第37話でオンニョは、養父チ・チョンドゥクの濡れ衣を見事に晴らします。
またオンニョが明宗と密かに会っている事を、チョン・ナンジョンが知り驚きます。
オンニョは文定王后に呼ばれて会いに行きますが・・・。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第38話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第38話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
誘い
明宗とオンニョが隠密に会っている事を知ったチョン・ナンジョンは、ユン・ウォニョンに報告します。
「確かにオンニョが王を利用して、私たちに復讐をしようとしているのです。ただちに消さなくてはいけません。」とチョン・ナンジョン。
信じないユン・ウォニョンは、「本当にその事を利用すれば主上の足元を掴む事が出来るな。」と言います。
文定王后に呼ばれたと思ってついて行ったオンニョ。
そこにはユン・ウォニョン大監とチョン・ナンジョンが待っています。
「何のご用ですか。」とオンニョ。
「昭格署が撤廃されたら、お前はどうなるんだ?官婢から抜け出す条件として道流になったと聞いたが、また官婢に戻るのか?」とユン・ウォニョン。
「それは、私も良く分かりません。」と答えるオンニョ。
「大妃ママがそなたを格別に可愛がっているのだから、官婢には戻さないだろう。」とチョン・ナンジョン。
「望む事があれば言ってみなさい。私が助けよう。」とユン・ウォニョン。
「まだ考えていません。」とオンニョ。
「それなら、うちの人間になるのはどうだ?私たちは多くの葛藤と誤解があったが、お前の才能は、私が運勢を観てもらった時から高く評価していた。」とユン・ウォニョン。
「聞けば、お前が官婢から道流になったのも、お前の神通力のお陰だと。」とチョン・ナンジョン。
「今昭格署が撤廃されるが、いつかまた昭格署は復活するだろう。どうだ。俺の人間になってみるか?」とユン・ウォニョン。
オンニョはユン・ウォニョンの屋敷を出ると、カン・ソノが待っています。
心配したカン・ソノが無事だったか尋ね、呼び出した理由を尋ねます。
昭格署の再建に手を貸してほしいとユン・ウォニョンに言われたオンニョ。
何か裏があるのではないかと疑っているオンニョ。
ユン・テウォンの策
ミン・ドンジュは部下のトンチャンを連れて、突然ユン・テウォンを訪ねます。
「地方から商団に荷物を運ぶための船が無い。地方の商団からは船を借りる事ができない。」と言って、助けを求めます。
「手配してみる。」と答えるユン・テウォン。
ミン・ドンジュとトンチャンが帰ると、すぐ部下に、「船団の運営権を持っている商団に知らせを送り、ミン・ドンジュ商団に絶対に船を貸すなと伝えるように。」と命令するユン・テウォン。
そしてコン・ジェミョンがユン・テウォンを訪ねて、オンニョとソン・ジホンの商団をそのままにしておいて、商売敵にならないかと心配します。
ユン・テウォンは自分が何とかするので大丈夫だと答えます。
深い溝
文定王后は、医官が運んできた煎じ薬を飲もうとしません。
すると明宗が文定王后に、直接煎じ薬を持って行きます。
「帰ってください。」と追い出す文定王后。
「煎じ薬を飲むまでは、帰りません。」と明宗。
文定王后は起き上がって、煎じ薬を床に捨ててしまいます。
「帰れと言ったではありませんか。食事を摂り、薬を飲んで何になるのですか。母はこのまま死にます。主上殿下は好きなようにしなさい。」と文定王后。
部屋を出た明宗に、声を掛けるユン・ウォニョン。
悩む明宗
ユン・ウォニョン大監が明宗に話があると言って訪ねます。
ユン・ウォニョンは、巫女と殿下が密会をしている噂があると言います。
「私が宮の外で誰と会おうが領府事大監には関係のない事ではないか。」と明宗。
「殿下、宮の中では殿下がどんな女性と会おうと、どんなに多くの女性を相手にしようと、それは殿下のご意思であり、福であります。しかし今回の問題は王室の体面と関係のある事です。殿下が変装して外部の女と通じる事は、王室の根幹を揺るがすことになります。その上大妃ママのお耳に入ったらと思うと、私は恐ろしいです。とても心配でなりません。」とユン・テウォン。
「やめるのだ。そんな事ではないと言っているではないか。」と明宗。
「けれどもオンニョと会うのは、事実ではないですか。すでに私にまで噂は伝わっています。その事は必ず朝廷で議論されるのは火を見るより明らかです。殿下。そうなると殿下の威信が地に落ち、殿下を支持する儒学者たちもみな背を向けるでしょう。叔父である私にもどうする事も出来なくなります。」とユン・ウォニョン。
言葉を返す事も出来ずに表情を変える明宗。
