2018年9月10日〜2018年10月30日
tvNで放送の月火ドラマ
「100日の郎君様」
第16話(最終回)のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典: http://www.tving.com
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キャスト・登場人物はこちら→「100日の郎君様」キャスト
<100日の郎君様 第16話あらすじ>
「戦争が始まった、ユン・イソは自分の手の中にいる。」と脅迫するキム・チャオンに、「証拠があるのか。」と問い正す世子。
世子はイソが無事でなければチャオンを処刑すると宣言しますが、チャオンはイソを助けたければ、世子が知った過去のすべての秘密を永遠に隠せと言い返します。
便殿では臣下たちが「明が朝鮮の弓を使って女真族を征伐したため、女真族は朝鮮の民を人質にしている。」と報告します。
「誤解を解けば良いではないか。私の考えでは、戦地に直接赴くのは左相が適任だと思うが。」と言う王に、「私が出向いてもいいですが、相手が納得するでしょうか。」とチャオンは言い、王が直接行くべきだとにおわせておいて、「王様の代わりは世子様しかいません。」とチャオン。
王は反対しますが、「世子は自分が守りますから。」とお願いするチャオン。
世子はチョン・ジェユン宅を訪ねて、ヨン氏にホンシムの安否を尋ねると、明け方にホンシムが置き手紙を残して家を出てから何の知らせもないと答えるヨン氏。
世子は自分が捜すから心配しないようにとヨン氏に言うと、ジェユンは自分がホンシムを捜すから、宮殿に急いで戻るようにと世子に告げます。
世子は王を訪ねます。
「左相が戦争を仕掛けて、その狙いは自分だから私が戦地に向かいます。」と王に言う世子。
王は反対しますが、自分が行かなければならないと言う世子。
王はなぜチャオンが世子を狙っているのか、理由を知りたいと言いますが、今は話せない、知れば多くの犠牲者が出ると答える世子。
「これは私と左相の問題です。」と世子。
王はチャオンが罠を仕掛けて待っているのに、それでも行くのかと心配します。
世子は馬を走らせて戦地に赴こうとすると、「世子様がこのまま行けば、命がありません。」とジェユンが止めますが、「私は死に行くのだ。誤解されないように、私が一人で行く。」と一人馬で去っていく世子。
女真族との国境付近の村では、多くの民が負傷者して倒れています。
その様子を目撃した世子は、敵に囲まれてしまいます。
世子は一人で多くの敵と闘っていると、ジェユンが助けに加わります。
世子は背中合わせに闘うジェユンに、「来るなと言ったではないか。」と言うと、「目で何かを訴えていたので、来いと言う意味かと思いました。それより早く片付けましょう。」とジェユン。
一方のチャオンと兵判チャン・ムンソクは、女真族の仕業となるようにして世子を狙う作戦を立てています。
チャオンはムンソクに明へ行くようにと命じ、世子のことは自分の手で直接終わらせると言います。
女真族との国境の村で、女真族が攻撃を受けた矢を武官から見せてもらう世子。
世子はその矢をよく見ると、女真族の誤解ではなく、矢が朝鮮の物だと言います。
ジェユンは「左相が武器を作り、矢を明に売ったようだ。」と言い、武官も「この戦争は左相が仕掛けたのですか?」と驚きます。
世子がチャオンの行方を尋ねると、身代金を用意するために明に行っていると答える武官。
女真族からの手紙をチャオンから受け取ったと言う武官は、「協定を結ぶなら、明日までにウィオン邑城に来るようにと書いてあります。」と言い、「私が一人で行く条件だろう。」と世子。
ジェユンはチャオンの手紙はウソだと言い、ウィオン邑城に人質の民がいるかどうかも、ホンシムがいるかどうかも証拠がない、世子が一人で邑城に入るのは危険だと言います。
