第36話で昭格署に辞表を出して養父チ・チョンドゥクを助けるために外知部になるオンニョ。
チ・チョンドゥクが無罪である事を証明するために、オンニョはある提案をします。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第37話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
スポンサーリンク
<「オクニョ」獄中花 第37話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
墓を掘り起こす
オンニョはチ・チョンドゥクの無罪を証明するために、チン・スミョンの墓を掘り起こす事を提案し、王が許可します。
当時、儒教を国教として重んじていた朝鮮では、墓を掘り起こす事は到底受け入れる事が出来ませんでした。
そして墓から遺体を掘り出して違う検死官によって、再検死をする事になりました。
遺体を見ると、手と指の先が真っ黒に変色し、舌は中に巻き込まれて奥に入っています。
再検死の結果、死因は毒殺だと判明します。
ユン・テウォンの助言
オンニョはユン・テウォンの言葉を思い出しています。
「私が外知部をやろうかと思って来た。」とユン・テウォン。
「えっ?!」とオンニョ。
「私がチ胥吏(ソリ)の濡れ衣を晴らすから、任せてくれ。」とユン・テウォン。
「ダメです、若旦那様。官職に就いている人は外知部は出来ないんです。朝廷の官員は外知部が出来ないようになっているではないですか。」とオンニョ。
「それでは一体誰が出来ると言うのだ。」とユン・テウォン。
「外知部は私がやります。」とオンニョが言うと、「お前が?」とユン・テウォン。
「はい、若旦那様。」とオンニョ。
「それなら私がお前に言う事がある。私が過去に外知部をやっていた人に会って、どうやって弁論をするか話を聞いて来た。今回の事件の場合、誰が本当の犯人かを明らかにするよりも、チ胥吏が犯人ではないと言う事実にだけ集中して、弁論したら良い。真犯人が誰かを明らかにしようとすると、余計に複雑になって、チ胥吏が不利になってしまう。私の言った事がわかるだろう?」とユン・テウォン。
ユン・テウォンの夢
ユン・テウォンは以前外知部をしていた男性を呼び出します。
「私に何の御用ですか?」と男性。
「今日、斬刑に処されそうだった知人が、外知部のお陰で助かりました。」とユン・テウォン。
「若旦那様が、外知部をしたのですか?」と男性。
「そうではない。けれど今日の裁判を見て、心に決めた事がある。私は外知部をまた復活させたい。外知部を組織して養成するのは、私の長年の夢であった。それを今から始めようと思う。そしたらあなたの助けが必要だ。」とユン・テウォン。
「でも、私は二度と外知部をやるつもりはない。」と男性。
「外知部をまたやってほしいというのではない。今まで学んだ法律や技術を新たに組織する外知部たちに教えて欲しい。」とユン・テウォン。
「ですが、また外知部を養成すると言っても、また昔のように追い出されてしまいます。代理訴訟が国法で認定されているとは言っても、国ではとても嫌がります。捕盗庁はもちろん、刑曹(法律、訴訟、刑獄を管掌する部署) とも葛藤が生じるでしょうし、結局若旦那様にも害が及ぶでしょう。」と男性。
「それは私が責任を持つ事ですから、あなたが気を遣わなくても大丈夫だ。よろしく頼む。」とユン・テウォン。
執念
文定王后は食事を一切摂らずに寝込んでいます。
そして脈を測ってもらっています。
「どうだ。」と御医令監。
「脈が弱いです。」と医女。
「どうか煎じ薬をお飲みになってください。」と御医令監。
「御医は下がって良い。」と文定王后。
「けれども奥様。」と御医令監。
「下がれと言ったのが分からないのか。」と文定王后。
ユン・ウォニョンが急ぎ足で文定王后の元にやって来ます。
そして御医令監に「様子はどうだ。」と尋ねます。
「このままでは、危ないです。」と御医令監。
「大妃ママ、お体の具合が悪いと聞きました。大丈夫ですか?」とユン・ウォニョン。
起き上がった文定王后に、「全て私の不徳の致すところです。」とユン・ウォニョン。
「主上は私に対してこんな事をするのではない。主上のために、私がどれだけ血で手を染めたか。その功をあの者たちに奪われる訳にはいかない。これ以上主上を説得はしない。」と文定王后。
「と、おっしゃると?」ユン・ウォニョン。
