2017年4月2日〜9月15日までKBS2で放送された平日連続ドラマ
「名前のない女」
第44話後半,第45話前半(韓国:第60話)のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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キャスト・登場人物はこちら→「名前のない女」キャスト
<名前のない女 第44話後半(韓国:第60話)あらすじ>
ウィドグループでインターンとして働き始めた初日。
ク・ヘジュに倉庫の整理を命じられて、一人作業をしていたソン・ヨリは、ヘジュに鍵をかけられて閉じ込められてしまいます。
その時、ヨリに電話が掛かって来て、夜道を一人で歩いていたマヤが交通事故に遭ったと知り、すぐにク・ドチに電話で知らせます。
帰宅したヘジュもドチから知らせを聞き、キム・ムヨルに連絡して、マヤのいる病院に向かうヘジュ。
病院に集まったドチ、ヘジュ、ムヨルは、手術中のマヤの容態を尋ねると、「命の別状はないが、輸血の必要がある。」と看護師は言い、マヤは血液型がO型で、父親ムヨルの血液型を尋ねると、ムヨルがA型だと答えます。
看護師がヘジュを母親だと思い尋ねると、AB型だと答えるヘジュ。
ドチは聞いていて、「二人とも、自分の血液型を勘違いしているんじゃないのか?AとABから、Oは生まれないだろ。」と言いつつ、ドチは自分がO型だから、輸血すると名乗り出ます。
その頃、ヨリは倉庫から出られずに、「助けてください!誰かいませんか?」と大声を出しています。
ドチが輸血をしに行くと、ヘジュはムヨルに、「血液型の事で、ドチ叔父さんにあれこれ疑われないかしら?」と心配すると、「今マヤが手術中だと言うのに、そんな事心配している場合か?」とムヨル。
するとヘジュは、マヤの祖母チャン・エノクに預けたのに、エノクは何をしていたのかと、怒り出します。
エノクの家に連れて行かなければ良かったじゃないかと、怒るムヨル。
その頃自宅ではク・ドヨンが目を覚まし、ホン・ジウォンに手を伸ばすので、ジウォンは驚きます。
「あなた、目を覚ましたの?私が分かる?」とジウォンが話しかけると、
ドヨンはジウォンの名を、「ホ、ホ・・・。」と答えようとしますが、言葉も出ずに、気力も無く、手を降ろしてしまいます。
するとヘジュから電話が入り、マヤが事故で手術中だと知らせます。
マヤは手術が終わり、集中治療室に移されます。
ヘジュとムヨルはそこでも夫婦喧嘩をし、ヘジュが、「どうしてこんな子を家に連れて来たのか・・・。」とつぶやくと、「マヤを連れて来たのは、何か魂胆があったのか?」と尋ねるムヨル。
ヘジュは黙り込みます。
ドチは病院の廊下で、ヨリに何度電話をしても、通じないので、心配します。
そこへエノクとキム・ヨルメがやって来て、自分のせいだと責めるエノク。
ドチがヨルメにヨリの事を尋ねると、倉庫で整理をしていたと話すヨルメ。
ドチはすぐに倉庫に向かいます。
すると、ドアの向こうで叫んでいるヨリの声が聞こえます。
ヨリはドチが来たと分かると、すぐにマヤの心配をし、ドチは手術が無事に終わったと伝え、警備室に知らせます。
すると倉庫の責任者でないと、鍵が開けられないと言い、警備員がすぐに連絡をしますが、電話に出ません。
仕方なく、ドチは倉庫の前で待っています。
ジウォンは自宅にキム博士を呼び、幸い家族が誰もいないので、ドヨンをまた眠らせて欲しいと頼みます。
キム博士は、1年も意識が戻らなかった患者に、睡眠薬投与は医師の良心にかけて絶対に出来ないと断ります。
ドヨンの脳死判定も、実はキム博士との取引でジウォンが書かせたので、その事がバレてもまずいのでは、と脅迫するジウォン。
キム博士はドヨンに会うと、「キ、キム博士・・・。」とつぶやくドヨンに、「会長、目を覚まして良かったですね。」と声をかけるキム博士は、点滴に睡眠薬を投与します。
キム博士は帰り際に、次回は投与しないと言って帰ります。
ジウォンはドヨンが眠っている間に、名義をみな変更してしまうつもりです。
マヤが麻酔から目をさまし、ムヨルが「どうして夜一人で出かけたんだ?」と尋ねると、「私、パパの娘じゃないの?お祖母ちゃんとパパの会話を聞いたの。私養女だって。」とマヤ。
ムヨルは「パパの娘だ。」と必死に答えます。
良く朝ヘジュが出勤すると、ヨリはまだ出勤していません。
ヘジュは、今朝締め切りのデザイン案を提出したか、社員に尋ね、もし提出していなければ、やる気がないと見なす、と言います。
その頃、朝になってやっと倉庫の責任者が、鍵を開け、ドチはヨリを抱きしめますが、ヨリは急いでドチの携帯を借ります。
事務所では、ヘジュが朝の9時ちょうどにデザインの提出を閉め切り、「ソン・ヨリさんは出勤もしないし、デザインも提出していないから、解雇です。」と言うと、社員がネットで締切10秒前にヨリの提出を確認します。
ヘジュは悔しがり、倉庫へ向かいます。
