第4話で辺首会テモクは兵士を引き連れて宮殿に押し寄せます。
そしてテモクは王イ・ユンを倒して世子イ・ソンも狙います。
では「仮面の王イ・ソン」~君主(クンジュ)~第5話のあらすじを紹介します。
※原作の第9話,第10話を、日本では第5話としてまとめています。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.imbc.com
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<「仮面の王イ・ソン」~君主(クンジュ)~ 第5話あらすじ>
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キャスト・登場人物はこちら→仮面の王イ・ソン~キャスト
埋められるイ・ソン
命を狙われそうになった世子イ・ソンを禁軍別将イ・ボムが助け、
世子イ・ソンは逃げ出します。
「王様が崩御されたので、世子様が朝鮮の王様であられます。
必ず生きてテモクを倒す聖君になってください。」と禁軍別将イ・ボムは
世子イ・ソンに言い残して、テモクに倒されてしまいます。
イ・チョンウンはイ・ソンと共に逃げ出しますが、
追手を払うためにイ・チョンウンはイ・ソンと別れます。
一方賤民イソンはテモクに捕まってしまい、
仮面を外されてしまいます。
イ・チョンウンと別れた世子イ・ソンはテモク側の敵に追われて、
深い谷底に落ちていきます。
その叫び声を聞いたキム・ファグンは急いでイ・ソンの元に駆け寄ります。
「生きています。」とコンはイ・ソンの脈を確認します。
「コンよ、窟徐脈(脈がなくなった後、また脈が戻る薬)をちょうだい。
この薬を飲めば一日ほど脈がなくなった後、
また脈が戻るのだろう?本当か?」とキム・ファグン。
「ですが、この薬は健康な状態で飲んでも脈が戻るのは難しいので、
この状態では脈が戻らない場合もあります。」とコン。
「ほかに方法がありません。お祖父様が世子様を死んだと思わせる以外に、
世子様を守る方法が。」と言って震えた手でキム・ファグンは
イ・ソンに薬を飲ませます。
するとテモクたちが追ってくるので、
イ・ソンをそのままにして逃げるキム・ファグンとコン。
テモクは賤民イソンを連れてやって来ます。
賤民イソンは世子イ・ソンが倒れているのを見て駆け寄り、
「世子様!」と何度も呼び掛けます。
テモクの部下が、「死にました。」と言うと、
信じられない賤民イソンは世子イ・ソンの脈がないので驚愕して泣き叫びます。
テモクは、「全ての恐怖を、感情をこの仮面に込めなさい。」と
仮面を賤民イソンに差し出します。
「私は世子ではない。」と否定する賤民イソン。
「今からお前が世子だ。仮面を被る朝鮮の世子、
いや、朝鮮の王になるのだ。
だかテモクのもとの王ではなく、本当に王になろうと思った瞬間、
お前も世子イ・ソンのようになる。」とテモク。
おびえる賤民イソン。
テモクは賤民イソンに仮面を被せます。
「お前が朝鮮の王だ。」とテモクは賤民イソンに言って、
世子イ・ソンを葬ります。
その様子を木の陰から見ているキム・ファグンは飛び出して行こうとしますが、
コンが止めます。
イ・チョンウンもその様子を木の陰から見ています。
土の中に埋められている世子イ・ソンを見たキム・ファグンは、
感情を抑えきれずに飛び出し、世子イ・ソンの元に駆け寄り、テモクをにらみます。
「もう命がないのだ。」とテモクは言って、
キム・ファグンを連れて行くように部下に命じます。
叫んで抵抗したキム・ファグンは気を失います。
世子イ・ソンは土に埋められてしまいますが
そうとも知らずに、イ・ソンを待っているハン・ガウン。
王になるイソン
一方賤民イソンはテモクの操り人形となって宮殿で仮面を被り、
王のフリをしています。
イソンが王后を訪ねていき挨拶をすると、
王后はイソンの声を聞いて偽者であるのを察しますが、
「どうか聖君におなりください。」と知らぬフリをします。
テモクは揚水庁の造幣権を得るために上訴し、
何も分からない賤民イソンは、
「揚水庁が造幣権を持っている方が、
戸曹(財政を司る官庁)が担当するより、
財政状態が良くなる。」とほのめかされて、
上訴を受託しようとします。
