第15話で心臓麻痺で緊急入院して意識のないチョン会長の部屋に現れて、酸素マスクに手を伸ばすのはシン・ヨンイル検事長。
この場に及んで消そうというのでしょうか。
チョ・ドゥルホは医師の格好に変装して、チョン会長の部屋へ近づきます。上手くチョン会長の部屋に侵入できるでしょうか。
では「町の弁護士チョドゥルホ」第16話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://www.kbs.co.kr/drama/chodro/
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<町の弁護士チョ・ドゥルホ 第16話あらすじ>
出典:http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=32400
キャスト・登場人物はこちら→「町の弁護士チョ・ドゥルホ」キャスト
病室へ侵入するチョ・ドゥルホ
「今日の手術の予定は5号室の患者ですね。最近の麻酔は良く効くから手術もあっという間だね。VIP病室はどこ?」と勝手に看護師のカルテを横取りして病室へ向かうチョ・ドゥルホ。
企み
チョン会長を訪れたシン・ヨンイル検事長は「明日検察に入る時に、倒れてください。」と言います。
「何?」とチョン会長。
「いつも心臓の薬を飲んでいるのを知っています。4年前に手術をしたでしょう?」とシン・ヨンイル。
「車いすじゃ、効果がなかったな?」とチョン会長。
「今世論やマスコミがとても注目しているので、検察の調査を受けると抜け出す道がない。少し時間稼ぎをして世論が鎮まってから調査を受けたら良いでしょう。刑務所に入るより、病院にいる方がマシでしょう。」とシン・ヨンイルがアドバイスをします。
「この際死にそうになりましょう。」とチョン会長。
仮病
そしてその数日後にチョン会長はテファグループが所有する国内最高の病院に入院するのでした。
酸素マスクを外したシン・ヨンイルに、「俺の演技、大丈夫だったか?」とチョン会長。しばらく病院で体を休めて、シン・ヨンイルに状況整理を任せます。
「ところで、チョ・ドゥルホの奴がまた何かしでかしやしないか?裏金帳簿を持ち出したら頭が痛い。」とチョン会長が言うので、「今チョン会長は意識不明の状態ですから、全ての調査が中断します。家族や他の人にも秘密にしないといけません。」とシン・ヨンイル。
「では、検事長を信じてますよ。」とシン・ヨンイルだけが頼りのチョン会長。
そのチョン会長が入院している部屋からシン・ヨンイルが出てきたのを、医師に扮したチョ・ドゥルホが廊下から監視しています。
反撃する金山
医師に扮したチョ・ドゥルホが病院のテレビで偶然ニュースを目にします。
ニュースでは検察に出頭して病に倒れたチョン会長の法定代理人である金山法律事務所が、無理な送還調査をした検察に厳重に抗議したのと同時に、チョン会長を病に至らしめたチョ・ドゥルホ弁護士に法的対応をすると報じます。
「チョ・ドゥルホを今すぐ虚偽告訴罪で刑事告発しろ。」と金山事務所代表チャン・シヌ。
「虚偽告訴罪ですって?私たちはもうテファグループとは何の関係もないじゃないですか。」と驚くチャン・ヘギョン。
「テファとは長い付き合いだ。そう簡単に縁が切れるもんではない。それに今回もうちで担当することになった。」とチャン・シヌ。
「またテファグループの件を担当するんですか?」とチャン・ヘギョン。
「チョン会長が約束をした。」とチャン・シヌが言うと、「約束?チョン会長は今意識がないじゃないですか?」と疑問に思うチャン・ヘギョン。
金山はチョン会長から手を引いたら損害だと言うチャン・シヌと、いっそのことチョン会長の裏金帳簿を明らかにした方が良いのではと言うチャン・ヘギョン。意見が合いません。
チャン・ヘギョンは何かを勘付いたか、キム・テジョンに「昨夜何かがあったでしょう。」と探りを入れますが、とぼけるキム・デジョン。
チャン・シヌはチョン会長が検察へ出頭する前日に、チョン会長に呼び出されていました。
「また私を助けてくれるか?」とチョン会長。そして「シン・ヨンイルの全てを信じてはいけない。」とも言います。