「殿下、この事態を収拾する方法は一つしかありません。」とユン・ウォニョン。
「それは何だ。」と明宗。
「殿下が直接オンニョと言う女を罰するよりほかありません。オンニョは邪悪な心で殿下の心を惑わせました。オンニョを罰して王室の規律を正さねばなりません。」とユン・ウォニョン。
「それはダメだ。あの娘は・・・私が王であるとも知らずに会っていました。それなのにどうしてあの娘を罰することが出来ますか?」と明宗。
「殿下、お言葉が事実だとしても結果は同じ事です。」とユン・ウォニョン。
「領府事大監!」と明宗。
「どうかご再考ください。」とユン・ウォニョン。
「私に望む事は何だ。罪のない娘を罰してまで私に望む事は何だ。」と明宗。
「私はただ殿下の行く末を案じているだけです。」とユン・ウォニョン。
ユン・ウォニョンは明宗とオンニョの関係を口実に、オンニョを潰そうとしているのでした。
反抗するユン・テウォン
「何故お前と会うのがこんなに大変なのだ?お前を急ぎ立てた事をまだ根に持っているのか?」とユン・ウォニョン。
「いいえ、大監。何のご用ですか。」とユン・テウォン。
「単刀直入に尋ねる。お前オンニョとどんな仲なのだ。」とユン・ウォニョン。
「そんな事、何故急に尋ねるのですか?」とユン・テウォン。
「私の質問から、答えなさい。ナンジョンの話では、オンニョを捕まえるとお前が現れて助けるそうだな。二人で組んで、ナンジョンの商売の邪魔もしただろう。そうでなくてもお前がオンニョを傍に置くのを気に入らなかったのだ。二人はどんな仲なのか。お前、まさかあの女を好いているのではないだろうな。」とユン・ウォニョン。
「はい、そうです。」とユン・テウォン。
「何だと?!」と怒るユン・ウォニョン。
「それがいけない事なんですか?」とユン・テウォン。
「情けない奴め、お前はあの女がどんな女か知っているのか?あの女は監獄で生まれ育った女だ。」と怒鳴るユン・ウォニョン。
「私の出身がどれほど立派でそんな事を仰るのですか?」とユン・テウォン。
「何より、あの女は宮の外で隠密に殿下と密会しているのだぞ。あの女が殿下の心を乱して、殿下は同情しているのだ。」とユン・ウォニョン。
「大監、そんな事ではありません。」とユン・テウォン。
「何だと?お前まさか主上とあの女の事を知っているのか?」とユン・ウォニョン。
「はい、知っています。殿下とオンニョが会うのは違う理由があります。大監が考えるような事ではありません。そしてオンニョは主上殿下が王とは知らずに会っていました。ですからオンニョを処罰しようとするなら、おやめください。大監がお聞きしている事も事実ではありません。」とユン・テウォン。
「私はあの女を心配する主上の顔を見た。あの目は男として女を見る目だ。」とユン・ウォニョン。
「殿下の意中までは私は分かりません。けれどもオンニョは絶対にそんな娘ではありません。これ以上オンニョを追い込まないでください。」とユン・テウォン。
「テウォン、お前、二度とあの女に会うな。これはお前のためだ。あの女と会っていい事はひとつもないから、あの女とは二度と会うな。分かったか。」とユン・ウォニョン。
「そんな命令には従う事が出来ません。今まで大監と奥様の命令には従順に従って来ました。けれども今回だけは関与しないでください。自分で処理します。お話が終わったら、失礼します。」とユン・テウォン。
「主上殿下がオンニョと会う理由が、男と女としてでないとしたら・・・。本当に国政について論じているのだろうか。」と考え込むユン・ウォニョン。
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求婚
典獄署のユグムが食事を持ってチ・チョンドゥクの元にやって来ます。
刑罰の身代わりを断るなんて、拷問で体をずいぶん痛めているのにとユグム。
チ・チョンドゥクは、心か軽やかだと言います。
するとユグムは、チ・チョンドゥクのお世話をしたいから、一緒に暮らしましょうと言います。
驚くチ・チョンドゥク。
そこへユン・テウォンがオンニョを捜しに来ます。
オンニョは出かけたので、待たせてもらう事にしたユン・テウォン。
捕まるチョン・マッケ
ミン・ドンジュ商団に捕盗庁がやって来て、部将ヤン・ドングが「チョン・マッケを捕えよ。」と命令します。
チョン・マッケがチン・スミョンの殺人教唆の容疑で捕まえられます。
ミン・ドンジュはすぐにチョン・ナンジョンを訪ねて、知らせます。
チョン・ナンジョンはすぐに捕盗大将を呼びます。
そしてチョン・ナンジョンに呼ばれた捕盗大将に、チョン・ナンジョンは「兵曹判書に昇進させて差し上げましょう。兄チョン・マッケの件を収拾してください。」と言います。
父親捜し
オンニョが大殿尚宮を訪ねます。
「話とは何だ。」と大殿尚宮。
「尚宮様。私はあの髪飾りの意味が何か分かりました。」とオンニョ。
