4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第9週、5月29日(月)第49話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第9週「小さな星の、小さな光」第49話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
1965年(昭和40年)11月28日。
寮の食堂では和夫と愛子が食器を片づけています。
「忙しいね、寮の仕事はね。」と愛子。
「もう、慣れっこだ。」と和夫。
2日前にお給料の減給のお話が出た向島電機。
この年オリンピック景気の反動で需要が落ち込み、企業は在庫を抱えることになり、高度成長期で唯一の不況の年になりました。
部屋では、みね子は家族一人一人に手紙を書いています。
宗男には、ビートルズの雑誌を送ります。
「お父さん、私はこの時間が一番好きです。みんな思い思いに自分の事をやっていて、穏やかな時間です。みんな、同じ時間を一緒に生きてるんだなあという気持ちになります。みね子はお母ちゃんに手紙を書いています。お盆には帰れなかったけど、お正月には帰ります、と。」と呟くみね子。
「ねえ、素敵だと思わない?」と幸子は優子に雑誌を見せます。
部屋の仲間が集まって来て覗くと、部屋のインテリア家具の写真です。
「なんだよこれ、外国みたい。」と澄子。
「でも、この家具は部屋に付いていないですよ。自分で買えという事です。」と豊子。
「分かってるよ。そんな事は。でも、頑張ればいつかこんな風になれるって事でしょ!」とみね子。
「なあんだ。くっ付いてるんじゃねえのか。」と澄子。
「でも、抽選なんでしょ。すごい倍率だってテレビで言ってたよね。」と優子。
「100倍だって。」と幸子。
「もしかして、幸子さん。結婚してここに住みたいとか。」と時子。
「遊びに行きます。」と仲間たち。
「いや、そうなったら素敵だなって。だって家賃7,500円だよ。」と幸子。
高くて驚く仲間たち。
慌ただしい朝がやって来ます。
愛子が「ほら、急いでね。朝ご飯の時間なくなるよ!」と叫びます。
洗顔しても、顔に泡が付いている澄子。
そして首にタオルがかかっているのに、探す優子。
眼鏡を探している澄子。
そしてタイムカードを押して職場に入ります。
作業に集中している工員たち。
優子は幸子に、「松下さん、来ないね。」と尋ねると、「本社に用事があって遅れるって。」と答える幸子。
明はとぼとぼと工場に帰って来ます。
庭で待っていた愛子は、「ご苦労様です。」と挨拶します。
「愛子さん。悔しいです。俺。」と涙ぐむ明。
「そうでしたか。」と愛子が言うと、「力不足ですみません。」と謝る明。
しょんぼりしている明に、「そんな顔するな。松下明。男だろ。ちゃんとしっかり話をする。あの子たちに。それが君の仕事でしょ。ホントにもう、入社した時から変わってないな。」と愛子が喝を入れます。
「はい、わかりました。」と明。
「行ってらっしゃい。」と愛子。
明は立ち上がって工場に入って行きます。
「みなさーん、作業を終えたら集合してください。」と明。
庭でじっと座っている愛子を食堂から和夫も気にしています。
涙ぐむ愛子。
集合した工員たちに、「みなさん、今日も一日ご苦労様でした。みなさんに、大変つらいお話をしなければならなくなりました。昨今の業績不振により、向島電機は父さんする事になりました。ただし、債権者の意向であと一か月、残っている在庫で生産します。この向島工場は12月20日をもって閉鎖いたします。再就職については関係会社にご協力を得て、出来る限りいたします。工場の操業は12月20日までですが、寮にいる者についてはすぐの退去は難しいので、年明けしばらくまではいられるようにします。」と目を赤くして明が発表します。
「それは、決定なんですね?どうにもならないんですね?私たちが寝ないで頑張っても、もうここでは働けないんですか?ここにいる仲間とは別れなければいけないんですか?」と涙ぐむ幸子。
「申し訳ない。」と深々と頭を下げる明。
「お父さん、頭の中が真っ白になりました。なんだかぽかんとしてしまって、何をどう考えていいのかさっぱり分からなくなってしまって。お父さん、工場無くなります。」と呟くみね子。
食堂では、「ごめんなさい。みんなを守るのが私の仕事なのに何にもできなくて。」と愛子。
「愛子さんのせいでないよ。」と寮生。
「ありがとう。今の私の仕事は、みんなの不安な気持ちを少しでも減らす事。再就職については本社から人事の人が来るからその人と話して。でも、心配な事とかあるだろうから、何でも相談して。一緒に考える事しか出来ないけど、相談してください。辛いけど、下を向くのはやめよう。あなたたちは、みんなしっかり働ける子だよ。ちゃんと頑張った。それを誇りに思う。」と愛子。
「お母さん、寒くなってきましたがお替わりありませんか。今度のお正月には帰ります。30日には帰りますので、おせち作りも手伝えますよね。楽しみです。ここの所、お母さんの作ったお雑煮が食べたくて仕方なくて、とうとう夢にまで出てしまいました。それから・・・。」とみね子が書き途中の手紙が置いてあります。
あとがき&感想
みね子たちが入社してまだ1年も経たずに、倒産に追い込まれてしまった向島電機。
東京オリンピック景気の反動がこんなに大きく押し寄せてくるんですね。
(2020年大丈夫かなあ・・・。)
明が悪いわけではないのに、あんなに責任を感じて深々と謝罪する姿が焼き付いて離れません。
愛子も自分の身を心配するより、寮生の事を心配していました。
寮生が家族のように思えるのでしょうね。
今日は朝から気持ちが重くなってしまいました。
みね子たちには辛い局面を若さで乗り越えて欲しいです。
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