チョン会長は、「シン・ヨンイルはあちこちに借名口座を持っているだろ。それが世に流れればシン・ヨンイルの首が飛ぶ。」と言います。
「ご心配無用です。私以外にあの借名口座を管理できる人間は誰もいませんから。」とチャン・シヌ。
証拠隠滅
シン・ヨンイルは息子シン・ジウク検事から「金山事務所がチョ・ドゥルホを虚偽告訴罪で刑事告発した。」と聞いて金山事務所の動きを掴み、前夜にシン・ヨンイルがチャン・シヌを訪ねていたのです。
「チョン会長の捜査は進んでいますか?チョ・ドゥルホが裏金帳簿を持っているのは事実ですか?」とチャン・シヌ。
「奴の出方を見ないと・・・。ところで裏金帳簿ではなくて、チョン会長が別に処理していた借名口座を金山で作業していましたね?捜査が拡大すればその借名口座が問題になります。」とシン・ヨンイル。
「検事長が借名口座をご自分で直接処分するのは大変だと思いますよ。」とチャン・シヌ。
「ははは、もちろん処分はチャン代表にお願いしますよ。」とシン・ヨンイル。
「その代わり私もお願いがあります。捜査が拡大したら、うちの金山事務所は無事に助かるように助けてくださいよ。」とチャン・シヌ。
「もちろんですよ。」とシン・ヨンイル。
「もし約束を守れなかったら、借名口座が公開されますよ。」と念を押すチャン・シヌ。
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チョ・ドゥルホの事務所で
「こんな事あるか?チョン会長が倒れた原因を検察とチョ・ドゥルホのせいにして。」とペ・デス。
「記事を読むと、倒れたチョン会長を同情する世論が増えています。」とイ・ウンジョ。
「何かおかしくないか?つい数日前にはゴルフをしていた人間が、心臓麻痺?ぺ・デス、ちょっと病院へ行って本当かどうか見て来てくれ。」とチョ・ドゥルホ。
「今度は病院か?ミッション受付!」とぺ・デスは快諾します。
調査で呼ばれるチョ・ドゥルホ
チョ・ドゥルホはシン・ジウクに呼び出されます。
「今回虚偽告訴罪で告発されたのは、パワーキングの件とチョン会長の直接的な関係がはっきりしないのに告発したのが理由だ。」とシン・ジウクはチョ・ドゥルホに説明します。
「そんなのありか?」とチョ・ドゥルホ。
「そうだ、ありえない。だが告発状が受付したから、お前を調査するのみだ。」とシン・ジウク。
「お前、ヒマなのか?時間の浪費してないで他にする事があるだろ?」とあきれるチョ・ドゥルホ。
「そうだ、チョン会長を捕まえなきゃ。」とシン・ジウク。
「そうだ、でもお前の親父もチョン会長と関わっているからな。お前がやろうとやるまいと、俺は捕まえる。この中にチョン会長と関わっている人間が入っているから、聞いて判断しろ。」とチョ・ドゥルホは録音した音声を渡します。
「俺が必要ならいつでも召喚しろ。俺は誰かとは違って心臓麻痺で倒れるフリはしないから。」と言ってチョ・ドゥルホは帰ります。
そしてチョ・ドゥルホはシン・ヨンイルの部屋へ行き「今度はあんたのシナリオですか?早くここへチョン会長を呼んで調査してください。チョン会長の演技は下手くそだし・・・。」と言って帰って行きます。
病院で
ファン・エラは清掃員、ぺ・デスは入院患者に扮して病院に張り付いて、チョ・ドゥルホに電話報告しています。
そして「マイケル・チョンが来ました!それでも親父が死にそうだから来たんだなあ。」とぺ・デスがチョ・ドゥルホに報告します。
病室に入って、こん睡状態の父親を見て「死んだも同然じゃないか。もしかして遺言状はないか?」と尋ねる息子マイケル・チョン。
「兄貴と弟に財産をみな取られそうなんだぞ。俺の分はどうなっちゃうんだ。死ぬ前に俺にも分けてくれよ。」と言いたい事を言っているマイケル・チョン。
すると聞いていられずに「お前、黙って聞いていれば何を言っているんだ!!!」と息子の首を掴んで怒鳴るチョン会長。
「親父、生き返ったぞ!」とホッとしたマイケル・チョン。
マイケル・チョンが「帰国して損しちゃった。親父元気だったよ。仮病だよ。」とトイレで電話をしているのをぺ・デスがトイレの個室からしっかり録音しています。
ファン・エラも「病室から弁当のゴミが出るからおかしいなと思ったよ。」と報告します。
