裏金帳簿を持っているイ・ミョンジュンの妹イ・ソジョンがチョン会長から狙われるのを守るために、会いに行ったチョ・ドゥルホ。
そしてイ・ソジョンの身代わりとなって部屋にいたイ・ウンジョが、犯人に人質として捕まってしまいました。
そこへ現れたチョ・ドゥルホ。何か手立てはあるのでしょうか。
では「町の弁護士チョドゥルホ」第14話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://www.kbs.co.kr/drama/chodro/
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<町の弁護士チョ・ドゥルホ 第14話あらすじ>
出典:http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=32400
キャスト・登場人物はこちら→「町の弁護士チョ・ドゥルホ」キャスト
人質イ・ウンジョを助けるために
イ・ウンジョを助けるために裏金帳簿を見せて、燃やしてしまうと言うチョ・ドゥルホ。
犯人は「中を見せろ。」と要求します。
チョ・ドゥルホは「これを見せる前に聞こう。」と言い、続けて「イ・ミョンジュンの事、やっただろ。換気口を出たり入ったりしてご苦労だったな。」と言います。
そしてチョ・ドゥルホは犯人の前でチョン会長の裏金帳簿を燃やしてしまい、「イ・ウンジョをこちらに寄こせ。」とイ・ウンジョを助けて犯人と争っていると、タイミングよく現れたのが警察とシン・ジウク検事。
犯人は緊急逮捕されて移送されます。
チョ・ドゥルホはシン・ジウクに「どうしてこんなに遅く来たんだ?イ・ミョンジュンを消した犯人は俺が捕まえたんだから奢れよ。」と言います。
「帳簿は?」と尋ねるシン・ジウク。そして燃えている帳簿を見ています。
そしてシン・ジウクは父シン・ヨンイル検事長に報告し、帳簿も燃やしてしまったと話します。
チョン会長からの電話
シン・ヨンイルはチョン会長からの電話を受け、「帳簿は燃えてしまいました。」と伝えます。
「チョン会長に害が及ばないよう処理しますので、ご心配なく。」とシン・ヨンイル。
チャン会長は「帳簿は燃えてなくなったんだな。それと捕まった犯人の口封じもするのだ。」と秘書に命じます。
裏金帳簿
そしてイ・ソジョンは「今までお世話になりました。兄の死を無駄にしないでください。」と言って去って行きます。
イ・ソジョンが立ち去る前に「物品保管証」をチョ・ドゥルホに差し出します。空港に預けていたのでした。
チョ・ドゥルホが犯人の前で燃やした帳簿はペ・デスの収金帳簿で、今やっと本物の裏金帳簿を入手するのでした。
事務所に帰るとペ・デスやファン・エラから「イ・ミョンジュンをやった犯人は、イ・ミョンジュンに詐欺に遭いやったと検察で処理されて終わってしまった。」と聞きます。
密談する三人
「帳簿を受け取ってすぐ起きた事なので、写しを作る余裕がありませんでした。」とシン・ヨンイル。
「その上チョ・ドゥルホのヤツが帳簿を持っているとか持っていないとか、どうするんだ。」とチョン会長。
「そんな事はないと思います。心配しないでください。そして今後チョ・ドゥルホを処理する時はまず私と相談するのが良いかと。」とシン・ヨンイル。
「相談?」とチョン会長。
「今回のチョ・ドゥルホへの濡れ衣はちょっとムリがあって、大変なところでした。頭のおかしいヤツを刺激して、会長にとって良い事はありませんから。」とシン・ヨンイル。
「検事長の話には一理あります。チョ・ドゥルホの件は慎重に。」とチャン・シヌ。
「だからチョ・ドゥルホのヤツが何かやらかす前に処理してしまえと言ったのだ!また俺の気に障る事したら今度こそヤツを処理してやる!」とチョン会長は怒ります。
その後シン・ヨンイルとチャン・シヌ代表は「チョン会長の事で自分たちが巻き添えを食うのではないか。」と心配しつつ、「その前に阻止しなければいけない。」と話し合います。
国会議員に会いに
