を共にしたい女性がいると打ち明けます。
そしてその女性は漢城府庶尹ハン・ギュホの娘であると話します。
ハン・ガウンは父ハン・ギュホの遺品を整理していて、
偶然世子イ・ソンがハン・ギュホに捜査を指示した書状を発見します。
「ハン・ギュホが世子イ・ソンを欺いて捜査した」という
ハン・ギュホの罪状により死に至った事実とは違う内容なので、
ハン・ガウンはまた涙を流します。
一方世子イ・ソンは賤民イソンに、世子になるための言葉づかいや歩き方などを教えます。
簡単な事ではないと言う世子イ・ソンに、
賤民イソンは自分を信じて欲しい、ただ母親と妹が心配なだけだと言います。
仮面をしている間は、イソンは世子で、私の友だと言う世子イ・ソン。
その時、ハン・ガウンは父の敵である世子を殺すため、
父の遺品の剣を持って宮殿に行きます。
けれどもハン・ガウンはすぐに捕まってしまい、
義禁府にいると聞き、助けに向かう世子イ・ソン。
けれどもその時にはハン・ガウンは王の配慮によって放免された後でした。
ハン・ガウンはイ・ソン宛てに、
「若様を見ると、父を思い出して幸せではないゆえ、
自分を忘れて欲しい。」とイ・ソンに手紙を残していました。
そしてガウンは首飾りを手紙とともに、イ・ソンに返し、
家を出た後でした。
辺首会の入団式
イ・ユンは賤民イソンを連れて行き、
世子イ・ソンとして偽って辺首会の入団式に送り込みます。
実はイ・ユンはこの入団式にテモクを捕まえに来たのです。
洞窟の外ではイ・ユンが率いてきた兵士たちが待機しています。
テモクはイソンの仮面を外して顔を眺めます。
コンは本当の世子を知っていながら、
「世子の玉牌を持っている者に間違いありません。」と言います。
テモクは、「辺首会に入団しなくてはいけません。」と言って、毒花を差し出します。
イソンはイ・ユンの時のように毒花を飲んで、胸が苦しくなっても、
「自分は朝鮮の世子イ・ソンだ。」と言います。
その時洞窟の外では、王イ・ユンの護衛武士イ・ボムが、
辺首会を攻撃しようとして、入り口を守る辺首会の兵士を切り付けます。
その頃、ハン・ガウンはどうしても世子様に会いたいとヨンビン李氏に会います。
するとヨンビン李氏はハン・ガウンの父を殺したのは世子ではなく、
朝鮮の裏の勢力である辺首会テモクであると言います。
そして、「真実を知りたければ、東宮の花園で壺を探して
チョンスに渡しなさい。」とヨンビン李氏はハン・ガウンに言い残します。
その時ヨンビン李氏は辺首会によって盛られた毒が回り、
命を引き取り、ハン・ガウンはヨンビン李氏の最期を見守るのでした。
倒れるイ・ユン
テモクはイ・ユンの狙いを知り、世子がニセであるのを知ります。
テモクはニセのイソンを連れて王のいる宮殿に向かいます。
そしてテモクをはじめとする辺首会は王を襲撃します。
イ・ユンが危ないのを知った世子イ・ソンは慌てて駆け付け、「父上!」と叫びます。
そのイ・ソンの姿を見たテモクは、本当の世子が誰だか分かります。
「本当の世子だ!捕まえろ!」とテモクが叫び、
テモクは世子イ・ソンを捕まえようとします。
そしてイ・ソンは辺首会と闘います。
イ・チョンウンもイ・ソンと一緒に戦い、
イ・ユンもテモクを阻もうとして、イ・ユンはイ・ソンに、
「逃げろ!」と叫びますが、イ・ユンはテモクによって剣で切られて殺されてしまいます。
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あとがき
世子が望まない方向へと運命が流されていくような中、
その運命を断ち切るためにニセの世子を立てて、自分は宮殿を発つ決意をしました。
けれども世子イ・ソンの狙いをテモクが知ってしまい、王がやられてしまいました。
世子イ・ソンの顔もとうとうテモクに見られてしまい、
これから先どうなるのか心配です。
そして世子イ・ソンがハン・ガウンに告白しましたが、
あまり気持ちが通じなかったようでもありますし、
父を亡くしたばかりでイ・ソンの事を考える余裕もないのではないかと思います。
ちょっと早まっちゃったかな?世子様・・・。
原作の視聴率は第7話は12.0%、第8話は13.4%でした。では次回第5話に続きます。
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