2019年2月11日〜4月30日

SBSで放送の月火ドラマ

「ヘチ」~王座への道~

第17話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

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<[ヘチ]~王座への道~　第17話あらすじ>

煎じ薬を飲んで吐血して倒れた景宗。

世弟ヨニン君はミルプン君が宮殿に入り内医院に行き、景宗の薬に毒を盛ったことを疑い、景宗に煎じ薬を飲むのを止めさせます。

そこへ駆け付けたチョ・テグは景宗を見て驚きます。

ヨニン君はミルプン君の企てを調査するために、あちこち奔走します。

タルムンはユニョンが家を出たり入ったりするのを見て、「どこに行くんだ?」と尋ねると、「外の風に当たりに。」とユニョン。

「都城はまだ危ないぞ。」とタルムン。

「私のこと守ってくれるんでしょ?」と言うユニョン。

老論派と少論派の臣下たちはヨニン君と会議を開きます。

その場でヨニン君は、景宗が回復するまで自分が代理聴政をすると宣言します。

チョ・テグや他の臣下たちは、なぜ景宗に煎じ薬を飲ませないのかとヨニン君を責めると、「景宗を死に追いやるのか。」とヨニン君。

「王様を危険に陥れるおつもりですか。」とテグ。

ヨニン君はテグに「捕らえられたいのか。今は王様の安全を第一に考えるべきではないか。」と言います。

チョ・テグはヨニン君が王位に目がくらんで景宗を狙ったと疑い、全国の有名な韓医員を呼びますが、いざ医員が集まると「ちょっと待て。」とヨニン君が止めるので、「一体王様をお助けするつもりがあるのですか?」とテグ。

ヨニン君は「内医院の薬材に毒が混じっているかもしれない。」と言いますが、テグはヨニン君の言葉を聞かずに「早く煎じ薬を作るように。」と医員に命じます。

この様子にジノンは「時には一歩身を引かねばならぬ時がある。もしこの件にミルプン君が関与していないと分かったら、世弟様の立場がどうなるかお分かりですか。もし目に見える明確な根拠があったとしても、責任を回避する選択も知らなければいけない。」とヨニン君を心配します。

ヨニン君からミルプン君の側の人物を調べるようにと命じられたパク・ムンス。

ムンスは景宗が毒を盛られた件はウィ・ビョンジュ、ト・ジグァン、ミルプン君、そしてチョン・ユニョンが関わっていると見ています。

ムンスはアボンとケドルにビョンジュとジグァンを探るように命じ、自らタルムンを訪ねて行き、「チョン・ユニョンを捜してほしい。」と頼みます。

ところがムンスの頼みを渋るタルムンと部下のクンテ。

「世弟様は兄貴とユニョンの仲を知らないのに、どうしますか?」と困るクンテ。

一方のムンスはミルプン君の流刑地に向かいます。

アボンとケドルはジグァンに「ミルプン君に毒を渡したのはお前か?」と尋ねます。

「ミルプン君に毒を渡したが、もしミルプン君が毒を盛ったなら今頃王様も世弟様もご無事ではない。」と答えるジグァン。

ヨニン君は以前内医院にいて先代王・粛宗の主治医をしていた韓医者を呼び、景宗の診脈をさせますが、解毒剤がなく助かる見込みはないと言われて、がっかりするヨニン君。

大妃殿に行くチョホンは、自分の宮女に「静かに東宮殿に行き、人を呼んできてほしい。」と頼みます。

そしてチョホンは宮女を退いた人たちが住む村に行き、ハン尚宮に「ヨジに会いに来ました。」と言います。

ヨジと会ったチョホンはヨジに宮女の服を着せようとすると、「まだ宮女の勉強も終えていないのに。」とヨジはチョホンが急いでいる理由を尋ねます。

チョホンは歩きながら説明すると答えます。

チョホンはヨジを連れて大妃殿に行きます。

仁元王后は「茶母をしていたそうだな。」と言い、ヨジにヨニン君を助けるために宮女をするよう命じます。

「肝に銘じます。この御恩は一生忘れません。」とヨジ。

仁元王后はヨジの目を見て「澄んだいい目をしている。世弟の周りにはいい人たちが多い。」と言います。

ヨニン君に入宮したことを秘密にして宮女になるヨジは、ヨニン君を遠くから見つめて「世弟様の宮女になるなというお言葉を守れず、申し訳ありません。世弟様のお傍でお守りできるだけでも光栄です。」と涙を流します。

