第18話でオンニョたちは塩納品の競合で安く入札をして、チョン・ナンジョン商団が大損を被るように仕掛けました。
その作戦が見事に成功してチョン・ナンジョンは激怒します。
チョン・ナンジョンをこんなに怒らせて大丈夫なのでしょうか。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第19話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第19話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
はめられたチョン・ナンジョン
チョン・ナンジョンの兄チョン・マッケは「コン・ジェミョン商団が平市署の塩取引の競合に参加したのは、我々を騙す為だった。」と告げます。
ミン・ドンジュは「純然に私たちの納品価格を下げようとして、価格を低く入札したのです。実際には軍営ではもっと高い価格で売っているんです。」
今になってオンニョに騙されて塩取引で大損した事に気付いたチョン・ナンジョンたち。
チョン・ナンジョンは激しく怒り、事の詳細を調べさせます。
ミン・ドンジュが送った部下はオンニョの友達チョンドゥンのところに行き、チョンドゥンを殴りつけては塩納品の件について根掘り葉掘り問います。
けれどもチョンドゥンは「知らない」と言って最後まで口を開きません。
ついにミン・ドンジュは典獄署のオンニョを捕まえるようにと指示します。
この言葉を聞いたチョンドゥンは自分に縛られていた縄を必死に解いて脱出し、ユン・テウォンたちに「オンニョが危ない。」と知らせます。
嫉妬
ユン・テウォンはオンニョに明宗の事を「あいつは一体誰なんだ。」と尋ねます。
オンニョは「話しちゃダメなんだけど。」と困った表情で答えます。
「それなら、言わなくていい。」と拗ねるユン・テウォン。
「分かったわ、それなら絶対に秘密にしてくださいね。」とオンニョ。
「分かった。秘密は守らなくちゃ。」とユン・テウォン。
「実は主上殿下の命令を受けた暗行御史なんです。」とオンニョは秘密を告白します。
驚きながら「それは本当か。」とユン・テウォン。
「主上殿下の命令で典獄署の事情を調べていたんです。今回は典獄署の囚人たちも恩恵を受ける事で、特別に助けてくださったんです。」とオンニョが説明します。
「でも、ずっと会い続けないといけないのか。」とユン・テウォンは疑問を抱きます。
「それはずっと会う必要もないけど、会おうと言えば・・・。」と言葉を濁すオンニョ。
「典獄署の事も分かってもらえたし、これ以上会う必要もない。できればあいつとはもう会うな。」とユン・テウォン。
「どうして?」オンニョが聞くと、「とにかく会うな。」とユン・テウォン。
すると笑いながら「行首様が会うなと言うなら、会いませんよ。それじゃ、送ってくれますね?」とオンニョ。
「お前が誤解するかと思って話すが、あいつと会うなと言ったのは他に理由はなくて・・・あいつは印象が悪い。」とユン・テウォン。
その言葉を聞いてつい吹き出してしまうオンニョ。
「私は昔土亭イ・ジハムおじさんから観相(人相)を見るのを教わったんですけど、あの若旦那は観相がとっても良いですよ~。」とオンニョ。
するとユン・テウォンはシドロモドロしながら独り言を言ってごまかします。
オンニョと明宗
一方チョン・ナンジョンが捕まえに来るのを知らないオンニョ。
お忍び姿の明宗とお話しています。
「もう典獄署の事で知らないことはないですね。私と会う機会もないようです。」とオンニョ。
明宗はオンニョの言葉に戸惑い、「オンニョに会うのはただ典獄署の事を知りたいからだけではない。」と言います。
二人だけの時間を過ごしていると、ミン・ドンジュが送ったトンチャンたちが二人を取り囲みます。明宗が「何者だ。」と言いますが、お忍び姿の明宗を王だと気付くはずもなく相手にもしてくれません。
オンニョは「お前たちを送ったのが誰だか推測できるが、その者に会う理由もないから帰りなさい。」と言います。
もちろんオンニョの言葉を聞いて帰る者はなく、まずオンニョの隣にいる者から処理しろと掛かって来ます。
オンニョは長けた武術で男たちを相手に勇敢に戦います。
そして隙を見て明宗の手を引いて逃げ出します。
追手に見つからないようにオンニョは明宗の体を覆うようにしてかくまいます。
追手は見えなくなりますが、明宗は胸の鼓動がドキドキして二人は気まずい雰囲気です。
「ところでオンニョは武芸を習ったのか。典獄署の茶母がどうして武芸が出来るのか。」と明宗。
「昔チェタミン(スパイ)をしていた事があります。」とオンニョが答えます。
チョン・ナンジョンの仕返し
チョン・ナンジョンは典獄署の参奉ユ・ジョンフェを呼び出し、悪巧みを企てています。
チョン・ナンジョンはユ・ジョンフェに「私の事を助けてくれたら十数年間参奉に就いているそなたを、典獄署の主簿に昇格しよう。」と提案します。
