2017年9月18日〜2018年2月9日
KBS2で放送の平日ドラマ
「私の男の秘密」
本物になるために大切なことを捨てて、本物のフリをしたニセモノ。
良心さえ捨て富の安楽さを得た彼らは、果たして幸せだろうか?
彼らは望みどおりにニセモノを捨て、完全な本物を得るだろうか?
では「私の男の秘密」キャスト・登場人物とあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr
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Contents
1.あらすじ
二人の姉妹、チン・へリムとチン・ヨリム。
幼いある日、姉へリムは妹ヨリムと一緒にいたが、ヨリムが自転車で交通事故に遭ってしまう。
これを目撃していたへリムは、逃げてしまう。
養子だったへリムは、ヨリムに嫉妬していたし、ヨリムの事故が自分のせいにされてしまうのではと恐れたへリム。
この事故によって二人の運命が入れ違ってしまい・・・。
2.人物相関図
写真出典:http://kandera.jp/sp/otokonohimitsu/
3.キャスト(登場人物)
(1) ハン・ジソプ(한지섭)役 ソン・チャンウィ(송창의)
(34歳/男性)
自尊心が強いほど劣等感も大きい。
目鼻立ちが整っている印象だが、どこか深い憂鬱に満ちている。
生きていて幸せを感じた事がない。高校時代、母親が再婚の父親と離婚をし、やっと父親の暴力から逃れる事ができた。代わりに、一人になった母を扶養する義務を負う事になる。
自分の環境と運命を恨んだ。自分の運命を変える事ができれば、魂を売る事もできるかもしれない。そう思った時の唯一の脱出口はまさに勉強だった。
しばらく静かだった母の病気がまたぶり返し、母が大事故に遭ってしまった。困難な中で育てて来た希望という木が残酷に切り捨てられていった感じだった。
状況はますます死の崖に追いやられていく・・・。
(2) キ・ソラ(기서라)役 カン・セジョン(강세정)
(30歳/女)
とにかく人の助けになる存在になろう!これが人生のモットーである。
私の小さい手間で誰かの幸せになる事ができれば、それで十分笑顔になる事ができる女性だ。後に代理店オフィスを始めたのも、そのような理由であった。
気さくでたくましい性格に、誠実さと生命力まで備えて両親に最も認められている娘。
その頃一人の男に会った。分別のない未亡人の母を支えてアルバイトをし、学費と生活費を補う名門大の苦学生だった。
厳しい環境にもあきらめずに、懸命に生きるジソプの姿がただただ目に留まった。そのようにして始まった小さな縁は、いつのまにか愛に展開し・・・。
(3) カン・ジェウク(강재욱)役 ソン・チャンウィ(송창의)
(34歳/男性)
財閥の孫らしく貴公子の風格と共に、深く鋭い眼光が印象的だ。
自分の地位と富を存分に利用して暮らしていた。認められる事、優遇される事を好む。
強者には礼儀をわきまえるが、弱者への配慮はない。欲が多く、執拗で攻撃的。けれども母親ウィ・ソネの前では身動きができない。母に徹底的に飼いならされて操縦される操り人形のようだ。
世の中で最も恐ろしい人は母親ウィ・ソネだ。
(4) カン・イヌク(강인욱)役 キム・ダヒョン(김다현)
(36歳/男性)
医師出身の財閥の祖父を持つが、そのような背景を推測できないほど気さくで素朴である。
祖父の財産は、祖父のモノ。自分が成し遂げた事はないから欲張らない。気さくなようだが、時には頑固で、どっちつかずに見えても時には鋭く、ケチかと思えば懐が大きな人心を示し、優しいようだが、時には奇抜だったり、愉快かと思えば、ある瞬間深い陰りがかすれる事もある。
(5) チン・へリム(진해림)役 パク・ジョンア(박정아)
(34歳/女)
いつも愛に飢えていた。ある深い所に愛情欠乏が作った大きな穴があるようだった。その穴を埋めようとしただけなのに、しきりに誰かが傷ついて血を流した。
25年前、母の愛を独り占めした妹ヨリムがあまりにも憎かった。妹がいなくなってしまえば良いのにという残酷な考えをした。
