10月2日(月)～はじまりました、NHK朝ドラ「わろてんか」
第5週、11月4日(土)第30話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.nhk.or.jp/warotenka/index.html
Contents
1. あらすじ 第5週「笑いを商売に」第30話
★キャスト・登場人物はこちら→「わろてんか」キャスト
「笑いを商売にするんです。寄席をやるんです。寄席です。」とてん。
「誰が?」と藤吉。
「うちらが、寄席をやりますのや。」とてん。
「そんな事、米屋が寄席をやるなんて、聞いた事ないで。それに寄席の経営なんて出来る訳・・・。」と藤吉。
「そんな事、百も承知です。そやけどうちは今まで笑いに救われてきました。世の中には同じように笑いが必要な人がぎょうさんいるんやないかて。」とてん。
「そやけど・・・。」と藤吉。
「一膳飯屋であんなに笑わせてもらえたんです。誰もが気軽に見れる寄席を作ったらどうですやろ。裸一貫の今やからこそやれるんとちゃいますか?一緒に寄席を作りましょ。」とてん。
「寄席をやる?何アホな事言うてんねん。」と啄子。
「ご寮さんの最後まであきらめない心を学ばせていただきました。だから勝負してみたいんです。」と頭を下げるてん。
「何が勝負や。商売を甘う見るんやない。こんなアホな話。あんたも真に受けてるんやないやろな。どうなんや?」と啄子。
「無鉄砲なのは分かってる。商いの才能はないのは分かるけど、みんなを笑わせたい思う気持ちは誰にも負けへん。今度こそ、身も心も捧げてみたい。お母ちゃんがこの店にしてきたように。お母ちゃん、これが最後のお願いや。このとおりや。」と藤吉も頭を下げます。
「わては認めませんで。」と啄子。
啄子は家と土地を手放し、夫と藤吉の借金を全部返済します。
ここに残りたいと言うトキを、「あんたがいると、食い扶持が増えて迷惑や。」と言って、母しずへの手紙を渡しててんはトキを京都に帰します。
てんは引っ越し前の最後の晩御飯に豪華なおかずを準備します。
啄子と藤吉と頼子は何年ぶりに家族揃って食事をします。
「家族ってええもんやな。」とてん。
頼子はこれからどうするのかと尋ねると、啄子は里に帰ると言います。
するとてんは「貧乏暮らしは賑やかな方が楽しそうです。」と言って、一緒に暮らそうと言います。
そこへ吉蔵が現われていい家が見つかったと言います。
いよいよ店を出て行く前に、啄子は家の中の雑巾がけを始めると、てんと藤吉も一緒に掃除します。
啄子は柱の落書きを見つけて、「鬼か。」と呟きます。
昔を懐かしんで藤吉を見て、「いつの間に大きうなってたんやな。」と啄子。
そして「始末、才覚、算用」の額縁を外して拭きます。
「信じて任せてくれはったこの店。手放す事になってしまいました。ほんまに申し訳ごありません。」と啄子は額縁に頭を下げます。
引っ越しの荷物を荷車に乗せ、米屋ののれんを外します。
「短い間でしたが、ぎょうさんの事を学ばせてもらいました。ありがとうございました。ご寮さん、うちに北村屋のご寮さん修行をさせてもらえませんでしょうか。」とてん。
「ご寮さんになりたいのか?女中の時よりもっともっと厳しい修行やで。」と啄子。
「ご寮さんが守って来た北村屋の名をわたしらが必ずよみがえらせて見せます。」とてん。
「ほな、あんたらが北村屋の名を大阪城にとどろかすんをこの目でちゃんと見届けるまで、居座らせてもらいます。」と啄子。
喜ぶてんと藤吉に、「まだ嫁と認めたわけじゃありまへんで。」と啄子。
「ほな、行きまひょか。」と吉蔵が新しい家まで案内し、藤吉が荷車を曳いて引っ越しします。
すると到着したのは長屋で、入り口を開けると中ではキースと売れない芸人たちが引っ越し祝いの酒盛りをしています。
「ようこそ、芸人長屋へ～。」とキースたちがてんと藤吉、啄子を迎えます。
2. あとがき&感想
やっぱり北村屋は売られてしまったのですね。
今でも相当な価値がありそうな立派な商家でしたが、残念ですね。
でも、米屋から寄席に転向してこれから新たな出発ですから、てんはとても前向きで希望に満ちていました。
まだ啄子には信頼してもらっていませんが、頼もしい嫁ですね。
あ、まだ啄子は嫁として認めていませんが。
でも、寄席を作るって当時は寄席がどのくらいあったのでしょうか。
それはそれで競争も激しそうで、どんな商売も楽ではなさそうです。
てんがどれだけ踏ん張れるかが見どころですね。
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