4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第4週、4月28日(金)第23話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第4週「旅立ちのとき」第23話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
みね子にとって奥茨城での最後の夜。
みね子は布団の上に正座して、ちよ子と進に言い聞かせます。
「明日お姉ちゃん東京に行くんだ。わかっけ?旅行に行くんじゃないんだよ。行ったらそう簡単に帰って来られねえ。お休みに帰って来れるけど、それも働いてみないとわかんね。だからお姉ちゃんがやってたこと、あんたらがやらないとじいちゃんが大変だっぺ。わかっけ?」とみね子。
「うん、分かる。」とちよ子。
「分かる。」と泣きべそをかく進。みね子が二人を抱き寄せます。
「こんな風に別れると思ってなかったから、今まで優しくしてやれないでごめんね。別々のとこにいるけど、お姉ちゃんも頑張っから、一緒に頑張ろな。」とみね子。
うなずくちよ子と進。
「これ、マッチ。あんたが持って行きなさい。幸運のお守りになってくれるよ。きっと。」と美代子はみね子にすずふり亭のマッチを渡します。
「うん。」とみね子。
「それから、これ。みね子のだよ。」と美代子は赤いコートをみね子にあげます。
「これ、お母ちゃんが作ってた・・・。」とみね子。
「みね子のだよ、これなら東京でも恥ずかしくないはずだ。」と美代子。
「ありがとう、かあちゃん。」とみね子。
みね子はちよ子と進の寝顔を見ていると、そこに美代子も入って来ます。
「寝ないの?」と美代子。
みね子は美代子の隣に来て一緒に寝ます。
「久しぶりだね。」と美代子とみね子。
みね子の額にキスをする美代子。
翌朝、みね子は霜の降りた田んぼを歩いています。
「ちょっと、進~。」と叫ぶ声。
部屋に戻り、「何で私は旅立ちの日まで、あんたのおねしょの布団を片づけなきゃいけないの。昨夜しっかりしてと言ったでしょ。あんた分かったって言ったでしょ。」とみね子。
「お、関東地方に似てるんじゃねえか。」と茂。
「この辺が茨城で、ここが東京か。茨城の地図から関東の地図って、ちょっと偉くなったんじゃねえのか。」とみね子。
「んだっぺ。」と進。
茂は「みね子、1万入ってる。本当に困った時のためにとっておけ。」と封筒をみね子に差し出すと、「でも、悪いよ、おじいちゃん。」とみね子。
「いいから、持ってけ。靴下の中さ入れとけ。」と茂。
「じいちゃん、ありがとう。」とお礼を言うみね子。
「しっかりな、みね子。お前は働き者だ。真面目に働いてれば、お天道様がちゃんと見てる。じいちゃん、そう思う。」と茂。
「はい、分かりました。」ともう靴下に封筒を入れるみね子。
「もう入れちまうのか。」と茂。
角谷家では
「母ちゃん、おかわり。」と三男。
「またか、何杯食べるんだおめえは。汽車の中で腹壊してもしらないぞ。」ときよ。
「ゆっくり食え。」と正二。
また「おかわり。」と三男。
「バカか、おめえは。」ときよが言うと、「バカだよ、俺は。」と三男。
「これで最後だ。もうねえ。」ときよ。
「分かった。」と笑顔の三男を見つめる寂しげなきよ。
助川家では
「あんたさあ、どうしても行くの?」とべそをかく君子。
「今さら、何?」と時子。
「お母ちゃんを捨てて、それでも行くの?」と君子。
「どういう意味よ、それ。」と時子。
「だって、考えてみなよ。あんたがいないとつまんねえんだよ。うちにはつまんねえの二人しかいねえんだよ。」と君子。
正二と豊作はご飯を食べる手が一瞬止まります。
「いいよ、分かった、時子。やると決めたからには絶対、日本一の女優になりなさい。」と君子が言うと、「母ちゃん、応援してくれるの?ありがとう。」とお礼を言う時子。
谷田部家では
「おかわりください。」とみね子。
「みね子、本当にお母ちゃんは駅まで行かなくて大丈夫け?」と美代子。
「うん、時子と三男と決めたんだ。駅では、中学を出て高校に行くのとおんなじなんだ。私たち高校生だから、中学生の面倒見てやらないといけないし。だからバス停まででいいんだ。」とみね子。
「大きくなったね。」と美代子。
「あんたら、食べねえんならそれもらう。」とみね子が言うと、「いいよ。」とちよ子と進。
「バカだね、冗談だよ。そんなに食えねえよ。」とみね子。
みね子はちよ子と進と手をつなぎ、美代子も一緒に歌を歌いながら出掛けます。
茂は畑から見送っています。
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バス停で三男と時子とみね子がバスに乗り込むと、「三男、腹壊すんでねえぞ。」ときよが言い、「真面目に働くんだぞ。」と正二が言います。
バスの窓から三男がうなずきます。
君子が、「時子、体気いつけてな。」と言うと、時子もうなずきます。
みね子と美代子は目で挨拶します。
いよいよバスが走り出します。
ちよ子と進はいつまでもバスを追いかけています。
バスの中から三人も、家族が見えなくなるまで見届けています。
しんみりとするみね子と時子、三男。
写真出典:http://kinuyo.cc/blog/
あとがき&感想
とうとう奥茨城村を出発したみね子と時子、そして三男。
三人三様の朝の風景でしたが、親子が別れる時の何とも言えない心境が見ている方にも伝わって来ましたね。
前の晩、美代子とみね子が一緒に寝床に入り、美代子がみね子にチュッとキスする場面は、本番でいきなりキスしてしまったと言う木村佳乃。
打ち合わせもなくリハでもやらなかったのに、あまりにもみね子が可愛くて本番その場で、「もし本当の娘ならああいう場面ならキスしていたので。」と朝イチで仰っていました。
有村架純の可愛さがそうさせてしまったようで、当の本人は「恥ずかしかった。」と照れていました。
美代子とみね子の息の合った母娘の演技、これからも楽しみです。
そして時子の最後の朝ご飯で、君子が発した、「うちにはつまんねえの二人しかいねえんだよ。」と言った言葉が、笑いのツボにはまってしまいました。
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