チョ・ドゥルホは帳簿を見ながら「ちょっと早まった。チョン会長を一発食らわせようとしたが、むしろ俺が罠にかかってしまった。それに一人の犠牲が出てしまった・・・。」と一人呟きます。
そして国会議員を訪ねて行き「チョン会長の裏金リストを知っていますか?もし知っていたら証言していただけますか?」と尋ねます。
国会議員は「それだけで、チョン会長を捕まえるのは難しいでしょう。」と告げます。
「どうしてキム議員を訪ねて来たか分かりますか?キム議員の名前が帳簿になかったから、さびしいかなと思って。」と言って立ち去るチョ・ドゥルホ。
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デモをする女性
国会議員に会いに行った帰りに事務所の前で「パワーキングの不買運動に賛同してください。あなたの大切な子供を失うかもしれません。」と一人でデモをする女性をチョ・ドゥルホが見かけます。
その女性を阻止する警察官たちに「うちの子が死んだのを黙っていろと言うの?」と女性。
チョ・ドゥルホは黙っていられず警察官に、「意思表示もさせてもらえないんですか?平和的にデモしているのに何がいけないんですか?」と話しかけます。
そして女性に「何があったか知りませんが頑張ってください。一生懸命訴えれば聞いてくれる人もいるし、正しい事なら賛同してくれる人もいるでしょう。私は弁護士ですから、困ったことがあったら相談してください。」と名刺を渡すチョ・ドゥルホ。
その後女性がチョ・ドゥルホを訪ねて来て「弁護士さん、私の事覚えていますね?助けてください。パワーキングを売らないようにしないといけません。パワーキングを飲んでうちの娘が亡くなったんです。訴訟を起こしてでもその製品を販売禁止にしなくてはいけません。弁護士さん、助けてください。」と切実に頼みます。
「心配しないでください。私たちが引き受けますから。」とイ・ウンジョ。
ところが、チョ・ドゥルホの法律事務所は職員が少ないため企業を相手にした訴訟は、企業専門の法律事務所に頼もうとしていたのです。
チョ・ドゥルホはイ・ウンジョを呼び出して、「企業関連訴訟はどれほどの弁護士が必要か知っているか?二人じゃ足りないぞ。どうするんだ。」と言います。
「どうせ引き受けるじゃないですか?パワーキングを製造しているヨンウォンフードだけど、テファが作った系列会社ですって。」とイ・ウンジョが話すと、チョ・ドゥルホはイ・ウンジョに「パワーキングについて書かれた論文が手に入るか。パワーキング関連の情報を集めて欲しい。」と頼み、事務所の仲間にもパワーキングを飲んで被害に遭った事例が他にもあるか調べるよう指示します。
コンビニへ行ってパワーキングのドリンクを買って来ます。
裏金リストの一人
チョ・ドゥルホはチョン会長の裏金リストの中にオ・ミンチョル教授を見つけます。この教授はまさにパワーキングに関する論文を書いた教授でした。
チョ・ドゥルホはさっそく教授を訪ねて行きます。
「私は弁護士のチョ・ドゥルホです。この論文を書いたでしょ?これは健康補助食品ですか?」とチョ・ドゥルホ。
教授は「私は関係ありません。」と否定します。
「どうして関係ないんですか?他の製品よりカフェインが3倍も含まれているのに、健康補助食品なんですか?」とチョ・ドゥルホ。
「私は言う事は何もない。」と言う教授に、「言う事がないとは何ですか。これを健康補助食品と思って飲んだ女子学生が亡くなったんですよ。それでも言う事がないんですか?」とチョ・ドゥルホ。
「簡単に言わないでください。パワーキングと亡くなった女子学生の関係は科学的に立証されていないんですから。」と教授。
「はははは、何をおっしゃるんですか。チョン会長から5千万ウォン受け取ったでしょう。そのお金と論文はどんな汚い関係があるのか、明らかにしてみましょうか?パワーキングでも飲みながら。」と嫌味を込めてチョ・ドゥルホ。
パワーキングはカフェインが他のドリンクに比べて3倍も含まれているのが人気になったドリンクです。
