第26話では明宗がとうとう自分の名前をオンニョに明かしましたが、誰だか分からないオンニョ。
そして亡くなったと思われていたオンニョが現れて、驚きを隠せないチョン・ナンジョン。
そのチョン・ナンジョンに仕返しをすべく、オンニョは隠密に商団を作ろうとしています。
オンニョは商団を作って何をしようとしているのでしょうか。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第27話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第27話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
チョン・ナンジョンと会う
オンニョを連れてチョン・ナンジョンに会いに行った昭格署の提調令監はオンニョの事を「周易に対する理解も深く、四柱を見る事もできるので、お役に立てればと思い連れて来ました。」と紹介します。
オンニョも自ら「今は官婢ではなくて、昭格署の道流として務めています。」と紹介します。
オンニョを見てチョン・ナンジョンは怒り出し、オンニョに「部屋から出て行くように。」と言います。
そしてチョン・ナンジョンは昭格署の提調令監に何かを指示します。
昭格署の提調令監は、「チョン・ナンジョンが昭格署を意のままに操り、奉恩寺の増築に反対する世論を鎮めるつもりだ。」とオンニョに伝えます。
勿論チョン・ナンジョンの意思の背後には文定王后がいるのでした。
チョン・ナンジョンの部屋から出るオンニョを見かけたユン・シネは、オンニョにソン・ジホンの事を根掘り葉掘り尋ねますが、良く分からないと答えるオンニョ。
ユン・シネはどんな手を使ってでもソン・ジホンの居所を調べるように、侍女に命じます。
チョン・ナンジョン宅にて
「オンニョが昭格署の道流になって戻ってきた。」と兄チョン・マッケ。
「えっ?!」と驚くミン・ドンジュ。
「オンニョを見た途端、全身に鳥肌が立ったわ。一体どういう事なのか知っている事はあるか?」とチョン・ナンジョン。
「いいえ。」とミン・ドンジュ。
「全く毒々しいヤツめ。官婢になって日も浅いと言うのに、私の前に現れるとは。」とチョン・ナンジョン。
「たかが昭格署の道流、ナンジョンに手も出せないだろう。そう心配するな。」とチョン・マッケ。
「いいえ、甘く見てはいけない相手です。」とチョン・ナンジョンは言って、ミン・ドンジュにオンニョを監視させます。
オンニョ商団
オンニョはソン・ジホンと共に秘密裏に商団を作ります。
チャン・ソンプンとチョン・ウチ、コ・デギル、ヤン・ドングにソン・ジホンを挨拶させるオンニョ。
「まずは、みなさんが共にいる事を感謝する。何よりも私たちが相手とするのがユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンであるにも関わらず集まってくれてありがたい。」とソン・ジホン。
「オンニョがやる事なんだから、当然だよ。」と笑いながらチョン・ウチとコ・デギル。
チャン・ソンプンは「難しい事はともかく、とにかく稼がなきゃ。」と話します。
「私は捕盗庁をやめるつもりはありませんよ。でも何か手伝う事があれば協力しますよ。」とヤン・ドング。
ソン・ジホンを中心にこの仲間が今後オンニョの商団を率いて行きます。
「本格的に商団を始める前に肝に銘じることがある。この商団は秘密裏に私たちが他にばれないように運営しなくてはいけない。」とソン・ジホン。
「そんな事できますか?」と質問するコ・デギルに、オンニョは「難しいけれど商団の立地が決まる前にチョン・ナンジョンたちの牽制と攻撃を受けないように、出来る限り知られないように準備しなければなりません。」と言います。
「まずやらなければならない事は、楮(こうぞ)を買い占める事です。」とオンニョ。
オンニョとソン・ジホンはコン・ジェミョン商団とミン・ドンジュ商団が科挙に備えて紙を集めていると知り、「他の商団が紙を集める前にとにかく早くたくさん紙の材料となる楮を買い占めて、出来るだけ価格をつり上げなければなりません。」と言います。
髪飾り
チョン・ナンジョンは久しぶりに文定王后へ会いに行き、贈り物を差し出します。
その贈り物とは、以前平市署の奉事がチョン・ナンジョンに贈った髪飾りのようです。
ところが、その髪飾りを見た文定王后は表情が一変します。
「一体この髪飾りはどこで手に入れたものか?」と尋ねる文定王后。
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大殿尚宮
オンニョは市場の通りで偶然カン・ソノに出会います。
カン・ソノはオンニョに「申し訳なかった。お前への借りは返すつもりだ。」と謝罪します。
そしてカン・ソノはオンニョを連れて一人の婦人の家に行きます。
その様子をミン・ドンジュの部下が後をつけて監視しています。
「この娘がオンニョです。こちらは大殿尚宮様です。ご挨拶なさい。」と婦人の前で紹介されます。
大殿尚宮がオンニョを前に座らせます。
大殿尚宮は宮殿の、しかも東宮殿で内人として務めていたのです。
「そなたに聞きたい事がある。そなたの母親について話してみなさい。」と大殿尚宮。
「どうして私にその事をお尋ねになるのか、伺ってもいいですか?」とオンニョ。
「カビという名前を憶えているか?」と聞かれて、「はい、東宮殿の内人としていらっしゃる時に急に姿を消した内人がいて、その内人の名前がカビと聞きましたが。」とオンニョ。
大殿尚宮は「カビと自分はとても親しい友達だった。お前が本当にカビの娘なのかを知りたくてお前を呼んだのだ。」と話します。
オンニョは「自分の母親が典獄署の前で剣で切られて倒れ、典獄署で自分を産んで亡くなりました。」と話します。
