第14話でイ・ジャンゴの母ファン・クムシルは
キム・ミプンに辛く当たり、冷たい態度でキム・ミプンを傷付けます。
イ・ジャンゴもキム・ミプンを気遣って母に優しくするよう
お願いしますが、態度の変わらないファン・クムシル。
キム・ミプンは立ち直ることができるでしょうか。
では「吹けよ、ミプン」第15話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:stylus
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<吹けよ、ミプン 第15話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/cast/
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イ・ジャンゴと母
イ・ジャンゴは母ファン・クムシルに
「お母さん、さっきは大きい声を出してごめんね。
だけどミプンがここにいる間は住みやすくしてあげるように
約束したじゃないか。」と言います。
ファン・クムシルは「お金を1,000万ウォンもらっても
ここに居座るつもりだからよ。
それにあの小娘が何なのよ。
私が間違っていても私の味方になってくれなくちゃ。」と言います。
「オレがいつそうだった?」と聞くイ・ジャンゴに、
「とにかく約束通りに早く追い出してよ。」とファン・クムシル。
「お母さんはミプンがここに住むのがそんなにイヤなの?分かったよ。」とイ・ジャンゴ。
キム・ミプンとキム・ドクチョン
この日キム・ドクチョンは北朝鮮が見える展望台を訪ねます。
キム・ドクチョンはそこで嗚咽しているキム・ミプンを見て
近づいて行き、「この間のお嬢さんじゃないのかい?
お嬢さんも北から来たのかい?」と声を掛けます。
キム・ミプンはうなずくと、
「いつかきっと会えるよ。だから泣かないで。」と手を握って
キム・ドクチョンが言います。
涙を流すキム・ミプン。
そしてキム・ミプンとキム・ドクチョンは喫茶店に入ります。
「家族はいるのかい?独りかい?独りで脱北して来たのかい?」とキム・ドクチョン。
「いいえ、お母さんもいるし、甥もいるし。
一緒に北から来ました。」とキム・ミプン。
「そうか、一緒に来た家族がいて良かった。
それならここは初めて来たのかな。」とキム・ドクチョン。
「はい、韓国に来てもう2年になるのに。
その間生きて行くのが精一杯でここに来ようとも思いつきませんでした。
今日も何の考えもなくただ来てみましたが、
お父さんにも会いたいし、
故郷にも行きたいし、寂しいです。」とキム・ミプン。
「目の前なのに行く事も出来ず、何も出来ず・・・。」と
もどかしいキム・ドクチョンとキム・ミプン。
「いつ韓国にいらしたんですか?」と尋ねるキム・ミプンに、
「私かい?60年になるよ。」とキム・ドクチョン。
「私でも2年しか経っていないのに故郷が懐かしいのに、
おじいさんは60年もどのように過ごしてきたんですか?」とキム・ミプン。
「だから1週間も空けずにここへ来るんだよ。
悲しくても来るし、嬉しくても来るし。」とキム・ドクチョン。
「それならまたここに来たら、
おじいさんに会えますね。」と笑顔のキム・ミプン。
二人が話を終えて一旦別れ、家に向かったキム・ドクチョンは
運転手に車を回すよう言います。
そしてキム・ドクチョンはキム・ミプンに携帯を差し出して
「ここにお嬢さんの名前と電話番号を入れておくれ。」と言います。