世子は証拠がなくても行くと言いますが、ジェユンは世子を止めます。
そこへ手紙のついた矢が飛んで来て、ジェユンは世子を屋内に避難させようとしますが、その手紙を読んだ世子は、「左相が待っている。邑城へ行く。」と言います。
邑城にやって来た世子は、一人の男が近づいてくるのに気づきます。
その近づいて来た男はチャオンで、「世子様が捜している女は残念ながらここにはいません。それは会える前に命を落とすからです。」と言い、大勢の刺客が世子を取り囲みます。
「私一人を消すために、こんなに刺客を用意するとは。だが同じ手で二度もやられはしない。」と世子は剣を抜きます。
すると刺客が次々と矢で倒れ、世子の味方の兵士が屋根の上に取り囲んでいます。
世子はチャオンに剣を捨てろと命じ、「左相キム・チャオンを捕らえ、義禁府へ連行せよ。世継ぎを殺そうとした罪、戦争を仕掛けた罪、その罪を問い厳罰に処す。」と世子。
チャオンは剣を握ると、世子と一対一の勝負をします。
チャオンが腕を斬られると、「やめよ。その手で二度と剣は持てぬ。」と世子が言い、立ち去ります。
その世子の後ろ姿を狙おうとするチャオンに、クォン・ヒョクが「射よ。」と叫び、数多くの矢がチャオンに刺さります。
懐に手を入れたチャオンは刀ではなく、手紙を世子に渡して「私は絶対に世子の望むとおりに惨めに生きません。」と言って絶命します。
その様子を遠くから見ていたのは、ヒョギとホンシム。
ホンシムがムヨンの最期を見届けていた時、姿を現したヒョギにホンシムは「どうしてただ黙って見ていたの。」と叫びます。
「兄貴が何をしようとしていたのか、何も知りません。ただ妹を守ってくれと言われただけで。」と答えるヒョギ。
そしてホンシムはムヨンを埋葬すると、ヒョギはムヨンが用意した家にホンシムを案内しようとします。
「いや、キム・チャオンに会って、片をつけるわ。」と決心するホンシム。
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世子は昨夜の手紙付きの矢はホンシムからのものだった、ホンシムがこの近くにいるからすぐに捜し出すようにと、ジェユンに命じます。
世子が村を歩いていると子供の泣き声がするので近づきます。
するとその泣いている女の子をホンシムがなだめているのを見つけます。
ホンシムは女の子を官衙へ送ると世子に気づきます。
世子はホンシムを心配しますが、ホンシムは「世子様のためにここへ来たのではありません。」と答えます。
世子はムヨンのことを謝ると、謝る必要はないとホンシム。
世子はホンシムに矢の手紙について命を助けられたとお礼を言い、「もうこれからはヨン・ホンシムとして生きなくて良い。命を助けてくれた功を認めて身分を回復させる。ユン・イソに戻れ。そして私との結婚前に戻って良い。」と世子。
ホンシムはムヨンとの会話を思い出しています。
ムヨンは愛する人と子供を守るために漢陽に来たと言い、その人とは世子嬪だと知ったホンシム。
「私を許さないでください。私も世子様にとって罪人です。もしかしたら世子様を不幸にしたのは私と兄かもしれません。」とホンシム。
世子は「政変で母と愛する少女を失い、お前は父を失った。」と言いますが、「過去は忘れてほしい。どうかご無事に宮殿にお戻りください。」とホンシム。
「話はそれだけか。私を想っている、私のそばにいたい、と言えないのか。」と世子。
「私は世子様のお望みにお答えできません。」とその場を立ち去るホンシム。
宮殿で王は戦地の知らせを受け、チャオンは死に、世子は無事だと知り、安堵します。
そして尚膳から世子の手紙を受け取ると、驚く王。
「左議政キム・チャオンの罪は左相の命をもって償ってもらう。子供たちには罪を問うことはしない。これは国王の命令だ。」と書かれています。
