2017年5月10日〜7月15日までMBCで放送された水木ドラマ
「仮面の王イ・ソン」~原題:君主(クンジュ)~
第10話のあらすじ紹介です。
※原作の第19話,第20話を、日本では第10話としてまとめています。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.imbc.com
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<「仮面の王イ・ソン」~君主(クンジュ)~ 第10話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com
キャスト・登場人物はこちら→仮面の王イ・ソン~キャスト
父の復讐を誓い
ハン・ガウンは、父が命よりも正義を選んだ気持ちが今分かるようになります。
そしてガウンも今同じような立場に立っていると感じます。
ガウンは辺首会と手を組んだ王を廃位させて、
父ハン・ギュホの復讐をするために、宮殿に入り宮女となります。
ガウンが宮殿に入るその瞬間を目撃した世子イ・ソンは、
追いかけますが間に合いません。
世子イ・ソンはどうしてガウンが宮女となったのか理解ができず、
宮殿に忍び込もうとしますが、ウ・ボとイ・チョンウンが、
「宮女になったのには、きっと理由があるはずだ。
もう宮女になったのだから、何をしても無理だ。」と止めます。
一方王に扮した賤民イソンは、ハン・ガウンが宮女として
入宮した知らせを聞き、喜びます。
王后は賤民イソンに、「ハン・ガウンが教育を受けたのち、
側室として許可するようにしよう。」と約束します。
そしてハン・ガウンがいつも賤民イソンの傍で仕える事になります。
大辺首の企み
「当分の間、跡継ぎは大辺首に任せる。みなそのつもりで。」とテモク。
「はい、テモク様。」と辺首会。
「がっかりさせるな。」とテモクが言うと、
「はい、テモク様。」と答えるキム・ファグン。
「それから都辺首が頼みがあるそうだから、
そこから処理するように。」とテモク。
キム・ファグンはみなの前に出て、
「都辺首は前に出よ。」と言うと、キム・ウジェが出て来ます。
「毒花畑を管理するそうだが。」とキム・ファグンが尋ねると、
「はい、大辺首様。」とキム・ウジェ。
「都辺首が担当するにはずいぶん小さい仕事ではないか?」とキム・ファグン。
「毒花畑を管理するのは決して無視のできない仕事ですから、
どうか私にお任せください。」とキム・ウジェ。
「非常に良い事を申すな。辺首会は毒花畑で力が発揮される。
その位たやすいだろう。」とテモク。
「良かろう。今後は都辺首が毒花畑を管理せよ。」とキム・ファグン。
「お願いを聞いてくださり、ありがとうございます。大辺首様。」とキム・ウジェ。
「私らしくないだと?」とテモク。
「可愛い孫娘だと言う事は分かります。
けれど大辺首として全権を譲るには、
まだ経験が足りないではないですか。」とチュ・ジンミョン。
「おかしくはないか?ファグンの言う事が。
恋慕していた世子を殺した私が憎い。
辺首会など入らないと言って家を出て行った孫だ。
その孫が帰って来るや否や私の後継者になると言う。
うちの孫は何を考えているのか。」とテモク。
再会
いよいよ宮殿に行く日が来た世子イ・ソンはハン・ガウンと会いますが、
イ・ソンに冷たいハン・ガウン。
そして世子イ・ソンは、王に呼ばれて謁見します。
賤民イソンは噂に聞いていた頭領の顔を見たかったのです。
「私、行商人のパク・チョンス。
主上殿下に謁見いたします。」と頭を下げたままの世子イ・ソン。
「顔を上げよ。」と王に扮した賤民イソン。
目の前にいる世子イ・ソンを見た賤民イソンは驚きます。
「そなたの名声がとても高いゆえ、気になって呼んだのだ。」と賤民イソン。
「恐れ入ります。殿下。不足なゆえ、おはずかしゅうございます。」と世子イ・ソン。
「私が東宮にいる時の内官の名前がチョンスであった。
死なずに生きていたらどれほど良いかと考えた。」と賤民イソン。
「私も死の境地をやっとの思いで越えてまいりました。
意識を取り戻すまで数か月、
目が覚めると家族も友人もみな失った後でした。」と世子イ・ソン。