悪夢
チョン会長はチョ・ドゥルホに強引に手術を受ける悪夢を見て、叫びながら目覚めます。
取引
シン・ヨンイルはシン・ジウクに何か帳簿を渡しながら「金山を調べようとするなら、調査ではなくて取引をしろ。この帳簿は私からもらったんではなくて、お前が見つけたんだ。」と言います。
そして金山のチャン・ヘギョンにお茶の誘いをします。
金山にも調査が入るという噂に心配するチャン・ヘギョンは「検事長に伝えて。金山に手を出したら、私がただでおかないから。」と強気に言い、その足でチョ・ドゥルホに会いに行きます。
金山にも調査が入るらしいとチョン・ヘギョンが話すと、予測していたとチョ・ドゥルホ。
「チョン会長の裏金帳簿と金山は一体どれだけ関わりがあるのか?」と問うチョ・ドゥルホに、「あなたが考えるよりもずっと深い関わりよ。」とチャン・ヘギョン。
そしてチャン・ヘギョンは「スビンはママよりパパの方がスーパーマンみたいにカッコいい弁護士だと思っているの。私もスビンにとって誇らしいカッコいいママになりたい。」と言うと、「俺が手伝うよ。金山も助けよう。もしかしたら金山の調査が始まったら、お前から召喚されるかもしれない。その前にスビンとどこかへ行っていた方がいいんじゃないか。」とチョ・ドゥルホ
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作戦会議
「今日、チョン会長を捕まえに病院に侵入して、チョン会長を検察に連れて行く。」とチョ・ドゥルホ。
「そんなのムリだよ。あの病室にはアリ一匹入れないよ。特殊部隊を呼ばないと。」とぺ・デスとファン・エラ。
「お前たち、モグラを捕まえる方法知ってるか?出てきたら頭をポカっと。」とチョ・ドゥルホ。
そしてみんなで病院へ向かいます。
それぞれが患者、看護師、医師に扮装して作戦通り午後12時ちょうどになったら、火災報知機を鳴らします。
すると看護師のファン・エラが「火事だ~~~!」っと叫んでVIP病室の前の警備員たちをまきます。
そしてVIP病室の前に誰もいなくなったのを見計らい、ファン・エラ、ぺ・デス、イ・ウンジョがチョン会長を助けに行きますが、「この患者は動けないからダメだ。すまないな。死ぬんじゃないぞ。」と言って助けずに去ってしまいます。
監視カメラで見ている係員からは、さもチョン会長を運んで逃げているように見えます。
その監視カメラ室では、「チョン会長が何者かにさらわれた!早く捕まえろ!」と警備員に指示しています。
ニセのチョン会長を運んでいるファン・エラたちはエレベーターに乗り必死に逃げ、警備員たちは階段で追いかけます。
その頃自分も火事で危ないと察知したチョン会長がベッドから起き出したところを、チョ・ドゥルホがスマホで録画しています。
「わぁ、良く録れましたよ~。顔も良く写っていますよ。心臓麻痺がどうのこうのって言うからお見舞いに来ましたよ。何だ、ウソだったのか。」とチョ・ドゥルホ。
ロビーに運び出されたのがチョン会長ではないと分かった警備員たちは、他の所を探しに行きます。
チョ・ドゥルホは「チョン会長、こんな事して恥ずかしくもないんですか?何でもやるんですねえ。幼稚だなあ。刑務所行きがそんなにイヤですか?」とベッドの上のチョン会長に説教しています。
「分かった、分かった。」と言うチョン会長に、「分かったら服に着替えて検察に行きましょう。」とチョ・ドゥルホ。
「ただじゃおかないからな。」と呟くチョン会長に、「ムショから出たら、オレの事煮て食べても焼いて食べてもいいですから。」とチョ・ドゥルホ。
検察へ
検察の前には記者が大勢集まっていて、「意識不明の状態から起き上がって検察に来ると言う奇跡を見せています。体は大丈夫なんですか?」と質問しています。
調査
いよいよチョン会長の調査が始まりシン・ジウクが部屋に入って来ます。
「久しぶりだ。親父を呼んで来てくれないか?」と言うチョン会長に、「チョン・グンモ氏、大韓民国の検察庁はあなたが給料を払っている部下ではない。あなたは、賄賂、横領、脱税・・・被疑者だ。状況判断を正しくして、言葉に気を付けろ。」と強く出るシン・ジウク。