そして倉庫にいるヨリを見つけて、「あんた、どうしてデザインを提出できたの?一晩中倉庫に閉じ込められていたのに?!」とヘジュ。
「あんたが犯人ね?デザインの提出を阻止して、私をクビにしようとしたのは?」とヨリは言って、信じないヘジュを倉庫に連れて行きます。
すると倉庫の黒板にデザインの原画が描かれています。
ドチは「お前がヨリさんを倉庫に閉じ込めたのか?」と怒ります。
ヨリは、「あんたは私には勝てないわよ。」と言って、ドチと立ち去ります。
ドチは事務所でヨリに、マヤの輸血の時、両親とマヤの血液型が合わなかった事を話します。
まずは一旦帰宅してから、マヤに会いに行くと言うヨリ。
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マヤの病室では、エノクはムヨルから、マヤが夜一人で家を出た理由を聞き、さらに自分を責めます。
エノクは、いっその事正直に話をした方がいいのではと言うと、ヨリとドチがマヤのお見舞いに来ます。
ムヨルはヨリとマヤの接触を嫌がり、無理やり帰そうとします。
ムヨルの様子がおかしいので、ドチはムヨルを廊下に呼び出します。
そしてドチは、「マヤ、ムヨルとヘジュの娘じゃないだろ。」と尋ねます。
驚いたムヨルはヨリの顔を見て、慌てます。
ヨリも、以前マヤがジウォンお祖母さんが怖いと言っていた、と話し、「マヤ・・・誰なの?もしかして養女?」と尋ねます。
ムヨルは、「そうだ。」と答え、ヨリとドチは驚きます。
ムヨルは本当のマヤが死んで、今のマヤを養女として迎えたと言い、目に入れても痛くないほど、可愛い我が娘だとムヨル。
ムヨルはそうかもしれないが、ホン・ジウォンはそうではない、裏で企みがあるはずだ、以前私を養女として迎えた時も、息子を助けたい一心だけだった、自分はジウォンに利用されたとヨリ。
ムヨルはヨリの話に驚き、マヤを養女に迎えた理由に気づき、どこかへ走って行ってしまいます。
<名前のない女 第45話前半(韓国:第60話)あらすじ>
その頃、ジウォンは部下に指示し、株式と財産すべてをドヨンの名義から、自分の名義に変更する事に成功します。
そこへムヨルがやって来て、「マヤが事故に遭ったのに、マヤの事を尋ねもしませんね。」と言い、「手術が無事に終わったと聞いたわ。」とジウォン。
「お義母さんの立場なら、そうでしょうね。マヤに何かあったら大変ですからね。ヘソンの命がソン・ヨリにかかっていたのと同じように、ガヤの命がマヤにかかっているのだから。」とムヨル。
「そんな事を聞きに、ここへ来たの?マヤはあなたの娘なんだから、ちょうどいいじゃないの。」とジウォン。
「だからと言って、お義母さんの行動が正当化されることはありません。もううんざりです。」とムヨル。
ドチは事務所に戻ると、明日理事会が招集されると聞きます。
ドチはジウォンの魂胆を探りつつ、ソ・マルリョンに電話します。
ク・ドヨン会長が脳死判定を受けて、まだ1カ月も経っていないのに、と呆れるマルリョンは、ドチと一緒に、ジウォンが会長になるのを阻止しようと言います。
チャングはドチに、「ク・ドヨン会長が脳死判定というのは、本当なのだろうか。」とつぶやきます。
自宅では、ムヨルが荷物をまとめて家を出ようとし、ヘジュとジウォンが止めます。
実の娘を育てながら、ウィドグループ会長の婿の座を諦めるのかとジウォンが尋ねると、どうせ私の能力が必要になる時が来るだろう、そしてヨリには真実を話すつもりはないが、真実を知ってしまった以上、ここでは住めないと言って、ムヨルは家を出て行こうとすると、そこへヨリとドチが帰宅します。
ムヨルは出張だと言うジウォン。
ドチとヨリは、「待っていましたとばかり、緊急理事会ですね。」と言うと、「脳死の判定を受けて、理事たちが自発的に招集しようと言ったのよ。ドヨン会長がこうなって、一番つらいのは私よ。」とジウォン。
「それはどうでしょうかね。」とドチ。
ドチとヨリはドヨンの部屋へ行き、ドヨンの手を握りながら、語りかけます。
するとドヨンの手が動き、目を覚まします。
ヨリとドチは驚いて、声を掛けると、目を瞬きして返事をするドヨン。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/
あとがき
だんだんマヤの真実が迫ってきつつありますが、マヤが知ったのは、自分が養女だと言う事まででしたね。
そしてムヨルは、ジウォンがマヤを養女にした理由を知りましたが、それでヨリの側につくわけではなく、どこまでも自分の利益を考えて行動するだけで、何も期待できなさそうですね。
ジウォンが名義変更を終えた後に、ドヨンが目覚めましたが、間に合うのでしょうか。
キム博士は良心の呵責を感じて、睡眠薬を微量にしたようですね。
ジウォンに全てを奪われないように、阻止できればいいのですが、また次回が気になります。
韓国第60話の視聴率は18.9%でした。
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