それは生前、王の玉璽を押した白紙を持っていたチャオンの企みと知る王。
「死んだ約束など守るか。」とつぶやく王。
世子は寝込んでいる世子嬪を訪ねると、「どうして私を殺さないのですか。」と世子嬪。
「ユン・イソ、私の想い人は嬪が愛したユン・ソッカの妹だ。私は嬪のお腹の子を救いたいのだ。そなたの処分は後で決めたい。だから生きるのだ。」と世子。
ソウォン大君は世子嬪を訪ね、「左相様は世子様を殺そうとした反逆罪で、絶命しました。」と報告します。
自分も生きられないと答える世子嬪に、逃げてくださいと言うソウォン大君は、静まった夜、こっそりと世子嬪を逃がそうとすると、王が現れます。
「何をしておる。」と王が尋ねると、ソウォン大君が世子嬪を擁護します。
ところが王は世子嬪に詰め寄り、「世子嬪、そなたの罪は知っている。大罪を犯しておいて、逃げるつもりか。」と怒鳴ります。
世子は戦地で女真族と闘い・・・。
1年後。
「それで世子様が敵陣に突入して、数千人の女真族を次々に斬り倒して、まさに世子様は朝鮮一の剣士だったんだ。」と熱演するクドル。
「数千人対一人なんて、ありえないだろ。」とマチル。
「ありえるだろ。これからが本題だ。」とますます話に力が入るクドル。
「捕虜になっていた朝鮮の民を世子様が解放して宮殿に戻ったら、世子嬪が亡くなっていたらしい。」とクドル。
クドルはお腹が大きいクンニョの顔に手をやり、「死因は自決。」と言います。
「そのお腹の子は世子様の子ではなかったのよ。」とクンニョ。
「なに、ウォンドゥクのような夫がいるのに?死んで当然だ。」と驚くマチル。
「今、不快なのは私だけか?それ以上世子嬪を悪く言うな。」と言うのはキム・スジ。
「お前こそ無礼だぞ。逆賊の身分で保授主人(流刑人の監視世話役)に生意気だぞ。晩飯なしだぞ。」とクドル。
「鼻くそほどの飯のくせに。」とスジ。
「保授主人なんかやらなきゃよかったじゃないの。」と言うクンニョに、「カネをくれるから。」とクドル。
行首になったマチルは「明日、明へ行くからほしい物があったら言ってくれ。」と言うと、「明のノ太監に私を助けてくれと伝えてくれ。」とスジ。
そしてスジは「世子が想っていた女性は今どうしているのか、まさか結婚していないよな。」と尋ねます。
「ふざけたこと言ってるよ。」と呆れるクンニョ。
その頃両班の身分を回復したホンシムは、両班の男性と会いますが、強引な交際を迫る男性に技をかけて懲らしめるホンシム。
するとパク・ポグンがやって来て両班の男を捕らえて行きます。
「ホンシムのお陰で悪党らを捕まえられた。」とお礼を言うポグン。
「県監になってずいぶん経つのに、話し方は衙前のままですね。」と笑うホンシム。
「人のこと言えないだろ。ユン・イソに戻ったのに、両班のお嬢様とはほど遠いな。お嬢様という年でもないし。もうあんなことする必要ないだろ。」とポグン。
「両班だって食べていかなくちゃいけないのよ。」とホンシムは言い、「10両ね。」と手を出します。
ポグンが「あ、トラだ!」と言い、ホンシムが驚いている隙に逃げて行くポグン。
帰宅したホンシムは玄関に下げてある「便利屋」の看板を掛け直し、庭に植えた花を眺めながら「冷たい梨汁を飲んだら最高だろうなあ。」とつぶやきます。
そしてウォンドゥクとの日々を思い出しています。
そこへヨン氏が部屋から出て来て、「両班になったのに、なぜ苦労する。」とヨン氏。
「私はお嬢様と言われても嬉しくない。お父さんと二人でここで暮らす。」とホンシム。
「お前がここから離れられない理由が他にあるだろ。」とヨン氏。
「そうよ。ウォンドゥク。」とホンシム。
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官衙に戻った県監ポグンは捕らえた両班の男を牢屋に入れるよう命じ、庭にいる使用人に「紙と墨を持って来い。」と命じます。