「奥様のお言葉には何でも従わせていただきます。」とユ・ジョンフェ。
来ない明宗
実はこの日、明宗は文定王后との先約がありました。
それなのにオンニョと会って襲撃に遭い、文定王后との約束時間に行くことが出来ませんでした。
文定王后は明宗が世間の事を知るのを望んでいないので、明宗がお忍びで出て行くのを良く思っていません。
それなのに運悪く明宗のお忍びが文定王后に知られてしまいます。
文定王后は「明宗を止めないで何をしているのか。」と臣下たちを叱り、明宗が宮殿に帰るように号令します。
そんなことも知らない明宗はオンニョと市場で見物しています。
そして外で食べ物を注文して二人で食べていますが、明宗は外で食べるのが初めてなのか、恐る恐る食べています。
チヂミを口に入れると「ん、香りも良いが、味も良いな。」とご機嫌の明宗。
「私が見たところ若旦那は問題が多いようです。若旦那はあまりにも世間の事を知らないです。それでどうやって庶民の暮らしぶりを主上殿下にお伝えするのですか。直接見て聞いて肌で感じないとダメですよ。」とオンニョが指摘します。
「分かった。お前の言った言葉を肝に銘じる。」とニヤニヤしながら明宗が答えます。
そこへユン・テウォン一行がオンニョを発見します。
「お前、こんなところで何してるんだ!みんなどれほど心配したか。オンニョを追っている者がいるんだ。」と心配するユン・テウォン。
「はい。」と答えるオンニョに、「知ってるのか?」とユン・テウォン。
「もう、一騒動ありました。」とオンニョが言うと、「そうか。」とユン・テウォン。
ユン・テウォンは「ついでにオンニョに話があるから、若旦那は席を外してください。」と言います。
嫌だともいえず素直に従う明宗。
「今日は助かった。また会おう。」と言う明宗に、王様とも知らないユン・テウォンは「また会う機会はないですから、オンニョに会わないでください。」と冷たく言い放ちます。
仕方なくユン・テウォンについて行くオンニョ。
気まずい雰囲気です。
明宗はオンニョと別れて急いで宮殿に帰ります。
ところが明宗の住まいにはすでに文定王后が険しい表情で待っているのでした。
「申し訳ありません。」と謝る明宗に「いいえ、明宗を信じる事ができない私と臣僚たちが悪いのです。自分で罰を受けます。」と文定王后。
明日から食事を絶つという文定王后。
秘密帳簿の行方
夜遅くに、チョン・ナンジョンの手下となったユ・ジョンフェが典獄署に忍び込み、軍営への塩納品に関する秘密帳簿を盗みます。
オンニョたちがこの事に気づいた時にはすでに手遅れです。
オンニョは慌ててチョン・デシクに報告します。
「あの帳簿が捕盗庁にでも渡ったら、私はどうなるのだ。」とチョン・デシク。
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犯人捜し
オンニョは秘密帳簿を盗んだ犯人を捜すために、チョンドゥンを訪ねます。
そして典獄署で破られた鍵を見せて、この鍵を開けられるか尋ねます。
チョンドゥンは「俺の考えではこの鍵をこじ開けられるのは、ただ一人。」と言います。
「それは誰?」とオンニョが聞くと、「それはチルソン兄さん。典獄署にいると思う。」とチョンドゥンが答えます。
チ・チョンドゥクは囚人チルソンを呼びます。
そしてチョン・デシクはチルソンの胸ぐらを掴んで揺さぶりながら、秘密帳簿を盗むように命令したのは誰か尋ねます。
チルソンは「自分は何も知らない。」と言い逃れをします。
文定王后とチョン・ナンジョン
チョン・ナンジョンが文定王后に会いに行きます。
「何の用事か。」と文定王后が尋ねると、「約束のネタン金(王の個人財産を管理するところ)を半分も準備出来なさそうです。」とチョン・ナンジョン。
「どうしてだ、何かあったのか。」と文定王后。
「私の不徳のいたすところです。」とチョン・ナンジョン。
「そんなことを言うでない。そなたがいつも尽くしているのは良く知っている。商売はいつも良い時ばかりではない。」と文定王后が告げると、「今回の平市署の塩取引の競合で問題が生じました。全てがユン・シネの父親のせいです。」とチョン・ナンジョン。
「シネの父親のせいとは。」と文定王后が尋ねます。
文定王后はユン・ウォニョン大監を呼び出します。
そして文定王后は「そなたが、チョン・ナンジョンの商団に問題だけ作っているとか。一体何を考えているのか。」と言います。
ユン・ウォニョンは驚いて「何か誤解されているようです。」と答えます。
「そなたが紅梅の息子に気を取られている間に、チョン・ナンジョンがどんな思いをしているのか私は知っている。今こそナンジョンが捧げる資金が必要なのだ。しっかりしなさい。」と文定王后。
チョン・ナンジョンとユン・ウォニョン
チョン・ナンジョンはユン・ウォニョンと口論しています。
「いったい何が問題なんだ。私はお前が望むことを全てやっている。何故文定王后にまで言うのだ。」とユン・ウォニョンは言います。
