第24話でソン・ジホンはオンニョの助けで祖父パク・テスが残した財産を見つけ出すことが出来て大喜びをしたのも束の間、父ソン・ファノクの訃報を聞きます。
急いで父の元に駆けつけるソン・ジホンとオンニョ。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第25話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第25話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
父との別れ
ソン・ジホンは自分を養子として育ててくれた養父ソン・ファノクの死を悲しみ涙を流します。
そしてソン・ファノクの「ユン・ウォニョン親子への恨みを晴らしてほしい。」という遺言を思い出しています。
そしてソン・ジホンが4才の時に養子として引き取ったが
自分の子供と思って育てたというソン・ファノクの話を思い出しています。
そこにオンニョが入ってくると、ソン・ジホンは「何故ユン・テウォンが平市署の主簿になったのか、常に疑問であった。私が知っているユン・テウォンは、ユン・ウォニョンの庶子だ。庶子であるユン・テウォンが官職に就くと言うのは・・・。」と言います。
オンニョは「私はユン・テウォン行首を良く知っています。
行首は幼い時に父から捨てられて心に深い傷を負った方です。
ユン・ウォニョン大監の助けを受けるはずがありません。」と言います。
「それはお前が勘違いしているのだ。これは最初からユン・ウォニョン大監がユン・テウォンを前面に立てて起こした陰謀だ。父の遺言どおりに私は復讐する。父の恨みを晴らしてやる。」とソン・ジホン。
チョン・ナンジョン商団への圧力
コン・ジェミョンはユン・テウォンに「ちょっとやり過ぎじゃないか。」と聞きますが、今回はチョン・ナンジョン商団まで監察すると言います。
ユン・テウォンはチョン・ナンジョン商団に対する監察を始めて、商団は大騒ぎになります。
これに反発するミン・ドンジュに対して「平市署主簿の役割を果たしているだけだ。」と言うユン・テウォン。
ミン・ドンジュからの知らせを受けて、チョン・ナンジョンが商団にやって来ます。
「この騒ぎは何事か。」とチョン・ナンジョン。
そしてチョン・ナンジョンは「何が偉くてこんなことをするのだ。」とユン・テウォンに強い口調で反発します。
地位のあるユン・テウォンに対しても食って掛かります。
すると「商団を率いている方が平市署主簿の業務もご存じないのですか?監察しているのです。」とユン・テウォン。
そんな中、不正な賄賂を受け渡しした状況が記録されている証拠が発見されます。
「まだお話がありますか?」とユン・テウォンがチョン・ナンジョンに問うと、「私と話をしよう。」と部屋に案内するチョン・ナンジョン。
「私にこのような事をする思惑は何か?本当に最後までやるつもりか?」とチョン・ナンジョン。
「そうではありません。」と答えるユン・テウォンに、「黙れ、そなたがどんな思惑で平市署主簿になったのか知らないとでも思っているのか。」とチョン・ナンジョン。
「奥様、私はこれ以上奥様と対立したくありません。大監が難しい決断をして私を官職に就かせたのに、私が奥様と対立して何の得がありましょうか。私はそれほど愚かではありません。私が奥様の商団に監察に入ったと噂が広まれば、他のどの商団も公正ではないと言う事が出来ません。今回の事は奥様にも利益になります。」とユン・テウォン。
オンニョの頼み事
父親の葬式が無事に終わり、ユン・テウォンに対する復讐心に燃えるソン・ジホン。
松都から帰って官奴婢という身分からまだ抜け出せずにいるオンニョを心配します。
オンニョはちょうど1年に一度執り行う豊漁祭に漢陽から官吏たちが集まってくるとの話を海州監営の吏房から聞きます。
そして海州監営の吏房が漢陽へ行く用事があるというので、オンニョは海州監営の吏房に「チ・チョンドゥク胥吏(ソリ)に会ってください。」とお願いをします。
漢陽へ到着するとすぐにチ・チョンドゥクに会いに行く海州監営の吏房。
海州監営の吏房はチ・チョンドゥクにオンニョが肌身離さず持っていた母親の形見の指輪を見せます。