そして「ここにまた来たら私に電話をしておくれ。
そしたらまたコーヒーをご馳走するから。」と言います。
キム・ミプンはキム・ドクチョンの携帯に自分の名前と番号を入力して、
「おじいさんの名前をここに入れておきますね。
今度会ったらまたコーヒーご馳走してくださいね。」と言います。
公園で
イ・ジャンゴは母ファン・クムシルがキム・ミプンに冷たく当たるので、
キム・ミプンの事が心配になり近くの公園でキム・ミプンの帰りを待ちます。
キム・ドクチョンと偶然会った帰り道、
キム・ミプンは公園でイ・ジャンゴを見つけます。
イ・ジャンゴは昼の母の態度について、キム・ミプンに謝ります。
キム・ミプンは「謝るために一日ここにいたんですか?」と尋ねます。
そしてキム・ミプンはファン・クムシルが誤解をしている事を
母チュ・ヨンエには内緒にして欲しいとイ・ジャンゴに言います。
スカウト
次の日、イ・ジャンゴの家にジャン&ゴー法律事務所の代表から
高価な贈り物が届きます。
イ・ジャンゴは家族に
「ジャン&ゴー法律事務所からスカウトされたけど、
考えてみると返事をした。」と話します。
家族は「何を考えてるの?すぐに行くって答えなきゃ。」と言います。
「やっと軌道に乗ってきたところなのに、
事務所をたたんで顧客が困るのはイヤだから。」とイ・ジャンゴ。
家族はもどかしい思いになります。
パク・シネの家で
「はい、では後でお会いしましょう。」と電話を切る
パク・シネは慌てて部屋の片づけを始めます。
そして花束を持って急いで走って来るチョ・ヒドン。
パク・シネの家を訪ねるチョ・ヒドン。
「ヒドンさん、お顔どうしたんですか?」とパク・シネ。
「それは、ここへ来るのに急いでいてヒゲを剃って来るのを忘れて。
どうしようか、一度家に帰ってヒゲを剃ってきましょうか?」とチョ・ヒドン。
「大丈夫ですよ。」とパク・シネ。
チョ・ヒドンが「これ。」と言って花束を差し出すと、
「ありがとうございます。」と喜ぶフリをして心の中で
「また花?花なんか枯れたらゴミなのに、
首に下げる物、指にはめる物でも買ってくればいいのに。」と
つぶやくパク・シネ。
「電気は大丈夫ですか?」と尋ねるチョ・ヒドンに、
「もちろんですよ。」と答えるパク・シネ。
「しいたけご飯すぐ作りますから。」とチョ・ヒドンを
椅子に座らせるパク・シネ。
「しいたけご飯にヤンニョムジャンを混ぜて食べるんですけど、
お口に合うかどうか。」とパク・シネ。
再会
「今の反則だぞ。」とイ・ジャンゴ。
「俺はキャラメルマキアートだ!」とパスを出すイ・ジャンゴ。
「私がコーヒーをおごるの?」とキム・ミプンがパスを投げると、
「お前上手だな。」とイ・ジャンゴ。
二人は笑いながらボール遊びをしています。
そのままボール投げをしながら公園から出て来る二人を、
イ・ジャンゴの後輩チャン・ハヨンが車の中から見つけます。
「ジャンゴ先輩?なんであの子と・・・。」とつぶやくチャン・ハヨン。
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「先輩!」と二人のところに近づくチャン・ハヨン。
「お、この時間にどうしたんだ?」とイ・ジャンゴ。
「こんばんは。この間来たお友達の妹さん。
どうしてこんな夜に一緒にいるの?」とチャン・ハヨン。
「あ?」とイ・ジャンゴ。
「二人は先輩の家に遊びに来る間柄なんだ。」とチャン・ハヨン。
「いいえ。」と否定するキム・ミプン。
「それじゃ、キム・ミプンさんが先輩の事、
家まで送ってあげているんですか?
