梅雨に入ると増えてくる嫌なものの代表がカビです。
日本は高温・多湿なお国柄、私たちの身のまわりにどこにでもいる厄介もののカビをどうにかしたいですね。
カビとは
カビは人類よりもはるか昔から存在して、梅雨や台風などの高温多湿の時期に
食品や衣類、浴室などに発生する微生物です。
湿度が65%以上、気温が20℃~30℃でカビが繁殖し、カビの種類は3万種類以上ともいわれ、色や形も様々です。
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また人の生活に欠かせないカビもあり、人には有害なカビもあります。
特に、カビによりアレルギー症状を引き起こすこともあり、辛い症状が長く続いたりします。
カビアレルギーとは
体の中にカビの胞子を吸い込んだり、食物と一緒に摂取することで
結膜炎、鼻炎、ぜんそく、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状や感染症が現れます。
時には肺炎など重症化することもあります。
カビの出やすい場所
浴室、台所、洗面所などの水回り、家具の裏や壁とのすき間、押し入れ、クローゼット、
エアコン、玄関などですが、カビはどこにでもいると言っても過言ではありません。
ここで普段カビには気をつけていても知らずにとってしまいがちなカビに関するNG行動を6月9日放送の「なないろ日和」で放送していたので紹介します。
冷蔵庫
1.泥のついたままの野菜を冷蔵庫にしまうと、泥1gにカビが数万個いるため、カビが繁殖してしまいます。
冷蔵庫の中でカビが一番多いのが野菜室です。
泥を洗い流して水分を拭き取ってからしまいましょう。
2.冷蔵庫に入れるとカビが生えやすい食品が小麦粉です。
冷蔵庫の中の湿気を吸ってカビが生えやすいので粉物は常温保存しましょう。
3.飲みかけのペットボトルを冷蔵庫に保存すると、カビが繁殖して体内に取り込むことになります。
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ボディーケアー
1.お風呂上りに髪の毛をドライヤーで乾かさずに自然乾燥させたり、濡れたまま寝たりすると頭皮にカビが生えて抜け毛、悪臭の原因に。
2.耳かきのし過ぎで耳を傷つけると炎症を起こし、自浄作用が弱まり外耳道真菌症に。
3.顔の洗い過ぎで皮膚の皮脂バランスが崩れて、「マラセチア菌」による肌カビに。
カビを予防するには
・乾燥させる
・温度を下げる
・栄養源を立つ
対策としては、第一に風通しを良くして換気をして湿度を下げる事です。
特に湿度の高い場所には除湿器を使う事も効果的です。
そしてカビの栄養となる石けんかすや皮脂、ホコリや汚れの中にあるタンパク質などを除去する事が大切です。
カビが繁殖する前に先回りして対策をするのが良いですね。
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