第10話では、オンニョが文定王后の前でとうとうパク・テスの最期についての真実を明らかにします。
隣で聞いていたユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンは強く否定しますが、文定王后はどのように対処するのでしょうか。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第11話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第11話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
真実を明かすオンニョ
オンニョは文定王后にパク・テスの最期について直接見たこと、聞いたことを明らかにします。
「パク・テスが明国に行った時に一緒だったチェタミンがパク・テスをやったのだと。」とオクニョ。
そして、パク・テスを処理するように命令したのはユン・ウォニョンだと聞いた文定王后は憤り、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンを追い出してしまいます。
文定王后は、「何故、パク・テスをやった犯人だと認めたのだ?」と尋ねると、「上の者がそう言うようにと命じました。」とオンニョ。
「そなたを信じる。そなたは何を望むのか?」と文定王后。
「信じていただいただけでも、嬉しいです。」とオンニョ。
そしてオンニョは文定王后に「私は無実の罪で追い出されました。パク・テス様が亡くなる時私に、”チェタミンをやめるように。”と言われたので、元の場所に戻りたい。」と伝えると、文定王后の配慮で再び典獄署の茶母として無事に戻り、典獄署の仲間に歓迎されます。
そしてチョンドゥンとチ・チョンドゥクも釈放されます。
チ・チョンドゥクは
典獄署に戻ってきたチ・チョンドゥクと再会するオンニョ。
「私のせいで牢屋で大変だったでしょう。」と、労うオンニョ。
「大丈夫だ。」とチ・チョンドゥク。
「牢屋ではヤン・ドングが良くしてくれた。」と言います。
「ところで、オンニョは大丈夫なのかと?」いう問いに、オンニョは「濡れ衣も晴れたからもう大丈夫。」と言います。
とても喜ぶチ・チョンドゥク。
チョンドゥンは
そして、チョンドゥンも釈放されて帰ってきます。
「思ったより早く出てきたな。」と笑いながらユン・テウォンが出迎えます。
チョンドゥンは「ユン・テウォンが自分を牢屋から出してくれたのか?」と聞くと、
「オンニョのお蔭だ。」とユン・テウォン。
「オンニョが?!」とチョンドゥンは驚き、オンニョの無事を尋ねます。
そして、「どうしてオンニョはあちこちから狙われていたのか。」と聞くチョンドゥンに、「俺も知らないからそれ以上聞かないでくれ。」と言うユン・テウォン。
典獄署に戻り
典獄署の前まで来て、入るのをためらうチ・チョンドゥク。
「数日間行方をくらましていたので、典獄署主簿(署長)チョン・デシクに怒られるのではないか。」と心配しています。
「大丈夫。」と中に入るオンニョ。
典獄署主簿チョン・デシクは、オンニョの後ろ盾が文定王后だと見抜いて、オンニョを秘書にして典獄署のやりくりはもちろん、個人的なお金の管理まで全て任せようと決めます。
夜、チ・チョンドゥクとオンニョは典獄署の仲間に心配をかけたお詫びに、ご馳走を振る舞います。
ユ・ジョンフェは、「オンニョがいない間は雰囲気も暗かったが、オンニョが戻ったら、パーっと明るくなった。」と喜びます。
そして、ユン・テウォンもオンニョに会いに行き、「これからはオンニョの後ろ盾は文定王后か?俺もよろしく頼む。」と後ろ盾を羨むユン・テウォン。
「ひとつお願いがあります。安国洞にきちんと挨拶に行きたいんです。」とオンニョ。
「もう遅い、そろそろ戻れ。」とユン・テウォン。
典獄署に帰るオンニョの背中を見送るユン・テウォン。
投獄されるユン・ウォニョン
文定王后は内禁衛従事官キ・チュンスを呼び、ユン・ウォニョンの全ての官職を剥奪させて典獄署に入れます。
自宅では「姉上があれほど怒りを露わにするとは。」とユン・ウォニョン。
「あれほど大妃様がお怒りになるほどパク・テスを恋慕していたとするならば・・・。」とチョン・ナンジョン。
そこへキ・チュンスがユン・ウォニョンを連行しに来ます。
ソン・ジホンはチョン・マッケに会いに行き、「ユン・ウォニョン様が罷免されたというのは本当か?それは何故。」と尋ねます。
チョン・マッケは「それは分かりかねる。」とチョン・マッケ。
