第36話でとうとう我慢の限界が来て、
イ・ジャンゴと離婚してしまったキム・ミプン。
そしてキム・ミプンは母チュ・ヨンエと相談をして、
祖父を捜そうと新聞の記事を掲載します。
では「吹けよ、ミプン」第37話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:stylus
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<吹けよ、ミプン 第37話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/cast/
キャスト・登場人物はこちら→「吹けよ、ミプン」キャスト
危機感を抱くパク・シネ
友人と食事をしているマ・チョンジャに電話が来ます。
「あら、うちの嫁だわ。」と電話に出るマ・チョンジャ。
「お義母さん、一体どうして電話に出ないんですか?!」と叫ぶパク・シネ。
「今電話に出たじゃないの。」とマ・チョンジャ。
「お義母さん、家にハヌル新聞来ましたか?」と声が震えているパク・シネ。
「ああ、来るわよ。それがどうしたの?」とマ・チョンジャ。
「どうしましょう。大変です。
ミプンがお祖父さんを捜す広告を出しました。
指輪の写真まで出して。」と泣きながらパク・シネ。
「広告だなんて。指輪の写真まで掲載して?!
それ本当なの?!」と驚くマ・チョンジャ。
「お祖父さんが絶対に新聞を見ないようにしてください!早く!」と叫ぶパク・シネ。
「どうしよう、今外なのに。」とマ・チョンジャ。
「なんですって?!それならすぐに家に帰ってください!」と叫ぶパク・シネ。
「分かった、切るわ。」とマ・チョンジャは友人に、
「先に帰る。」と言って席を立ちます。
パク・シネの策略
キム・ミプンが新聞の広告を利用して、
お祖父さんを捜していると知ったパク・シネ。
キム・ドクチョンのフリをしたニセのお祖父さんを雇います。
キム・ミプンにニセのお祖父さんから連絡が入り、
喜んで会いに行くチュ・ヨンエとキム・ミプン。
ところがそのお祖父さんは、
「私を捜してくれて嬉しいが、連絡をしたくない。
私は韓国で妻と子供がいて家庭を持っている。」と言います。
そして「もう一度だけ、頼む。広告は出さないでくれ。
韓国で幸せにな。」とニセのお祖父さん。
「うちのお父さんは、脱北する途中で亡くなりました。」と
泣きながらキム・ミプンが言います。
「そうかい。」とお祖父さんは行ってしまいます。
「ミプン、ごめんね。お母さんが、”お祖父さんを捜そう”なんて言ったから。
そうしたら”いつかお祖父さんに会える”って希望を持てたのに。
私にとっては他人でも、ミプンは実の孫なのに。」とチュ・ヨンエ。
「お母さん、今までお祖父さんがいなくても何とか生きて来たじゃない。
お母さんとユソンと私、三人で幸せに暮らせばいいんだから。」とキム・ミプン。
「そうだね。」とチュ・ヨンエ。
二人は涙を流します。
留学を勧める
パク・シネとマ・チョンジャは何としてでも
キム・ミプンとキム・ドクチョンを会わせないために、
キム・ミプンをアメリカに送ろうと企みます。
「実は・・・それでおばさんとミプンとユソンの三人で
アメリカに行ったらどうかと思って。」とパク・シネ。
「ア、アメリカ?」とチュ・ヨンエ。
「はい、ミプンがアメリカ支社で仕事が出来るように
手続しておきますよ。最近はわざわざアメリカに留学するんだし。
ユソンに勉強もさせて。私が支援します。」とパク・シネ。
「えっ?!本当に?私たちにそんなに良い条件をなぜ?」とチュ・ヨンエ。
「私がおばさんに借りが多いじゃないですか。
今からでもお返ししたくて。
ミプンとも良く話し合ってください。」とパク・シネ。
「本当にありがとう。」とチュ・ヨンエ。
「出来れば早く決めてくださいね。
手続き急いでやりますから。」とパク・シネ。
「ミプンが帰って来たら相談してみるから、
そしたら連絡するわ。」とチュ・ヨンエ。
喜んで何度もお礼を言うチュ・ヨンエ。
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離婚しても
キム・ミプンがアルバイトで配達から戻って来るのを、
店の前で待っていたイ・ジャンゴ。
「お兄さん!どうしたんですか?」と驚くキム・ミプン。
「アメリカ行くの、本当か?」とイ・ジャンゴ。
「それもどこで聞いたの?」とキム・ミプン。
「どうやって知ったのかが大事なのか?アメリカに行くの、
本当か?」とイ・ジャンゴ。
「お兄さん、どうして?アメリカに行こうが
ロシアに行こうが私の勝手でしょ。」とキム・ミプン。
「ミプン、俺が離婚したのは家が地獄みたいだと言ったからだ。
