2017年5月10日〜7月15日までMBCで放送された水木ドラマ
「仮面の王イ・ソン」~原題:君主(クンジュ)~
第13話のあらすじ紹介です。
※原作の第25話,第26話を、日本では第13話としてまとめています。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.imbc.com
スポンサーリンク
<「仮面の王イ・ソン」~君主(クンジュ)~ 第13話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com
キャスト・登場人物はこちら→仮面の王イ・ソン~キャスト
倒れたガウンをめぐって
王后はハン・ガウンに、
「揀擇(カンテク)で右議政の娘ヨンジュが選ばれるように、
助けて欲しい。」と言います。
賤民イソンは王后が毒の入った茶を飲んだと聞き、
すぐに王后の元に駆けつけます。
すると賤民イソンは、世子イ・ソンがガウンの容態を気にしているのを目撃し、
「どうしてお前は護衛なのに、このような事が起きたのか?」と
怒って世子イ・ソンを追い出します。
吏曹判書ウ・ボがすぐに駆けつけて、ガウンの治療をします。
世子イ・ソンはガウンが心配ですが、中に入れず外でずっと待っています。
賤民イソンは一晩中ガウンの傍を離れません。
ガウンは寝言で、「チョンス若旦那様・・・。」と言うと、
思わず握り拳を握る賤民イソン。
ウ・ボの配慮で、賤民イソンが席を外したわずかな時間に、
世子イ・ソンを侵入させると、
ガウンは目を覚まして、「大丈夫です。」と呟きます。
「ガウンが泣いても笑っても、怒ってもいいから、こんな姿だけは見たくない。
倒れたガウンを見るのがどれほどつらいか。」と世子イ・ソン。
「若旦那様が水に落ちた時の私の気持ちも同様です。」とガウン。
吏曹正郎パク・ムハは、「あんなに大きな事件であったのに、
死者が誰も出なかったのは怪しい。」と言います。
世子イ・ソンは、「今回の事件で失ったものは何もなく、
むしろ大きなモノを得た。」と王后の自作自演を疑います。
キム・ファグンも王后の仕業だと見ています。
揀擇審査
最初の揀擇審査で合格した女性の二次揀擇を、
大辺首のキム・ファグンが担当すると言います。
そしてキム・ファグンが右議政の娘を牽制するため、
するどい質問を浴びせます。
「右議政のお嬢様は王后様の姪ですから、
当然王后様に似てしっかり者で強い方でしょう。
揀擇は国母を選ぶ場ですから、民の生活を理解できる方なのか、
見極めないといけません。」とキム・ファグン。
そしてキム・ファグンは、右議政の娘ヨンジュに、米一石の価格を尋ねます。
答えに困っているヨンジュに、
「まさか、米の価格も知らないのですか。
右議政はお嬢様を温室でお育てになったようですね。」とキム・ファグン。
ヨンジュは「5両でございます。」と答えます。
キム・ファグンは続けて、「各地域から王室への貢物として捧げる
品目を答えなさい。」と質問します。
「忠清道、全羅道、慶尚道からは木綿。
平安道、黄海道からは絹。
咸鏡道、江原道からは麻を献上します。」とヨンジュ。
「空の上にある太陽と長安は、どちらが遠くにありますか。」とキム・ファグン。
その質問を聞いて、思わず立ち上がって暗幕を上げるハン・ガウン。
そして「今のは、質問ではなくて罠です。どんな答えをしても、
“それは間違いだ”と言える罠ですね。」とハン・ガウン。
「長安の方が近いと答えれば、このように言うはずです。
“頭を上げて空を見なさい。太陽はすぐ目の前にある。
ところが長安は目の前に見る事ができない”と。
太陽の方が近いと答えれば、このように言うはずです。
“長安から来た人には会えるが、太陽から来た人に会ったことがあるか”と。
そのような質問にどうお答えすれば良いのですか。」とガウン。
王后と王に扮した賤民イソンはうなずきます。
思いを打ち明けるファグン
キム・ファグンは世子イ・ソンに声を掛けます。
「揀擇審査の時、何者かが毒を盛ったと聞きました。
それは辺首会の企みではありません。」とファグン。
「そのように推測していました。行首様、今まで何度も助けて下さり、
ありがとうございます。ですがこれからは、こうして会わないほうが、
よろしいかと思います。辺首会と私は、どちらかが生きれば、
どちらかが死ぬ、そのような関係です。
行首様は、その辺首会の大辺首ですし・・・。すみません。
どうかお元気で。」と世子イ・ソン。
「世子様!」と呼ぶファグンに、「いつから、ご存じで?」とイ・ソン。
「5年前、温室で初めてお会いした時から知っています。
世子様が絶壁で危険な時に助けたのも私です。
窟徐脈(脈がなくなった後、また脈が戻る薬)で祖父を騙したのも私です。
どうして私が世子様を救ったのか、お尋ねにならないのですか?
