徐々に二人の関係が近くなっていきお互いを意識しはじめた
イ・ジャンゴとキム・ミプン。
今回はどんな展開になるのでしょうか。
では「吹けよ、ミプン」第9話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:stylus
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<吹けよ、ミプン 第9話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/cast/
キャスト・登場人物はこちら→「吹けよ、ミプン」キャスト
カン・ミジョンとの過去
キム・ミプンの母チュ・ヨンエは道端でカン・ミジョンだと思い込んで
他の人に暴行して警察に捕まってしまい、
すぐに弁護士として駆けつけたイ・ジャンゴに助けてもらいます。
屋台で飲みながらイ・ジャンゴはキム・ミプンに
「カン・ミジョンと言う人は誰なんだ？」と尋ね、
キム・ミプンは過去にカン・ミジョンに被害を受けた事を話し、
「とても貧しくかわいそうな子だった。」と言います。
キム・ミプンの言う通り、幼いカン・ミジョンは他人が食べて
捨てた残飯を拾って食べる貧しい子で、
チュ・ヨンエはカン・ミジョンを憐れんで面倒を見ていました。
そしてカン・ミジョンはチュ・ヨンエにわざわざ会いにマカオまで
訪ねて来た事もありました。
けれども、その後カン・ミジョンはチュ・ヨンエのお金を盗んで逃げてしまい、
その後チュ・ヨンエ家族が脱北を決意した日に訪ねて来て
「自分も脱北したいから助けて欲しい。」とキム・ミプンの父キム・デフンの
ズボンにしがみ付いてお願いしました。
そしてカン・ミジョンは
「一緒に脱北させてくれないなら、脱北の事をみんなにバラす。」と脅して、
キム・デフンは仕方なく一緒に脱北したのでした。
ところが脱北する途中の鴨緑江の川辺で、
ギム・デフンとキム・ヨンチョル父子が亡くなると、
カン・ミジョンは一人で逃げ出し
ブローカーと待ち合わせた場所に戻って来て
チュ・ヨンエ、キム・ミプンと会うのでした。
ところが、チュ・ヨンエとキム・ミプンが居眠りしている間に、
カン・ミジョンはキム・ミプンが抱えていた父親が残してくれた
現金入りのスーツケースを盗んでしまいます。
キム・ミプンは「カン・ミジョンは恩知らずで、
獣より怖ろしい悪い子だ。」と歯ぎしりします。
それを聞いてイ・ジャンゴは
「それじゃ一銭もないのに中国でどうしてたの？」と尋ねます。
「それは死んでも言えません。」と言って嗚咽するキム・ミプンを見て、
イ・ジャンゴはキム・ミプンが脱北する時の苦労を垣間見るのでした。
そしてお酒に酔ったキム・ミプンが歩いていてよろけるのを見ていると
胸が痛みますが、「酔ってない。」と言うところが可愛くも見えるのでした。
悪女パク・シネ
その頃チュ・ヨンエとキム・ミプンを裏切ったカン・ミジョンは
パク・シネという名前に替えて暮らしていました。
パク・シネは昼は洋品店のマネージャーとして働き、
夜には華やかな衣装を身にまとい、
バーに行っては財閥の男性を誘惑しようと血眼になっていました。
一目惚れ
ある時チョ・ヒドンはコンビニでラーメンを選んでいて
転んだところでパク・シネと出会います。
チョ・ヒドンはパク・シネの美貌とスタイルに目を離すことが出来ず
固まってしまいます。
慌てて立ち上がって「すみません。」と謝るチョ・ヒドン。
パク・シネが右に行こうとするとチョ・ヒドンも右に、
パク・シネが左に行こうとするとチョ・ヒドンも左に。
そんなチョ・ヒドンに「何よ？」と尋ねるパク・シネ。
「わざとじゃないんだけど・・・どこうと思って。」と
たどたどしく答えるチョ・ヒドン。
パク・シネが通り過ぎるとチョ・ヒドンはその後ろ姿まで見惚れています。
喫茶店で
「これ、あんたから借りてた4,500万ウォン。」と封筒をファン・クムシルに渡すマ・チョンジャ。
「ありがとう。すぐに返してくれて。まさか
サラ金に借りたんじゃないでしょうね？」とファン・クムシル。
マ・チョンジャは「生活費が足りなくてちょっと借りただけなのに。
そんな事言うなんて私と同じレベルで考えていたのに。」と嫌味を言います。
「何がレベルよ。東大門で売ってる下着の名前？」と
負けていないファン・クムシル。
そしてマ・チョンジャの目の前で小切手を数えて
「あるわね。」と言って帰ろうとするファン・クムシルに、
「言わないでおこうと思ったけど、息子が弁護士だってだけで何だっていうのよ。
友達として言う最後の忠告よ。」とマ・チョンジャ。
「それじゃ、私も友達として忠告するわ。
あんた遺産を信じて偉そうだけど、自分で稼いだ財産でもなく、
自分の親の遺産でもなく、いとこのおじさんの遺産を当てにしちゃって
ずいぶんずうずうしいんじゃない？」とファン・クムシル。
「忠告はありがたいんだけど、そんな心配しなくていいわよ。
うちの旦那がおじさんの養子に入る事になったから。
これからは親子になるんだから。
もうあんたとは会う事もないわね。」と言うマ・チョンジャに、