典獄署では、チョン・デシクがオンニョに自分の補佐をさせます。
「オンニョの後ろには内禁衛のキ・チュンスがいて、キ・チュンスの後ろには文定王后がいる。俺にはそのような後ろ盾がない。そのお前が俺の補佐をしっかりやってくれ。しっかりやってくれたら、望みはなんでもかなえてやる。」とチョン・デシク。
オンニョと話をしていると、チ・チョンドゥクが入って来て、「ユン・ウォニョン様がいらっしゃいました。」と報告します。
以前、ユン・ウォニョンにバカにされた過去を思い出すチョン・デシク。
ところが、今回は罪人として典獄署にやって来たのです。
内禁衛キ・チュンスはチョン・デシクに、「私食(刑務所への差し入れの食事)も、外部の人間との面会も禁止し、他の囚人と同等に扱うように。」と指示します。
典獄署に連行するその時にも「俺が誰だと思っているんだ。署長を呼べ。」と虚勢を張るユン・ウォニョン。
典獄署の牢に入れられます。
「こんな所に入れと言うのか。」と不満をぶちまけるユン・ウォニョン。
「一度叩かれないと、分かりませんか?早く入ってください。」とチ・チョンドゥク。
ユン・ウォニョンは囚人たちに「俺はユン・ウォニョンだ。」と言うと、コン・ジェミョンやチャクトゥに、「嘘をつくな。隅で大人しくしてろ。」と言われて、相手にされません。
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チョン・ナンジョンへの復讐
オンニョは、囚人の中でお金を持っている両班か商人がいるかチ・チョンドゥクに調べさせます。
するとジルペ市場で紙を売る店を営んでいるイ・ミョンウがいました。
イ・ミョンウ商団とコン・ジェミョン商団が手を結んで取引をするようになれば、チョン・ナンジョン商団が大きな打撃を受けると考えるオンニョ。
オンニョはユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンに復讐するのに絶好の機会だと考えて、ユン・テォンに相談します。
「今、典獄署にユン・ウォニョン様がいます。」とオンニョ。
「今がチョン・ナンジョンに復讐する絶好の機会です。」と話すオンニョ。
そしてオンニョは、「私と取引しませんか。」と提案します。
オンニョの提案を受けるには、千両のお金が必要です。
ユン・テウォンは「大きな取引がある。千両を貸してくれ。」と商団の会計担当に伝えると、
「コン・ジェミョン様から許可をもらわないといけない。」と言います。
典獄署では
ユン・ウォニョンには雑穀の粥だけの食事が与えられ、グチを言っていますが、同じ牢にいるコン・ジェミョンとチャクトゥには差し入れがあり、ご馳走を食べています。
コン・ジェミョンはユン・ウォニョンに、「お前も同じ部屋の縁だから、こっちへ来て一緒に食べろ。」と言います。
「牢屋でソソルの食事とは・・・。」と驚くユン・ウォニョン。
「それは俺の力ではなくて、金の力だ。ところで、そちらもお金には困っていないようだが。」とコン・ジェミョン。
ユン・ウォニョンは、「ここだけの話だが、俺はユン・ウォニョンだ。」と言うと、チャクトゥが「ウソつくな。」と言って蹴りを入れます。
ユン・テウォンは、獄中のコン・ジェミョンに面会して、「事業をするのにお金が必要だ。」と話すと、コン・ジェミョンは了承します。
そして、今ユン・ウォニョンが典獄署にいるという情報を伝えます。
するとコン・ジェミョンは「自分はユン・ウォニョンだ。」と言っていたのをウソだと思い、蹴とばした事を後悔します。
後にコン・ジェミョンはユン・ウォニョンに「お顔を知る術もなく、大変失礼いたしました。」と謝罪し、礼儀正しく接するのでした。
「いつもの事なら、お前のクビをばっさりやるところだが、知らずにやったのだから許してやろう。」とユン・ウォニョン。
コン・ジェミョンは、チョン・ナンジョン商団が独占している絹をユン・テウォンが明で仕入れて来たので取引できないように、チョン・ナンジョンの指図で調査を受けて牢屋に入れられたことを話します。
今がチョン・ナンジョンに復讐するのに良い機会だと言うユン・テウォン。
ユン・テウォンはオンニョと計画通りに事を進めていきます。
引き受けるオンニョ
オンニョはチョン・デシクに会いに行き、「イ・ミョンウを牢から出してください。そうすれば、大金を手に入れる事ができます。」と提案します。
けれど、「イ・ミョンウを牢から出すと、チョン・ナンジョンが黙っていないだろう。難しい。」とチョン・デシク。
イ・ミョンウを昼間だけ牢から出すことに決めます。
そしてイ・ミョンウをユン・テウォンが訪ねるので、取引をしてくださいとオンニョが告げます。
