2017年4月2日〜9月15日までKBS2で放送された平日連続ドラマ
「名前のない女」
第43話前半(韓国:第58話)のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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<名前のない女 第43話前半(韓国:第58話)あらすじ>
キャスト・登場人物はこちら→「名前のない女」キャスト
ウィドファッションのデザイン公募展で大賞を受賞したク・ヘジュ。
授賞式に現れたソン・ヨリは、「そのデザイン、私のです。ク・ヘジュが私のデザインを盗用したのです。」と訴えます。
刑務所にいるはずのヨリが、なぜいるのかと驚くヘジュ。
「脱獄犯の言葉を信じる人がいると思うの?」と叫ぶヘジュ。
「ウソを言っているのは、あなたよ。デザインのバラは、まさに私のオリジナルのデザインよ。」とヨリ。
そこへソ・マルリョンもやって来て、デザイン盗用の件はしっかりケリをつけると宣戦布告します。
ジウォンは状況を把握するために、一旦授賞式を中断します。
ホン・ジウォンの自宅では、たくさんの荷物が届き、家政婦が、「ソン・ヨリさんの荷物ですよ。」と言うと、「ソン・ヨリ?!」と驚くチャン・エノク。
会長室でジウォンはヘジュに、デザインを盗用したのかと問い正すと、否定するヘジュ。
ジウォンはヘジュの様子を見て、ウソだと見抜きます。
「今からでも正直に言いなさい。そうすれば、早く問題収拾できるから。お母さんだけがあなたの味方よ。」とジウォン。
するとヘジュは、デザインがソン・ヨリのもので、ヨリが刑務所にいれば、バレないと思った、母に認めてもらいたかったと、正直に話します。
よりによってソン・ヨリのデザインとは、どうしようと悩むジウォン。
一方ドチの事務所では、「いつも面会に来る時にドチさんが持って来てくれたバラをヒントにデザインしたのよ。」とヨリ。
そしてヘジュにヨリのデザイン画を見られた経緯を話します。
ドチはゴミ箱にファイルが捨てられていたのを、思い出します。
マルリョンは腹を立てて立ち上がり、事務所を出ると、ドアの外で立ち聞きしているのは、キム・ムヨル。
ムヨルはゴミ箱にファイルを捨てた周辺の防犯カメラの動画を見ようとしますが、ドチに止められ、諦めるムヨル。
ジウォンは悩んだ末に、ヘジュに知らぬフリを貫くように言います。
偶然ヨリのデザインと同じになってしまった事にしようとジウォン。
そこへヨリとマルリョンが入って来て、ヘジュに、「事実を出頭しなさい。」とヨリ。
「たまたま同じデザインになっただけよ。」とヘジュ。
するとUSBを持って来て、「証拠がここにあります。」とドチ。
「何の証拠よ。」とジウォン。
「ヘジュがヨリさんのデザインを奪った瞬間の動画。ヘジュが審査をしているムヨルの事務所に入り、ヨリのデザイン画を奪い、ゴミ箱へ捨てた決定的瞬間が、鮮明に映った証拠。」とドチ。
「それでもしらばっくれるつもり?」とヨリ。
ムヨルが入って来て、「自分がヨリのデザイン画を捨てるように指示した。」とウソを言いますが、「そんなはずはない、ヘジュは刑務所で私のデザイン画を見た。」とヨリ。
「これはきちんと責任を追及する案件だ。」とドチ。
「当然よ、理事会を開くわよ。」とマルリョン。
ジウォンはヨリと二人だけで話がしたいと言い、会長室を出たドチはヘジュに、「これは会社の上司としてではなく、叔父として恥ずかしい。だからといって身内だから縁を切る事も出来ないし。ガッカリだ。」と言います。
「私にとって叔父さんの失望なんか、どうでもいいわ。叔父さんこそ私に今まで何をしてくれたの?ガッカリだわ。」とヘジュ。
ジウォンは、「単刀直入に言うけど、今回の件はなかったことにして。」と言うと、「いいえ、絶対に責任を追及します。逆の立場なら、なかった事に出来ますか?」とヨリ。
「この事が外部に漏れたら、グループへのイメージが回復不能な程のダメージよ。そうしたら、ク・ドチにも責任が及ぶわよ。」とジウォン。
「どうしてドチさんに、責任を押し付けるのですか?無実の人に。」とヨリ。
「それが組織よ。連帯責任よ。」とジウォン。
「脅迫もずいぶん賢くやるわね。でもこのままでは済まないわよ。」とヨリ。
「望むものは何?デザイン公募に目標があったんでしょ?」とジウォン。
「ウィドファッションに入社する事。公募ポスターにそう書いてあったでしょ。ク・ヘジュが盗用したのを認めたから、いいでしょう。デザイン大賞受賞者を公式的に発表し直してとは言わないから、条件のとおり、入社させてください。」とヨリ。
