第14話ではカフェイン過多摂取による被害が出た飲料の訴訟でチョ・ドゥルホがチョン会長を証人として推薦し、周囲を驚かせました。
本当にチョン会長が証人として法廷に姿を現すのでしょうか。
では「町の弁護士チョドゥルホ」第15話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://www.kbs.co.kr/drama/chodro/
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<町の弁護士チョ・ドゥルホ 第15話あらすじ>
出典:http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=32400
キャスト・登場人物はこちら→「町の弁護士チョ・ドゥルホ」キャスト
チャン・シヌの怒り
チョン会長の証人出席に同意したチャン・ヘギョンは、父チャン・シヌに叱られます。
「一体何をしでかしたのだ!チョン会長を法廷に呼び出すと?!お前は何を考えているんだ。チョン会長を証人として立てるのが最善だと?そういう事を出来ないようにお前を送ったんじゃないか。」とチャン・シヌ。
「あの状況ではこれが最善だったんです。会社を生かしたいのでしょ?もう私たちはチョン会長とは線を引いた方が良いと思います。それが今までお父さんが作り上げた金山を生かす道だと。テファグループなしでも私たちは崩れないわ。お父さん。」と娘としての考えを話すチャン・ヘギョン。
「もういい!この件は私が指揮を取る。出なさい。」とチャン・シヌ。
チョン会長に呼び出されて
チョン会長を訪ねる金山事務所のチャン・シヌとキム・テジョン。
チャン・シヌが考え込んでいるチョン会長に「何かあったんですか?」と尋ねると、「分かっているだろ。」とチョン会長。
「法廷で予想される審問案です。」とキム・テジョンが差し出す書類を、「こんな物いらない。」と投げ付けるチョン会長。
そしてチョン会長は「何で俺があんなところに行かなくちゃいけないんだ。それにチョ・ドゥルホの奴が相手じゃ、予想審問案なんか通用しないだろ。」と激怒します。
「ただ拒否しているだけでは不利ですから、前もって対策しておくことも考えるのが良いかと思います。会社の社員たちの過剰忠誠を前面に出せば責任を逃れる道はあります。そしてテファグループの社会貢献も強調させなくてはいけないですし。」とチャン・シヌ。
「俺は証人で行くのは嫌だ。お前、あくまでも俺を証人として出席させようと言うのか?それに、シン・ヨンイル検事長はどうして連絡が取れないのか?」と反抗するチョン会長。
シン・ヨンイルとシン・ジウク
シン・ヨンイル検事長はその頃、チョン会長の電話を拒否するのでした。
そこにシン・ジウクが入って来て「オ・ミンチョル教授がチョン会長の依頼で論文を操作したと証言しました。すぐに召喚して賄賂について調査します。」と報告します。
そして「何を躊躇っているのですか?今チョ・ドゥルホが何をしていると思いますか?自分が検事のようにあれこれ調査して、世論まで動かしているじゃないですか。」と強い口調のシン・ジウク。
「それがあいつの特技じゃないか。あいつは踊っているだけだ。」とシン・ヨンイル。
「全ての準備を整えたら、チョン会長を召喚しますから。」とシン・ジウク。
作戦会議
チョ・ドゥルホは「これからチョン会長を相手に争うんだから、みな、しっかりやるんだぞ。」と事務所の仲間を鼓舞します。
「あいつは知らぬ存ぜぬで通すだろう。証拠集めをしなくちゃ。証人も集めないと。」とみなそれぞれに案を出しあいます。
証言を集める
チョ・ドゥルホは添加物基準科のキム・ジェチョル課長を訪ねます。
「パワーキングのようなカフェインの塊みたいな物がどうやって警告文なしに販売できたのか、経緯をお聞きしたくて。チョン会長から2,000万ウォン受け取ったでしょ。」とチョ・ドゥルホ。
