2016年11月16日〜2017年1月11日

MBCで放送の水木ドラマ

「恋のゴールドメダル~キム・ボクジュ~」

今、胸がときめかない青春なんて、罪だ!

バーベルだけを持ち上げていた二十歳の重量挙げ選手キム・ボクジュを初恋が襲う。

恋の前に生まれて初めて女の子になりたいボクジュ・・・。

夢と目標に向かってひた走る体育大学生の熱いスクールライフと、慣れない初恋を描いたドラマ。

では「恋のゴールドメダル~キム・ボクジュ~」キャスト・登場人物とあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典: http://www.imbc.com

1.あらすじ

重量挙げの全国大会で見事に金メダルを取るキム・ボクジュ。

そして大学では何かと力仕事を手伝わされる重量挙げ部は、新体操部といがみ合います。

一方水泳の大統領杯で余裕のタイムで予選を通過したチョン・ジュニョンは、決勝でトラウマのため、またフライングをして失格となります。

そんなある日、大学のキャンパスでボクジュとジュニョンが偶然出会い・・・。

2.人物相関図

3.キャスト(登場人物)

(1) キム・ボクジュ(김복주)役　イ・ソンギョン(이성경)

21歳。ハノル体育大2年生、重量挙げ部。58kg級。

重量挙げ選抜メンバーだった父親の影響で、幼い頃から特別な力を誇る重量挙げ部の有望株だ。

腎不全で人工透析を受けなければなら父とは格別な仲。

鶏肉を揚げながらボクジュの選手生活をサポートする父がいつも気の毒であり、ありがたい。

彼女が力持ちなのはそんな父から受け継ぎ、火のような性格も父親似だ。義理もある。

見た目と違い、実はガラスのような繊細な感性の持ち主で、涙もろいが、重量挙げ部選手という理由で合コンの話も出ないが、それが重量挙げ選手としての運命なら、受け入れて生きる。

ところがそんなボクジュに、運命の男が現れる・・・。

(2) チョン・ジュニョン(정준형)役　ナム・ジュヒョク(남주혁)

21歳。ハノル体育大2年生水泳部、自由形200m。

水が空気より楽な生まれつきの泳ぎの天才。

けれども水泳の有望株と呼ばれた17歳、初めて出た国際大会でフライングで失格を受けて以降、スタートのトラウマに苦しんでいる。

練習時には良い記録を出すが、大きな大会になるとスタートというブレーキにかかってしまう不運の水泳天才。

時々思う。 4年前のあの日、あの出来事がなければどこに飛ぶかも知れない強い個性を誇る自由な精神。ルールが厳しい寮でも簡単に門を破り出て出入りする神出鬼没な存在だ。

異性観もしっかりしている。女性は無条件「キ・レ・イ」じゃないといけない。グラマーでキレイでない女性は女性として扱わない。

そんな彼の前に、子供の頃の命の恩人である同級生ボクジュが現われた。なんと同じ大学の重量挙げ部とは。

大学生活がちょっと退屈だった彼は、ボクジュをからかうのが楽しくなった・・・。

(3) ソン・シホ(송시호)役　キョン・スジン(경수진)

22歳、ハノル体育大3年生の新体操部。

ハノル体育大のクイーンで、新体操界の揺るぎない星だった・・・ほんの数ヶ月前までは。

5歳の時に新体操を始め、18歳でアジア大会で銀メダルを取って以降、ずっと国内トップの座を守ってきた。

ところが身体の成長によってスランプに陥る。体は鈍くなって、小さい子供たちが下からどんどん追い上げてくる。

結局、その心理的ストレスのために国家代表選抜戦でミスを犯して、テルン合宿所から追い出されて大学に戻る。

スマイル症候群がある。元々本心を見せない性格ではないが、子供の頃から新体操選手特有の作り笑顔が習慣になった。他の人には親切だが、自分自身には厳しい。

数ヶ月後に開かれる2次国家代表選抜が最後のチャンスかもしれない。もっと今より軽くなければならない。この身長に体重が増えれば終わりだ。絶え間ない体重管理のストレスに悩まされ続けている彼女。

(4) チョン・ジェイ(정재이)役　イ・ジェユン(이재윤)