ジウォンはヨリの条件を認めますが、あくまでも3カ月のインターンとしての入社だと言います。
ヨリは条件を呑みます。
ヨリの入社を聞いたヘジュとムヨルは反対しますが、「誰のせいで、こうなったと思っているのよ。あなたの盗用を伏せるには、これしか方法がなかったのよ。」とジウォン。
結局自分の手で、ヨリを会社に戻してしまったとガッカリするヘジュ。
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ヨリとドチは一大決心をして、ジウォンの自宅に帰ります。
ガヤとマヤが家にいて、マヤはヨリとの再会し、これからは一緒に暮らせると聞いて、大喜びします。
ヨリはク・ドヨンの部屋に入り、まだ意識が戻らないドヨンに、挨拶します。
するとマヤが入って来て、ここに入るとジウォンに叱られると話し、この間ドヨンが一瞬目を開けたと言いつつ、秘密だから誰にも言わないでと言います。
チャン・エノクはムヨルの事務所を訪ねると、来ないでくれと言ったじゃないかと、ムヨルに叱られますが、家にヨリの荷物が届いたと聞くと、慌てて事務所を出て行くムヨル。
ジウォンとヘジュが帰宅すると、エプロンをしたヨリが迎えます。
ドチが「俺たち、昨日結婚しました。」とヨリの手を握ると、みな表情が固まります。
「夕食の準備をしました。」とヨリは、子供部屋のガヤとマヤも1階に呼ぼうとすると、ヨリとマヤの接触を避けたいヘジュは、子供たちを子供部屋に戻してしまいます。
そして2階の子供部屋には近づくな、とヨリに忠告するヘジュ。
ヨリは食卓に戻って、「ポミを捜して、会長が意識を戻すまで、ここで暮らすつもりです。」と言い、ジウォンたちは心の中で動揺します。
毒でも入っているんじゃないの?とヘジュが言い、私が毒で死んだら、ヨリはまた刑務所行きね、とジウォン。
それでも昔から料理が上手だったヨリを、ジウォンは「美味しい」と褒め、エノクとガヤ、マヤを食卓に呼びます。
台所で後片付けをしているヨリを手伝うドチ。
料理の味を心配するヨリに、「ヨリさんの作る料理なら、どれも美味しい。」とドチ。
ドチがヨリのおでこにキスしていると、ヘジュが台所に来て、「ここは二人だけが住んでいるんじゃないんだから。」と迷惑な様子。
ジウォンはエノクを呼び出して、「登記権利証」と「商街契約証」を渡し、「マヤとこの家から出て行って。」と言います。
エノクは呆れますが、ドチとヨリもそのうち家を出て行くだろうと言うジウォン。
ジウォンはヘジュとムヨルに、今住んでいるドヨン名義の家を、自分の名義に変え、ドチとヨリも追い出すと言います。
エノクは譲ってもらった店をキム・ヨルメと見に行き、ヨルメに、「マヤがポミだ。」と秘密を明かします。
ヨルメが驚いていると、ヘジュから電話が掛かって来て、ウィドグループのデザインチームで働くようにと提案されます。
すると、「マヤの事があるからでしょ。お母さんに家や店をくれたのは。」とヨルメ。
ヘジュはヨルメにマヤの事を口止めします。
ガヤとマヤが学校から帰宅し、おやつを準備するとヨリ。
マヤがヨリの部屋を見たいと言うので、ガヤとマヤが部屋に入ると、ヨリはおやつを準備するために部屋を出て行きます。
マヤは鏡にポミの写真が貼ってあるのを見て、「あ、私が小さい時の写真だ。」と言い、ガヤは「そうだ、テレビでもこの写真を見た。」と言います。
「テレビで?」とマヤ。
ガヤはジウォンから口止めをされていたのを思い出し、慌てて口を押えます。
マヤはどうして自分の写真をヨリが持っているのか、尋ねに行きます。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/
あとがき
ヨリはドチと結婚して、あの悪の巣窟みたいな・笑
ジウォンの家に入って行きました。
元々ク・ドヨンの名義だから、ドチも堂々と出入りできると言う事みたいですが、名義をジウォンに変えたら、あっという間に他人扱いされてしまうみたいで、ヨリとドチがあの家にいられるのも、時間の問題みたいですね。
その前に、マヤがポミだと分かるといいのですが、次回でマヤがヨリに、写真の事を尋ねられるといいですね。
いつもこの場面で、ジウォンやヘジュ、ムヨルの邪魔が入ってしまいますから、次回も、誰かの邪魔が入りそうですね。
今回の邪魔はエノクかもしれませんね。
韓国第58話の視聴率は18.6%でした。
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