4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第5週、5月4日(木)第28話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第5週「乙女たち、ご安全に!」第28話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
ブザーが鳴って、「4番、トランジスタの足が曲がってるんだけっちゃ。」と叫ぶ声。
ラジオは真空管を使っていた大きなものから、乾電池で動く小さなトランジスタラジオが出回って、外に持ち出すことが出来るようになり、ビーチやキャンプ場、野球場など活躍の場が広がりました。
ラジオはトランジスタ、コンデンサー、抵抗器、発振コイル、トランスなどで出来ていて、みね子たちはトランジスタの基板に部品を差し込む仕事をしています。
さらにアンテナを取り付けたり、周波数を合わせたりする仕事も工場でしています。
そして数日後、「4番、セラコンの位置が間違っとるがね。」とまたみね子は失敗してしまいます。
みね子の失敗に、ライン長の明はガッカリします。
みね子の前に部品を差し込む澄子もモタモタしているので、流れが悪いようです。
「4番、抵抗の場所が違ってる。」と声が上がると、「すいません。」を連発するみね子。
見ていて固まる明。
「大丈夫、そのうち出来るようになるから。」と余裕の笑顔を見せる愛子。
みね子は寝ながら手を動かしています。仕事の夢を見ているようです。
その様子をルームメイトが見ています。
今度は作業中、部品を床に落としてしまい、「このトランジスタ1隻、いくらだと思っているんだ?」と明。
みね子が昼食を食べながらしょんぼりしていると、「大丈夫、そのうち出来るようになるから。」と愛子。
「なんないよ。」とみね子。
「お父さん、そのうち出来るようになんてなりません。きっと。私が不器用なのはお父さん似だそうで、ちょっぴり恨みます。」と呟くみね子。
午後の作業が始まり、またブザーがなるのでみね子が手をあげると、「6番。」と言います。
時子が手をあげて、「すいません。」と謝ると、時子がわざとやった事をすぐに見破るみね子。
「お父さん、時子がわざとやったのは明らかで。」と呟くみね子。
「大丈夫、さ、頑張ろう!」と明るく励ます愛子。
夕食の時間、澄子は和夫にナポリタンを大盛りにしてもらっています。
みね子は、「少なめでいいです。」と細い声。
モリモリ食べている澄子を横目で見ながら、澄子に「美味しい?!」と尋ねるみね子。
「お父さん、私はだんだん心がねじ曲がって行くようで、今もあんた、良くそんなに食べれるねって思っていたりして。」と呟くみね子。
「ちゃんと食べて、冷めちゃうよ。」と幸子。
「私、役に立ってねえどころか、足を引っ張ってるみたいで、なんか申し訳なくて。」とみね子。
「そんな事、言わねえの。気にしなくていいの。」と優子。
「みね子の好きなナポリタンだよ。食べよ。」と時子。
「食べなくても食費は引かれますよ。」と冷たく助言する豊子。
「わがってるよ。それはあんたらが出来るから言えるんだよ。」と呟くみね子。
「こら、みね子さん。ちゃんと食べないといい仕事できないよ。」と愛子。
「いい仕事なんて、そんな事・・・。」とみね子。
「大丈夫、そのうち出来るようになるからね。」とみね子の頭を撫ぜる愛子。
「今は何の根拠もなく、そのうち出来るよなんて、とどめのように腹が立つ訳で。」と呟くみね子。
寝床で時子は雑誌に載っている女優の写真を見せながら、「ほら、綺麗でしょ。」と時子。
「綺麗だね。」とみね子。
時子はみね子に「元気出せ!みね子!」と励まします。
「でもさ、愛子さんはなんであんな風に言うんだろう。そのうち出来るようになるなんて。」とみね子。
「愛子さんにそう言われて腹が立つの?なんで?」と幸子。
「愛子さんは私たちの先輩なんだよ。」優子。
「そう、私たちと同じように15才から工場で働いてたんだよ。お父さんとお母さん、早く亡くなって弟と妹と三人暮らしで、愛子さんが働くしかなかったんだよ。愛子さん、すごく不器用でいつも怒られてたんだって。昔は今みたいに工場の人は優しくなくて、怒鳴られたり蹴られたりしたらしいよ。」と幸子。
「それに工場の機械も今みたいに安全に作られていなくて、ケガばかりしてたって、言ってはった。」と優子。
愛子さんは自分の部屋で、倍賞千恵子の「下町の太陽」を歌いながら日誌を書いています。
「愛子さん、ずっと働いて弟と妹を学校に行かせたんだけど、体を壊してね。でも一日も休まず何年も頑張ったから、事務の仕事をやらないかって言われたんだって。働いている人の事を良く分かっているから。」と幸子。
「だから言ってるんだよ。そのうち出来るようになるからって。」と優子。
「お父さん、打ちのめされてしまいました。」と呟くみね子。
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まだ歌を歌っている愛子の部屋にみね子が訪ねて行くと、「わ、びっくりした。みね子さん、どうしたの?はい、なんでしょう。」と愛子。
みね子は、「愛子さん、ごめんなさい。」と謝ります。
「へ、何が?何だか分からないけど、許す。」とオチャメな愛子。
そして寂しげに部屋を出ようとするみね子に、「みね子さん、大丈夫、そのうち出来るようになるよ。」と励まします。
みね子は部屋に戻ると、「寝る。」と言ってすぐに床に就きます。
「あの、時子さん、今日わざとミスしましたよね。」と豊子。
「まあね。」と時子。
「そんなの間違っていますよ。」と豊子。
「間違ってるよ。そんな事は分かってる。あんな追い込まれたみね子見た事ねかったから。何とかしたかっただけ。」と時子。
「そんな事したってどうにもならないし、仕事だからそれっておかしいと思います。」と豊子。
「だから間違ってるのは分かってるって言ってるでしょ!」と強い口調の時子。
「だったらいいんですけど。」と豊子。
「お父さん、私の事でもめてます。」と呟くみね子。
(写真はトランジスタラジオ工場の様子です。)
写真出典:http://blog.goo.ne.jp/cocoro110/e/c39b9c7bebd478a862058bee73a9004d
あとがき&感想
愛子が歌っていたのは、下町の工場で働く青春を描いた映画「下町の太陽」の主題歌で、賠償千恵子が歌っていたそうです。
キレイな歌声で気分が良さそうな愛子さん。←つい愛子「さん」と呼びたくなります。
愛子さんみたいな人が自分の職場にいたら砂漠のオアシスみたいでいいのになあ~なんて思ってしまうのは私だけでしょうか。
注意されたり怒られたりすると委縮してしまい、もっと深みにはまってしまいますよね。
みね子もそこから脱出できないようですが、私が見たところ、みね子の隣で先に作業している澄子の作業がとてももたついていて、その次にやるみね子のペースが乱されているのでは?と思ってしまいます。
そのあたりも次回改善できればいいですが、澄子がとてもマイペースなので自分で気づくかどうか・・・。
ちなみに、工員の話す方言が色々な地域の方言のようで、私聞き取れなくて・汗。
間違っていたらごめんなさい。
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