「この危険性についてどうしてもっと言及しないんですか?これを何本飲んだら致死量に至るのか十分実験したでしょうに。もしこれをお弟子さんたちに飲みなさいと言ったら飲みますか?」とチョ・ドゥルホ。
「私に何が言いたいんですか?」と尋ねる教授。
「法廷で証言をしてもらわないと。嘘を言って欲しいのではなくて研究結果をありのまま話してくださればいいのです。これはお願いではありません。もし法廷に行かないと言うなら証人ではなくて被告として立たせて差し上げます。良心宣言をなさって気持ちを楽に生きて行くか、検察の調査を受けて牢屋へ入るか、パワーキングが教授の選択をお助けします。」とチョ・ドゥルホ。
法廷当日
法廷で顔を合わせるチョ・ドゥルホとチャン・ヘギョン。チャン・ヘギョンはこの事件の担当を自ら志願しました。
「この件はちょっとこじれるかもしれないぞ。適当には終わらせられない。」とチョ・ドゥルホはチャン・ヘギョンに言います。
「適当に終わらせないで。私もそんな事許さないわ。」とチャン・ヘギョン。
「見える事が全てではないぞ。テファもそうだし金山事務所にも余波が行くぞ。」とチョ・ドゥルホ。
「だから私が担当するのよ。あなたにやられちゃ困るから。」とチャン・ヘギョン。
「分かった、それじゃやってみろ。」とチョ・ドゥルホ。
法廷で
チョ・ドゥルホは法廷で「ハン・ユラ嬢が塾で倒れて亡くなったのはパワーキングの過多摂取によるものです。一般の製品のカフェイン量は50~70mg。一方パワーキングのカフェインは300mg。カフェインは覚醒効果があるため、このドリンクに多く入れて製造したのです。」と説明します。
証人席にいるのはハン・ユラの担当医師。
「ハン・ユラ嬢の死因は何ですか?」とチョ・ドゥルホが尋ねると、「カフェイン中毒です。国内では心臓に異常がある学生がドリンクを飲み過ぎて亡くなったケースがありました。海外でも栄養ドリンクの飲み過ぎで亡くなるケースがあります。」と答える医師。
チャン・ヘギョンは「ハン・ユラ嬢の死因がカフェイン中毒と限定していますが、証人、パワーキングとコーヒーのカフェインは種類が違いますか?」という問いに、証人は「はい、同じです。」と答えます。
「パワーキングのカフェインではなく、コーヒーのカフェイン中毒の可能性もありますね。」と問うチャン・ヘギョンに、証人は「はい、その可能性もあります。」と答えます。
チャン・ヘギョンは「パワーキングのカフェインと、カフェモカを2杯飲んだ時のカフェイン量とほぼ同じ。カフェモカを2杯飲んだからって死に至りますか?」と証人に尋ねます。
答えにつまる証人。
「単にパワーキングのカフェインで亡くなったと断言できますか?もしかして母親も知らない特異体質だったかも知れません。」とチャン・ヘギョン。
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チョ・ドゥルホが「証人がもう一人到着します。」と判事に伝えます。
もう一人の証人とは、オ・ミンチョル教授でした。
「この法廷で自ら話すことがあって来ました。」と教授。
「数年前、私は栄養ドリンクのパワーキング製造業者ヨンウォンフードの依頼を受けて、栄養ドリンク関連の論文を発表しました。パワーキングは他の栄養ドリンクのように、カフェイン、タウリンが含まれていて、微量の高麗人参エキスが含まれているだけにも関わらず、まるで健康補助食品かのように誇張して発表しました。そしてまた類似製品に比べてカフェイン含有量が3倍も多いのに過多服用に関する問題点も明らかにしませんでした。」と教授。
続けて教授は「今、良心宣言をなさっているのですか?」とのチョ・ドゥルホの問いに、「はい、何か月か前にパワーキングを飲んだ女子高生が亡くなったと言う記事を見てから、良心の呵責を感じました。申し訳ない限りです。」と言います。
証人として出席した教授の告白で困惑した金山法律事務所の弁護士たち。そして涙を流す女子高生の母親。