31歳、肥満クリニック医師。

ジュニョンの従兄弟で、21世紀型アンソニーだ。

確かに思いやりがあり穏やかな性格で、誰にでも親切。

薬剤師の両親の影響を受け、医学部に入った。

医師としての使命感がないわけではないが、血を見るのが好きではないため、肥満専門医になった。

彼の笑顔に、親切に、診療所には女性患者が増えた。けれどもたまに誤解する女性がいた。大学時代にも同じだった。

同期のアヨンはそんな彼を悪い男と思っていた。彼の優しさがある人には拷問になる。

(5) イ・ソノク(이선옥)役　イ・ジュヨン(이주영)

21歳、ハノル体育大2年生、重量挙げ部。53kg級。

ボクジュと親しい重量挙げ部の三人娘の一人。多大な努力家。

我慢強く、気合を入れた途端に盲腸が破裂したのに我慢した経歴の持ち主。

悪意のない表情で正しい言葉を挿すスタイルで、血が上りやすいボクジュでも、ソノクの言葉には耳を傾ける。

実は重量挙げがやりたくて始めたわけではない。故郷のテジョンで両親が経営しているモーテルを、10代の時から人手が足りないという理由で、思春期娘にフロントを任せた両親に対する反感が大きくなっていった。

それで近所から離れたいという思いが切実になり、先生から重量挙げを勧められた。

下半身が強く、うまくいけばソウルの体育高、体育大にも行けるかもしれないと言われ、ソウルという言葉に惹かれてすぐ重量挙げを始めた。

(6) チョン・ナニ(정난희)役　チョ・へジョン(조혜정)

21歳、ハノル体育大2年生、重量挙げ部。63kg級。

ボクジュの親友。三人娘の中で最も高い階級であるが、最も少女的な感性の持ち主。

ボクジュはそれを「女子病」と言い、ナニは「女性的なセンス」と確信している。

バーベルを持つと取れてしまうにも関わらず、ネイルアートするのが趣味。

三人娘の中では自分が一番マシだと考えている。

今にでもイケメンの彼氏ができたら、重量挙げをあっさりと投げ捨てるつもりだ。

多方面に好奇心が旺盛でウワサに早く、確認せずに言葉にするのでしばしばデマを流す事もある。かわいい重量挙げ部代表問題児。

(7) パン・ウンギ(방운기)役　オ・ウィシク(오의식)

23歳、ハノル体育大4年生、重量挙げ部の主将。

小柄で大きなオーラを放つ主将。原則主義でどんな場合でも例外なく、規則に従う。

針で刺すと血が出ないのに針だけ折れると、後輩たちが口を揃えて言う気難しい先輩。

口数は少ないが、必要な時には静かなリーダーシップを発揮する。

部員や監督、コーチですら知らない秘密を持っている人物。

(8) ユン・ドンマン(윤덕만)役　チェ・ムソン(최무성)

46歳、重量挙げ部監督。

典型的な見かけ倒しのマッチョ。

豪快な真の男で、自分を信じろといつも大声を出すが、空威張りだ。

いつも率先するが、後始末はコーチのソンウンに任せ、重量挙げ部のねずみのフンほどの運営費のために苦労している。

総長、学長の機嫌に合わせてゴルフチームにでも加わりたいが、生まれつきゴマすりも出来ずに、結局自分の財布から部費の足しにする。

おかげでたいした額でもない給料から子供の養育費を送り、重量挙げ部の子供たちのお腹を満たすための食料に使い、彼の通帳はいつもマイナスだ。

(9) チェ・ソンウン(최성은)役　チャン・ヨンナム(장영남)

36歳、重量挙げ部コーチ。

ホットな女傑スタイルで、よく響き渡る大声で部員に気合を入れる。

大会での不振を理由に、良質のサポートを受けられない重量挙げ部を陰で支える。

監督ドンマンとは幻想のコンビ、仲睦まじい夫婦のような相性である。

ドンマンに対して憧れなのか、私的な感情なのか、自分でもハッキリ分からないが、何でも構わない。

今のまま、彼と一緒に良い重量挙げ選手を育てる事が、かけがえのない幸せである。

(10) チョ・テグォン(조태권)役　チ・イルジュ(지일주)