「全部知っていてここに来たのですね。はい、2,000万円に目がくらんで・・・。何も言う事はありません。申し訳ありません。」とキム・ジェチョル課長。
キム・ジェチョルの話では、「オ・ミンチョル教授が論文を操作して賄賂を受け取った話を聞き、それはいけないと思いましたが、テファグループの人間が私の妻に接近して子供の手術費用を渡したのです。私は妻を叱りましたが、その時にはすでに手術費用を払ってしまった後でした。」と言います。
「それで商品の販売許可を出してしまったんですか。では法廷で証言してください。それを飲んで女子高生が亡くなったんですから。」とチョ・ドゥルホ。
イ・ウンジョは広告に携わった人間から証言を集めます。そしてチョン会長と会議をした時の録音音声も残っている事を突き止めます。
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志し
チャン・ヘギョンはチョ・ドゥルホを訪ねて行きます。
「相手側の弁護士として来たんじゃないわ。今回はあなたが正しかった。」とチャン・ヘギョン。
「出来る事は全てやってみろ。それが金山がやるべき事だから。でも、俺の事を阻止できないだろう。」とチョ・ドゥルホ。
「それじゃ、調査はもう終わったも同然ね。ヨンウォンフードの純利益の30%が奨学財団に寄付されているという事も。その奨学財団のイ社長は義理の兄弟だからお互い筒抜けの間柄ね。」とチャン・ヘギョン。
「今俺に情報を全部流しているのか?」とチョ・ドゥルホ。
「あなたが全て知っていると思って話したんだけど。」とチャン・ヘギョン。
「お父様はどう?かなり叱られたんじゃないのか?」と心配するチョ・ドゥルホに、「私がお父さんの言う事素直に聞く人間なら結婚もしてなかったわ。私は自分の思ったようにするの。」と答えるチャン・ヘギョン。
「お前何かあったのか?」と聞くチョ・ドゥルホ。
「金山も変わらないと。私が変えるわ。あなたのようには出来ないけど、今みたいに間違った道を行くのを見てられないの。簡単な事ではないけど、急に変えるにはこじれ過ぎてる。」とチャン・ヘギョン。
テファグループとの縁を切ってこそ金山事務所が生きる道があると考えるチャン・ヘギョン。
法廷で
チョ・ドゥルホは先日会いに行ったキム・ジェチョル課長に「他の飲料は警告文が書いてあるのに、どうしてパワーキングにはカフェイン過多摂取に対する警告文が書いていないんですか?」と質問すると、キム・ジェチョル課長は「上からの指示で、いや、お金に目がくらんで。すみません。」と証言します。
チャン・ヘギョンは「具体的に、誰からお金を受け取ったんですか。」と証人に質問すると、「テファグループの人です。」とキム・ジェチョル課長。「名前ははっきり分からない。」と言います。
そこへとうとう法廷にチョン会長が証人として車いすで出席します。
チョ・ドゥルホは「単刀直入に質問します。パワーキングが他の飲料に比べてカフェインが3倍も多く含まれているのに、どうやって警告文もなしに販売できたのですか?」と質問します。
チョン会長は一貫して「知らない。」としらを切っています。
「では添加物基準科のキム・ジェチョル課長を知っていますか?」
「論文を書いたオ・ミンチョル教授を知っていますか?」とチョ・ドゥルホ。
何を聞いても「知りません。」とだけ答えるチョン会長。
そこでチョ・ドゥルホは5,000万ウォンを受け取ってパワーキングの論文を操作したオ・ミンチョル教授との写真とゴルフ場の利用内訳書と領収証を証拠として提示します。
「チョン・グンモ。オ・ミンチョル。キム・サンヒョク。キム・サンヒョクはオ・ミンチョル教授と同じ研究所で研究する職員です。会長なので太っ腹なのでしょう。ゴルフに行ってクラブハウスでオ・ミンチョル氏に250万ウォンのゴルフクラブをプレゼントしたんでしょ?奥様にはデパート商品券を準備して・・・。」と言うチョ・ドゥルホに、「記憶がありません。」とチョン会長。