妹まで失った罪人を、父は広い雅量で抱いてくれた。その時から、父は絶対的な存在になった。父のためなら何でもする事ができる。
(6) ウィ・ソネ(위선애)役 イ・フィヒャン(이휘향)
(50代後半/女)
優雅できれいな顔にエレガントな笑顔が印象的。けれども優しい笑顔の裏にひどい貪欲と利己心を光らせている。
目的のために手段と方法を選ばず、必ず成し遂げる恐ろしい執拗さがある。ジェウクは自分の分身であり、欲望を実現させてくれる武器で手段であった。
(7) カン・ジュンチェ(강준채)役 ユン・ジュサン(윤주상)
(70代/男性)
お金も人も貴い事を知っている。古いジャンパー一つで一シーズンを過ごすほど質素である。
身なりだけ見ると、退職してただ年金で生活している普通の独り暮らしの老人に見える。
若い頃、近所の雑貨屋から始め、流通業を興した。全国に大型マートを出店させ支店ごとに大ヒットした。
ジェウクもイヌクも同じ息子の血筋であったが、イヌクに対する感情は格別だった。
健康に赤信号が灯った。過去に手術した心臓病が再発したとの事だった。誰にも知られてはならない。特にジェウクの母親ウィ・ソネが絶対に知ってはならない。
(8) キ・ラソン(기라성)役 チョン・ハニョン(정한용)
(60代/前半)
農家の息子として生まれ、家の期待株としてソウルに上京して大学に通った。
夜学教師だった友達の代打でしばらく夜学に行ったが、学生だった妻と出会い結婚した。
大学を卒業して苦労して会社に入ったが、30才で解雇されてしまう。会社を出て借金して事業を始めたが失敗し、妻モ・ジンジャに実質的家長の座を渡して、家事と育児を担当した。
ところが、妻が稼ぎ始めると家事をしている夫を無視し始めた。妻と喧嘩するのが嫌で、妻に合わせたのが大きな災いだった。
今、徐々に限界に達しつつある。その頃同じ故郷で一緒に育った初恋のチャン・ダノクに会い・・・。
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(9) チン・グッキョン(진국현)役 パク・チョロ(박철호)
(60代前半/男性)
医師出身の3選与党国会議員として信頼が厚い。
義父から譲り受けた病院を国立医療財団に寄贈し、物欲がない人として評判が良くなった。
そのおかげで、清潔で優しい政治家のイメージを確実に固め長官候補に挙げられた。
今は損害があっても、その損害がより大きな利益をもたらすだろうと信じている。
特に死活問題であるほど避けず、より大きく当たり、必ず望んでいる実績を握る勝負師気質。
政治処世術が優れている。それほど野心も大きい。今の自分を作り上げたのは野心だった。
(10) パク・ジスク(박지숙)役 イ・ドッキ(이덕희)
(50代後半/女)
火病(怒り、悲しみなど)から始まった心の病は、うつ病に進行し、躁うつ病に進化した。
感情の起伏が激しく、時々発作のように攻撃的な言動もためらわない。
ある者には精神病と言われ、ある者には認知症とも呼ばれた。ただ失った娘が、あまりにも会いたくて、悲しく辛く怒りが込み上げるだけなのに。
25年前、養子へリムが連れて出て行った5才のヨリムが帰って来なかった。心の病気が深くなり、時々へリムをヨリムと勘違いした。
その時が一番幸せな時だった。へリムも母の笑顔が好きだったのかヨリムのフリをした。
今もどこかで生きているヨリムを必死に捜したいが、夫チン・グッキョンとへリムは傍観しているだけだ。言葉では捜していると言うが、ウソである事をよく知っている。
(11) モ・ジンジャ(모진자)役 ファン・ヨンヒ(황영희)
(50代半ば/女)
持って生まれた気遣いと勤勉さ、そして強靭な生命力でどこでも生き残れる生存能力を持つ。
体質的に複雑な事、難しい事は苦手だ。シンプルで明快なのがいい。
貧しい家の長女として生まれ、中学校だけやっと卒業してソウルに上京して、金持ちの家で家政婦をした。
悲しくて悔しくても、誰一人味方になってくれる人はいなかった。これはすべて貧しくて学が無いからだという考えから、夜学に通い始めた。
