4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第7週、5月19日(金)第41話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第7週「椰子の実たちの夢」第41話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
「あ、あー、あめんぼあかいなあいうえお。うきもにこえびもおよいでる。」と発声練習している時子。
「おー、ロミオ。ロミオ・・・・さもなければ・・・。」と、練習をしていてもしょんぼりしてしまう時子を元気にしたいみね子。
「という訳で、時子を元気にしたいのです。よろしくおねがいします。みね子。」と書かれた手紙を読んでいるの三男は「まかしとけ。」と呟きます。
「三男君。」とさおりが、「三男。」と善三が呼んでいます。
三男は、朝ごはんにパンとご飯を両方出されて、困惑しています。
「あの。」と三男。
「三男君、分かってる。言いにくいよね、分かる。本当はパンが食べたいのに、遠慮してるんでしょ?偉くもないのに偉そうにした人に。大した事ないんだからね。ただの小さな米屋の親父なんだから。やることなすこと全部小さいんだから。米粒より小さい。ははは。」とさおり。
「怖いよな。でもな、いくらおっかねえとは言っても、やっぱり女の子だ。心はもっとおっかねえぞ。ひひひひ。」と善三。
「あの、お願いがあります。」と三男が言うと、「お、やっぱり米がいいのか?」と善三。
「あの今度の日曜日、休みください。お願いします。」と頭を下げる三男。
「日曜はおめえ、定休日じゃねえだろう。」と善三。
「それは分かっています。そこを何とか。一緒に茨城から出てきた仲間三人に会いたいんです。そのうちの一人がいろいろ上手くいかなくて、励ましてやりたいんです。向こうは工場なんで休みが日曜日しかなくて。一日だけ。お願いします。」と三男。
「この前話してた女の子だ。ふーん。」とさおり。
日比谷公園に来たみね子と時子。
「でっけーな。」と噴水の前で驚くみね子。
「ここよく映画に出てくるところだよ。」と嬉しそうな時子。
「すっごいねー。」とみね子。
遠くから「おーい。」と手を振って走って来る三男。
「ちょっとー。」と時子とみね子は三男の上着を見てからかっています。
「ちょっと、何がおかしいんだ?」と三男。
「だって、どうしたのその服?」とみね子。
「どうしたって、買ったに決まってっぺ。カッコいいだっぺ?ほら、三田あきらみたいだっぺ?惚れ直したか?時子。」と三男。
「惚れ直すも何も、最初から惚れてないわ。」と時子。
「あれ、そうだったっけか?おかしいな。」と三男。
「すごいなって思いました。一瞬で茨城にいたころに戻ってしまうんだなあって。」と呟くみね子。
「仕事、大丈夫だったの?」とみね子。
「うん。」と三男は言いながら、出て来るときを回想をしています。
「いくの、やっぱり、どうしても?」とさおり。
「えっ?!」と三男。
「俺たちを二人にして、それでも行くのか?」と善三。
「すいません、行ってきます。」と走って出てきた三男。
「全然大丈夫だったよ。」と三男が言うと、「いいお店なんだね。」と時子。
「よし、銀座に繰り出すか。」と三男。
当時銀座をぶらぶらする「銀ブラ」が流行りました。
そして銀座を歩く人もとても多かったようです。
みね子たちは銀ブラをして、また日比谷に戻って来ます。
「あー、疲れたな。しかしどこ歩いても人だらけだな。どっからおりて来るんだっぺな」と三男。
「私たちもその一人だよ。」とみね子。
「でも楽しかった。色々見られて。」と時子。
「そうか、いがった。」と三男。
「高くて全然何も買えなかったけどね。」とみね子。
「んだなー。みんな金持ってんな、ちきしょう。」と三男。
「でも私頑張ろうって思ったよ。いつになるか分かんないけどさ、頑張ってお金貯めて買えるような人になりたいと思ったよ。そりゃ世の中には根っからの金持ちもいるのかもしんねえけど、今日デパートにいた人たちはみんな頑張った人たちなんだろうなって。みんな、楽しそうな顔してたよ。」とみね子。
「そうかもね。」と時子。