その使用人が振り向くと、なんと令監だったパク・ソンド。
宮殿では朝の会合で臣下たちと話をする世子。
世子が王の政務を引き継いで半年が経ち、民や国政のために働くのはいいがそろそろ身を固めないと雨が3カ月も降っていないと言うチョン・サヨプ。
世子が婚姻を拒むので、宮殿内では口にすることもできないような変なウワサが立っていると臣下。
「それなら口にするな。それより日照りが心配なら、止水のための策を考えよ。明日の朝までに。」と世子。
「長い夜が寂しくはないですか?」と世子に尋ねるジェユン。
「耐えられないほどではない。お前がいるからな。」と嫌味っぽい世子。
「私は世子様がいても寂しいです。」とジェユン。
「働きバチは寂しがる暇もないそうだ。仕事を増やしてやろう。」と笑う世子。
笑って「遠慮します。私は働きバチではないので。」と答えるジェユン。
ヤン内官は必要ないと言う世子を何とか説得して、新たな龍袍を新調させます。
世子の服の寸法を測る女官はわざと世子に接近しますが、「父上の指示か?私を誘惑しろと?二度と私の体に触れるな。」と冷たい視線の世子は、その場を立ち去ります。
世子は王を訪ねると「数十人の女を見せたのに、気に入らないのか。王室の血統を断ち切る気か。」と王。
「心に決めた人がいると言ったではないですか。」と世子。
「お前、もしや、振られたのか?私の息子を振ったのは、どこのどいつだ。」と怒る王。
「結論から言うと、振られたのは事実ですが、原因は私ではありません。だから待ってください。私もその人を待っています。」と世子。
王はジェユンを訪ね、「世子を頼むと言ったではないか。」と問い詰めます。
「私に策があるにはあるのですが。」とジェユン。
便殿で王は「世子に王位を譲ろうと思う。」と発言します。
世子は「王様がご健在なのに、何をおっしゃるのですか。」と反対します。
持病が深刻なのだと言う王は、数か月療養するから、その前に世子の婚姻を見届けてから療養すると言います。
そして王は「来月末までに怨女と曠夫を結婚させよ、従わなければ百叩きの刑だ。」と命じます。
それで「世子が婚姻するとでも思っているのか、一日中チョン・ジェヨンとくっついて歩いている世子が。」と言いかけた中殿パク氏は、「ひょっとして世子とジェユンがそういう仲なのだろうか。」と変な疑問を抱き、まだソウォン大君にも世継ぎの可能性があるのではと言います。
「彼は男色ではありません。」とサヨプ。
「事実がどうでもいいのです。政治は策略よ。」と中殿パク氏。
そこへ王がやって来て、世子の心配は必要ない、自分のことだけを心配せよと言い、王は政務を離れて中殿パク氏とこれからの時間をゆっくり過ごしたいと言い、中殿を抱きしめます。
王は今までの自分を振り返り、自分は顔色ばかり伺っていたが、世子は後ろめたさがなく地位にこだわらないがゆえに権威と威厳を手にした、世子は自分の人生を生きよと励まします。
世子はジェユンを捜すと、ジェユンからの手紙を預かったと言うヤン内官。
ジェユンの手紙には、「世子様のそばで働きづめだったので、3日間休みをもらいます。王様の婚姻令に従うために許してください、ソンジュヒョンに結婚しに行きます。」と書かれています。
世子は手紙をクシャクシャに丸めると、「早起きの鳥が餌を見つける、と言うではないですか。何をのんびりしているのやら。一生片思いで、他の男に奪われますよ。一生独身だったと歴史に刻まれるのも悪くないですね。一生一人で寝ていれば、私と同じですね。」と笑うヤン内官に、「無礼だぞ。」と丸めた手紙を投げつける世子。
「-」
そして「着替えを準備せよ。」と世子。
ソウォン大君はソヘに会いに行きます。
ムヨンのことを思い出しているソヘに、子供を抱いてやって来るカン尚宮。