「他には何か知っているか?」と大殿尚宮が尋ねると、オンニョは母親の遺品である指輪を見せます。
「カビという内人が私の母親でしょうか?」とオンニョが尋ねます。
オンニョが帰った後、大殿尚宮は「オンニョの顔を見るとカビを見るようだ。」と言います。
ミン・ドンジュの部下は、オンニョが入って行った屋敷が、イ・ジョンミョンの屋敷である事を突き止めます。
妙案
文定王后はユン・テウォンを呼び出します。
「奉恩寺増築の財源を確保する方法を考えてみたか?」と文定王后。
「はい、これから執り行われる科挙で使われる紙は、受験する人に直接買ってもらうようにいたします。」とユン・テウォン。
「その前に二つの商団で紙を買占めておいて、受験者には高い価格で売るようにいたします。商団にはその紙の売り上げの3割を税金として納めさせます。」とユン・テウォン。
「おお、それは妙案だ。奇抜な考えだ。お前の判断は驚くほど賢明だ。何か必要な事があれば助けるから、しっかり取り組みなさい。」と喜ぶ文定王后。
紙の暴騰
オンニョの商団の人たちは楮を使って紙を作らせて、どんどん買い占めます。
ミン・ドンジュはユン・テウォンと約束した紙の買占めのために奔走しています。
ところが急に紙の価格が2倍に跳ね上がったという知らせを聞くミン・ドンジュ。
ミン・ドンジュとコン・ジェミョンの商団は急に紙の価格が上がってしまった事をユン・テウォンに報告し、非常事態だと伝えます。
すると「高く買ったら、高く売ればいいでしょう。どうせ科挙を執り行うために、民たちは紙を買わざるを得ないのですから。」とユン・テウォン。
一方オンニョの商団は会議をしています。
オンニョたちが楮を買い占めているので、楮の値段が3倍にも跳ね上がっている状況なのに、それでも二つの商団は紙を買い占めているにはわけがあるのだろうと、みな察します。
オンニョは「今回は科挙をやらないようにしようと思います。」と発言します。
ユン・テウォンは「紙を作る楮を買い占めている者がいる。その者たちの正体を調べろ。」と部下に命令します。
オンニョの願いを聞く
今夜もお忍びで外に出ている明宗。
オンニョは「どうして急に科挙を執り行う事になったのですか?奉恩寺の増築に対する儒生(儒教を学んでいる者)たちの反発がとても強いです。その世論を鎮めるために大妃が科挙を執り行うと言われています。」と明宗に言います。
すると明宗は「どうしてそなたがそんな事を知っているのか。」とオンニョに言います。
「そこまでは言えませんけど。今回は科挙を受ける時、紙を買わせるとか。科挙が始まれば紙の価格がとてつもなく上がるでしょうに、そうでなくても民の暮らしは困窮しているのにこんな事は不当な仕打ちではないですか?」とオンニョ。
そしてチョン・ナンジョンが昭格署を意のままに操り、奉恩寺の増築に反対する世論を引っくり返そうとしていると明宗に説明します。
そして文定王后が昭格署を利用しようとしているようだと、明宗に伝えます。
オンニョは暗行御史に話をすれば、王の耳に入るのではないかという期待を込めて一生懸命話していますが、「イ・ファン=王」という事がまだ分からないようです。
科挙の取りやめ
ユン・ウォニョンと禮判大監が科挙の許しを得るため明宗を訪ね、ユン・ウォニョンは「殿下の裁可をお願いします。」と言います。
明宗は「科挙は執り行わない。」と断言します。
「何をおっしゃるんですか。科挙がなくなるとは。」とユン・ウォニョンが尋ねます。
明宗は「言った通りだ。」と言うと、ユン・ウォニョンが「ですが殿下、大妃ママが奉恩寺の増築で儒生たちの反発が強く、その上科挙まで中止されれば儒生が何をするか分からない状況です。」と言います。
「それなら奉恩寺の増築を取りやめれば良いではないか。」と明宗。
そして「科挙とは官員を採用するために執り行うもので、世論を鎮めるための手段ではない。」と明宗は告げます。
ユン・ウォニョンと禮判大監は「奉恩寺の増築は大妃ママが推薦している事です。もし取りやめが知られたら大妃ママが心を痛めます。」と言います。
「それは、二人が心配する事ではない。科挙はやらないから、そう思っておくように。」と明宗。
「何だと、それは本当か?」と科挙の取りやめの話を聞いて文定王后は驚きます。
文定王后は自分の思う通りに事が進まないので怒りを露わにして、明宗を訪ねて行きます。
明宗は母親が何を言おうとも、耳を傾けようとしません。
ユン・テウォンも科挙を執り行わないという知らせを聞き困り果ててしまいます。
そしてソン・ジホンもオンニョに科挙の取りやめの知らせを伝えます。
喜ぶオンニョとソン・ジホン。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
いよいよオンニョはユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンに仕返しをしようと、ソン・ジホンと商団を立ち上げました。
最初の仕事は紙の原料の価格を釣り上げることでしたが、見事に成功したと見てよいのか、ユン・テウォンが何か手を打つかもしれませんし、まだ油断できません。
でも、このままオンニョとユン・テウォンは敵になってしまうのでしょうか。
一方、オンニョの願いは明宗に確実に伝わっていて、明宗がこれからもオンニョの見方になってくれるようですね。
この二人の行方も目が離せません。
そしてオンニョの母親の手かがりが少し掴めたようですが、オンニョの父親が誰なのかも、分かって来ると面白いですが、宮殿にいた人に違いないようですね。
母親が分かると、父親についても謎が明らかになりそうです。
第27話の視聴率は21.1%でした。では次回第28話に続きます。
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