すると王后が登場して、代理政治を行うと宣言します。
最初テモクは代理政治を反対しますが、
「財力がなく、兵力だけを持っていてもどうなるか見せてやろう。」と
一旦大妃の言う通りにします。
そして揚水庁から民たちに、利子なしにお金を貸し出します。
怒りを押し殺すイ・ソン
土に埋められた翌日、イ・チョンウンが世子イ・ソンを土から掘り返すと、
脈を取り戻します。
イ・チョンウンは急いでイ・ソンをウ・ボの元に連れて行き、
ウ・ボはあちこち傷を負ったイ・ソンの治療を施します。
そしてイ・ソンは目を覚まします。
父で王のイ・ユン、母ヨンビン李氏、
禁軍別将イ・ボムはみなテモクによって殺され、
賤民イソンが王になった話をイ・ソンはウ・ボから聞いて、
悲しみ、そして怒りを覚えます。
「世子が仮面を被っていた事が、今となってはあだとなった。」とウ・ボ。
世子イ・ソンは復讐すると言って出て行こうします。
すると、「やっとの思いで助けたのに、
復讐するだと?そんなに命が惜しくないと言うなら
助ける必要もなかった。」と叫ぶウ・ボ。
「テモクによって大事なものを全て失いました。テモクがいる限り、
生きていく事はできません。」と叫ぶ世子イ・ソン。
「それではテモクと何の変りもありません。
テモクに”主人になれ”と言ったら全ての人が恐れる山犬になりました。
テモクを殺して誰もが恐れる山犬になるのか?
そのために多くの人がお前に命を捧げたのか?
お前のために犠牲になった人たちを考えろ。
その者たちが言う復讐とはテモクを殺すことなのか?」とウ・ボ。
返す言葉がない世子イ・ソン。
イ・ソンはウ・ボの元で学ぶことにしました。
一方ハン・ガウンや村の人たちは辺首会の揚水庁から追い出されて、
故郷を離れます。
ハン・ガウンは「農業でなくても生きていける市場に行く。」と言い、
民たちを誘導します。
そして荒地にたどり着くと、「ここで商売をやりましょう。」とハン・ガウンは提案します。
そしてまず住まいを整えます。
誓い
「父上、母上、今すぐに会いに行けずに申し訳ございません。
私はもっと力をつけてテモクを倒してから
お会いしに行きます。」と世子イ・ソンはつぶやきます。
そして、「どうかその時まで安らかに・・・。」とイ・ソン。
「あの場所にニセの王にされたイソンがいる。
必ずイソンを助け出さねばならぬ。
私の手で必ず。助けてくれるか?」と世子イ・ソンはイ・チョンウンに尋ねます。
「護衛武士に”助けてほしい”と請うものではありません。
命令なさってください。」と答えるイ・チョンウン。
ハン・ガウンたちは、井戸の水が出て喜んでいます。
ハン・ガウンを遠くから見つめる世子イ・ソン。
「そのまま行ってしまうのですか?」とイ・チョンウン。
「元気でやっているのを見たから、いいのだ。
ガウンの父親が私のせいで亡くなったのです。
あの時のガウンを忘れることができない。ガウンが私にこう言っていた。
“私を見ていると父を思い出して幸せになる自信がない”と。
私が近づかないのが、ガウンのためなのだ。」とイ・ソンは涙を流します。
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新たな出発
世子イ・ソンはずっとひざまずいてウ・ボを待ちます。
するとウ・ボの元にやって来た行商人の頭領にウ・ボは、
「こいつは見た目より使えるから連れて行け。」と言います。
世子イ・ソンは行商人について仕事を手伝うことになりました。
頭領が部下にイ・ソンを連れて行き、自己紹介させます。
「名前なんてありません。」とイ・ソン。
「それなら”こぶ”と呼ぼう。」と言って、頭領は部下からイ・ソンに仕事を教えさせます。
そうして世子イ・ソンは商人としての生活が始まります。
狭い部屋に商人がギッチリと詰めて寝ることになり、イ・ソンは寝付けずに起きてしまいます。
そして庭に出て一人静かにウ・ボの言葉を思い出しています。
イ・ソンはウ・ボに、「その行商人たちは朝鮮の隅々にある組織を
全て合わせると30万人にもなる。
その巨大な組織の力を育てれば朝鮮一の情報網を得ることができる。」と言います。
「その組織力を活用してテモクと対すべきとおっしゃるのですか?」とイ・ソン。