「主上の真心を乱す者たちを、主上の隣で収める方法を探すのだ。大尹たちが主上の傍で力を合わせるならば、私たちは主上との闘いでやられるばかりだ。」と文定王后。
うなずくユン・ウォニョン。
「主上が何が何でもまた血を見たいと言うのなら、身を引く場がないのだ。私の言葉が分かるか?」と文定王后。
「はい。」とユン・ウォニョン。
辞職の報い
オンニョの商団に捕卒が入って来てます。
そしてオンニョを捕まえてしまいます。
オンニョを捕まえて来いと言う、昭格署の提調令監の命令との事でした。
「心配しないでください。何もないですから。」とオンニョ。
チョン・ウチたちは心配しながらも、落ち着こうとしています。
オンニョは昭格署の提調令監の部屋を訪ねます。
「一体どうなっているのだ?!官婢という身分から昭格署の道流にまで引き上げてやったのに勝手に辞職するとは。」と激怒する提調令監。
「申し訳ございませんでした。けれど、私の養父を助けるために、他の方法がありませんでした。」と恐縮するオンニョ。
「だまれ!言い訳は聞きたくない。私は既に警告した。それでも辞職表を出すということは、官婢に戻る覚悟が出来ているのだろう。私はお前をまた掌隷院(奴隷の問題を扱う官庁)へ送り返すつもりだ。」と提調令監。
「れ、令監。」と声を震わすオンニョ。
スポンサーリンク
明宗と会う
明宗はどのような外知部が墓まで掘り起こさせたのか気になり、誰なのかを調べるように指示します。
するとそれはオンニョだという事が分かり、隠密に会う事にします。
お忍びの服装に変装し、オンニョと会う明宗。
オンニョはまだ明宗の正体を知らずにいます。
明宗は外知部について関心を示して色々とオンニョに聞き、外知部が必要であると考えるようになります。
そして昭格署について尋ねると、「外知部をするために辞職表を出し、提調令監の怒りを買い、また官婢に戻されてしまうかもしれない。」と言うオンニョ。
「あまり心配しないように。」と明宗。
明宗とオンニョが隠密に会っているのを、昭格署の提調令監に目撃されてしまいます。
翌日、明宗は昭格署の提調令監を呼んで「どうせ昭格署は無くなるのだから、オンニョの事は関与せずにオンニョを官婢にしないでくれ。」と言い、また「この事実を誰にも伝えないで欲しい。」とも言います。
裁判
チン・スミョンの殺人事件に対する裁判が開かれます。
チ・チョンドゥクは腕を縄で縛られうつむきながら判決を待っています。
裁判官の刑曹参議令監は、捕盗庁従事官がチ・チョンドゥクに被せた罪名を一つだけ除き、全部事実ではないと明らかにします。
チ・チョンドゥクはチン・スミョンを脱獄させた罪に問われ、杖刑(大きな杖で尻を打つ罰)20発を言い渡します。
外知部オンニョの活躍で、斬刑から杖刑に減刑されました。
チ・チョンドゥクとオンニョは抱き合い、涙を流して喜びます。
写真出典:http://tvdaily.asiae.co.kr
そして裁判官の刑曹参議令監は、今回の事件の調査をいい加減にした従事官に対し、地方に全羅道の監営に左遷させます。
チョン・ナンジョンにすがる
この事件を起こしたそもそもの張本人、チョン・マッケとミン・ドンジュ。
事件を徹底的に再調査するようにという裁判官の言葉を聞き、驚きます。
チョン・マッケは妹のチョン・ナンジョンに全てを打ち明けようと言いますが、ミン・ドンジュは最後まで自分たちで処理しなくてはいけないと言います。
けれどもこの件が捕盗庁からチョン・ナンジョンの耳に入るのは時間の問題で、その後からでは許しを請う事も出来ないという事で、結局チョン・マッケの意見の通りに、チョン・ナンジョンの所に駆けつけて行きます。
そしてチョン・ナンジョンに会うなり土下座して、「今回だけは見逃してほしい。」と許しを請うミン・ドンジュ。
一連の事件について話を聞いたチョン・ナンジョンは怒り、「なぜそのようにしか処理できないのか。」と問い正します。
「証拠もしっかり消したのに、オンニョが事件に介入して、ぶち壊された。」とミン・ドンジュ。
すると「またオンニョか。」と怒るチョン・ナンジョン。
一方、20発の杖刑を受けるチ・チョンドゥク。
捕盗庁部将ヤン・ドングの計らいで、軽いムチを20発受けて、釈放されます。
コン・ジェミョン商団では
この頃ユン・テウォンは、コン・ジェミョン商団を利用してチョン・ナンジョンを打つ計画を立てます。
ユン・テウォンはコン・ジェミョン商団で海産物や果物を買占めして、キム・ユンギョン商団の物品が漢陽に入って来れないように、道を塞ぎます。