そこで当時、一時夜学教師だったキ・ラソンに出会った。ラソンに会うだけでもコンプレックスが春の雪が溶けるように解消された。ラソンをそそのかして妊娠し、すぐに家政婦も夜学も辞めて結婚した。
モ・ジンジャにとってソラの存在は胸に突き刺さった十字架であった。
限りなく澄んだ明るい子だが、ソラには秘密があった。
(12) ク・ミホン(구미홍)役 イ・サンスク(이상숙)
(50代半ば/女)
美貌の持ち主で、若い時はミスコリア大会に出たらいいという誘いもたくさん受けた。けれどもお金がなく諦めた。
虚栄心の支出も大きい。見栄を張ってニセモノのバッグでもいいから持ち歩きたい性分。
往年の金持ちだった時の事を口にぶら下げて生きている。
なくてもあるフリ、金持ちの奥様のフリをし、優遇されることを好む。シンプルでありながら欲は多い。特にお金の前では理性を失い、特に金銭トラブルを起こしてしまう。
事実お金にまつわるトラウマがある。
(13) キ・デラ(기대라)役 ヨン・ミジュ(연미주)
(35歳/女性)
まずまず一見の価値あるルックス。けれども本人はとても美人だと疑わない。
軟弱なフリ、知らないフリを、無邪気なフリと、「三フリ」プリンセスだ。
プライドが高く、嫉妬心はもっと強い。とっくに30才を越えた年齢にもかかわらず、おかずや食べ物、一度も自分の手で作った事がない。
母モ・ジンジャ女史とは異なり、無精で意志が弱い。
自分の環境に満足しておらず、自分の不足を常に他人のせいにする。
(14) パン・ソンヘ(반성해)役 リュ・ジュハン(류주한)
(30歳/男性)
チャンスは我慢して待つ者のモノ!たとえ今は持っているモノもなく、立派な仕事でもなく、妻の実家の厄介になっているが、いつか大運が飛び込んでくれば、必ず私の世界が開かれる確信に満ちている。そのため最近ロトと株に没頭している。
けれども毎回ロトと株で傷を負い、UFOキャッチャーで自信を回復しながら慰めを受けている。
境遇がみすぼらしくなるほど声も大きくなる独特のキャラクターだ。
(15) キ・チャラ(기차라)役 キム・チェウン(김채은)
(20歳/女性)
キ・ラソンが40代で生んだ子。末っ子が入った事実を知ったモ・ジンジャは悩んだ末、赤ちゃんを下ろす決心をするが、夢の中に現れた三神お婆さんが転がってきた福の塊を足で蹴飛ばしたと怒鳴り、やむを得ず生む事になった子だ。
短いショートカットにボーイッシュなスタイルで、一見すると完璧な美少年である。言い方さえ無愛想で、どこへ行っても男と間違えられる。
女子学生が追いかけて来るハプニングが日常茶飯事で、女子トイレに入っては痴漢に間違われてひどい目に遭った事も多い。
どこからあんな子が生まれたのかと思うほどの変わり種である。
(16) ト・ラヒ(도라희)役 イム・ドゥファン(임두환)
(21歳/男性)
怖がりで、自分の体を千金のように大切にする保身主義者。指に小さな傷でもできれば、ブルブル震えて大騒ぎになる。ある者は火を見ると我慢できずに戦えと騒ぐが、そんな事には絶対ならない。
火でも何でも絶対他人の事に割り込まないというのが鉄則がある。
実際韓国に来た秘密の理由がもう一つある。まさに叔母パク・ジスクを守るためだった。
(17) ヤン・ミリョン(양미령)役 ペ・ジョンファ(배정화)
(29歳/女)
誰が見てもきれいな整形美人。顔一つを信じて財閥の子弟にもたれて生きる事をテーマに、いろいろな種類のパワハラはすべて学んだ。
何事にも傍若無人、いつでも誰の前でも、自分がしたいようにしないと気が済まない。
自分の手で靴下一足を洗った事も、ご飯を炊いた事もない。蛍光灯の交換から風邪薬を買う事まで、すべて便利屋にさせる。それがまさにソラだ。
(18) ハン・へソル(한해솔)役 クォン・イェウン(권예은)
(6歳/女)
子供らしい純粋さと子供らしくない聡明さが共存する、魅力的な子供。
同じ年頃の友人より早く物事の分別がつく。
写真出典:http://www.kbs.co.kr
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