21歳、ハノル体育大2年生、水泳部。

ジュニョンの水泳部の親友で、ねちっこく臨機応変の達人。

ジュニョンとの会話の8割はきれいな女性の話だが、関心があるわりに見る目はいくらか低いため、校内の女子の半分と付き合った事がある。

別れるたびに後始末として「潜水」するため、不本意ながらも女子学生たちの共通の敵になった。

(11) キム・ギソク(김기석)役　チェ・ウン(최웅)

22歳、ハノル体育大3年生、水泳部。

ジュニョンにだけ突き刺すようなケンカを売る水泳部の先輩。テグォンの言葉を借りれば「コンプレックス」からだそうだ。

ジュニョンが入学する前に、シホに告白したがアッサリ振られ、そんなシホがジュニョンを選んだので、ジュニョンに対する感情が良いはずがない。

さらに、言いたい事はガンガン発言し、先輩への態度も悪いジュニョンを目の敵にしないはずはない。

ジュニョンとテグォンにソシオパス、またの名をソシと呼ばれる。

(12) ソン・ユヒ(성유희)役　レイ・ヤン(레이양)

34歳、新体操部コーチ。

選手たちの間で「魔女」と言われる毒舌家であり、新体操界のパワー女。

立地と名誉を守るためにケガやストレスで苦しんでいるシホを厳しく訓練させ、究極的には権力を利用して、不正な結果を得て、問題視される。

(13) キム・チャンゴル(김창걸)役　アン・ギルガン(안길강)

48歳、ボクジュの父。

表面上は口うるさいが、知ってみればただの娘バカ。

重量挙げ選手出身で大きな光を見られずに引退し、自分の成し遂げられなかった夢を娘ボクジュに託す考えは夢にもなかった。

ところが遺伝子の力が本当にすごかった。

生まれつきの力持ちで重量挙げの道に入った娘を、出来るところまで熱血サポートする事に決心して8年。

ところが4年前から腎不全で人工透析を受け始めて、日常がねじれ始めた。

(14) キム・デホ(김대호)役　カン・ギヨン(강기영)

36歳、ボクジュの叔父。

ボクジュの父のチキン店で仕事を手伝っている。

実際は手伝っていると言うより、捕まっているという表現が正しい。

彼の夢は演技派俳優。現在は、エキストラ組合に加入し、主に「通行人1」「兵士2」「ギャング3」などを演じているが、志がある所に道があると信じている。

これだけやったのにセリフのないエキストラしか出来ないなら、諦めるのが正しいと考える兄チャンゴルは薄情である。

(15) ジュニョンの父(준형 부)役　チョン・インギ(정인기)

58歳、ジュニョンの伯父。

妻と一緒に「夫婦薬局」を経営。基本的に温かい人柄の持ち主で、ジェイが父親に似ている。

弟夫婦が離婚し、弟の嫁であるジュニョンの母が再婚する時、甥ジュニョンを実の息子のように思い、引き取って育てた。

(16) ジュニョンの母(준형모)役　イ・ジョンウン(이정은)

57歳、ジュニョンの伯母。

夫唱婦随の仲良し夫婦で、やはり温かく情が深く陽気である。

義弟の子であるジュニョンを我が子として引き取って育て、一度も実の息子であるジェイと差別した事がない。

むしろ美味しい物を与え、叱る事もなかった。よくしてあげた事がジュニョンにはむしろ距離感を感じさせていた事が後になって分かった。

今、彼女にとってジュニョンは、欠かせない実の息子だ。

(17) コ・アヨン(고아영)役　ユ・ダイン(유다인)

31歳、ハノル体育大医務室の医者。

彼女の机の上には、常におびただしい飲料とチョコレートがびっしり置いてある。

校内に多数のファン層を持つ男子学生たちの女神。

けれども外見とは異なりおっちょこちょいで、だらしなく、よくぶつかる。

急いで出かけて左右が違う靴を履いて出勤した事も一度や二度ではなく、アパートの入り口遮断器に頭をぶつけて倒れた事もある。

そんな素顔を知らずにファンになる男子学生は一人や二人ではないが、アヨンはジェイのひまわりだ。

一目惚れではなかったがジェイとは医学部同期で、いつもジェイにくっついて行動していて次第に好きになって行った。

写真出典: http://www.imbc.com

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