4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第5週、5月6日(土)第30話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
スポンサーリンク
あらすじ 第5週「乙女たち、ご安全に!」第30話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
日本橋の米店では
東京日本橋のはずれの米店で三男が働いています。
従業員は1人だけです。
精米した米を米袋に入れています。
「三男くん、ご飯。」と米店の一人娘・安部さおり。
「ありがとうございます。」と三男。
「三男、飯飯飯、早く来い。」と安部善三。
「頼むから二人で食べてくれないかな。」と独り言を言う三男。
「三男くん。」と善三とさおりが呼びます。
「米?」とさおりが聞くと、「米に決まってるだろ。」と善三。
「三男君に聞いてるの。」とさおり。
「あの・・・。」とはっきりしない三男。
「米屋の娘がパンなんか食いやがって。」と善三。
「なりたくて米屋の娘になったんじゃない。ね?三男君。」とさおり。
「俺だってなりたくて米屋のせがれになったわけじゃねえ。」と善三。
「三男君、私の夢何だか知ってる?いつかここの主がいなくなったら、ここをパン屋にする事。」とさおり。
「主って誰だ?」と善三が聞くと、「しぶとそう。だからその場合は隣でパン屋やろうと思って。それでサンドイッチなんか売るの。どっち?米?パン?」とさおり。
答えられない三男は、パンにめざしをのせて食べています。
「誰か助けて~~。」と三男は心の中で叫びます。
初めての休日
この日、みね子は初めてのお休みです。
この頃の工場は休みは日曜日だけで、週休1日制です。
寮の部屋では、「優子、大丈夫?調子悪い?」と幸子。
横になっていた優子が「大丈夫、ちょっこし疲れただけ。みんなが来てから嬉しくてはしゃぎすぎてしまった。」と優子。
「私、出掛けるの辞めようか?」と幸子。
「今日一日のんびりしてれば大丈夫。それに、デートでしょ?幸子。」と優子。
「デートかよ。」と寝ぼけた声の澄子。
「そうじゃないかな~って、さっきから思ってた。その可愛い服。」と時子。
「デートって、ただ二人で会うだけの話だよ。」と幸子が言うと、「それってデートでねえですか。」と豊子。
「でで、デートって、どこ行くんですか?」とみね子。
「映画を見て。私はマイフェアレディを見たいなと思ってるんだけど。」と幸子。
「あ~~、私も見たいと思ってたんです~。なんかね、素敵なんだってよ。貧しい花売り娘が、お金持ちの紳士と出会って、素敵なレディになっていく話なんです。」と時子。
「でもあの人は西部劇の何とかって言うのが見たいって。喧嘩になりそう。」と幸子。
「なんか、恋人って感じがしますね。」とみね子。
「時子はどこ行くの?さっきからなんか書いてたけど。」と優子。
「テレビ局とか映画会社とかそういうとこ、見て回ろうと思って。」と時子。
「いよいよ始まるんだね。時子の闘い。」とみね子。
「俺の事、忘れねえでくれな。」と澄子。
「澄子はどうすんの?」と時子。
「俺は寝んだ。」と澄子。
「あんたはいつも寝てるじゃねえの。」とみね子。
「いつもなんて寝てませんよ。」と澄子。
「うちは百姓で母ちゃん死んでいねえから、畑も家の事も朝早くから夜寝るまでとにかくなんかずーっとなんかやってて、一年中休みもねえし。そう思ったら幸せで、休みの日があって、その日は一日何にもしなくていいなんて。夢っこのような話しだ。」と澄子。
「確かに農業には休み何てないからね。」と豊子。
「確かにね。」と時子。
