4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第20週、8月18日(金)第119話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
Contents
1. あらすじ 第20週「さて、問題です」第119話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
夜、床に就いた愛子の部屋のドアをノックして、「あたし~。」と言う声が。
バー月時計では、みね子、時子、早苗、由香が女子トークをしています。
「2.みね子の島谷問題」について、
「そう思うのよ、私は。」と由香。
「つまり、こういう事か?由香はもう終わった事を蒸し返したくはない。だがみね子はちょっと我慢しすぎなのではないか。もう女が縛られて生きる時代ではないのではないか。もっと自由に幸せを追及すべきなのではないかと。」と早苗が由香の気持ちを代弁します。
「なんでそんなに由香さんはみね子の事が気になるんですか。だって関係ないし、余計なお世話じゃないですか。もしケンカ売ってるなら私は許しません。私が闘います。この子は私が守ります。」と時子。
「なるほど、どうなんだ?由香。」と早苗。
「別に喧嘩ししたい訳じゃないし、関係ないけど、この人見てると、何か胸が痛くなるのよ。」と由香。
「どういう意味ですか。」と時子。
「いろいろ辛い事があっても耐えてさ、我慢して、わがまま言わないで一生懸命働いて、辛い事自分にため込んで、健気で、でもニコニコしててさ、自己主張しないっていうか。そういうの嫌なのよ。もう無理だって投げ出してほしいのよ。」と由香。
「どうして?」と早苗。
「私のお母さん、そういう人だったから。そのままムリしたまま死んじゃったから。自由に生きた方がいいんじゃないのって思うんだ。」と由香。
「それだけではないよな。そこも吐き出しとけ。」と早苗。
「いい子ちゃん見てると、イライラするっていうのもあるけど。」と由香。
「何か良く分かんない。そういう時代とか、自由にしろとか、私分からない。自由ってみんな好き勝手な事にする事ですか。嫌な事はやんないって事ですか。」とみね子。
「違うよ、しなくていいガマンもあるって事。」と由香。
「別にガマンばかりして生きてる訳じゃないし。自由って自分で選ぶって事でしょ。人から見たら楽しくないって思えても、自分が選んだらそれでいいでしょ。それにいい子ちゃんとかっていうけど、そんな事ないですよ。島谷さんが私の事、好きだって言ってくれて、心のどこかに醜くて汚い自分もありました。もし島谷さんと結婚したら、家の事も楽になるのかなって心のどこかで思いましたよ。そういう風に思った自分が嫌で、大っ嫌いで、だから島谷さんが家族を捨てて一緒になりたいって言ってくれた時、ああ、そうしたらそういう私の醜い気持ちもなくなるんだなって、隙だけでいられるんだなって嬉しかったです。それでも選んだんです。お別れを。自分で決めました。別に健気で堪えているんじゃないです。それは自由と違うんですか?」とみね子。
泣いている由香を見て、驚くみね子。
「ごめんなさい、嫌な事言わせて、ゴメン。」と由香。
みね子が心配して顔をのぞみこむと、「何そんな意外そうな顔して。血も涙もない悪魔かなんかかと思ってる?」と由香。
「あれですね、由香さん。泣くと、すんごい子供みたいな顔ですね。」とくすくす笑うみね子。
「はあ?ガキに子供みたいと言われたくないわ。」と由香。
「何ですかそれ。大人だと思いますけど私の方が。由香さんの方が子供みたいだと思います。」とみね子。
「いい年して親に反抗してる方が子供みたいだと思います。」とみね子。
「ちょっと待って。」と由香。
「じゃ、「4.どっちがガキか問題」にうつります。」と早苗。
「はい、おごり。」と邦子。
わあっと4人が喜ぶと、「今日は店閉めちゃおうかな。いいでしょ?自由で。」と邦子。
「さてと、由香について話し合うわけだが。そもそもあんたは何をしてるんだ?」と早苗。
「良く分からないですよね。」とみね子。
「結婚してるんですよね?」と時子。
「ううん。」と由香。
「えっ違うんですか?だってシェフが”お嫁に行ったんだ”って・・・。」とみね子。
「正しくは、”お嫁に行くと言って家を出て行った”という事です。」と由香。
「そうだったの~。」と驚く邦子。
婚姻に縛られたくないと言う由香は好きな男のところには行ったが結婚していないと言います。
一緒に暮らしていると言うその相手は絵描きで、絵はそこそこ売れていると由香。
「良かったね~。」と邦子。
「それで、家にいるのか?」と早苗。
「花屋さんでアルバイトしてる。」と由香。
「ちゃんとしてるじゃない。」と早苗。
みね子たちはみな驚きます。
「あの、シェフから聞いたのは、”由香が10才の時、突然節子が倒れて、あっという間に死んでしまった。由香はそんな俺と鈴子さんが許せなくて、そこから店が嫌いになってわがまま放題になった。あの子から母親を奪ったのは、自分たちのような気がしてな。”と」みね子。
「へえ、そんな事言ってたんだ。自分もどうしていいか分からなくなっちゃったんだよ。お母さん死んで。鈴子さんは自分のせいだって何度も謝ったんだ。でも、店では明るく元気よくやっていくしかない訳で、それが許せないと思った。だからわざと嫌になるような態度取るようになって。私を見てなんだか悲しそうな顔しているのを見ると、イライラして。だんだん嫌な孫になっていった。でさ・・・。」と語る由香。
すずふり亭の庭ではまだヤスハルがギターを弾きながら歌を歌っています。
「ヤスハル、歌が上手くなったじゃないか。」と省吾。
「聞かせてよ。」と鈴子。
ヤスハルは「この広い野原いっぱい」を歌います。
2. あとがき&感想
初めて由香の話を聞きましたね。やっぱりみんな由香が結婚しているのかと思っていましたが、今でいう同棲しているんですね。
でも、子供はいないみたいですね。
みね子も一瞬純一郎と結婚できたら・・・と考えていたんですね。
先に「お金持ちのお坊ちゃま」という肩書きを知ってから、好きになったから仕方ないかもしれませんが、みね子は決してお金持ちだから好きになったのではないと分かりますから、そんなに自分を責めないで欲しいです。
それでもみね子と結婚したら純一郎までが経済的に苦労をする事になるのが目に見えていたみね子には、結婚に踏み込めなかったんだろうと思います。
たしかにね・・・愛で乗り越えられない事も結構ありますからね。
由香の話はまだまだ次回に続きそうです。
ヤスハルはどうしてまだ歌を歌っているのでしょうか?(素朴な疑問)
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