心の中で「養子？！」と呟き開いた口がふさがらないファン・クムシル。
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家族の消息
中国帰りの友達がキム・ドクチョンの店に尋ね来てます。
友達は「驚くなよ。俺たちが昔住んでいた村のキョンソク、
覚えているか？俺のいとこのキョンソクが開城で
お前の奥さんを見たんだよ。」と伝えます。
「死んだはずの妻をどうやって見たんだ？」とキム・ドクチョン。
「生きている家族は一人もいないと聞きましたよ。」とチョ・ダロ。
「あんたの奥さん一人だけ実家のお兄さんが連れて行って
九死に一生で助かったと泣いていたって。
その時に妊娠中だと言っていた。」と言って奥さんと子供が
いるかもしれないと言います。
「ほ、本当か？」と衝撃を受けるキム・ドクチョン。
そして取り乱すキム・ドクチョン。
その話を聞いてキム・ドクチョンは「スノクや。」と
妻の名前を呼んで涙を流し、そのショックで倒れてしまいます。
そしてチョ・ダロの養子縁組の話は延期となりました。
意識を取り戻したキム・ドクチョンは「何としても家族を探し出す。」と
涙を流します。
チョ・ダロは「もし家族が見つからなければ、
私が息子になりますよ。」とキム・ドクチョンを慰めます。
けれどもキム・ドクチョンは、（こんなに近くにいる）家族を
探し出すことが出来ません。
朝帰り
チョ・ヒラが部屋に入ると
「チョ・ヒラ。お前昨夜はどこで何していて今帰ったんだ？」と言うのは
チョ・ヒラのベッドの上の兄チョ・ヒドン。
「それは・・・どうしたかと言うと・・・友達の家で。」と言う
チョ・ヒラをよそに、「お母さん～お父さん～」と叫ぶチョ・ヒドン。
「お兄ちゃん、分かったから、今度言うから。」と言って
チョ・ヒドンの口を枕で塞ぐチョ・ヒラ。
そしてチョ・ヒラの声が気になるマ・チョンジャ。
「同じ男とモーテルに行って、何もなかったと？」と
チョ・ヒラを問い詰めるチョ・ヒドン。
「それが・・・ハッキリ言えばモーテルに行ったんじゃなくて、
行ったらモーテルだった。」とチョ・ヒラ。
「まったく・・・。チョ・ヒラ、お前気は確かか？
どこの誰だか分からないヤツと記憶がなくなるまで酒を飲むなんて。
ヘンなヤツだったらどうするんだ。」と呆れるチョ・ヒドン。
「ヘンなヤツじゃないよ。ただお酒を飲んでたくさんおしゃべりして、
それだけ。」とチョ・ヒラ。
「どうして知らないヤツと酒飲んで2回もモーテルに
行くなんて・・・」とまた呆れるチョ・ヒドン。
「モーテルに行ったんじゃなくて、目が覚めたら
モーテルだったんだってば。」とチョ・ヒラ。
「お前、ふざけてるのか？！」と怒るチョ・ヒドン。
「だけど、ホントにホントに気になるから聞くけど、
私って女としてそんなに魅力がないの？」とチョ・ヒラ。
「ここで、そんな話がどうして出てくる？！」とチョ・ヒドン。
「だってその男、ヘンじゃない？！2回もモーテルに行ったのに、
何もないなんて。」と言うチョ・ヒラをどついて
「今日はお前が正直に話したからガマンして見過ごすが、
また朝帰りしたらタダじゃおかないからな。肝に銘じろ。」とチョ・ヒドン。
食堂で
チュ・ヨンエはファン・クムシルのいじめを受け、
娘キム・ミプンと孫ユソンのために働くことを決めます。
そしてチュ・ヨンエが働くことになったのは、
まさにキム・ドクチョンとチョ・ダロが経営している冷麺の店でした。
コンテスト応募
偶然衣類会社のロゴコンテストのポスターを見たキム・ミプンは
応募する事を決心します。
そして仕事中にも熱心にデザインを考えています。
脱北してから今まで詐欺にまで遭いながらも、家族を支えてきたキム・ミプン。
ロゴコンテストに入賞すると賞金と入社できるという機会も
あると知って今まで以上に一生懸命取り組みます。
写真出典：http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/clip/
あとがき
今まで心の奥に秘めていた辛い思いをとうとうイ・ジャンゴに語ったキム・ミプン。
まだまだ私たちが知らない辛い過去がたくさんあるようです。
イ・ジャンゴはキム・ミプンの辛い過去を忘れさせてくれる
特別な人になるのでしょうか。
そのキム・ミプンをずいぶん苦しめたカン・ミジョンは
お金持ちの男性を探してバーに出入りしていますが、
コンビニで出会ったチョ・ヒドンには完全無視して立ち去ってしまいました。
チョ・ヒドンはキム・ドクチョンの養子になろうとしている
チョ・ダロの息子ですから、もしかしてキム・ドクチョンの財産が
入ったとしたら、まさにカン・ミジョンが望むような男性かも知れませんが、
これからも出会いがあるでしょうか。
そしてキム・ドクチョンの家族が生きているかも知れないという
知らせを聞いて、気を失ってしまうほど驚いていましたが、
その家族がどんどん近づいて？！来ていますよね？！
第9話の視聴率は12.0%でした。では次回第10話に続きます。
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