「確かに、みんな楽しそうだったな。」と三男。
「でも、買わなくても楽しかったよ。ありがとう。みね子でしょ?私のためにみね子が三男にお願いしたんでしょ、今日の事。三男もムリしてくれてありがとう。本当は休むの大変だったんでしょ?ありがとう。はー、人から心配される人になってしまったな。」と時子。
「どういうこと?」とみね子。
「私さ、何で女優になりたかったかと言うと、もちろんお芝居好きだし、華やかでみんなにキレイって言われたりするのもあるけど、私映画を見てると嫌な事忘れちゃうんだ。それってすごいなあって小さい時から思ってて、そんな人になれたら素敵だなあって思ってた。もし恵まれてるなら、辛い事たくさんある人とかが私が出てるその映画を見ている時だけでも、忘れてもらえる、そういう人になりたかった。でも逆にみんなに心配される人になってしまった。参った。」と時子。
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「諦めたわけじゃないでしょ?」とみね子。
「うん、でもさ、なんだろ。私自信があったのかな。東京に来て放送局へ行ったら”君を待っていたんだ”みたいに想像してたんだ。バカみたいだけど。でも実際行ってみたら私を待っていないって分かったんだ。私みたいなのは星の数ほどいて、私はその一人なんだなって。そしたら急に怖くなってきた。ダメだったらどうなんだろうって。女優になりたいって思えば思うほど、怖いんだよ。」と時子。
「よし、決めた!時子。女優諦めろ。俺の嫁さんになれ!」と三男。
「それはないんじゃない?」とみね子。
「うっせー、俺は決めた。女優がダメなら。」と三男。
「ダメって決めたわけじゃないよ。最初だから緊張しただけよ。」と時子。
「ダメダメ、諦めろ。俺の嫁さんになれ!」と三男。
「冗談じゃないわ。絶対やらない!あんたのお嫁さんなんて。」と時子。
「だったらなって見ろよ!泣き言言ってないで、めそめそしてたら俺の嫁さんにするぞ。」と三男。
「バカじゃねえの。分かったよ。なってやるよ。死んでもやらない、あんたの嫁さんなんて!」と時子。
「死んでもって、そこまで言わなくても、死ぬよりましだっぺ。」と三男。
「絶対なろう。死んでも諦めない。神様、どうか女優にしてください!」と叫ぶ時子。
「神様、どうか女優を諦めさせてください。」と叫ぶ三男。
「バカじゃねえの、あんたら!」とみね子。
「お父さん、三男はいいやつです。そして切ない恋心です。恋をしてるんだなって思いました。三男はホントに時子に恋をしていて、時子は女優さんという仕事に恋してるんだなって。私はまだ、恋をしていないのかなって思ったりしましたよ。」と呟くみね子。
三人の楽しそうな様子をさおりが遠くから見つめています。
(写真は昭和40年代の銀座の様子です。)
写真出典:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/douga/konjyaku/ginza_yonchome.html
あとがき&感想
今日は三男は時子のためにお休みを取ってくれましたね。
自営業なのでお休みをもらうのも大変そうですが、なぜかさおりも日比谷公園に来ていたのが気になります。
でもその方が善三一人で喧嘩をしなくて済むので、気が楽かもしれませんよね。
昭和の銀座・・・いいですね。日比谷公園は今も昔も変わりないとは思いますが、銀座も今は路面電車はありませんが、ビルが立ち並ぶ風景は今も昔も変わらないように思います。
ただ、歩いている人が昔と違って、ついこの間行ったら外国人観光客がたくさん来ていました。
昔は見なかった光景ですね。
デパートではきちんと左側に整列して並んでエスカレーターに乗っているお行儀の良い外国人観光客。
事前にきちんと教育されて(?)日本に遊びに来ているんですね。
なんとかく笑みがこぼれますが、日本ならではの光景です。
話が横道にそれましたが、銀ブラをして時子も元気をもらったようですし、みね子も良い刺激になったようです。
女子はこんな時間が必要ですよね~。同感。
また明日からの仕事に頑張れることでしょう。
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