チ・チョンドゥクは「オンニョが本当に生きているのか。」と尋ねては嬉し涙を流します。
そしてチ・チョンドゥクはオンニョに会いにすぐ海州へ向かうのでした。
海州監営の吏房の助けでチ・チョンドゥクとオンニョが涙の再会を果たします。
「オンニョや。」と叫ぶチ・チョンドゥク。
驚くオンニョ。
「無事に生きていたんだな。ありがとう。」と涙を流すチ・チョンドゥク。
「私のために教旨まで偽造したですって?」と驚くオンニョ。
「そうだ。お前を丘使(クサ=官奴婢として雑用をする)から助け出すために殿下の教旨まで偽造して海州へ来たのだが、お前が死んだと言うからどれだけ心配したか。」と熱く語るチョン・ウチ。
「じゃ、承政院で私を探していたと言うのは・・・。」とオンニョが言うと、「そうだよ、それが俺たちだ。」とテバク。
「王の教旨を偽造する事がどんな事かお分かりですか?」とオンニョが言うと、「そんな事分かってるよ。でも他に助け出す方法がなかったんだから、どうしろって言うんだ。」とチョン・ウチ。
そこへ食事の膳を運んでくるチ・チョンドゥク。
「真心込めて準備したからオンニョよ、お腹が破裂するほど食べなさい。官奴婢だからってご飯もろくに食べさせてもらえないんじゃないのか。」とチ・チョンドゥク。
「しっかり食べていますから、心配しないでください。」とオンニョ。
「どこか具合の悪い所はないか?」とチ・チョンドゥク。
「オンニョがご飯を食べられないじゃないか。」とチョン・ウチが言うとみな大笑いします。
そしてチ・チョンドゥクはオンニョに「自分一人では絶対に漢陽へは帰らない。一緒に漢陽へ行こう。」と言いますが、オンニョは「一生逃げて生きる事は出来ないでしょう。」と言い、「今、官奴婢の身分から解放される方法を探っています。」と話します。
そして後に「何か助けられる事はないか。」と尋ねるソン・ジホンに、「一つしてほしい事があります。」とオンニョ。
母と子の対立
文定王后は自分の言う事を聞かずにイ・ジョンミョンを兵曹判書にした、明宗の反対勢力を高位職に立てて、明宗と対峙します。
「キム・ユニョン大監は大尹勢力によって国が危うい時に体を張って救った方だ。その方がいらっしゃらなければ、今の主上(明宗)もいなかったであろう。」と文定王后。
そう言いながら「母親の言う事に従うように。」言う文定王后ですが、言葉では丁寧でも明宗にかなり強い圧力をかけています。
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外の酒場で
コン・ジェミョンと外でお酒を飲むユン・テウォン。
「どうしてこんなところで飲むんですか。ソソルに来ないで。」とユン・テウォン。
「主簿の旦那様になると、こんな所で酒を飲むのは嫌か?」とコン・ジェミョン。
「兄貴、何だか言葉にトゲがある言い方ですね。」とユン・テウォン。
「分かっているんだな。お前ずいぶん変わったな。俺が知っているユン・テウォンじゃない。あんまりだ。人を殺してまでやらないといけないのか?」とコン・ジェミョン。
「私が殺したんじゃありません。」とユン・テウォン。
「そうじゃないだろ。俺はお前から引き継いだ人参交易権、明国使臣団交易権、ひとつも嬉しくない。」と強い口調のコン・ジェミョン。
無言のユン・テウォン。
ソソルで
ユン・ウォニョン大監が急いでやって来てファン・キョハを呼びます。
「今日はとても大事なお客様が来るから、他の客は受けるな。」とユン・ウォニョン。
「この間のように来なかったらどうなさるんですか?どれだけ損したか分かりますか?」とファン・キョハ。
「損したら私が払うから、今日は誰も受けるな。」とユン・ウォニョン。
「一体大事なお客様とは誰なのですか?」とファン・キョハ。
「それは・・・言えない。」とユン・テウォン。
「もしかして、主上殿下がいらっしゃるのですか?」とイ・ソジョン。
「お前が、どうして分かるんだ。」と慌てるユン・ウォニョン。
「他の客を払うほど大事なお客様と言ったら、主上殿下しかいないではないですか?」とイ・ソジョン。
「イ・ソジョン、お前は本当に頭がいいな。そう言う訳だから今日は格別に気を遣ってくれ。」とユン・ウォニョン。
母・文定王后の圧力に不安を感じた明宗はソソルにお忍びでユン・ウォニョンと会うのでした。
