2017年5月10日〜7月15日までMBCで放送された水木ドラマ
「仮面の王イ・ソン」~原題:君主(クンジュ)~
第20話(最終回)のあらすじ紹介です。
※原作の第39話,第40話を、日本では第20話としてまとめています。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.imbc.com
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<「仮面の王イ・ソン」~君主(クンジュ)~ 第20話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com
キャスト・登場人物はこちら→仮面の王イ・ソン~キャスト
娘の意志を継ぐ
キム・ウジェは領議政ウ・ボに、解毒剤の作り方を教えます。
そして毒花の中毒にかかっていない者には、
毒薬になるという事実を知らせます。
解毒剤を作るには、毒花の根を使うと言うウジェ。
ハン・ガウンはキム・ウジェに、
「なぜ、解毒剤の作り方を教えてくれるのか。」と尋ね、
「殿下と取引をしただけだ。」と答えるウジェ。
解毒剤は出来ても
ウ・ボはとうとう解毒剤を完成させます。
そして王イ・ソンは、行商人の組織網を総動員して、
揚水庁の職に民を雇用し、生計を立てられるようにすると言います。
ウ・ボは解毒剤を臣僚たちに飲ませようとしますが、
臣僚たちは中毒で苦しみながらも、解毒剤を飲みません。
キム・ウジェの事を信じられない様子です。
そして臣僚たちは王イ・ソンに、
「どうか自分たちをテモクの元に返してください。」と頭を下げます。
王イ・ソンは、「自分は臣僚たちを生かすために王になったが、
臣僚たちが私を信じずに、別に生きる道を探すと言うなら、
止めはしない。」と言います。
そこへガウンが現われて、
「解毒剤かどうか信じられないと、おっしゃいましたね?
私がそれを証明しましょう。」と言って、毒花を見せます。
そしてその毒花を自ら飲んで、
「毒花の薬効が早く回るために、2つ飲みました。」と説明するガウン。
王イ・ソンは驚いてガウンに駆け寄ります。
すると苦しみながら解毒剤を取り出したガウンは、
「この解毒剤を飲んで私が助かれば、これは正真正銘の解毒剤。
みなさんも信じられるはず。」とガウンは解毒剤を飲みます。
臣僚たちはガウンの様子をかたずをのんで見守ります。
するとガウンは気を失ってしまいます。
王イ・ソンはガウンを抱きしめて、ガウンの名を叫びます。
「テモクの息子が、解毒剤の作り方を教える訳がないではないか!」と
王イ・ソンを責めて臣僚たちはテモクの元に行きます。
そこへパク・ムハが「殿下、兵曹判書が義禁府に捕えていた
辺首会の会員たちを連れて、宮殿の外に逃げ出しています。」と
王イ・ソンに報告します。
「会員のすべてがテモクの元に集結すれば、
大規模な反乱が起きかねません。
今からでも阻止せねばなりません。」とイ・チョンウン。
「みな、逆賊となってしまっても良いのですか?」とキム・グァンニョル。
「テモクがみなの命を救うのなら、それはそれで構わない。」と言って、
王イ・ソンはガウンを抱きしめています。
狙い通り
テモクの元に多くの臣僚や辺首会会員たちが殺到します。
テモクは、「あの者たち全てを生かす事は出来ないのだが、
一番最初に私にひざまずいた者に解毒剤を与えよう。」と言います。
ところが誰もテモクの元に行く人間はいません。
と言うのも、テモクの元に行こうとした臣僚たちを呼び止めた王イ・ソンは、
解毒剤が効いて元通りになったガウン姿を臣僚たちに見せたのです。
テモクとの戦い
そしてテモクの屋敷に王イ・ソンがやって来ます。
「テモク、毒花の解毒剤が完成した。
もう二度と毒花で彼らを操る事はできない。」と王イ・ソン。
「それなら、他の方法を見つければ良い。
辺首会は1,000年も続いて来た。そう簡単に倒れる辺首会ではない。」とテモク。
「その辺首会が崩壊するのを、今この目で見る事になるであろう。」と王イ・ソン。
そして「今から無血入城する、今武器を捨てなければ、
救いの手を差し伸べる事が出来ない。」と宣言するイ・ソン。
すると辺首会の会員たちは、みな投降します。
最後までテモクを守り、王イ・ソンを殺そうとする揚水庁長チョ・テホを、
イ・チョンウンが処理し、チュ・ジンミョンを捕まえます。
王イ・ソンはテモクに、「投降すれば、命は助けてやる。」と言います。
キム・ウジェはイ・ソンに解毒剤の作り方を教える代わりに、
父テモクの命だけは助けて欲しいという条件を提示していたのでした。
「テモクから受けた仕打ちを考えると、とても許しがたいが、
テモクの息子に、命だけは助けて欲しい、そう言われた。
だから信義を守りたい。
そして君主がテモクを苦しめたが故に、
このような事態を招いた事を謝罪したい。」と王イ・ソンはテモクに言います。
「そなたのような君主に早く出会っていれば・・・だが後悔はしない。
そなたが作る国を、あの世で見守ろうではないか。」と言って
テモクは自ら毒を飲んで亡くなります。
急いで宮殿に戻った王イ・ソンは、すぐにガウンの元に駆け付けます。
助かるイ・ソン