世子様をお慕いしています。世子様でなければダメなのです。
私が大辺首になる代わりに、世子様に危害を加えないでと祖父と約束しました。
ただただ世子様のためだけに、大辺首になったのに、
私が大辺首だからもう会えないですって?
どれだけ努力すれば、私の気持ちは報われるのですか?」と
目に涙を浮かべて立ち去るファグン。
途方に暮れるイ・ソンは、以前世子イ・ソンの命を狙ったのが、
大妃様だと悟ります。
罠
「とにかく、狡猾なキツネの背後には、もっと狡猾なヤツが隠れているんだな。」とテモク。
「王后がそんな人材を得たとは。どうすれば良いですか?」とキム・ウジェ。
「今頃王后が毒事件を上手く仕立て上げたと、有頂天になっているだろうから、
王后のためにも、犯人を捜そうではないか。」とテモク。
「茶に毒を盛った手下を捕まえましょうか。
きっと宮女の内の一人でしょう。」と左議政ホ・ユゴン。
「それより、見せしめにするのに都合の良い人間を思い浮かべた。」とテモク。
「再揀擇審査を終了する。最終審査に残った三人を読み上げる。」と王后。
そこへ領議政チュ・ジンミョンがやって来て、
「茶に毒を盛られた件で、犯人と疑われる人物が見つかりました。
判義禁府事は逮捕せよ。」と告げます。
そしてハン・ガウンが捕まってしまいます。
世子イ・ソンやウ・ボは驚きます。
牢の中で
賤民イソンは獄中のハン・ガウンを訪ねます。
「夜中は寒かっただろう。」と心配するイソン。
「いいえ、殿下が恩寵を施してくださり、拷問もありませんから。」とガウン。
「私が慕っている女性を拷問する男に見えるか?
なぜそんなに驚いているのだ?前にも話したであろう。
私がお前を慕っていると。」とイソン。
「申し訳ございません。私は殿下のお心を受ける事ができません。」とガウン。
「お前は宮女だ。宮女は王の女で、私は王だ。
だからお前は私の女ではないか!」とイソン。
「殿下、どうして私が宮女になったのか、ご存知ですか?
まさに殿下が理由です。
殿下は私の父の恩讐なので、父の敵を討つために、宮女になりました。
ですが、殿下は父を殺していないと聞きました。
それは本当ですか?もしそうなら、もう殿下を敵と思わずに済みます。」とガウン。
「私が敵でなければ、宮殿から、私から離れるつもりか?
頭領から”一緒に宮殿を去ろう”と言われたのか?」とイソン。
「殿下、私はそのような事を申しているのではございません。」とガウン。
「お前を慕う資格もないヤツが!」と怒るイソン。
ガウンは、「身分は高くありませんが、男性らしく立派な方です。」と
世子イ・ソンについて話します。
「全ての真実を知っても、今のように世子を慕う事が出来るのか。」と
心の中で呟いて牢を出て行くイソン。
スポンサーリンク
取引
賤民イソンは王后を訪ねて取引をします。
「条件はなんですか?」と王后。
「ハン宮女を釈放してください。
毒を盛った王后が、ハン宮女が犯人ではないと仰れば、
釈放は可能です。そして条件はもう一つ・・・。」と賤民イソン。
「欲が深いこと。もし私が断ればどうしますか?」と王后。
「きっと断らないでしょう。お互いにとって願っている事ですから。」と賤民イソン。
釈放されるガウン
「ガウン、お前はもう自由の身だ。毒を盛った事件の濡れ衣も晴れたし、
もう宮女ではないから、宮殿を出るのを止める者もいない。
だから私と一緒に家に帰ろう。」と世子イ・ソン。
ガウンは微笑んで、「若旦那様・・・。」と言いかけると、
尚膳がやって来て、「殿下がお嬢様をお連れするようにとの御命です。」と告げます。
「私を、ですか?」とガウン。
「そろそろ再揀擇の結果が出るから、康寧殿(王の寝殿)に行きましょう。」と尚膳。
「揀擇の結果が大妃殿ではなく、康寧殿で発表なのですか?」とガウン。
「はい、そのように伺っております。」と尚膳。
ガウンは後ろ髪を引かれる思いで、尚膳の後をついて行きます。
ガウンを無言で見送る世子イ・ソン。