「覚えていないんですか?証人は広告思案会議でパワーキングを飲んだら痩せると宣伝しろと言ったでしょ?」とチョ・ドゥルホ。
「そんな事した事ありません。」とチョン会長。
「そんな事した事ないですか?では聞いていてください。広告思案会議でチョン会長の発言録音ファイル。ジャジャーン。」とチョ・ドゥルホが言い録音を再生します。
「何だ、それは?カフェインの摂り過ぎは副作用が出る場合があるだと?これを一つ売っていくら儲かるんだ?そんな文言消してしまえ。」と言うチョン会長に、「でもこの文言を消したら食薬庁から許可が下りません。」と職員たち。
「それをどうしてお前が心配するんだ。」とチョン会長。
録音ファイルの音声を聞いてチョ・ドゥルホが「この声は誰の声でしょうか?チョン会長の声ですね。」と言います。
「私は分かりません。」とチョン会長がとぼけると、傍聴席の人たちは呆れて笑います。
「ははは、分からないんですか。自分の声を自分が分からないんですか?そんな事ありますか?証人の弁護士まで笑いますよ。」とチョ・ドゥルホ。
「2014年4月17日、チョンダム洞のある日本料理店で与党議員B氏に1億ウォンを渡したことがあるでしょう?その時チョン会長の息子も同席で。兵役免除の事で?2015年4月17日、漢江公園で国家情報院の某次長に5,000万ウォン相当のフィットネス会員権をプレゼントした事あるでしょ?」と言うチョ・ドゥルホに、判事からの注意を受けます。
「証人があまりにも多くの人たちに賄賂を渡しているんで、話が横道に逸れてしまいました。」とチョ・ドゥルホ。
そしてチョ・ドゥルホは「証人は私がこんなに色々な事実をどうやって知ったか知りたいですか?私が知っている事実は証人の秘密帳簿に書かれている事実と正確に一致していると認識しているでしょ?」と発言します。
「いいえ、知りません。記憶していません。」とチョン会長。
「証人はこの間私とそっくりの人間を人を遣って殺そうとしましたか?最後に一つだけ聞きますが、私が証人の秘密帳簿を見たと思いますか?見ていないと思いますか?見たでしょうか?見ないでしょうか?今答えたら秘密帳簿をお見せいたしましょう。」とチョ・ドゥルホ。
審問を止めさせようとする金山事務所の弁護士と判事をよそに、チョ・ドゥルホは審問し続けます。
「見たようです。」とチョン会長が言うと、「見たようでしょ?だとすると、今まで私が話した内容は事実という事ではないですか?では事実だとしたら、秘密帳簿を見せると思いましたか?どうしてそんなに愚かなんですか?年を重ねてもこうも愚かなんですか?」とチョ・ドゥルホ。
「こいつ!」と車いすで来ていたチョン会長がとうとう怒って立ち上がります。
「立ち上がって何をするんですか?一発殴ろうと思っているんですか?アイゴー、奇跡が起きました!」とチョ・ドゥルホ。
仮病がバレてしまったチョン会長を見て、傍聴席が盛り上がっています。
金山事務所のキム・テジョンは頭を抱えます。
「以上です。どうして車いすに乗ってきたのかな・・・?」と最後に呟くチョ・ドゥルホ。
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判決の結果
こうしてヨンウォンフードには「被害者家族には損害補償3億ウォンを支給し、食薬庁のガイドラインに従い1日の推奨量の表記とカフェイン過多服用についての警告文を付着させるようにする事。」と言う判決が出ました。
原告の女子高生の母親はイ・ウンジョと抱き合って喜びます。
その後パワーキングの不買運動によって、ヨンウォンフードの製品を取り扱わない店が増えて行くのでした。
店内に「ヨンウォンフードの製品は売りません。」と書かれたチラシが貼られています。
シン・ジウク検事はシン・ヨンイル検事長に呼ばれて、「チョン会長から賄賂を受け取った奴らを全て捕まえろ。」と指示を受けます。
