4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第2週、4月11日(火)第8話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第2週「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」第8話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
就職も決まったある日、三男は時子を教室に呼び出します。
「何、話って。あのさ三男、私の事を好いてくれるのは分かるけど。」と時子。
「そっちの話じゃねえんだ。」と三男が言うと、廊下から「違うの?」とみね子が教室に入って来ます。
「じゃあ、何。」と時子。
三男は「聖火リレーやんねえか。どうだ?」と時子とみね子に提案します。
「どうだって言われても、ねえ。聖火リレーってどういうこと?分かるように説明しなさい。」とみね子。
「つまり東京オリンピックの聖火リレーが全国で始まろうとしている。茨城も走る。でも茨城は下館から水戸を通って土浦まで。高校生もみんなの声援を受けて走るんだ。悔しくないか?」
みね子は「悔しいって言われても仕方がないんじゃね?茨城の中心なんだから。」と答えます。
「そういうこと。奥茨城なんだからしょうがない。そんな事言ったら日本全国走らなきゃいけなくなる。」と時子。
「それはちょっと冷たいんじゃない?三男が何か考える事なんてなかなかないんだから、続けなさい。」とみね子。
「それで奥茨城村でもやったらどうだろう、聖火リレー。奥茨城村でも村縦断して聖火持って。」と三男。
「なんか面白そうだっべ。」とみね子。
「何のため?村のため?冷たく言っているんじゃないよ。」と時子が尋ねると、「なんか残してえんだ。俺がこの村にいたって事を。」と三男が答えます。
みね子は「ふ~ん」と考えて「やろうよ。私も三人で走りたいよ。面白そうだし。」と二人の手を握ります。
「どうすればいいんだ?」とみね子が尋ねると、「分かんねえ、ここまでだ。」と三男。
「ダメだねえ、そういうとこが三男だね。」とみね子。
「誰か大人に相談してみようよ。」と時子。
そして三男と時子は谷田部家に寄ります。
「誰か大人に相談してみようと思って。うちの親は・・・。」と三男。
「くだらねえ事言ってねえで、さっさと手伝え!」と母・きよに怒られるのを想像しています。
「家の親は・・・。」と時子。
「楽しそうだね~、私はいつ走るの?一番?」と母・君子に言われるのを想像しています。
美代子が笑っています。
「ということで、みね子のじいちゃんに相談してみようって事になりまして。」と三男。
「つまり真っ先に俺が思い浮かんだって事じゃないのか?」と茂。
ちょっと意地悪を言ってからかっています。
畑の前では手作りの鉄棒でちよ子と進が遊んでいます。
「つまんねえね。話し合いは。」と進が言うと、「しかたないっぺ、子供なんだから、次は私が大人の話に入る番。」とちよ子。
「つまり最終的には村の議会で決める事になる。金がかかるからだ。おめえらの小遣いで出来る事ではないのは確かだからな。村の予算を使う訳だから。」と茂が言うと、「大事だね。」とみね子。
「ただな、楽しい事に使わないって事ではないぞ。うちの村は祭りだけは賑やかにやる村だから。だっぺ。」と茂。
「じゃ、村長さんにお願いにあがるとか?」とみね子。
「あいつはダメだ。もうほうけっとる。役所で寝てばかりいる。祭りをやる時は青年団が仕切っている。金を集める青年団が引き受ければもう実現したも同然だ。」と茂。
「うちのお父ちゃんも青年団長だったんだよ。カッコよかった~。」と美代子。
当時は中学や高校を卒業すると村の青年団に入って活動していました。村長も一目置いていた存在です。
「それは絶望的だ。今の青年団の団長は俺の兄貴だからな。俺の言う事なんて聞いてくれないよ。」と三男。
「青年団の副団長はうちのあんちゃん。村で一番ケチ。」と時子。
「だめだわ、こりゃ。」三男。
「じゃ、話はこれで終わりか。」と茂が席を立つと、「じいちゃん、待ってよ。」と止めるみね子。
「俺、諦めたくねえよ。」と三男。
「話を持って行く前に、しっかり計画しておかないと、いろいろ質問攻めにあうからな。計画がないと却下される。」と茂がアドバイス。
家で牛の世話を手伝いながら、ぼ~っとしている時子に、「何あんたよそ見してるの?」と君子。
兄・豊作がケチなので難しいだろうなと考えている時子。
そして三男はリンゴの収穫の手伝いで、母・きよに「手が止まってるんだよ。」と頭をたたかれ、「時間無駄にするな。」と兄・太郎に怒られます。
夕食の支度をしながら「青年団員かあ。カッコいいね。」とみね子。
「みね子ももうすぐ青年団員よ。」と美代子。
学校でみね子と時子、そして三男は聖火リレーについて調べています。
「あんたら、映画館の吉永小百合と浜田三男みたいだな。」とみね子。
当時人気の映画「青春のあかし」の主人公です。
「お父さん、その後いかがお過ごしですか?お父さんが青年団長という話を聞きました。何だか誇らしかったです。私たち三人は・・・あ、まだ内緒にしておきます。」と呟くみね子。
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郵便局員が郵便物を持ってきます。
その小包には「転居先不明」と書かれています。
そしてみね子が書いた手紙も戻って来てしまいます。
「郵便、戻って来てしまって・・・どうしたんだっぺ、お父ちゃん。」と不安な美代子と茂。
(昭和39年東京オリンピックの聖火リレーの様子)
写真出典:http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/machi/50nen/kitte/1000363.html
あとがき&感想
三男の突拍子もない発言から聖火リレーを村に走らせるという計画が動き出します。
でもこの聖火リレーでオリンピックがいよいよだなというワクワク感が出て来ますので、一大イベントですね。
ても、家族にもバカにされている三男の言う事を聞いてくれる大人がいるでしょうか。
三男だけでは頼りないですが、時子とみね子が協力してくれたら少し可能性が見えるかもしれませんね。
ところで、当時の聖火リレーの写真を見ると、煙の量がとても多いですね。あの煙の色などもトーチを作るに当たり意識したそうです。
そして一番大変だったのが「雨にも風にも消えないトーチ」との事で、当時の製作者が苦心したようですね。
今では環境問題もありますから、「無煙のトーチ」が改良されているようです。
ちなみにみね子の会話で出てきた映画「青春のあかし」ですが、青春シリーズはあったようですが、実在しないようですね。
ポスターのお顔がみね子と時子、そして三男の三人だったところがウケました。
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