その二人の会話を尚膳が静かに聞いています。
「どのようにして朝鮮全土に知られる行商人の頭領になったのだ。」と尋ねる賤民イソン。
「師匠の助言により、答えを求めながら歩むうちにそのようになりました。」と世子イ・ソン。
「探していた答えは見つかったか?」と賤民イソン。
「はい、殿下。」と世子イ・ソン。
「そうか。そなたが羨ましい。私には常に周りの視線があり、
一瞬たりとも気持ちを安らげる事が出来ない。」と賤民イソン。
「申し訳ございません。」と謝る世子イ・ソン。
「そなたが謝る事はない。」と賤民イソン。
世子イ・ソンはガウンを虹に例えて、
「虹が王宮に入るのを見ました。」と言うと、
「私は虹を見てはおらぬ。」と答える賤民イソン。
心が痛いガウン
ガウンは宮女の教育が始まりましたが、
メチャンが先生だったので、驚きます。
教育が終わり、ガウンはメチャンにヤンが描いた地図について尋ねます。
すると、「京畿」と言う文字を書いて、その場を立ち去るメチャン。
宮殿を出る前に、もう一度ハン・ガウンに会う世子イ・ソン。
「お話があります。ヤンが描いた地図の件です。
あの場所の本当の地名は分かりませんが、
京畿道のどこかにあるのは間違いないです。
時間は掛かるでしょうけど、必ず探し出せるでしょう。」とハン・ガウン。
用件を話し終わり、立ち去ろうとするハン・ガウンの手を掴む世子イ・ソン。
「元気でやってるのか?華やかだが一時も心の休まる事のないのが宮殿だ。
大変ではないか?体は大丈夫か?
ガウン、俺たちの縁は切れたと考えているのか?」と世子イ・ソン。
「私は今、宮女です。終わった縁を取り戻すことはできません。」とハン・ガウン。
イ・ソンは繋いでいたガウンの手を離します。
「若旦那様と共にいる事ができないのが、
こんなにつらいとは思いませんでした。」と心の中でつぶやくガウン。
「私が取り戻して見せよう。
まだお前の心に私がいるという一言を言えば、
私が取り戻すつもりだ。その一言でいい。」とイ・ソン。
けれどもハン・ガウンは無言で立ち去ります。
その様子をたまたま賤民イソンが目撃して、怒りが込み上げます。
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焦るイソン
「一日も早く側室にしたいです。そう約束したではないですか?」と賤民イソン。
「もちろん、主上との約束は守ります。」と王后。
「それなら今すぐ側室にしてくれないのですか?」と急かすイソン。
「主上、血気盛んな年頃で気持ちが急ぐのは分かりますが、
けれどもあの娘は入宮してまだ間もないのです。
まずは宮女として教育を受けるのが優先です。それが内命婦の法度です。」と王后。
「そうやって何かと理由をつけて引き延ばそうとしているのではないですか?」とイソン。
「主上!」と王后。
我に返って、「申し訳ございません。大妃様。」と謝るイソン。
「主上、急ぐ気持ちは分かりますが、良く考えてみてください。
あの娘を側室にするのと、あの娘の父親の身分を回復するのは、
どちらが先ですか。大罪人の娘を側室に出来ますか?」と王后。
「身分の回復が先です。」とイソン。
「娘の父親がハン・ギュホ。身分の回復をしようとすれば
反対する人は誰ですか?」と王后。
「テモク・・・。」とイソン。
「大妃様。私が辺首会の操り人形で情けないと思われる事は分かります。
大妃様には申し上げられない事情がございます。
けれどもハン宮女を側室にするという約束だけはどうか守ってください。
お願いいたします。」と頭を下げるイソン。
忍び込むガウン
王后はハン・ガウンに、
「辺首会が定期的に殿下に伝達している物がある。」と言って
ハン・ガウンに調べさせます。
ハン・ガウンは王の処所に忍び込んで、鉢の中にある物を探します。
すると物音が聞こえ、人の気配がしたので、戸惑うガウンは元の場所に戻します。
すると賤民イソンがガウンをかくまいます。
部屋に入って来た尚膳は、鉢植えを見て何か不審に感じます。
「殿下、枕元に置く水をお持ちしました。」と尚膳。
「分かったから、下がって良い。」とイソン。
「他にご命令なさる事はございませんか。」と尚膳。
「下がって良いと言ったではないか。」とイソン。