そしてチョン会長の裏金リストはチョ・ドゥルホから昔馴染みの新聞記者の手に渡ります。
その記者が書く原稿をチョ・ドゥルホは隣であれこれ指示します。
そしてチョン会長の裏金リストの暴露内容が世の中に拡散されて、裏金を受け取った本人たちもその記事を目にします。
チョン会長は悔しがります。
料亭で
政治家たちが集まった料亭でみなチョン会長の件で大変だと愚痴をこぼし、対策を立てようと言います。
そこへ料亭のウェイトレスとして現れたのはファン・エラ事務長。料理を配膳しながらこっそりテーブルの下に盗聴器を付けて行きます。
「今日は一日中記者が来て大変だった。リストが出回ってから長官にあれこれ聞かれて・・・。」と言う話を盗聴器で聞いているチョ・ドゥルホはそこへ急に姿を現します。
「みなさん、ここにいらっしゃいますね。チョン会長から賄賂を受け取った人たち。美味しそうですね。もしかして今の状況が良く分からないかと思ってキチンとお話ししますね。チョン会長を助けようなんて夢にも思わないでくださいね。」と料理を食べながらチョ・ドゥルホ。
ファン・エラ事務長が料亭の店員に扮してこっそりテーブルに仕掛けておいた録音テープを見せて「今からチョン会長を助けたり、圧力を行使したりしたら、この録音テープが暴露されますよ。今からみなさんのお尻に地雷を一つずつ付けて歩いていると思えば結構です~。座ったら即ドカーン!ですよ。」とチョ・ドゥルホ。
チョ・ドゥルホとシン・ヨンイル
「チョン会長を召喚するのを決めましたか?他でやられるより早くかたをつけた方がいいのでは?」とシン・ヨンイル検事長に告げるチョ・ドゥルホ。
「裏金リストから私の名前が探せなくてガッカリしているんじゃないのか?」とシン・ヨンイル。
「検事長は叩いてもチリ一つ出てこない方ですから、他人の名前で取引したんでしょ?今一生懸命探していますよ。」とチョ・ドゥルホ。
「私がチョン会長を捕まえるから、秘密帳簿を私に渡さないか?」とシン・ヨンイルが言うと、「チョン会長なんて、虫に食われて倒れそうな古木じゃないですか。」とチョ・ドゥルホ。
「じゃ、俺を捕まえようとでも言うのか。」とシン・ヨンイルが聞くと、「どうしようかな~?」とチョ・ドゥルホ。
倒れるチョン会長
その後チョン会長は法院に出頭して市民に卵を叩きつけられて、心臓発作で倒れてしまいます。
そして入院している部屋の前は厳重な警備で、近寄ることが出来ません。
そんな中、チョン会長の酸素呼吸器を外す人間が・・・。
シン・ヨンイル!?
そしてチョン会長が目を開いて「息苦しくて死にそうだ・・・。」とニヤリとします。
チョ・ドゥルホは医者に扮してチョン会長の病室へ向かうのか・・・?!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/
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あとがき
チョ・ドゥルホはチョン会長を証人として立てて、見事にチョン会長の弱みに付け込み訴訟を勝利に導きましたね。
自分の力だけでは勝てない事も計算済みで、世論を巻き込んで見事に決着をつけました。
あれほどチョ・ドゥルホを舐めていたシン・ヨンイルも結局チョ・ドゥルホの思う方向へと動がざるを得ない状況になりました。
それにしてもシン・ヨンイルは何を目的としてチョン会長の酸素呼吸器に手を付けたのでしょうか。
もしチョン会長を消すのが目的だとしたら、検事長として一番恐ろしい罪を犯すことになってしまいます。
狸寝入りしていた?チョン会長が目覚めたので、その心配はないと思いますが、そこに医者に扮したチョ・ドゥルホが割り込んで行ってどんな「チョ・ドゥルホ劇」を見せてくれるのでしょうか?
第15話の視聴率は14.1%でした。では次回第16話に続きます。
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