なのにアメリカに行く?絶対ダメだぞ。分かったか。」とイ・ジャンゴ。
考え直したイ・ジャンゴは、
「お前がアメリカに行こうがロシアに行こうが構わないが、
いつ行くのか決めたらすぐに俺に知らせろ。」とイ・ジャンゴ。
「どうして?」とキム・ミプン。
「お前が行くなら俺も行く。」とイ・ジャンゴ。
「何ですって?」とキム・ミプン。
「絶対にお前を一人で行かせない。そう思っておけ。」と言って
イ・ジャンゴはその場を去ります。
「離婚したと言うのに、どうして?」と独り言を言うキム・ミプン。
すれ違う家族
キム・ドクチョンは中国にいるブローカーにずっと息子を捜させていました。
そのブローカーが、キム・ドクチョンの息子であり、
キム・ミプンの父であるキム・デフンを、韓国に連れて来ます。
チュ・ヨンエが駅の前で海苔巻を売っていると、
その時偶然通りすぎたのが、
何と脱北する時に亡くなったと思っていたキム・デフンだったのです。
チュ・ヨンエはすぐにキム・デフンを追いかけますが、
キム・デフンはすでにタクシーに乗って行ってしまいます。
チュ・ヨンエは呆然としたまま家に帰り、キム・ミプンに、
「お前のお父さんを見た。顔が少しおかしかったけど、
あれは確かにお父さんよ。
一緒にいた人が”デフン”と呼んでいたから。
鴨綠江で銃に撃たれて亡くなったとばかり思っていたけど、
確かに生きている。
もしかしたらお前の兄ヨンチョルも生きているのかも。」と話しをしますが、
キム・ミプンは簡単には信じてくれません。
初めて会う親子
体の具合が悪く寝込んでいたキム・ドクチョンは、
キム・デフンが生きて南にやって来たと聞いて、喜びの涙を流します。
ブローカーの話では、キム・デフンが脱北した時に銃で撃たれた
衝撃で記憶を失い、今は記憶が10才で止まってしまって
幼いままの知能で過ごしていると言います。
そしてキム・ドクチョンとキム・デフンは遺伝子検査をする事にします。
キム・ドクチョンは遺伝子検査の結果「99.99%」を見て驚きます。
「デフン!お前は俺の息子だ!」と叫ぶキム・ドクチョン。
思わずキム・デフンに抱き着くキム・ドクチョン。
キム・デフンは怯えて避けてしまいます。
そして「違う、違う。私の父は祖国解放戦争の時に東江で亡くなった、
共和軍の英雄なのに、どうしてあなたが私の父なんですか。
そんなウソを言わないでください。」と首を横に振ります。
キム・ドクチョンは泣きながら、
「お前と私が親子であるとここに出ているではないか。」と
遺伝子検査の結果をキム・デフンに見せます。
信じられないキム・デフンにブローカーは、
「学校で遺伝子について勉強した事あるでしょ?
ここに遺伝子の結果が出ていて、
この方がデフンさんのお父さんだと出ています。」と説明します。
「お祖父さんが、本当に私の父なんですか?」とキム・デフン。
「お前の母親がキム・スノク、お前の叔父さんがキム・スンホ、
お前のお祖母さんがカン・ミスク。
私がお前の父でなければ、親戚の名前を言い当てられない。
私はウソをつかないよ。」とキム・ドクチョン。
やっと信じたキム・デフンは泣きながら、
「お父さん。」と叫んでキム・ドクチョンと抱き合います。
チョ・ダロもうれし涙を流しています。
キム・デフンを自宅に呼ぶ
キム・ドクチョンは自宅にキム・デフンを招待し、
「私の息子だ。」と紹介します。
突然家に現れたキム・デフンに、マ・チョンジャとパク・シネは驚愕します。
写真出典:http://www.imbc.com
あとがき
キム・ミプンの父キム・デフンが、
まず父親であるキム・ドクチョンに会いましたが、
何とも残念なことに記憶がないという事で(驚!)
この記憶があれば、すぐにパク・シネがウソの孫だと分かるのに、
記憶がないままパク・シネが娘だと思い込んでしまうのですね。
これではチュ・ヨンエとキム・ミプンが一生幸せになる
希望が閉ざされてしまうのではないかと心配でなりません。
心強かったイ・ジャンゴとも離婚してしまい、
キム・ミプンたちを守ってくれるものが何もなくなってしまいます。
それにキム・ミプンがアメリカに行ってしまったら、
一生キム・ドクチョンと会える事はありませんよね。
チュ・ヨンエがキム・デフンを目撃したので、
アメリカへは行かずにキム・デフン捜しをしたらいいのですが。
キム・デフンの記憶が戻るのを待てばいいのか、
キム・ミプンとキム・ドクチョンが会って話が出るのを待つか・・・。
どちらもいつになるのか分かりませんね。
とても気掛かりでなりませんね。
第37話の視聴率は18.9%でした。では次回第38話に続きます。
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