彼をずっと記憶していたいがために、この子の名前はムヨンの本名と同じソッカと名付けたソヘ。
ホンシムは妊婦のクンニョのために鮒を持って来ますが、つわりで苦しそうなクンニョ。
ホンシムはそれなら自分が食べると持って帰ると、ジェユンが待っています。
「どうしたんですか。」と尋ねるホンシムに、「王命を伝えにやって来ました。”怨女と曠夫は婚姻せよ”と。」と答えるジェユン。
「またですか?人の結婚を指図しないでほしいわ。」と呆れるホンシム。
「私は悪くないと思います。おかげで私も結婚する気になったから」とジェユン。
キョトンとしているホンシムに、「怨女生活は終わりにして、結婚しましょう。」とジェユンが言い、ホンシムが驚いていると、ポグンが駆け付け、「ちょうどいい、二人とも官衙に集合。」と言います。
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ポグンは集まった独身男女を見て、「去年も結婚したのに、まだいるのか。」と呆れます。
そして「ホンシムは29才、ジェユンは31才」という戸籍帳簿を見て、「すごいな、朝鮮最高齢じゃないのか。」とポグン。
「早く決めてくれ。」とジェユン。
「日照りでもないのに、今度は何のためなんですか。」とケチをつけるホンシム。
「俺じゃないぞ。世子様のせいだ。王世子が独身なんてありえないだろ。王様が世子様を結婚させるために出た命令だ。」とポグン。
そこへ「私だけが不快なのか。」と現れた世子。
ポグンは世子を見て驚きます。
「こんな形で結婚を決めるのは、実に不快だ。」と言ってホンシムとジェユンをにらみつける世子。
「世子様がここに何の御用ですか。」とジェユン。
「婚姻を民に強要するのではと心配で、視察に来た。」と世子。
「結婚するなと言うことですか。」とポグン。
「そうではない、王命には逆らえない。そして私も曠夫であるゆえ、ここに参加させてもらう。」と世子。
にやっと笑うジェユン。
ポグンは女性3人、男性4人だから、男性の目をつぶらせて女性が気に入った男性の前に立つようにと指示します。
「本当に選んでいいの?世子様が一番ステキ♡」と女性たち。
女性はみな一歩ずつ前に歩み出ます。
「さあ、目を開けて。」と言うポグンの合図で目を開けた世子は、自分の目の前にポグンがいるので、驚きます。
そして世子が周りを見渡すと、ホンシムはジェユンの前に立っています。
またニヤつくジェユン。
「そうだな、誰も私の前には立てなかったのだろう。勇気が出ないよな。もう一度機会を与える。」と世子。
クスクス笑うヤン内官とクォン・ヒョク。
ジェユンはホンシムと歩きながら、「やはり見る目がある。世子様より私を選んでくれたことを後悔させないようにする。」とジェユン。
「司書様。」と声を掛けるホンシムに、「かなり気分が落ち込んでいた春の夜でした。庶子なのが悔しくて亡くなった母を恨み、そんな自分が情けなく、その時ある人に出会いました。その時一目ぼれもあるのだなと思った。その人に想っていると打ち明けたいです。」とジェユン。
「その人の心は手に入りませんよ。」とホンシム。
「手に入らなくていい。与えるだけです。」とジェユン。
その二人の様子を遠くから見つめている世子。
世子が見ているのを知って、「動かないで。」とホンシムにささやきながら、ホンシムの髪に手をやるジェユン。
「まだ動かないで。」とジェユンは言いながら、ホンシムの手を握って自分の顔に触れさせます。
とうとう我慢できなくなった世子が早歩きで近づき、「やめろ。」と忠告します。
世子はジェユンを呼び出し、「恋愛の前では忠心は無意味ということか。私の気持ちを知りながら。」と問い詰めます。
「知っているからです。今度彼女を逃したら、私は本当に彼女に求婚しますから。」とジェユン。
実父のお墓参りをしているホンシムの隣にやって来て、「私も愛する女性が一生そばにいられるようにと祈りに来た。」と世子。