「うちも秋田で魚やってたんだけど、漁業っていうの。似たようなもんだったな。偉かったね、澄子。お母代わりだったのね。今はどうしてるの?家は。」と優子。
「父ちゃん、新しいおばちゃんもらったんです。だから俺はいらなくなったっていうか。だから帰るとこねえんだ。俺はここが好きだ。ずっといてえな。」と澄子。
「澄子、好きなだけ寝なさい。」と澄子の肩を抱いてみね子が言います。
「豊子は勉強?」と幸子。
「はい、通信でも高校出てえし、いろんな資格も取りたいし。だけど通信でも堂々と勉強できるのが嬉しいんです。家では女が学問なんてって言われて、隠れて勉強してたから。こったな明るい部屋でノート広げて勉強できるなんて、幸せです。」と豊子。
「俺の寝る幸せと一緒だね。」と澄子。
「ま、そういう事にしておきます。」と豊子。
スポンサーリンク
ドアをノックして、「あら、まだみんないるのね。みね子さん、荷物届いてます。」と愛子。
「ありがとうございます。お母ちゃんだ。」とみね子。
「みんなどうするの?お休みは。」と愛子。
「愛子さんは。」と優子。
「うん、千葉の方にお墓参り。」と愛子。
「愛子さんちのお墓がよ?」と澄子。
「うん、うちのお墓は浅草、すぐ近く。今日行くのはうんとね、私の大切な人。戦争でね、亡くなったの。結婚の約束をしてて、いつか一緒になろうねって、同じ工場で働いてた人。ものすごくカッコよかったのよ。俳優のもりまさゆきってのに似ててね。分かるかな。ごめん、しんみりしちゃったわね。みね子さん、何入ってたの?」と愛子。
「茨城の匂いがする。愛子さんも食べよ。ほらみんなも。」とみね子。
「みね子さんは?でかけないの?」と愛子。
「全然手紙書けてないから、まずは手紙書いて、それから赤坂ってところに行ってみようと思って。」とみね子。
「赤坂には何があるの?」と優子。
すずふり亭のマッチを出して、「そっか、まだ話してなかったんだ。私。私のお父ちゃん、東京に働きに来てて、去年の秋にお父ちゃんと連絡が取れなくなって。行方不明っていうの、なんだよね。そんでね、本当は高校でたらうちの農業をやろうと思ってたんだけど。急に東京に働きに出る事になったの。」とみね子。
「そしたら偶然同じ会社だったの。」と時子。
「そん時は泣いて喜んだよね。」とみね子。
「それでだったのか。」と愛子。
「ここの洋食屋はお父ちゃんが何度か行った事のあるお店で、すんごく親切で優しい人なんだ。お母ちゃんがお父ちゃんを探しに東京へ来た時も、優しくしてくれた人たちなの。だから挨拶に行かなくちゃ。」とみね子。
突然の来客
「みね子、お客さんだよ。男の人よ。なんか素敵な人。ほら、急いで。」と寮生。
「あの、谷田部みね子は私ですが。」とみね子。
「君がみね子ちゃん。赤坂五丁目派出所の綿引と申します。」と正義。
あとがき&感想
三男がどうしてるか気になっていたところを、ちょうどいいタイミングで登場しました。
父と娘の間に入って苦労しそうな三男。助けて~という悲鳴も出ていました。
でも、ここからは抜け出せなさそうです。辞めない限り。
乙女寮の仲間も休日の過ごし方はそれぞれですね。
私も寝ていたい派だな。
でも、お天気もいいし、せっかく東京へ来たのだから、あちこち回りたい気持ちもあります。
時子はさっそく夢に向かって一歩を踏み出しますが、当時は女優になるためにどんな道筋があったのでしょうか。
町を歩いていてスカウト?芸能事務所に履歴書を送る?
時子はとにかく色々な方法で当たってみるのでしょう。
そしてみね子はすずふり亭へ。
来週きっとすずふり亭での様子が見られそうですね。楽しみです。
(洋食食べたいなあ。)
が、その前に正義が訪ねてきましたね。いいお知らせ?それとも悪いお知らせ?を持って来たのでしょうか。心配になります。
あわせて読みたい関連記事
ドラマを見逃してしまった方
スポンサーリンク