イ・インジャは壊れかけた藁ぶきの家で流刑生活をしているビョンジュを訪ねます。

少し風が吹いただけでガタガタする家に、怯えながら暮らしているビョンジュ。

その様子を見たインジャは「こいつを連れて行くか、いや、やめよう。」と言い、行ってしまいます。

その後でビョンジュを訪ねたユン・ヒョクに「王様は崩御したのですか?」と尋ねるビョンジュ。

なぜ知っているのかと驚くヒョク。

ムンスはミルプン君のいる流刑地に到着します。

ムンスはミルプン君を見るなり殴りかかり剣を向けますが、あざ笑うミルプン君。

ムンスはミルプン君に毒をどこに盛ったのか尋ねますが、「賜薬を飲んで死のうが、剣で切られて死のうが同じだ。」とミルプン君。

ミルプン君は内医院で薬材に解毒剤のない毒を盛り、わざと自分の証拠を残せばヨニン君が気づき、景宗の煎じ薬を中止すれば景宗の体が弱り、ヨニン君が景宗を殺したと責任を追及されるだろうと策略したのでした。

そしてミルプン君は「世弟に王座を座らせるわけにはいかない。俺が毒を盛った証拠がどこにある。今頃王は死んだだろう。」と言います。

ミルプン君を切ることができないムンスに、「お前も世弟と同じだな。お前も俺を殺せない。」とミルプン君。

その頃宮殿では景宗には解毒剤がなく、だんだん弱って行き、ヨニン君は悩みます。

イ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンはヨニン君に「他の治療法がありますが、その方法はとても危険なのです。」と告げます。

それは附子(ぶし＝トリカブト)を使った後、その毒性を消すために高麗人参を飲ませるという方法だと言います。

ヨニン君は悩んだ末に、その方法を使うと言いますが、韓医員は危険だと言ってためらいます。

ヨニン君の決定に、「もし何かあったら、私が責任を負います。」とグァンジャ。

「責任は、その責任を負える者が負うものだ。この言葉は王様が私に話した言葉だ。附子を持ってくるのだ。」とヨニン君は言い、景宗に飲ませます。

ムンスはミルプン君のことを早く知らせるために、急いで宮殿に向かいます。

ムンスが到着するとヒョクに「王様と世弟様を一度に始末しようというミルプン君の計略だった。」と伝えます。

ムンスはヨニン君に会い、「世弟様、これは王様と世弟様を消そうとするミルプン君の計略でした。王様はもう助かる見込みがないので、あきらめてください。」と告げます。

「いや、王様を助けねばならない。」とヨニン君が言うと、「私は何としてでも世弟様をお守りしなくてはいけないのです。」とムンス。

そこへチャドンが「早く来てください。」とやって来ます。

タルムンは、ユニョンが内医女の長である宮女の家から出て来るのを目撃し、「お前か?ミルプン君と企んだのは。」と尋ねます。

「これで世弟が疑われるわ。王様も世弟もすべて終わりよ。誰にも真相を明らかにできないわ。」とユニョン。

「まさかお前!」と驚いてタルムンは宮女がいる部屋に入りますが、すでに亡くなっている宮女。

とうとう証拠隠滅のために毒を盛った宮女をも殺したユニョン。

臣下たちがひざまずいて「王様!」と叫んでいる中、ヨニン君が駆け付けると、景宗は「世・・弟・・・、もう余のことを気にしないでほしい。」と言います。

「目を開けているではないですか!きっと回復します。」とヨニン君。

自分を許してほしいと言う景宗に、そんなことを言わないでほしいとヨニン君。

「民たちの前に、立派な王になってほしい。余ができなかったことを。」と景宗は言い、片手をヨニン君の手に、もう片方をヨニン君の顔に差し伸べたまま息を引き取ります。

ヨニン君が「王様!」と叫ぶ声でグァンジャが飛び込んで来ます。

ヨニン君は「兄上、兄上!」と泣き叫び、仁元王后と中殿も入って来ます。

チョ・テグをはじめとする少論派の臣下たちは喪服を着て集まり、大妃殿に向かいます。

少論派たちの様子を見たヨジは大妃殿に急いで報告し、仁元王后は驚きます。

一方仁元王后を訪ねた中殿はヨニン君を疑います。

そこへやって来たテグは仁元王后に、「王様を殺したのは世弟であるのだから、王にしてはならない。」と忠告します。

後からヨニン君が入って来ると、テグはヨニン君を遮りながら、「王様を死に追いやったのだから、王になる資格はない。」と言います。

写真出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

あとがき

今回からヨジ役のコ・アラが復帰しました。

数話ではありましたがお休みしてしまい、やはり出ていない回は寂しかったですね。

しばらく足が良くなるまで今までのように走ることができませんが、ちょうど宮女になったので走るシーンは当分なさそうですね。

ところでジノンが心配していたとおり、王の死の原因をヨニン君に追及されそうです。

要領よくその場を逃げるなら、ヨニン君は責任を負われないと思いますが、臣下たちに真っ向からぶつかってしまったので、これからヨニン君の立場がどうなるのか、心配です。

韓国第33話の視聴率は7.5%、

第34話の視聴率は8.2%でした。