2018年9月27日〜11月15日
SBSで放送の水木ドラマ
「胸部外科~心臓を盗んだ医師たち~」
では第29話、第30話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:https://programs.sbs.co.kr/
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<人物相関図>
キャスト・登場人物はこちら→[胸部外科]キャスト
<胸部外科 第29話,第30話あらすじ>
ユン・ヒョニルが理事長になってから、経済的に厳しい患者はテサン病院に入院する事ができなくなってしまいました。
ヒョニルが追い出そうとしていた患者は、心停止してパク・テスが懸命に心肺蘇生術をしますが、ヒョニルはチェ・ソッカンに、「早く死亡宣告をするように。」と言います。
ソッカンは黙ってその場を立ち去り、テスの努力も報われず、患者はとうとう命を落とします。
患者の息子ジヌは「今までありがとうございました。母の分まで一生懸命生きます。」と言って医師と母に最期の挨拶をし、医師たちは涙を流します。
そして医師たちはヒョニルに抗議しますが、ヒョニルは医師たちに出て行けと言います。
医師ソン・ジェミョンはヒョニルに「私もテサンで20年も医師をしているが、そこまでしなくてはいけないのですか?」と抗議します。
「医療はサービスだ。お金をたくさん出す患者に良いサービスをするのが、当たり前ではないか。お金もない患者は今後テサンでは診る事が出来ない。ここから出て行けばよい。」と言い返すヒョニル。
ジェミョンはチェ・ソッカンとパク・テスと一緒に酒を飲みながら、変わってしまったテサン病院について語り合います
ジェミョンはソッカンに「変わってしまったテサンについて、どう考えているのか?」と尋ねると、ソッカンは「変わらなければ、常にそのままだ。」と答えます。
ヒョニルはソッカンを呼び出し、「パク・テス、適切に管理できていないようだが、どうする気か?」と圧力をかけます。
「患者にしか関心がないヤツだ。」と答えるソッカン。
ヒョニルはソッカンに「同じ船に乗せる事ができないなら、どうすべきかを知っているだろう?移植待機者は適切に管理しているのか。私たちが望む時期に予期せぬ競争相手が現れてはいけないのだから。」と警告します。
ヒョニルはロシアに胸部病院を建てると言い、ユン・スヨンは裏金隠しのためだろうと気付きます。
スヨンはテスに「叔父が初めて海外に立てた病院が、アフリカだったんです。目的は、秘密資金。今回のロシアもアフリカの病院と同じ目的のようです。」と言います。
テスは「ハン・ミンシク候補の心臓移植手術、必ずやらなければならない。希望する時期に移植を受けるのは難しいだろうから、何が起きるやら。」と言い、この事がヒョ二ルを追い出す良い機会だと考えるテス。
ある日テサン病院に子供の患者ユンソが来院し、ナム・ウジンは患者を診ながら、ユンソに今までの症状を尋ねます。
するとユンソは、一週間以上の高熱に苦しめられ、風邪薬を飲んでも良くならず、また母親が聴覚障害者で、きちんとした治療を受けられなかった事から、テサン病院を訪れたと言います。
ウジンはユンソの診察すると、患者の心拍数が速く普通ではない事を直感し、各種検査をする事にします。
結局、ユンソの病名はコクサッキーウイルスによる急性心筋炎と判明します。
チェ・ソッカンの娘が亡くなった理由も、このコクサッキーウイルス性心筋炎だったのですが、ユンソも同じ病名でした。
ユンソは、聴覚障害のある母親に、自分の病気について説明します。
ユンソの夢は獣医でした。ユンソは獣医を夢見る理由について、「動物は言葉ができないでしょ?」と言い、聴覚障害の両親や動物対して心優しいユンソ。
スヨンはテスにユンソの症状を説明し、「ユビンが急性心筋炎でした。コクサッキーウイルスによる・・・。これは命を脅かす病気。ユビンと同じ症状です。」と深刻な表情を見せます。
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病棟を歩いていたソッカンはユンソに会います。
ユンソは院内で迷い、ソッカンに「小児科はどこですか?」と尋ねると、ソッカンはユンソの手をつなぎ、小児科まで案内します。
ソッカンは亡くなった幼い娘を回想して、表情が変わります。
ユンソの主治医は、ユンソにエクモ治療をして、もし改善しなければ心臓移植をするのが良いのではと考え、心臓移植待機者の登録をします。
ヒョニルもユンソの存在を知り、ユンソがハン議員より先に心臓移植しなくてはいけない状況を警戒します。
ヒョニルはソッカンに、「ハン・ミンシクよりユンソの方が、優先順位が先になる。正式にハン・ミンシクが優先順位1位にならなければ。」とソッカンに圧力をかけます。
ユンソは容態が急変し、ソッカンはユンソを助けるためにエクモを使用する事になります。
ところがエクモを使用すると知ったヒョニルは、ハン議員の心臓移植が後回しになるのを懸念して、ソッカンに「エクモを使用すれば、ハン・ミンシクより移植順位が先になるのが分からないのか?いっその事ユンソが亡くなればいい。全てを諦めるのか?」と言います。
この言葉を聞いてソッカンはユンソを生かそうと努力している医師たちに心肺蘇生法を停止するよう指示します。
けれどもスヨンは「今の言葉は聞かなかった事にするから、出て行ってください。」と言います。
