4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第1週、4月6日(木)第4話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第1週「お父ちゃんが帰ってくる!」第4話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
「マカロ・・・ニグラ・・・タン?」とメニューを読んでいる実。
牧野鈴子が店から出て来て「いらっしゃいませ、もう大丈夫ですよ。」と挨拶します。
「いい匂いだ。食べてみっかな。」と実は店に入ります。
「いらっしゃいませ。」と不愛想な接客係の高子と、厨房から顔を出す省吾。
ここでは洋食を安く気軽に食べられるお店です。
「すごいですね。洋食屋さんなんて初めてで。」と実。
「それは光栄です。どれも美味しいですよ。ビーフシチューなんかいかがですか?」と勧める鈴子に「美味しそうですね。でも、ちょっと高いから、このハヤシライスっていうのにします。」と実。
「この辺には良く?」と鈴子。
「寝泊りするとこは近いんですけど。町にはあんまり来てなくて。出稼ぎに来てるんですけど、これから稲刈りで帰るんです。茨城の北の奥の方にある奥茨城村って・・・名前の通り奥の方にあるんですけど。家族は親父と女房と子供が三人。」と言う実に、「ではお父さんの帰りを楽しみに待っているんですね。」と鈴子。
実と鈴子の会話が弾みます。
「お仕事はどちらなんですか?」と鈴子。
「霞が関っていうとこのビルの建築現場です。・・・オリンピックやる国立競技場にもいたんです。自慢にはなんねえけど。」と実。
「自慢していいんですよ。東京東京って東京だけがすごいみたいに浮かれていますけどあれは違うと思うね私は。あれは俺が作ったんだって自慢していいんですよ。」と鈴子。
「何だか嬉しいです。それに東京の人と話すの初めてで。」と実。
厨房では省吾がハヤシライスを作っています。
実は運ばれたハヤシライスを一口食べて、「何ですか、これは~。美味いですねえ。」と喜びます。
店は次々に客が入って来ます。
「いや~美味かった。うちのみんなにも食わせてやりたいなあ。あんなの食ったら驚くだろうな。」と実はお金を払っています。
「これ、どうぞ。」とすずふり亭のマッチを差し出す鈴子。
「これ、ポークカツサンドです。ご家族で召し上がってください。」と省吾がお土産を持たせてくれます。
「東京を嫌いにならないでくださいね。」と鈴子。
「はい、ありがとうございます。では、遠慮なく。」と受け取る実。
奥茨城村では、バス停でみね子とちよ子、進が「父ちゃん乗ってるかね?」と畑で摘んだ花を持って待ちわびます。
そこへやっとバスが到着します。
「迎えに来てくれたのか、ありがとな。」と実は子供たちの迎えを喜びます。
「元気してたか~?」と問う実に、「元気!」と子供たち。
「どうだここは?」と実が聞くと、「とっても楽しい!」とみね子。
のんびり田んぼの間を歩いています。
「なんだか大人としゃべってるみたいだな。」と言う実に、「もう大人だもん。」とみね子。
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実が家に着くと、わらを編んでいる茂が「帰ったか。」と不愛想ながら笑みをこぼします。
美代子も深々とお辞儀をして、「お帰りなさい。」と迎えます。
実は夜の畑に出て「いいな~、茨城の土は。いい匂いだ。」と言って土をいじっています。
ちよ子と進も土の匂いをかいでいます。
「お父さんは、ここで畑や田んぼをしたいんだよね。ここで生まれたんだもんね。」と土の匂いをかぎながら、心の中でつぶやくみね子。
自分が総理大臣になって農家の人が農業をできるようにしたいのがみね子の願いです。
あとがき&感想
今でこそ日本国内を日帰りで行き来する事が出来ますが、当時は茨城から東京へ行くのも大変な時代。
久しぶりに帰郷するのが待ち遠しい実と家族の様子がとても温かく描かれていましたね。
実は洋食を初体験しましたが、当時東京では庶民的になっていた洋食も、茨城の農家では、見た事も聞いた事もなかったようですが、初めて食べた実の口に合って良かったですね。
みね子が最後に願う事、農家の人が農業ができるようになりたいというのは、当たり前の事がなかなか叶わない厳しい現実を改めて知る場面。
その現実が50年前から今でも続いているんですね。
じんわりと現実に引き戻された寂しい余韻を感じるのは私だけ?
話しは変わり、ハヤシライスは一晩煮込んで作るものと思いましたが、ここでは注文を受けてからすぐに作っていましたね。
そういう手軽さが庶民的になったのかもしれません。
明日はいよいよ家族総出の稲刈りでしょうか。実も充実した帰郷を楽しむ事でしょう。
(実が注文したハヤシライス。写真はイメージです。)
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