2017年4月2日〜9月15日までKBS2で放送された平日連続ドラマ
「名前のない女」
第7話後半,第8話前半(韓国:第10話)のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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キャスト・登場人物はこちら→「名前のない女」キャスト
<名前のない女 第7話後半(韓国:第10話)あらすじ>
キム・ムヨルはユン・ソルが運転している赤い車を追うように、運転手に頼みます。
「ヨリだ、ヨリに間違いない。」と呟くムヨル。
ところが赤い車を見失ったムヨルは、車を停めてもらい外に降ります。
「しっかりしろ、キム・ムヨル。ヨリは死んだじゃないか。」と
自分に言い聞かせます。
そんなムヨルを遠くから見つめながら、ムヨルにプロポーズされた事、
そしてヨリを裏切ってヘジュを選んだ事を思い出すソル。
「私と子供を捨てた男・・・。」と呟いて走り去るソル。
ク・ヘジュの部屋に入って来たホン・ジウォンに、
「さっきお義母さんが何してたと思う?ヨリの法事をしてたのよ!」とヘジュ。
「何ですって?!旦那は何て言ってた?」とジウォン。
「ヨリは死んでも癇に障るわ。それにムヨルさんに室長とは、
お父さん何考えてるの?」と怒り出すヘジュ。
そこへキム・ムヨルが帰宅します。
ヘジュはムヨルに対して怒りを露わにして、ムヨルを突き放します。
ジウォンはムヨルに、「ヘジュの事、あなたが理解してあげて。
それから昇進の件は納得がいかないでしょうけど、
結局ウィドグループはヘジュの手に入るんだから、もっと大らかに考えて。」とジウォン。
ジャズレストランで歌手のアルバイトのテストを受けるユン・ソル。
ソルの歌声に耳を傾けているのはジャズレストランの経営者で
シェフのオリバー・ジャン。
ソルが歌い終わると、「なかなかいいですね。お名前は?」と尋ねるオリバー・ジャン。
「ソル・・・ユン・ソルです。」と答えるソル。
「えっ?!」と一瞬驚いて名前を確認するオリバー・ジャン。
「私です、名前のないキム不詳です。刑務所で、私の子供を
取り上げてくださった。」とユン・ソル。
「あなたが、あの時の・・・。」とさらに驚くオリバー・ジャン。
「あの時は、本当にありがとうございました。」とお礼を言うソル。
「どうしてあなたがここへ?・・・いや、それより、
名前がユン・ソルと言いましたか?」とオリバー・ジャン。
「はい、知っています。先生にとって特別な名前だと言う事を。
それで許しをもらいたくて。どうか私がユン・ソルと言う名前で生きる事を
お許しください。どうかお願いします。ユン・ソルの名前で司法試験に合格して、
弁護士になりました。ユン・ソルさんの願いを叶えました。」とソル。
「何を言っているんだ。早く出て行け!」と怒るオリバー・ジャン。
「二人が事故に遭って、一人だけ助かった自責の念に駆られて、
医師を辞めた事も知っています。でも、私は復讐のためにユン・ソルとして生きます。」とソル。
「出て行け!」と怒鳴るオリバー・ジャン。
そこへユン・ギドンとソ・マルリョンがやって来ます。
「私がソルに出会ったのも、ソルの娘が亡くなったのも、運命だと思うわ。
人生を掛けて私たちの娘になったの。」とマルリョン。
「娘が亡くなったのか?それでもこの世にユン・ソルはたった一人だ。
認められない。」とオリバー・ジャン。
ク・ドチは誕生日に友達と飲んで、酔いが回ってめまいがして、意識を失います。
そして翌朝目を覚ますと、ベッドの上です。
何が起きたのか全く記憶がないドチは、驚きます。
そこへク・ドヨンから電話があり、「約束していた誕生日の食事会は来れるか?」と言われるドチ。
慌ててホテルを出て、支度をしてク・ドヨンに家に行くドチ。
ク・ドヨン、ホン・ジウォン、そしてク・ヘジュ家族がドチを迎えて、
バースデーパーティーをします。
兄に誕生日を祝ってもらうのが一番嬉しいと、お礼を言うドチ。
ドヨンとジウォンは、早く結婚したらいいのにとドチに助言します。
するとマネージャーからドチに電話が掛かって来ます。
「兄貴、大変だ!性的暴力で告訴された!」とマネージャー。
身に覚えがないので、驚くドチ。
ドチは家族に挨拶して、慌てて出かけて行きます。
ク・ドヨンはキム・ムヨルに、ドチに何が起きたのか調べて欲しいと頼みます。
ヘジュはドヨンに、「ムヨルさんは探偵じゃないのよ!」と不満をぶちまけます。
ムヨルはヘジュを部屋に連れて行き、「ヘジュがそういう態度をすればするほど、
俺の立場が困るんだ。お前がそうするほど俺は・・・。」とムヨル。
「何?ソン・ヨリを思い出す?ヨリは心配りが良くできたけど、
私は自分勝手だと言いたいんでしょ!」とヘジュ。
「お前!」と怒るムヨル。
<名前のない女 第8話前半(韓国:第10話)あらすじ>
ク・ドチがマネージャのところへ駆け付けると、
「芸能人は気を付けるようにって、あれほど言ったじゃないですか!