「頭領の信頼を得て、組織の利益になるように動くのだ。
そうすれば頭領もお前のために動いてくれるだろう。」とウ・ボ。
そして商人として学びながら働く世子イ・ソンは、
ある時商人から場所代を集めていて、
この場所代から一部を未亡人に与えて、
夫のいない母子だけの家族を助ける事を提案します。
そしてイ・ソンの提案通り母子家庭を助けて、
イ・ソンは「こぶ」から「末っ子」に昇格します。
5年の歳月が経ち
宮殿では、「王妃様、王が崩御されたので、
代理政治はお取下げください。」と訴える臣僚たち。
結局王后が代理政権を手放し、王に扮した賤民イソンが国政を握る事になります。
いよいよ朝鮮の君主になった賤民イソン。
辺首会ではテモクが、「揚水庁が今まで民たちに貸し出した金を
全て回収するように。」と言います。
「一度に全部ですか?もし返せないと言われたらどうするのですか?」とホ・ユゴン。
「金を返せないところからは担保を受ければいいではないか。」とテモク。
テモクは揚水庁長チョ・テホにはできる限り借金を回収し、
大辺首キム・ウジェにはテモクの命令なしには回収した金を外に流通させるなと命令します。
一方ハン・ガウンは民たちを引き連れて来た荒地に市場を形成して暮らしています。
薬房では賤民イソンの妹コムリが、
「これはお姉さんが作った薬なんですが、
これを飲むと元気になりますよ~。」と薬を売っています。
ハン・ガウンとコムリの母ユ・ソンデクが見守っています。
お客も可愛いコムリに笑みがこぼれます。
そこに揚水庁長チョ・テホがやって来て、
「この名簿に記載されている者は半月のうちに、
全ての借金を返済するように。」と命令します。
このテモクの命令にハン・ガウンを始めとする市場の人たちは困ってしまい、
どうしていいかと話し合いをしています。
「前にも言っていたその頭領が、この問題も解決してくれるでしょうか?」とハン・ガウン。
「頭領って誰なの?そんなにお金を持っているの?」と賤民たち。
「うちの頭領について話すと、天下に知らないことはなく、
どんな問題も解決してくれる朝鮮全土の中の行商人の頭領になった方ですよ。」と商人。
「力のない賤民の味方になってくれると言いましたね?」とハン・ガウン。
「その代わりに何か代価を要求されるのでは?」と賤民。
「あるよ。それは絶対的な信頼と義理。」と商人。
「たかが信頼と義理を要求するんですか?」とユ・ソンデク。
「たかがとは何だ!信頼を損なえば天罰が下るぞ。」と商人。
「私がその頭領様にお会いしてみます。」とハン・ガウン。
頭領を訪ねる
夜ウ・ボはハン・ガウンの家を訪ねます。
コムリを抱きかかえたウ・ボは、「会うたびにブスになるな。」と冗談を言います。
コムリも負けずに、「おじいさんは会わないうちに白髪が増えたわね。」と言います。
ウ・ボは、「口が達者だな。」と感心します。
ウ・ボはハン・ガウンを捜しますが、
「行商人の頭領に会いに利川(イチョン)に行きました。」とユ・ソンデク。
「はあ、縁はやはり二人を繋げるのか・・・。」とつぶやくウ・ボ。
ハン・ガウンは利川への道を歩いています。
足を痛めて休憩しながらの長旅です。
一方辺首会の基地をこっそり偵察しているのは世子イ・ソンとイ・チョンウンです。
すると辺首会に捕まって連れて来られたハン・ガウンたちを目撃するイ・ソン。
写真出典:http://www.imbc.com
あとがき
家族をみなテモクに奪われて強い恨みを抱く世子イ・ソン。
けれども自分一人ではテモクに対することができず、もどかしさだけが残ります。
そんなウ・ボに与えてくれたのは、商人という道。
とても遠回りをしなくてはいけない世子イ・ソン。
苦労に苦労を重ねて王の道を取り戻さなくてはいけないのですね。
これからハン・ガウンが訪ねる頭領と言うのは、きっと世子イ・ソンですよね?
次回ハン・ガウンと出会うことができるでしょうか。
原作の視聴率は第9話は11.9%、第10話は13.8%でした。では次回第6話に続きます。
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あらすじありがとうございました。
コメントありがとうございます。
いろいろ足らない部分もありますが、ご参考になれば幸いです。