イ・ミョンウは、「チョン・ナンジョンのせいで、紙の売上が落ちている。」と言います。
そこでユン・テウォンは、ユン・ウォニョンの投獄の話をし、「チョン・ナンジョンに復讐するには今が時です。」とイ・ミョンウに取引を提案します。
ソソルで
ソソルでユン・テウォンはファン・ギョハに会います。
ファン・ギョハは「ユン・ウォニョンが典獄署に入っているというのは本当か。」とユン・テウォンに確認します。
「どうして知っているのか。」と尋ねるユン・テウォン。
「店に来る客がみな噂している。」とファン・ギョハは牢屋に入れられた理由を聞くと、「良く分からない。」と、ユン・テウォン。
父親に対して恨みをいだいていたが、いざこうなると複雑な心境のユン・テウォン。
イ・ソジョンとお酒を飲むユン・テウォン。
ファン・ジニのようになりたかったと夢を語るイ・ソジョン。
「初めて会った時から、ユン・テウォンを誘惑していましたが、あなたは全然なびかない。」と話すと「いつから?俺は鈍いから全然気づかない。」と上手くかわすユン・テウォン。
オンニョの頼み
オンニョはチョンドゥンに再度指輪の持ち主とパク・テスの孫を探すように頼みます。
オンニョから預かったお金を仲間に前払いし、探すのを手伝ってもらいます。
チョン・ナンジョンの企み
チョン・ナンジョンはユン・ウォニョンを助けるために、文定王后の弱点を利用することにします。
文定王后が一番恐れるのは、亡き先代王の死についての噂です。
当時、先代王の東宮時代に内人を全て処理しましたが、内人一人が生きているという噂があるのです。
その内人を訪ねて行き口止めをすれば、文定王后の凍りついた心が少しでも解けないかと考えます。
そして文定王后への贈り物だと言って、ミン・ドンジュにその内人を探すよう頼みます。
ミン・ドンジュが出かけると市場で下女ミョンソンに会います。
下女に「その後、安国洞のキム氏夫人の様子はどうか。」と尋ねるミン・ドンジュ。
「特に変わった様子はありません。」と下女ミョンソンが答えます。
その二人の姿をオンニョが見かけて身を隠します。
ミン・ドンジュは「薬をもっと飲ませるように。」と下女に告げ、続けて「ユン・テウォンがキム氏夫人宅に訪ねてきたら、すぐに報告するように。」と指示します。
安国洞のキム氏夫人宅で
一方、ユン・テウォンとオンニョがキム氏夫人に会いに行くと、チョン・ナンジョンの策略で薬を飲まされて体が弱っていた夫人は、とうとう血を吐いて倒れてしまいます。
ユン・テウォンはすぐに医者を呼びに行き、オンニョがキム氏夫人のそばに付いています。
そして医者はキム氏夫人に針を打ちます。
オンニョはチョン・ナンジョンの仕業だと推測し、「血が濃かったようですが、もしかして、毒を盛られたのではないですか?」とわざと尋ねますが、医者は「無気力で倒れたようだ。」とオンニョに言います。
気が付いたキム氏夫人に、「大丈夫ですか?」と声を掛けるユン・テウォン。
「それより、無事だったの。」とオンニョを心配します。
オンニョは台所へ行き毒を探しますが、ありません。
一方チョンドゥンは市場で、指輪の持ち主を一瞬見かけますが、見失います。
狙われたイ・ミョンウ
ところで、ユン・テウォンとオンニョの計画に支障が生じます。
チ・チョンドゥクが朝、典獄署の囚人の見回りをしていると、イ・ミョンウが首に縄をかけて亡くなっていたのです。
補盗庁ヤン・ドングが遺体の確認をすると、自ら命を絶ったと判断します。
従事官ソン・ジホンも自ら首を吊ったと判断します。
けれどもオンニョが首を見ると、イ・ミョンウが自らではなく、何者かにやられたのだと疑います。
チョン・デシクは、「イ・ミョンウが外に出ていたことを知られたら俺のクビは吹っ飛ぶ。」と言いますが、オンニョは、「もっと重要な問題があります。イ・ミョンウは何者かにやられたのです。確かです。」と訴えます。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
オンニョの無実が明らかになり、危険なチェタミンをやめて無事に典獄署に戻ってきました。
ユン・ウォニョンが投獄されて落ち着くかと思いきや、チョン・ナンジョンが黙っていませんね。
常にオンニョとチョン・ナンジョンが対峙する、そのような環境でイ・ミョンウが亡くなってしまいますが、これもチョン・ナンジョンが関係するのでしょうか・・・。
第11話の視聴率は16.8%でした。では第12話に続きます。
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