ソン・ジホンはチョン・ナンジョン商団の倉庫から、温疫に効く薬材を盗むことに成功します。
同じ頃チョン・ナンジョンは手下を使ってオンニョを消そうとしますが、オンニョの危険を知ったチョンドゥンはすぐにユン・テウォンに知らせます。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第30話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第30話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
オンニョを助けるユン・テウォン
ユン・テウォンはオンニョを助けるためにチョンドゥンと走り出します。
そしてユン・テウォンはチョン・ナンジョンの手下と乱闘の末、オンニョを助け出します。
オンニョは「ユン・ウォニョン大監の娘が私を拉致し、チョン・ナンジョンが私を殺そうとしました。」とユン・テウォンに説明します。
「助けてくださってありがとうございます。」とオンニョ。
「兄貴、すぐに捕盗庁に知らせなくちゃいけないんじゃないですか?」とチョンドゥン。
「いいえ、知らせたところでチョン・ナンジョンは知らぬふりをするわ。捕盗庁では私の言う事を信じないだろうし。」とオンニョ。
「何言ってんだよ。テウォン兄貴がいるじゃないか!お前が殺されそうだったのを救出したじゃないか。お前の言葉は信じなくても、兄貴の言葉は否定できないじゃないか。そうだろ、兄貴。」とチョンドゥン。
「私の事を助けてくれただけでもありがたいのに、若旦那様に負担をかけたくはないの。復讐するとしても私がやるから、これ以上気を遣わなくてもいいです。」とオンニョ。
「私の本当の気持ちは直接見て感じて欲しいと言ったでしょう。いつかは分かる時が来るでしょう。くれぐれも気を付けろ。」と言ってユン・テウォンは出て行ってしまいます。
「一体二人ともどうしちゃったんだ。何があったんだ?」とチョンドゥン。
忠告
チョン・ナンジョンは文定王后に、「私がやる事ひとつひとつをユン・テウォンが邪魔する。薬材を売って內帑金(王の所持金)を工面しようとしているのに、ユン・テウォンに妨害された。」と報告します。
すると怒った文定王后が、ユン・テウォンを呼び出します。
「お前が平市署の薬材を市場に流通させたと聞いた。そのせいでチョン・ナンジョンが持っていた薬材の価格が半分に下落したのを知っているのか?」と文定王后。
「はい、王后様。」とユン・テウォン。
「一体どんな意図でそのような事をしたのか。ナンジョンへの復讐のために、今まで私を騙して来たのか。」と文定王后が尋ねます。
「いいえ、王后様。」とユン・テウォンが言うと、「黙れ!そなたが今までナンジョンにして来たことを知らぬとでも思っているのか。」と文定王后。
「王后様、內帑金の事でしたら、もう準備いたしました。」とユン・テウォンは何かを差し出します。
「5万両です。」とユン・テウォン。
「今まで私を騙して来たのをお金で解決しようとでも思っているのか!」と声を荒げる文定王后。
「王后様、私の話をお聞きください。今流行っている疫病は、実は疫病ではないという噂が流れているのをご存じでしょうか。民の口からはすでに今回の疫病は薬材を高く売ろうとしているチョン・ナンジョンの策略だとも言われています。このような状況でチョン・ナンジョン奥様の商団だけが薬材を高く売っていたら、民たちの噂を抑える事が出来ずにもっと広まってしまうでしょう。するとユン・ウォニョン大監と王后様までもが悪く見られてしまいます。それで私は薬材を流通させたのです。」とユン・テウォン。
「民の疑心を治めて、動揺を抑えただけで、他意は少しもございません。信じてください。」とユン・テウォン。
「そなたの言葉が真実だとしても、私に何の相談もなしに独断で行ったのは明らかに間違いだ。二度とこのような事がないように。」と忠告する文定王后。
犯人が明かされる
大殿尚宮はオンニョがチョン・ナンジョンから逃れて助かったのを知り、「無事に戻って来て良かった。だが、またチョン・ナンジョンに狙われるかも知れない。」とオンニョに告げます。
そしてオンニョの母カビについて大殿尚宮は、「幼い時から親元を離れて、お互い頼るところもなかったカビと私は、本当の姉妹のような間柄だった。」と話します。
「カビは良く笑い明るい子だったが、いつからか口数が減り、カビは体の具合も悪くなっていた。ある時私と会いたいと言うカビを待っていたが、その夜カビは宮を抜け出して逃げてしまった。それ以来カビには会っていない。」と大殿尚宮。
「その後私が連れて行かれた所にはユン・ウォニョン大監がいて消されそうになったが何とかして生き延びた。そしてユン・ウォニョン大監が刺客まで送ってカビを追っていると聞いた。」と大殿尚宮は言います。
「すると、ユン・ウォニョン大監が私の母を殺したのですか?」と震える声で尋ねるオンニョ。
「そうだ。カビが何者かによって剣で倒れたとするならば、それはユン・ウォニョン大監が送った刺客だ。」と大殿尚宮。
「どうしてですか。どうして母はやられたのでしょうか。」とオンニョ。