ヒョニルは「見込みのない子だ。エクモを入れて亡くなったら、その損失をどのように穴埋めするのか。」と暴言を吐きます。
スヨンは「あなたも医者ではないのですか?」と一喝します。
医師たちが見守る中、言葉を失ったヒョニルはその場を立ち去り、心肺蘇生で無事にユンソは意識を取り戻します。
ヒョニルが予想していたとおり、ハン議員は大統領予備選挙で勝利をし、ハン議員の心臓移植まで日にちが近づいてきます。
ユンソがエクモをするようになると、ハン・ミンシク議員の心臓移植は優先順位が1位ではなく2位になり、これまで計画してきたすべてが水の泡になる可能性があるため、ヒョニルはハン議員の心臓移植を優先的にできるようにと、綿密に計画を立てます。
ヒョニルはソッカンに、「主治医をするように。」と言って小児心臓センター建立計画書を渡し、「ユンソの治療費をすべて支援する。」と言います。
そして誰に心臓移植をするか決める権限を、全面的にソッカンに任せると言うヒョニル。
ハン議員の心臓移植を優先順位1位にしようとするヒョニルの計画を知ったパク・テスとスヨン。
ヒョニルはどんな事でもしでかす人だという事を知っているスヨンは、テスに意見を求め、二人は深く考えにふけります。
スヨンはテスに「叔父はユンソが亡くなるのを願っていた。黙ってはいられない。」と心配します。
テスも「ユンソを別の病院に移した方が良いのでは?ここにいれば何が起こるか分からない。」と心配し、保護者に話そうとします。
けれどもすでにヒョニルがユンソの保護者に会い、主治医をソッカンに変えてしまい、すべての治療費を支援すると約束していたのでした。
ヒョニルは主治医の権限の下に、移植順位を覆えそうと意図しています。
移植される心臓が見つかり、ヒョニルはユンソを優先的に移植すると見せかけて心臓を入手する事に成功します。
ヒョニルはソッカンに「まだハン候補のものではないが、ユンソの主治医であるお前が手回ししてくれ。」と圧力をかけます。
結局ユンソは血液検査の結果、炎症数値が高く、ソッカンは心変わりして、ハン候補を優先して手術すると決定し、ユンソは移植することができないと判断を下します。
このヒョニルの一連の動きを知ったテスとスヨンは、ヒョニルに対して怒りをあらわにします。
ソッカンはテスを食事に誘い、テスを自分の側につけようとします。
ソッカンはテスに「心臓をハン・ミンシク候補に移植するつもりだ。一緒に来てくれ、テスよ。ユンソは必ず生かすよ。」と言います。
けれどもテスは「あの時もそうだった。あの時も約束は守られなかった。」と答え、ソッカンは「選択はお前に任せる。」と言います。
テスは「私もハン候補の手術に入るつもりだ。」と答えます。
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ハン候補はテサン病院に来院し、ヒョニルは心臓移植手術を成功させるために心臓移植の準備をします。
またソッカンも手術の準備をし、テスとク・ドンジュンはハン候補の体内に移植する心臓を一緒に取りに行きます。
心臓を取りに行ったテスとドンジュンは、心臓を無事に入手しますが、テスの頼みでドンジュンはテスの忘れ物を取りに病院に戻ります。
その間テスは心臓を持ってどこかに消えてしまい、その事実を知ったソッカンはテスに電話をして「よく聞け、今すぐ心臓を持って帰って来い。」と言いますが、テスは「申し訳ない。」とだけ言って、電話を切ってしまいます。
ヒョニルはテスの話を聞いて、ソッカンに「お前、こうなると知っていたんだろう。それであれこれと言い訳しながら、ハン候補の心臓をまだ開いていないんだろう。」と怒ります。
ヒョニルは警察や多くの人々を動員させて、結局テスを捕まえてテサン病院に戻って来ますが、テスが持っていたアイスボックスには、心臓が入っていないのでした。
心臓は、急性心筋炎を患ってオペ室にいるユンソに届けられ、待機していたスヨンがユンソの手術移植手術をします。
テスは元々空のアイスボックスを持って逃げ、実はジェミョンが心臓をユンソに届けたのでした。
テスがテサン病院に戻ると、ヒョニルとソッカンは怒りをあらわにします。
写真出典:https://programs.sbs.co.kr/
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あとがき
とうとう第1話につながるストーリーが展開されました。
第1話ではどうしてパク・テスが心臓を奪って逃げているのか、想像もつきませんでしたが、実はこんな事情があったのですね。
1話だけではテスがとても悪役に見えてなりませんでしたが、この回ではとても正義感ある行動に見えてしまいます。
もちろん心臓を奪うのが良いとは言えませんが、やはり治療には優先順位があって、まずはユンソの治療が優先されるべき状況ですから、テスは命がけの行動に出たのでしょう。
しかもテスは”おとり”で、実はソン・ジェミョンが心臓を持って逃げていて、とても組織的・計画的な作戦でしたが、この位やらないとあのユン・ヒョニルには対抗できないですね。
この回もチェ・ソッカンの立場がはっきりしませんが、どうやらテスやユン・スヨンの作戦を知っていて、黙認した可能性があります。
最終回でソッカンが態度をはっきりさせるのか、それとも今と同様あいまいな態度を貫くのか、そのあたりも気になります。
視聴率は第29話が5.8%
第30話が7.3%でした。
では次回に続きます。
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