「私は事実をそのまま話しただけです。今回の損害がどれだけ大きいかお分かりですか。」とチョン・ナンジョン。
チョン・ナンジョンはユ・ジョンフェから入手した秘密帳簿を差し出して、ユン・テウォンを罰するようにと訴えます。
「典獄署の主簿が作成した秘密帳簿です。その中には典獄署の人達や商団が結託して賄賂を受け取った状況が書かれています。」とチョン・ナンジョンが言います。
「どこの商団だ。」とユン・ウォニョン。
「コン・ジェミョン商団です。この商団が私を騙したのです。」とチョン・ナンジョン。
「私の手で、私の息子を罰しろと言うのか。」とユン・ウォニョン。
「大監がこれからもずっとユン・テウォンを傍に置くと、文定王后も誤解なさります。私が今回の競合でどれだけの損害を被ったかお分かりですか。文定王后の誤解を解くためにも、今回の件は大監が直接処理してください。」とチョン・ナンジョン。
そして続けて「直接処罰すれば、文定王后の誤解が解けるのです。」と告げます。
ソン・ジホンに託す
ユン・ウォニョンは、文定王后の信頼も得たいが、息子を罰する事はできないと、悩みます。
そこでユン・ウォニョンはソン・ジホンにこの件を任せようと呼び出しますが、以前にも無理にコン・ジェミョンを調査したことがあり、今回は難しいだろうと言われます。
するとユン・ウォニョンは怒りながら「不法を働いた物証が明白なのだから、適切な罰をくだせ。」と威圧的な態度で命令します。
捕まるオンニョたち
ソン・ジホンは仕方なく典獄署に行き、オンニョとチョン・デシクを逮捕します。
さらに悪い事にコン・ジェミョン大行首とユン・テウォンも捕まえられてしまいます。
ソソルではファン・ギョハが慌ててイ・ソジョンに「テウォンとコン・ジェミョン大行首が捕盗庁に捕まって行った。お前が捕盗庁大将に会って状況把握しないといけない。」と知らせます。
捕盗庁に捕まったチョン・デシクとオンニョが「塩の取引は刑曹でも許可を得ていて問題はないはずです。凶作の年に囚人たちが労働して食料を確保することは過去にもありました。」と訴えます。
「今問題になっているのは、コン・ジェミョン商団から典獄署へ賄賂が生じた事だ。」と言ってソン・ジホンは秘密帳簿を差し出します。
「ここには囚人の報酬の他に数百両ものお金が典獄署の主簿に渡されたという記録が残っている。」とソン・ジホン。
主簿チョン・デシクは答えられません。
チョン・ナンジョン宅では
兄チョン・マッケは「典獄署主簿とオンニョ、ユン・テウォンとコン・ジェミョンは捕盗庁に捕まりました。」とチョン・ナンジョンに報告します。
「ユン・ウォニョン大監がユン・テウォンまで捕まえたのですか。」と驚くミン・ドンジュ。
「物証が確かなので、ユン・ウォニョン大監も仕方がなかったのでしょう。」とチョン・マッケ。
「まだ安心できません。どんな言い訳で大監がユン・テウォンを助けるか分かりません。」とチョン・ナンジョン。
「文定王后が注視しているのに、まさかユン・ウォニョン大監がそこまではやれないでしょう。」とミン・ドンジュ。
コン・ジェミョン大行首とユン・テウォン
一方ソン・ジホンは賄賂についてコン・ジェミョンに取り調べをしています。
「その位のお金は、商売をしていればつきものだ。」とコン・ジェミョン。
「では軍営への塩の納品についてはどのような経緯なのか。」とソン・ジホン。
「それは・・・。」と言葉を濁すコン・ジェミョン。
「商人が物品を必要としている所を予め知ったのが何か問題なのですか。」と笑いながら答えるユン・テウォン。
「それは平市署の主簿も知らなかった事だ。誰から得た情報なのか言え。」とソン・ジホン。
「コン・ジェミョン大行首は何も知らないのです。放免してください。全ては私が決定した事です。」とユン・テウォンがお願いします。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
オンニョが明宗と頻繁に会っているのをとても気にしているユン・テウォン。
オンニョに好意を持っているのを知ってか知らずか、オンニョがそんなユン・テウォンを子供扱いしているようにも見えます。
ユン・テウォンを見ている限り、この二人はずっとこのままの関係が続いて発展しないような気もします。
塩納品の競合の件ではやはり天下のチョン・ナンジョンを怒らせたので、当然のごとく仕返しが待っていましたね。
ドラマの展開からして想定内の事ではありますが、オンニョたちはチョン・ナンジョンの反撃を想定していたのでしょうか。
そして秘密帳簿の内容から、軍営への塩納品の件が引っかかるようですね。
その裏工作をしたのが他でもない明宗でしたから、オンニョはこのままその秘密を隠し通すのか、それとも塩取引を紹介した明宗の事を明かすのか、次回の展開が気になります。
第19話の視聴率は18.7%でした。では次回第20話に続きます。
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