「それは私も分からない。世子様が王になり、8か月目に昇華されていつの頃からか東宮殿の内人たちが謎の死を遂げて行ったのだ。」と大殿尚宮。
オンニョは昔チョンドゥンが言った、「いくら東宮殿の尚宮たちを捜しても会えないんだよ。みな死んでしまった。その次に内人たちを捜したんだけど、みんな死んでしまっているんだよ。まだみんな若いのにだ。これは絶対に何かあるぞ。」という言葉を思い出しています。
「内人たちがあんなに死んでしまうのは、ユン・ウォニョン大監とチョン・ナンジョンの仕業だと噂が立ったわ。結局あの時、東宮殿の尚宮と内人はみな亡くなり、そなたが会った尚宮だけが唯一生き残った尚宮なのだ。そなたの母親カビはユン・ウォニョン大監にやられたのだ。」と大殿尚宮。
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真実を知る明宗
「これ以上祈祷を捧げなくても大丈夫です。」とユン・テウォン。
「それはどういう事だ?」と明宗。
「今民たちが罹っているのは疫病ではないからです。」とユン・テウォン。
「何だと?今何を言っているのだ。」と尋ねる明宗に、「疫病はチョン・ナンジョン奥様によって操作されたものだったのです。」とユン・テウォン。
「それは根拠のある話か?」と明宗。
「はい、殿下。今民たちは温疫に使う薬材を用いて回復しております。」とユン・テウォン。
「温疫?では民たちが罹っているのは疫病ではなく、温疫だと?では私には疫病だと嘘を言っていたのか。」と驚く明宗。
「はい、薬を使えば良く治る温疫を疫病と偽って操作していたのです。」と説明するユン・テウォン。
「一体そんな事をしでかす理由は何だ。」と明宗。
「理由は二つです。一つは奉恩寺の改築のための內帑金を工面するためです。チョン・ナンジョン奥様はかねてより温疫に効く薬材を買い占めていました。疫病が流行って殿下が祭祀まで執り行うようになると、薬材の価格がどんどん高くなりました。」とユン・テウォン。
「二番目の理由は何だ。」と明宗が尋ねると、「それは疫病が流行れば王が謹慎をしなくてはいけないという法律を利用して・・・。」とユン・テウォンが言うと、「もういい。分かった。これ以上話を聞かなくても分かる。」と明宗。
「殿下、これだけではありません。」とテウォン。
「チョン・ナンジョン奥様は、すでに殿下がご存じであられるオンニョを拉致して、消そうとしました。」と報告するユン・テウォン。
「何だと?!それは本当か?!」とさらに驚く明宗。
明宗はすぐに事実関係を調べさせると、ユン・テウォンの話が事実であると分かります。
そして「全ての状況を調べてチョン・ナンジョンと商団の責任者を投獄しろ。」と明宗が命令します。
捕まるチョン・ナンジョン
チョン・ナンジョン宅に内禁衛の役人が集まります。
「ここまで何の用だ。」どチョン・ナンジョン。
「今すぐ奥様を連行せよという主上殿下の命令を受けた。」と内禁衛の役人。
「何、連行だと?どんな理由だ。」とチョン・ナンジョン。
「疫病を操作し、薬材を買占め、施政を惑わした罪だ。今すぐチョン・ナンジョンを捕縛しろ。」と役人。
「すぐさま退かぬか!」とチョン・ナンジョンが叫びます。
チョン・ナンジョンは縄で縛られて捕縛されてしまいます。
チョン・ナンジョンは兄チョン・マッケに、「早く大監に知らせてください。」と言います。
「お母様!」と叫ぶ娘ユン・シネと下女たち。
「お母様、どうしたのですか。」とユン・シネが尋ねると、「何でもないから、心配するな。」とチョン・ナンジョン。
心配するユン・シネ。
そして兄チョン・マッケが心配で商団に行くと、ミン・ドンジュの商団にも内禁衛の役人がやって来て、ミン・ドンジュが捕縛されます。
ミン・ドンジュはチョン・マッケに、「奥様は?!」と尋ねると、「内禁衛に捕縛された。」と答えます。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
命を狙われたオンニョを無事に助けてくれたのは、やはりユン・テウォンでした。
でも、オンニョにはまだユン・テウォンに対する不信感が消えはしないようです。
それどころかオンニョの母カビを狙ったのが、ユン・テウォンの父ユン・ウォニョンだと分かりましたから、ますますユン・テウォンとの溝も深まりそうです。
ただ、どうしてユン・ウォニョンはカビを狙ったのか、カビだけが狙われたのではないようですから、王が即位してすぐに亡くなったと言うところから疑わなければいけないようですね。
実際この時の王である仁宗は、朝鮮王朝の歴代の王の中で、最も在位期間が短い王だったようです。
この仁宗の死因ははっきり明らかにされていませんが、幼少の時から病弱だったという話もあり、また仁宗の死に文定王后が関わっているという説もあります。
とにかく、文定王后とユン・ウォニョン、チョン・ナンジョンがオンニョにとって怨讐である事には違いなく、
オンニョは必ず敵を打つと言っていますから、これからどう展開していくのか、気になります。
第30話の視聴率は18.5%でした。
では次回第31話に続きます。
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