そして金山事務所ではキム・テジョンが「検察が金山側の人物としてヘギョンを召喚しました。検察では香港にあるチョン会長のカンパニーに目をつけています。香港の帳簿はどこですか?」とチャン・シヌに言います。
「すぐにヘギョンに電話しろ。」と言うチャン・シヌに、「さっきから電話が繋がりません。」とキム・テジョン。
その頃チャン・ヘギョンはチョ・ドゥルホが育った施設にスビンと遊びに来ていました。
施設で
スビンが施設の子供たちと遊んでいるのを嬉しそうに見ているチャン・ヘギョンと神父。
そこへ手土産をたくさん持ってやって来るチョ・ドゥルホ。子供たちは大喜びです。
チョ・ドゥルホとチャン・ヘギョンも子供たちと遊び、夜は施設の庭で親子三人水入らずでごろ寝しながら夜空の星を眺めます。
スビンはここがとても気に入っているようです。
スビンが寝静まると、「心の準備が出来たか?」と尋ねるチョ・ドゥルホに、「うん。ここへ来るのが遅かったわ。ここがあなたにとってどんな所か気づくのが遅かった。」と答えるチャン・ヘギョン。
検察で
部屋にシン・ヨンイルが現れると、「どれだけ忙しいのか、やっと来ましたね、検事長。」とチョン会長。
「大変でしょう。」とシン・ヨンイルが言うと、「体が辛いのは仕方ないとして、腹の底から怒りが込み上げてくるのは耐え難い。裏切られたからか・・・。」とチョン会長。
「どちらにせよ、罪の償いはしないといけません。」とシン・ヨンイル。
「さんざん俺に芝居させておいて、罪の償いとは何だ?」とにらみをきかせるチョン会長。
「チョ・ドゥルホがああ出るとは想定外で、チョ・ドゥルホを阻止できなかったのだから、仕方がないでしょう。」とシン・ヨンイル。
「もしかして、チャン・シヌの連絡を待っているんじゃないのか?オレを病院で寝かせておいて借名口座を整理するつもりだったのか。40年以上も会社経営してきたのだ。」とチョン会長。
「整理するなといつおっしゃいましたか?会社が一つ潰れる事なんかあっという間ですよ。法がどれほど怖いか、味わってもらいましょう。」とうそぶくシン・ヨンイル。
決意したチャン・ヘギョン
チャン・ヘギョンとチョ・ドゥルホも検察へ行きます。
緊張しているチャン・ヘギョンをチョ・ドゥルホが手を握って励まします。
チョ・ドゥルホの事務所では、ぺ・デスが記者を集めて「今から爆弾発言がありますから、待っていてください。」と待機させています。
そこへ到着したのはチョ・ドゥルホとチャン・ヘギョン。
するとシン・ジウクが現れて、「チャン・ヘギョン氏!横領と脱税で逮捕する。」と言ってチャン・ヘギョンの手に手錠をかけます。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/
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あとがき
チョン会長とシン・ヨンイルが組んで、仮病で入院していたとは想定外でしたが、シン・ヨンイルは色々と悪知恵が回りますね。
でも、話が進むにつれてシン・ヨンイルを信じていいのか良く分からない行動が見られました。
結局損をしたのはチョン会長だけ?それともシン・ヨンイルとチャン・シヌも巻き添えになってしまうでしょうか。
三人が複雑に絡み合って、誰か一人が裏切った途端に全ての事件の真相が暴かれそうですが、あとは時間の問題にも思えますね。
もしかしたらチョ・ドゥルホが、そこをうまく利用して事件を解決しようとしているのかもしれません。
そして今回も変装劇が見られましたね。チョ・ドゥルホの医師、ファン・エラの看護師、そしてペ・デスの患者役。どれも良く似合っていましたが、なぜか飴をしゃぶっている患者ペ・デスがとても可笑しかったです。
最後にはチャン・ヘギョンに全てを暴露させようとして、記者たちを待機させていたようですが、タイミング悪くシン・ジウクがやって来て・・・。
これからまたどんな展開になるのでしょうか。いよいよクライマックスが近づいているようですね。
第16話の視聴率は15.3%でした。では次回第17話に続きます。
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