驚く大殿尚宮。
「あの髪飾りが中宗大王の承恩を受けたという証しだと言うのは本当ですか?」とオンニョ。
「それを、お前がどうして知ったのか。」と大殿尚宮。
「大妃ママが教えてくださいました。本当にそうなのですか。」とオンニョ。
「そうだ、あっている。あの髪飾りは中宗大王が承恩を受けた宮女に下賜した物だ。」と大殿尚宮。
「それでは私の母が承恩尚宮だったと言う事ですか?」とオンニョ。
「それが確実ではないのだ。」と大殿尚宮。
「尚宮様、あの髪飾りの意味を知ってから、どれほど混乱しているか、分かりますか?予想もしなかった事です。一人ではとても堪える事が出来ません。でも、もう事実を知りたいです。どうか真実をお話ください。」とオンニョ。
「そうね、もしかしたらカビが承恩尚宮かもしれないわ。でもカビは宮を去る時に一人ではなかったわ。カビが宮を去った後、カビが思いを寄せていた従事官の若旦那様も姿が見えなくなった。その旦那様はイ・ミョンホンと言う名で、お前はその娘かもしれないのだ。それを確認するために、今イ・ミョンホン旦那様を捜している。その人を捜せばお前の父が誰なのか分かるだろう。だから、もう少し待っていなさい。」と大殿尚宮。
明宗からオンニョについて調べるようにと命令を受けているカン・ソノは、調査中にイ・ミョンホンと会う事になり、オンニョの父親について尋ねます。
「カビが産んだ子がオンニョという娘です。
オンニョの父親は誰ですか?」とカン・ソノ。
当時、妊娠していたカビとある男性が逃げていたのです。
「私の心に積もった恨みはその子供が晴らしてくれるでしょう。」とイ・ミョンホン。
外知部の養成
ユン・テウォンがオンニョの帰りを待っています。
「何ですか?」とオンニョ。
「私が御史の旦那と会うなと言った後に、御史の旦那と会ったか?」とユン・テウォン。
「は、はい。何回かお会いしました。」とオンニョ。
「どうしていつも自ら危険を招くような事をするのだ。あの人と会うのは危険だと言ったではないか。」とユン・テウォン。
「その理由は御史の旦那様からも聞きました。御史の旦那様を政治的に牽制する人がいるから、その人が私まで狙うかもしれないから気を付けないといけないと聞きました。だからどうしても会わないといけない時だけ隠密に会うようにしています。心配しないでください。気を付けています。」とオンニョ。
「私は、お前があの人とは二度と会って欲しくない。まだ理由を話せないが、オンニョには危険な事が起きないで欲しい。」とユン・テウォン。
「分かりました。旦那様がそんなに言うなら、御史の旦那様に会うのはもう一度考えてみます。」とオンニョ。
「私はもうすぐ平市署を出るつもりだ。」とユン・テウォン。
「えっ?!」と驚くオンニョ。
「平市署を辞めて、ジェミョン兄貴と一緒に外知部を養成しようと思う。」とユン・テウォン。
「外知部をですか?」とオンニョ。
「この間の裁判で勝訴するお前を見て、この国には外知部が絶対に必要だと実感した。本格的に人を集めて外知部を育てるつもりだ。ユン・ウォニョン大監の罪を私が代わりに贖罪して行きたい。オンニョ、お前が私を助けてくれるか?お前が私に会うのが辛いと言っていたから簡単な事ではないだろうが、お前の能力は外知部養成に十分役に立つだろう。」とユン・テウォン。
「はい、旦那様。考えてみます。」とオンニョ。
御史の正体
明宗は自分の正体を明らかにするために、部下に使いをやり、オンニョを宮殿に呼びます。
明宗は王の服装でオンニョを待ちます。
写真出典:http://www.imbc.com/
あとがき
オンニョがユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンに呼び出させて、まさか危害を加えられるのかと心配になりましたが、話だけで無事に帰って来てちょっと安心しました。
けれども明宗とオンニョの関係をとても疑っていて、ユン・ウォニョンが何か罠を仕掛けそうで怖いです。
もう二度と明宗に会わないようにとユン・テウォンも念を押して言っていましたが、最後にいよいよ明宗が自分の正体を明かすためにオンニョに会いに行きます。
ユン・テウォンの言いつけを守って、オンニョが明宗との約束をすっぽかしても拍子抜けしますし、二人が会っている所をユン・ウォニョンたちの罠にはめられても怖いですし・・・。
どちらにしても、王と会うと言う事の恐ろしさをどうしたら良いでしょうね・・・。
母親や父親の出生の謎にしても、明宗の事にしても、オンニョはやっぱり踏み入ってはいけないところに踏み込んでしまったようです。
次回の展開がとても気になります。
第38話の視聴率は20.6%でした。では次回第39話に続きます。
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