約束を破り
チョン・ナンジョンに呼ばれる昭格署の提調令監。
「令監、昭格署が撤廃されるとは、お心が痛む事でしょう。」とチョン・ナンジョン。
ため息をつく提調令監。
「ご心配なさらずに。何度撤廃されてもまた再生されるのが昭格署ではありませんか。大妃ママと私が方法を探します。」とチョン・ナンジョン。
「私は奥様だけを信じています。ところで、私は奥様に折り入ってお話があります。」と提調令監。
「何ですか。」とチョン・ナンジョン。
「このお話は、私が命を懸けて話します。昭格署にオンニョという娘が道流をしているのをご存じでしょう。その娘を文定王后も格別に認めているのをご存知ですね。」と提調令監。
「はい、どうしてその娘の話をするのだ。」とチョン・ナンジョン。
「オンニョが宮の外で主上殿下にお会いしています。」と提調令監。
すると「えっ?!それは本当ですか?」と驚くチョン・ナンジョン。
「私がこの目で確かに見ました。そして次の日、主上殿下はオンニョの事で私を訪ねて来ました。」と提調令監。
「そうなんですか?」とチョン・ナンジョン。
「はい、この事を他の者に口外したら、ただでは済まないともおっしゃいました。私は、奥様が誰にも漏らさないと信じて、この事をお話しするのです。」と提調令監。
昭格署は文定王后が特に大切にしている部署だけに、昭格署の提調令監は明宗よりも文定王后の側についたようです。
護衛
カン・ソノは女性と一緒にオンニョを訪ねます。
カン・ソノはオンニョに、「チェタミンが瓦解したので、彼女が働く場所がなくなった。彼女に仕事を与えて欲しい。」と伝えます。
オンニョは、「自分の商団で一緒に働いたらいい。」と誘います。
その女性はオンニョの商団で働くことになります。
実は、カン・ソノがオンニョの身辺を守るために、その女性にオンニョの護衛をさせたのです。
策略
オンニョと護衛の女性が歩いていると、内禁衛従事官キ・チュンスが近づいてきて、「文定王后がオンニョに会いたいと言っているので同行して欲しい。」と言います。
オンニョは護衛の女性を帰して、一人でキ・チュンスについて行きます。
すると宮の方向とは違う方へ行き、知らない民家に入って行きます。
すると、そこで待ち受けていたのはユン・ウォニョンとチョン・ナンジョン。
明宗とオンニョが会っていると聞いたチョン・ナンジョンがオンニョを誘い出したのです。
また危険が待ち受けているオンニョ・・・。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
今までオンニョは色々な職業を経験しましたが、弁護をしてもきちんと問題を解決しましたね。
チ・チョンドゥクを助けるために、官婢に戻されるかも知れない立場なのに、昭格署の道流を辞めて、養父を助けたのは、やはりオンニョらしい潔さがありますね。
でも、立派な功を立てると、またチョン・ナンジョンに目を付けられて、また危険な事が待ち受けているようです。
本当にハラハラしてしまいます。
第37話の視聴率は22.0%でした。では次回第38話に続きます。
あわせて読みたい関連記事
スポンサーリンク
★動画配信サービスを利用して[韓国ドラマ]を無料で見る
韓国ドラマを見始めると、アレもコレも見たくなりますよね♪
今までは、観たいドラマや映画があるとレンタルショップへ行って借りて来ましたが、返しに行くのを忘れたり、貸出中で待ったり、という手間がありました。
今ではパソコンやスマホ、タブレット、テレビなどで、インターネットを接続する環境が整っていれば、レンタルショップに行かなくてもカンタンに試聴出来る方法があります。
それは最新作から名作まで全てのジャンルで「見放題」、「読み放題」というアイコンのついた作品を31日間無料トライアルで楽しめるU-NEXTです。
※2019年10月時点で「オクニョ(獄中花)」が「見放題」で配信されています!
31日間無料トライアルに登録すれば、期間中は全話を無料で見る事ができ、しかも600円分もらえる「ポイント」を使って他の動画なども無料で視聴が可能です。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
⇩「韓国ドラマ」を無料で視聴する方法はこちら⇩
アレもコレも見たくなるのが韓国ドラマ。
U-NEXTで最新作を「見放題」で試聴可能!
そしてU-NEXTだけの「独占配信」も!
新作~懐かしい作品まで、あなたが見たい韓ドラが見つかります。