そして明宗が「私がまた民の中へお忍びで出かけられるように母を説得して欲しい。」と頼むと、ユン・ウォニョンは「分かった。」と返事します。
豊漁祭
一年に一度海州で昭格署(天の祭祀を執り行う官庁)官吏が来て豊作を祈願する豊漁祭を執り行います。
この祭祀の始まりでは道流という官職の人が周易序文を暗唱することになっています。
ところが豊漁祭の当日にこの道流が来ないという事態が発生して、昭格署の提調令監をはじめみな動揺します。
道流以外に周易を暗唱できる人間が誰もいないのでした。
ソン・ジホンはここでオンニョの頼み事を聞くことになります。
ソン・ジホンは昭格署の提調令監や海州監営の観察使に「オンニョは周易に明るい土亭イ・ジハムに直接師事した娘である。」と紹介します。
一刻の猶予もない昭格署の提調令監はオンニョを呼び出します。
周易に関する簡単な素養試験をすると、オンニョは見事に合格します。
そして盛大な豊漁祭を執り行います。
オンニョは堂々と壇上に上がり、一つの間違いもなく周易序文を暗唱して、豊漁祭が始まりました。
実は豊漁祭に道流が現れなかったのは、オンニョを官奴婢の身分から救い出すためにチョン・ウチが道流を倉庫に閉じ込めていたのです。
髪飾り
一方で平市署の奉事は捧げる物があると言ってチョン・ナンジョンに会いに行きます。
それは髪飾りなのですが、平市署の奉事がチョン・ナンジョンに差し出すと「これは何だ?」と尋ねるチョン・ナンジョンに、「私も何か分からないのですか、貴い物なので奥様にお捧げしたくお持ちしました。」と平市署の奉事。
才能を見出されるオンニョ
豊漁祭が無事に終わり昭格署の提調令監はオンニョの天出した実力を認めて感嘆します。
そしてオンニョに一つ試験をします。
「私が今尋ねる事は昭格署の道流の試験に私が直接出した試験でとても難しいから、もし間違えたとしてもがっかりしなくて良い。」と言います。
その難しい問題をオンニョはすらすらと答えてしまいます。
部屋から出て来てオンニョはソン・ジホンに「どうだったでしょうか。」と心配します。
「オンニョがやるべき事は全てやった。あとは結果を待つのみ。」とソン・ジホン。
昭格署の提調令監は驚き、海州監営の観察使に「オンニョを昭格署に連れて行っても良いでしょうか。
オンニョを昭格署の道流として連れて行きたい。」と尋ねます。
海州監営の観察使は「私もオンニョを官奴婢にしておくには、あまりにも才能がもったいないと考えています。掌隸院(官奴婢の文書を管理する官庁)にオンニョが登録されているので、その問題だけ解決すれば構わないでしょう。」と言います。
海州監営の観察使はオンニョに「昭格署の提調令監と一緒に漢陽へ行くように。」と告げます。
昭格署の提調令監は「オンニョを昭格署の道流として採用する。そして官奴婢の身分を庶人(一般庶民)とする。」と告げます。
喜ぶオンニョ。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
やっと官奴婢の身分を抜け出すことが出来たオンニョ。
ここまで来るのに長い道のりでしたが、やはり色々な人の助けがありましたね。
チ・チョンドゥクとチョン・ウチとの再会でオンニョが作戦を打ち明ける事で、見事に作戦を成功させることが出来ましたね。
道流を倉庫に閉じ込めてしまうなんてあまりにも強引なやり方でしたが。
それにしても、オンニョの育ての親とも言えるチ・チョンドゥクの喜びを見るとどれほどオンニョを可愛がっていたかが分かりますね。
オンニョのためにご飯を作ってあげたり、体の事を心配したりと、まるで母親のようでした。
こんな「父親」が欲しいなと思ったのは私だけではないのでは・・・。
ところでオンニョが漢陽に戻ることになると、今までお世話になったソン・ジホンとはお別れということになるのでしょうか。
ついこの間まではユン・テウォンとのお別れが心痛い場面でしたが、ソン・ジホンにも情が移っていき、ソン・ジホンとのお別れも心痛いのではないかと心配です。
また次回に期待します。
第25話の視聴率は19.8%でした。では次回第26話に続きます。
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