「裁判長、今証人はとんでもない発言をしました。この発言が真実なのかそうでないのか次回の弁論で明らかにして欲しいと思います。」とチャン・ヘギョン。
「いいでしょう。では次回の弁論の時は誰か証人はいますか?」と裁判長。
「パワーキング製造業者のヨンウォンフード最大株主であり、親会社であるテファグループのチョン・クンモ会長を証人として申請します。」とチョ・ドゥルホ。
判事の「被告側、同意しますか?」の問いに、「同意します。」とチャン・ヘギョンが答えます。
チョン会長の証人出席を当然断るかと思いきや、あっさり同意したチャン・ヘギョンにみな疑いの目を向けますが、自信満々のチャン・ヘギョン。
法廷を出ると多くの取材陣が待機しています。その記者たちの前でチョ・ドゥルホは「チョン会長、見てますか?注意事項、一、急に海外出張に行かない事。二、病院に入院しない事。元気な姿で法廷に来ることを願います。」と訴えます。
隣で笑みがこぼれるイ・ウンジョ。
バーで
夜事務所にいるチョ・ドゥルホにシン・ヨンイルから電話がかかってきます。
「酒でも飲みながら話をすれば、君が率直になってくれると思って呼び出した。」とシン・ヨンイル。
「私が率直でないことが今まであったでしょうか?」とチョ・ドゥルホ。
「君が検察にチョン会長を告発した時は大学教授に嘘を言わせるはずもないし、君が握っている物は一体何だ?」とシン・ヨンイル。
「それを言ったら、酔いが醒めてしまいますよ。チョン会長の裏金帳簿です。本当に私が燃やしたと思っているんですか?私が言わなかったですか?いつかは私の手中に入ると。お願いがあります。私の事手助けしてください。弁護は弁護士が、捜査は検事がやらないと。」とチョ。ドゥルホ。
続けて「今から国中が大騒ぎになりますよ。食べる物で悪さする者はほっといちゃいけませんよ。検察総長になりたければチョン会長を連れて来て徹底的に調査するのはいかがですか?狭殺が必要ならいつでも仰ってください。」とチョ・ドゥルホは酒より歌がいいと言います。
挑戦状
そしてパワーキングの不買運動が全国的に広がり始めました。
シン・ジウクは父シン・ヨンイルに「チョン会長を召喚しましょう。そして危機を機会にしましょう。」と提案します。
「処理できるのか?」と尋ねるシン・ヨンイルに、「自信があります。」と答えるシン・ジウク。
その言葉で複雑な心境のシン・ヨンイル。
そしてチョン会長のところへ乗り込んで行き、「こんな飲料を作って金儲けしたんですから法廷で証言してください。」とチョ・ドゥルホ。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/
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あとがき
裏金帳簿を簡単に焼いてしまったのは、やはりニセの帳簿でしたね。
でも、シン・ジウクは焼かれた帳簿を見て色々と思いを馳せていたようで、父親にも帳簿は焼けてしまったと報告していましたね。
その言葉を信じたのか、シン・ヨンイルまでチョン会長に帳簿はもうないと報告していましたね。
チョ・ドゥルホが大事な証拠をそんな事するはずがないですよね。
ここから、風向きが少し変わってきたようです。
チョン会長側についていたシン・ヨンイルとチャン・シヌまで、自分の立場をどうしたら良いのか迷い始めました。
これから二人がどう出るのかも気になりますし、チョン会長を証人として立てる事を同意したチャン・ヘギョンも何を考えてどう出るのでしょうか。
最後に記者の前でチョン会長に忠告するチョ・ドゥルホは、相変わらずですね。チョン会長に挑戦状をたたきつけて、それに腹を立てるチョン会長の姿を見てまた面白がるチョ・ドゥルホ。面白いですね。
そろそろチョン会長を追い詰めていくような雰囲気でしたが、次回はこの戦いがどういう展開になるでしょうか。
第14話の視聴率は14.1%でした。では次回第15話に続きます。
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