先輩、あんまりですよ。」とチャン・ハヨン。
「私、ジャンゴ兄さんの家に間借りしているんです。」とキム・ミプン。
「本当ですか?」とチャン・ハヨンが尋ねると、
「ああ、そうだ。」とイ・ジャンゴ。
「そうですか。すみません。」と謝るチャン・ハヨン。
「謝る事ありません。」とキム・ミプン。
そこへ「ジャンゴ!」と母ファン・クムシルが外へ出て来ます。
「お母さん!」と嬉しそうに呼ぶチャン・ハヨンに、
「ハヨンじゃないの!」とファン・クムシル。
「私の事、覚えていますか?」とチャン・ハヨンが言うと、
ファン・クムシルがチャン・ハヨンに抱きつきます。
そしてチャン・ハヨンはイ・ジャンゴの家に招かれます。
ファン・クムシル、イ・ナミ、タルレ、チョ・ヒラは
チャン・ハヨンをまじまじと見つめます。
ファン・クムシルは「こんな時間にどうしたの?」とチャン・ハヨンに尋ねます。
「挨拶がてらお願いしたい事もあったし。」とチャン・ハヨンは答えます。
イ・ジャンゴは厳しい表情で「お前、あの話するのか?」と言います。
「うちの父が先輩の事スカウトしているんですけど、
まだお返事がないから私からお願いに来ました。」とチャン・ハヨン。
「ジャンゴ、早く返事しなさいよ。
どうしてハヨンのお父さんを待たせているの?」とファン・クムシル。
話しが終わってチャン・ハヨンが帰る時には、
イ・ジャンゴの家族全員が外へ出て見送りします。
その様子を見ていたキム・ミプンは胸が痛みます。
ミプン宅で
「ただいま~」と母チュ・ヨンエとユソンが帰宅します。
「はい、これ。ユソンの。」と言ってキム・ミプンはボールをユソンにあげます。
「わあ、バスケのボールだ!」とユソンが喜びます。
「お前が買ってくれたの?」とチュ・ヨンエが尋ねると、
「ジャンゴ兄さんが買ってくれたの。」とキム・ミプン。
「そうなの。ミプンのお兄さんの事覚えていてくれて
買ってくれたのね。」と笑顔のチュ・ヨンエ。
「あ、そうだ。イ弁護士だけど、彼女が出来たみたい。
スタイルが良くて可愛い子だったわ。
いい車に乗って。家の前でしばらくイ弁護士と話していたわよ。
家まで訪ねて来るのを見ると、
普通の仲じゃなさそうね。」とチュ・ヨンエ。
「お母さん、そんな仲じゃないよ。ただの後輩だよ後輩。」とキム・ミプン。
「後輩?あなたがどうして知ってるの?」とチュ・ヨンエ。
「この間偶然会って挨拶した時、
ジャンゴ兄さんが後輩だって言ってたから。」とキム・ミプン。
「ああ、そうなの。
でも、わざわざ家の前まで訪ねて来るなんて、
しかも後輩の女の子が?」とチュ・ヨンエ。
遭難
キム・ミプンは職場の研修に出かけ、
山の中でサバイバルを楽しんでいる時、
足を踏み外して転がり落ちて気を失ってしまいます。
職場の仲間はキム・ミプンを探す事が出来ず、
結局イ・ジャンゴに連絡します。
電話を受けたイ・ジャンゴはすぐに現場に駆けつけます。
そして山の中で「ミプンさ～ん。」とイ・ジャンゴと
救助隊がミプンを捜しています。
「大変だな。」とイ・ジャンゴ。
「ふたつに分かれて探して見ましょう。」とイ・ジャンゴが言うと、
「何かあったらさっきの電話に連絡ください。」と職場の仲間。
キム・ミプンを必死に探すイ・ジャンゴ。
イ・ジャンゴはキム・ミプンのスマホを見つけます。
山の中で倒れていたキム・ミプンがイ・ジャンゴの呼び声に気が付き、
「ここです!」と叫びます。
イ・ジャンゴは声の方に駆けて行き、
キム・ミプンを抱き寄せます。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/clip/
あとがき
あまりにも傷ついたキム・ミプンが向かったのは、
故郷が見える展望台。
偶然キム・ドクチョンとも再会できて、
少しは気が晴れたようです。
そのキム・ドクチョンとキム・ミプンは何か縁があるようですが、
ストーリーはまだまだ続きますので、
お互いが誰か分かるまで時間がかかりそうですね。
そしてそんなキム・ミプンの気を揉む存在が、
イ・ジャンゴの後輩チャン・ハヨン。
社会的には父親が大手弁護士事務所の代表で、
その一人娘がチャン・ハヨンですから、
ファン・クムシルはそんな家柄の子と息子が結ばれたらいいのにと考えるはずです。
家族も「出来れば二人が結ばれたらいいのに。」と
思っているようですが、
イ・ジャンゴの気持ちはどうなのでしょう。
最後に山で遭難しかけたキム・ミプンを助けたイ・ジャンゴが、
自分の気持ちに気づいてキム・ミプンに急接近するなんて
事もありそうな、なさそうな・・・。
次回の展開に期待します。
第15話の視聴率は11.9%でした。では次回第16話に続きます。
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