王イ・ソンは賤民イソンに解毒剤を差し出しますが、
信じられないからと解毒剤を飲まない賤民イソン。
「私を信じられないなら、ガウンを信じて飲んでくれ。」と王イ・ソン。
解毒剤を飲んだ賤民イソンは、体の斑点が消えて行きます。
そして王イ・ソンは、「私の代役を頼んだ時は、
こんなに危険だと分からず、すまなかった。」と賤民イソンに謝罪します。
「自分は王位を狙っていたのに、謝るつもりはないから、
殿下も謝らないでください。」と賤民イソン。
ガウンは賤民イソンと以前のように過ごしたいと言いますが、
賤民イソンは過去には戻れないと言って、ガウンの元を去ります。
賤民イソンは自分がどうして王イ・ソンを疑うようになったのか、
自ら考えた時に、ヒョンソクが「世子イ・ソンからだ。」と言って
渡された解毒剤を飲んだ時だったと気づきます。
去る二人
ニセの王を放免した事に、不満を示す臣僚たち。
王イ・ソンは、「廃主に応じてくれたから。」と臣僚たちに理解を求めます。
臣僚は理解を示しますが、賤民イソンの中殿になる事になっていたガウンを、
王イ・ソンが迎えようとする事に対しては受け入れません。
そんな臣僚たちの不満を知ったガウンは、
置き手紙を残して、王イ・ソンの元を去ります。
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王イ・ソンは臣僚を集めて、「ガウンの自己犠牲の上に、
臣僚たちの命があるのではないか。」と言うと、
「些細な事に心を囚われてはいけない。」とイ・ソンに反論する臣僚たち。
王イ・ソンは、「私は王としてやる事はやったから、
新たな王に仕えなさい。」と言って、王の冠を脱ぎます。
新たな出発
ガウンの元を訪ねるイ・ソン。
「ガウンよ、私が本売りのチョンスの時も、行商人の頭領の時も、
ガウンに常に不安を与えながらも、気持ちは通じていた。
それなのに、なぜ王としての私ではダメなのだ?」とイ・ソン。
「私は廃主の中殿の候補にあがった者。
もし王の中殿になったら、治世の妨げになってしまいます。」とガウン。
「民たちの妨げとなるものが何か分かるか?
私がお前を失う事だ。
君主と言うのは、いつでもテモクのように変貌するかもしれない。
だからそうならないように、お前がそばにいておくれ。
私と民たちのために。」とイ・ソンは言い、ガウンに愛を誓います。
ガウンもイ・ソンにいつまでもそばにいると誓います。
王イ・ソンはガウンに一緒に入宮しようと言いますが、
ガウンは商人に挨拶を済ませてから入宮すると言います。
イソンの最期
ガウンはいよいよ入宮するために、籠に乗って宮殿を目指していると、
賤民イソンに仕えていたヒョンソクが現わて、籠を止めます。
するとガウンに仕えている人たちを、無言で次々に切り付けます。
最後にヒョンソクがガウンを切ろうとしたその時、賤民イソンが現われて、
ガウンの前に立ちはだかり、
「ガウンお嬢様には指一本触れさせない。」と言います。
ヒョンソクがガウンを切ろうとした時、賤民イソンがガウンをかばって、
切られてしまいます。
ガウンを守る人がいなくなり、危険な状況に陥ったガウン。
その時、王イ・ソンとイ・チョンウン、そしてコンが助けに来ます。
そしてヒョンソクの剣を素手で受け止め、ヒョンソクを切る王イ・ソン。
賤民イソンの元に駆け寄るガウンに、
「ガウンお嬢さん、泣かないでください。
夢を持つことが出来て、幸せでした。
殿下、私を許してください。私にとっても殿下は唯一の友でした。
どうかお嬢さんと幸せに、立派な王になってください・・・。」と、
言葉を残して息を引き取る賤民イソン。
1年後
ガウンは中殿(王妃)となり、婚礼の儀が盛大に執り行われます。
王イ・ソンは自分のために犠牲になった、
ハン・ギュホ、キム・ファグン、そして賤民イソンに心の中で謝罪をします。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/gunju/clip/
あとがき
過去に世子イ・ソンが賤民イソンに与えた解毒剤を飲んで死にかけた事で、
賤民イソンは世子イ・ソンに対して疑い、恨むようになりましたが、
それが誤解だったと今になって分かったようです。
そしてやっと賤民イソンは王イ・ソンに対する心を取り戻して
ホッとしましたが、最後はヒョンソクによって切られてしまい、
残念な事になりました。
王のマネをさせられて、苦労してきた賤民イソンには
もう少し生きて欲しかったです。
そして1,000年も続いた(?)辺首会が、自らの命を絶って終焉を迎えました。
あのテモクが王イ・ソンに降参するとは、思いませんでしたが、
毒で支配してきた権力も、解毒剤によって力を失い、
権力を維持できないと見越したのでしょう。
王イ・ソンはこの解毒剤を作ることで、王としての仕事はもう果たした、
と言っていましたが、イ・ソンにはこれからも王としての仕事に
命を懸けて、民を守ってほしいですね。
最後にガウンと結ばれた事も、嬉しい一幕でした。
原作の視聴率は第39話は13.3%、第40話は14.4%でした。
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