2017年10月12日(木)夜9時~放送
「ドクターX ~外科医・大門未知子~」
第2話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/cast/
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「ドクターX」キャスト
キャスト・登場人物はこちら→[ドクターX]登場人物キャスト&あらすじ
第5シリーズ 第2話あらすじ
フリーランス外科医の大門未知子は、オペをしています。
ガラスの向こうでは大門のオペを見せながら、原守が新米医師たちの教育をしています。
オペが終わって大門は神原と一緒に焼き肉を食べています。
その顔をやめなさいと神原に言われても緩んだ笑顔を見せる大門。
背後でシャッターを切る何者かの気配を感じます。
銭湯の帰りも、屋台での買い食いの時も、シャッターを切っています。
東帝大学医大では、初の女性院長が就任して病院の悪しき習慣を改めようと、立ち上がるも、不倫騒動で解任。
そして蛭間が院長に返り咲き、またカネと欲にまみれた元の姿の戻ってしまいます。
新米外科医の伊東が大門に分からないところを質問していると、事務所のドアが動きます。
伊東は人影を見たと言います。
新米外科医たちは院長回診をさぼり、教育係の原が説教しますが、大門が「5時なので帰ります~。」と言って出て行くと、新米たちも帰ってしまいます。
大門は病院を帰ろうとすると、みぞおちを抑えて痛がる女性を見かけます。
大門が声を掛けますがすぐに立ち直り、「大門未知子先生ですね。」と女性。
大門は検査を進めますが、その場で別れます。
その女性は伊東の母・不二子でした。
今日も神原と大門と城之内は麻雀をしています。
院内回診もしない若者たちは、ゆとり世代の人間だと神原たちと話をします。
院長の蛭間を訪ねてきた伊東不二子は、「息子がお世話になっております。」と挨拶し菓子折りを渡します。
猪又は「こんな物、蛭間院長が受け取れると思っているのか!」と追い出してしまいます。
そして「ああいうのは、初めて見た。」と蛭間と猪又。
海老名は蛭間が手に握っていたまんじゅうを返すために、伊東不二子を追いかけると、不二子は血を吐いて倒れてしまいます。
すぐに息子の亮治に伝えようとするも、今日はライブに行くので帰ったと言います。
不二子の内視鏡検査を始めると、大門がモニターを見ています。
海老名は自分が担当するからどけと大門に言いますが、「結構やっかいかもよ、ガン肉腫の可能性がある。」と言う大門の言葉に驚いて、海老名も一緒にモニターを見つめます。
術前カンファレンスが始まり、海老名は極めて稀な進行胆のうがん肉腫と説明します。
伊東は自分の母親の事であるにも関わらず、冷ややかに聞いています。
海老名が治療方法を説明すると、大門は違う方法を提案します。
伊東は海老名の提案に追加した内容で提案します。
大門も同意します。
伊東は「海老名ではこのオペは無理です。」と述べます。
蛭間が登場し、伊東の提案が素晴らしいと賛美し、伊東を執刀医として任せます。
伊東の年齢での進行胆のうがん肉腫の執刀は世界初だと分かると、反対する医師も現れますが、猪又が賛成し会場の医師はみな賛成します。
ところが、伊東不二子は手術に同意しません。
伊東も本人の意思を尊重したいと言います。
「このままだと死ぬよ。進行も早いから早くやらないと。」と大門。
「お引き取りください。」と不二子に追い出されると、「私は諦めませんから。」と大門。
「息子の母親が一体どうなっているんだ。」と海老名。
すると看護師がカメラを拾って海老名に渡します。
撮影した画像を見た海老名は、「まずいよこれ。」と呟きます。
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伊東不二子はこっそり退院してしまいます。
不二子が乗ったタクシーの前に大門が立ち、質問します。
「最初に会ったとき、どうして私の事知ってたの?」と大門。
海老名が受け取ったカメラの画像を蛭間と見ると、カメラは伊東の物と分かります。
不二子は息子の取った画像から、大門未知子の事も知っていたのでした。
そして自分が手術を受けないのは、手術をしても治らないと息子がいる東帝医大に汚点となると心配しているのです。
「それって、息子の事を何一つ信頼していないって事?」と大門。
そこに亮治がやって来て、大門は伊東親子に諦めずに手術を進めます。
そして具合の悪い不二子を負ぶって病院に連れて行く大門。
病室に戻って来た不二子に、海老名は落ちていたカメラを見せます。
「病院関係者の隠し撮り写真、犯罪として告発もできますよ。母親がこんな事していたら、おそらく息子さん、この病院にいられなくなりますよ。」と海老名は言って、手術の同意書を不二子に渡します。
海老名は手術同意書に不二子のサインをもらい、大門に見せます。
海老名は伊東亮治にも知らせて、「執刀医はお前だが、自信がなければ言ってくれ。」と言い、「覚悟を決めるのと、意地を張るのは違うんだよ。」と大門。
亮治は助手を大門に推薦します。
「肝膵十二指腸同時切除、始めます。」と亮治が言い、オペが始まります。
ところが出血がひどく、血圧が下がります。
「分かってるよね?」と大門。
「こういう場合はいったん心臓を止めます。」と亮治。
「分かってるじゃん。」と大門。
リミットは1分30秒。
「覚悟は?」と大門が迫ると、亮治は「心臓を止めます。」と言います。
城之内がタイムを計り「心拍再開まであと1分。」と言うと、道具を落とす亮治。
大門はすぐに亮治と代わり執刀します。
そして無事に心肺停止時間内に処置をして、そのまま続きを担当します。
血圧も正常に戻ります。
大門は不二子の胸に手を当てて、オペ室を出て行きます。
その後ろ姿を見つめる亮治。
手術が終わり、亮治は海老名と飲みながら、生い立ちを話します。
実は三流医大に裏金で入学したのを母から後で聞き、猛勉強して東帝医大に入り直した話と言います。
神原がメロンと請求書を持って蛭間を訪ねます。
すると請求書を見たロボットは「2000万円?!ぼったくり!払えませんよ。」としゃべります。
「今度の事務長は、サイコーじゃん。」と歌いながら帰る神原。
内神田は、今回の手術は伊東亮治が成功させた事にしろと言い、蛭間は成功会見を開きます。
その会見で、「僕は医者、辞めます。」と発言します。
「覚悟を決めるのと、意地を張るのは違う。私は失敗しない。と言う先輩の言葉が印象に残っている。今回の手術は大門先生のおかげで成功した。」と暴露してしまいます。
「今回の会見、なかったことにしてくれませんか・・・ね・・・。」と蛭間。
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あとがき
母親は自分の手術が失敗したら、息子に迷惑がかかると心配して、手術を拒んでいました。
それだけ難しい病気ではありますが、ドクターXがいるのだから安心して手術すればいいのに、なんて考えてしまいましたが、海老名の助けで無事に執刀医に選ばれた伊東。
でも、その時点で自分の力を知っていたようですね。
まさか手術の後に、辞める発言をするとは。
自分に医師は向いていないとつくづく実感してしまったようです。
せっかく母親を助けて、大門のオペで勉強になったと思いますが、伊東にはその決断しかなかったのかな。
ちょっと残念。
その後の大門たちの麻雀で、伊東はミュージシャンをやると言っていました。
そういう道もあるのね・・・。
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