尚膳が下がると、ガウンはホッとします。
するとガウンは寝具の上に仮面が置かれているのを見つけます。
「そのままじっとしていなさい。」とイソンが言いますが、
ハッとしたガウンは、床に座り込んで、
「死に値する罪を犯しました。」と謝罪するガウン。
「構わない。このまま出て行きなさい。
絶対に後ろを振り向かずに・・・。
誰かに聞かれたら、私に呼ばれたと言いなさい。
どうしていつも危険な事をするのだ。」とイソン。
「特別な物は何も見つけられなかった?」とガウンから報告を受ける王后。
「はい、大妃様。鉢植えがありましたが、ただの蘭でした。
飾りの竹筒がありましたが、特に特別な物ではありませんでした。
際立って尊い蘭だったという事もありませんでした。」とガウン。
「主上は物に執着はあまりないようだ。執着しているのは・・・。」と王后。
「お役に立てず、申し訳ありません。」とガウン。
国境で国を守っていたチェ・ホン将軍が宮殿に戻り、
王が辺首会の操り人形だという実態を
キム・グァンニョルから知らされます。
王がニセだと知った将軍チェ・ホンは王后に、
「王はニセだ。」と言うと、王后は驚きますが、
「今まで疑わなかったと言えば、ウソになる。」と
王后も薄々感じていたと言います。
チェ・ホンは多くの兵士を動かす事ができるから、
邪悪な辺首会を倒してみせると王后に言います。
辺首会では、テモクがキム・ファグンに後継者を譲ります。
そしてチェ・ホンと王后の動きを調べるようにと、
テモクは殺手(暗殺者)に仕事をさせる鞭もファグンに渡します。
難しい決断
チェ・ホンは世子イ・ソンと会います。
「奸悪な群れを根こそぎ抜いて先代王の敵を討ってください。
私と兵士たちが死を覚悟してついて行きます。」とチェ・ホン。
「国境の兵士を動かすとすれば、
女真たち(満州地方の人)が黙っているだろうか。」と世子イ・ソン。
「女真たちとはすでに和親条約を結んでいる。
今こそ兵士を動かす千載一遇の機会です。
どうか決定してください。」とチェ・ホン。
すると外からウ・ボが「それはいけません。」と叫びます。
「師匠!」と世子イ・ソン。
「国境に軍を送り、辺首会を打つのはいけません。
結局我が国の内戦を起こす事になります。
内戦によって犠牲になる多くの民たちの事を考えてください。
多くの民を犠牲にして王座に就こうとお考えですか。
そんな君主になるのですか。」とひざまずくウ・ボ。
「世子様に何を言っているのだ。きれいな言葉で世子様を眩惑して、
結局怖がりの書生が吐く言葉だな。
世子様、今こそ軍を動かす絶好の機会です。
今機会を逃したら次はいつになるか分かりません。」とチェ・ホン。
「今この瞬間にも辺首会によって罪なき民たちが亡くなっていきます。
こうして私が迷っている間にも、民たちが犠牲になっていくのです。
一体いつまで耐えて待っていなくてはいけないのですか。
いつ闘いが終わるのですか。」と世子イ・ソン。
「世子様の一生の間、掛かるでしょう。
一生闘わなくてはいけない苦痛な生涯となるでしょう。
それこそが民たちを辺首会から助ける唯一の代価です。」とウ・ボ。
辺首会を今打つか、今は打たぬか、悩む世子イ・ソン。
写真出典:http://www.imbc.com
あとがき
ハン・ガウンは強い決意で宮殿に入って行きました。
けれども世子イ・ソンとの別れもつらいようです。
その宮殿でハン・ガウンを待っていたのは、王に扮した賤民イソン。
ハン・ガウンは王から特別な想いをどことなく感じているようですが、
王を廃位させようとしているので、王に対して冷たくあしらっているようです。
世子イ・ソンと賤民イソンは協力し合って辺首会を倒す
良き協力者になるかと思っていましたが、
どうやらハン・ガウンの事で、お互いライバルになっていきそうです。
そして世子イ・ソンが王の座を取り戻そうとすれば、
賤民イソンと争いになるのも避けられなさそうです。
これからどんな展開になるのか、気になります。
原作は視聴率は第19話は11.2%、第20話は12.2%でした。
では次回第11話に続きます。
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