「私がそばにいたら、一生不幸になります。」とホンシム。
「お前がいない方が、不幸だ。」と世子。
「私と兄が世子様を深く傷つけました。」とホンシム。
「私は気にしない。お前を捨てねばならぬ地位などいらない。」と世子。
「私が望みません。一人の女の男になるより、聖君になってください。」とホンシム。
世子は仕方なく宮殿に帰ることにしますが、「その前に捜してほしい物がある。急いでいたので本の入った赤い包みをなくした。今も便利屋をしていると聞いた。謝礼は弾もう。急いでくれ。」と世子は言い、その場を去ります。
ホンシムはあちらこちらを捜し、道端に置いてある赤い包みを見つけます。
その包みを広げると「杜口」が何冊も入っていて、ホンシムは杜口を読み始めます。
官衙ではヤンチュンが体調が良くないと言うので心配したら、妊娠していたと言うヨン氏に、娘が怨女のままなのに、父親がそんなんでいいのかと言うクドル。
だから早く話をまとめたいと言うヨン氏。
ポグンが準備はできたかと尋ねると、パク・ソンドが紙の花びらを切りながら「はい。」と返事をします。
ホンシムが世子の日記を読んでいると、いつもホンシムのことが書かれています。
「引き止めれば良かった。苦しくて眠れなかった。雪を見てお前を思い出す。お前が尋ねた。”雪が好き?花吹雪が好き?”何度聞かれても答えは”お前だ”。振り返れば郎君として暮らした100日はそのすべてが奇跡だった。」
日記を読んで涙を流すホンシムは、包みを抱えて走り出します。
ところが世子はすでに宮殿に発ったと聞くホンシム。
家に戻ったホンシムは庭の円台に日記を大切に置くと、目の前に世子が現れます。
「宮殿に帰ったと聞いたのに。」とホンシム。
「世子は帰っても、ウォンドゥクはここにいる。」と世子。
「どう見てもウォンドゥクには見えない。」とホンシム。
「よく見てみろ。」と世子。
ホンシムは世子をジッと見つめています。
すると屋根の上に登って待っていたポグン、ヨン氏、クドル、クンニョが一斉に紙の花びらを降らせます。
「春でもないのに花吹雪?」とホンシム。
世子は話をそらすために、「見つけたのか?見てはいけない物だが、見たのか。」と尋ねます。
「はい。見ました。でも悲しいことはもう書かないでください。」とホンシム。
世子は「心配するな。今日の内容は考えてある。きっとこうだろう。ずっと想っていた女性に求婚した。彼女は笑顔でうなずいた。私は残りの人生を彼女と歩む。どんな困難があっても。」と言い、最後に「宮殿に行こう。」と世子。
そして世子はホンシムの手を取り、口づけします。
写真出典: http://www.tving.com
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あとがき
キム・チャオンがいなくなると、東宮殿では世子とヤン内官、チョン・ジェユン、そしてクォン・ヒョクたちは何だかほのぼのとしていましたし、いつもチャオンに怯えていた王様もなんだかオチャメな王様でした。
無事にホンシムと婚姻して宮殿に入った後の宮殿の様子も見たいですが、世子もホンシムがそばにいてくれれば、心穏やかに微笑みを絶やさず暮らしていくのでしょう。
ところでホンシムに求婚していたジェユンは、世子とホンシムの仲を取り持つために本気半分演技半分だったようですが、結局ホンシムには振られてしまい、正真正銘の曠夫になってしまいました。
ソンジュヒョンに誰かいい人いないかな?
最終的には事件のカギを握っていたのも、ホンシムと結婚できたのも、世子の日記が決め手でしたが、これからは楽しい日々を綴った日記になるといいですね。
第16話の視聴率は14.412%でした。
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