夕べ、何があったんですか?」とマネージャー。
「俺は天に誓っても悪い事はしていない。」とドチ。
「とにかくマスコミが知ったら、終わりですよ。」とマネージャー。
「兄貴が知ったら大変だ。」とドチ。
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ユン・ソルは、ユン・ギドンとソ・マルリョンの実の娘ユン・ソルの
お墓を訪ねます。
そこへオリバー・ジャンも花束を持ってやって来ます。
ユン・ソルは故ユン・ソルに、「オリバー・ジャンに会って、
過去を蒸し返したのではないかと、申し訳なく思います。
でも私、諦める事が出来ません。」と謝罪します。
お参りが終わると、オリバー・ジャンに挨拶するソル。
するとソルの携帯に、「車を移動してほしい。」と電話が掛かって来ます。
ソルがすぐに駆け付けると、それはソルの車ではなく、
ソルが仕事を得るために車に置いておいた名刺を見て、電話が掛かって来たのでした。
その車の持ち主はク・ドチのマネージャー。
マネージャーも外へ出て来て、ソルに声を掛けます。
そしてソルが弁護士だと覚えていて、マネージャーはドチの件で相談します。
「この件はくれぐれも外に漏れないようにお願いしますよ。」とマネージャー。
マネージャーがソルの事務所から出て行くと、オリバー・ジャンが入って来ます。
両親から聞いて事務所に来たとオリバー・ジャンは、
「婚約者だったソルもこんな事務所を持ちたいと言っていた。
一つだけ聞きます。後悔しない自信がありますか?」と尋ねます。
ソルは黙ってうなずきます。
キム・ムヨルはク・ヘジュのためにデパートで香水を買っています。
すると、ソン・ヨリを見かけて驚くムヨル。
ヨリは一瞬で通り過ぎてしまいます。
ムヨルは必至に追いかけます。
一方ホン・ジウォンは送り主不明の絵を部下に頼んで、指紋認証の依頼をしていましたが、
ホン・ジウォンとク・ヘジュ以外の指紋は一切検出されなかったと部下。
「指紋がなかったですって?どうしてなの?
まさか、ソン・ヨリが生きている・・・?」と疑うホン・ジウォン。
キム・ムヨルはソン・ヨリの後をつけて行くと、ヨリはジャズレストランに入って行きます。
ムヨルも店に入り、ふと舞台に目をやり、驚きます。
舞台で歌っているのは、ソン・ヨリ!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/
あとがき
今回も絶妙なタイミングでムヨルやドチの周りに現れたユン・ソル。
分かれる時は見向きもしなかったムヨルが、ソルを必死に追いかけています。
亡くなったと思っていた人が生きていたので、驚くのは当たり前ですね。
でも、追いかけてどうするんでしょう。
追いかけてどうするかなんていう理性は失っているんでしょうけれど、
その心理をうまく利用して、ソルはどんな作戦に出るのでしょうね。
そしてユン・ソルと言う名前を名乗っているソン・ヨリに、
許しがたい思いを抱きつつ、ソン・ヨリの存在が気になるオリバー・ジャン。
これからソン・ヨリとどんな関わりを持つようになるのかも、気になります。
韓国第10話の視聴率は15.4%でした。
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