イ・ソンは力を落として一人で出て来ると、パク・ムハが慌てて走って来てます。
「ガウンは?」とイ・ソンに尋ね、イ・ソンが尚膳と康寧殿に行ったと答えます。
「大変だ!それどころじゃないんだ。康寧殿に行ってください。」とパク・ムハは、
イ・ソンに書状を見せます。
イ・ソンは驚いて走って行きます。
ガウンの運命
「ただ今より、再揀擇の結果を発表する。」と王后。
「呼ばれた三人の内一人は、栄誉ある国母になり、
あとの二人は側室となり、主上殿下をお支えする者となる。」と王后。
王后は、「右議政の娘、チェ家ヨンジュ。領議政の娘、チュ家ジャヨン。
敦寧府参謀の娘、チェ家ソヨン。」と結果を読み上げます。
驚くハン・ガウン。
そこへパク・ムハが止めるのも聞かずに、世子イ・ソンが駆け付けます。
「たかが側室として、ガウンを傍に置こうと言うのか?」と世子イ・ソン。
「そなたこそ、どうしてお嬢様に真実を明かすことが出来ないのか?
本当の世子は私だと言えないのか?
行商人の頭領が本当の世子だ、お嬢様の父親を殺したのも、まさにこの私だと。」と
大声で叫ぶ賤民イソン。
すると廊下で物音がして、賤民イソンはすぐに仮面をして廊下へ出て、
内禁衛兼司僕ヒョンソクを呼びつけます。
「毒花の解毒剤は手を尽くして探しているから、見つけたらすぐに送る。
そしかガウンは、私が連れて帰る。」と世子イ・ソン。
「世子様にはその資格はありません。」と賤民イソン。
「ガウンだけは譲れない。」と世子イ・ソン。
「私も譲らない。」と賤民イソン。
「イソン!」と叫ぶ世子イ・ソン。
「この仮面をお望みですか?王子の座をお望みですか?
差し上げましょう。私が持っている物は全て差し上げましょう。
ただガウンお嬢様だけは、絶対に譲らない。」と賤民イソン。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/gunju/clip/
あとがき
ハン・ガウンが揀擇に参加した時点で、
王の配偶者に選ばれるのは目に見えていると思います。
それが実際にガウンが選ばれて、世子イ・ソンは慌てていましたが、
その前にガウンが揀擇に参加しないように阻止できなかったのでしょうか。
ガウンも宮女になった目的がはっきりしていますから、
立場上は王である賤民イソンにも、敵を討つために宮女になったと言っていましたね。
本当なら、そんな事言ったら命が危ないのではないかと思いますが、
ガウンも気の強い女性ですね。
それがまた見ていてハラハラしますし、
世子イ・ソンもちょっと心配なのではないかと思います。
次回の展開が気になります。
原作の視聴率は第25話は10.6%、第26話は13.2%でした。
では次回第14話に続きます。
あわせて読みたい関連記事
★動画配信サービスを利用して[韓国ドラマ]を無料で見る
韓国ドラマを見始めると、アレもコレも見たくなりますよね♪
今までは、観たいドラマや映画があるとレンタルショップへ行って
借りて来ましたが、返しに行くのを忘れたり、貸出中で待ったり、
という手間がありました。
今ではパソコンやスマホ、タブレット、テレビなどで、
インターネットを接続する環境が整っていれば、
レンタルショップに行かなくても
カンタンに試聴出来る方法があります。
それは最新作から名作まで全てのジャンルで「見放題」、「読み放題」という
アイコンのついた作品を31日間無料トライアルで楽しめるU-NEXTです。
※2021年5月現在で「仮面の王イ・ソン~君主(クンジュ)~」は
見放題で配信されています。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
⇩「韓国ドラマ」を無料で視聴する方法はこちら⇩
アレもコレも見たくなるのが韓国ドラマ。
U-NEXTで最新作を「見放題」で試聴可能!
そしてU-NEXTだけの「独占配信」も!
新作~懐かしい作品まで、あなたが見たい韓ドラが見つかります。
スポンサーリンク