2018年9月10日〜2018年10月30日

tvNで放送の月火ドラマ

「100日の郎君様」

暗殺者に狙われ傷を負いながらも逃げ、気を失い村で助けらた時には記憶を失っていた世子。

村で独身最高齢の娘と結婚する事になり、庶民の夫婦としての生活が始まります。

何一つできない世子ウォンドゥクに苛立ちをかくせないホンシム、二人の100日間のラブストーリを描いたドラマ。

では「100日の郎君様」キャスト・登場人物とあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典: http://www.tving.com

1.あらすじ

数ヶ月もの間、雨が降らなかった朝鮮のある年、世子が命令を下す。

全国八道のすべての独身男女をすぐ婚姻させること!

この命令に引っかかった村の独身最高齢ホンシムと、婚姻させられた運の悪い男。

その男とは朝鮮の世子イ・ユル。

完全無欠の代名詞を持つ世子イ・ユルがウォンドゥクとして庶民と交わり、無能で一人身の男となる。

民が皆知っていることを、彼は何も知らない故、あらゆる迫害を受ける。

賤民だった独身娘ホンシムと、帝王だった世子ユル。

この二人の地位が逆転して別の身分になってしまった関係が、今この時代を生きる平凡な人間に爽快感を与えるドラマ。

2.人物相関図

3.キャスト(登場人物)

(1) ウォンドゥク(원득이)役　ド・ギョンス

推定20代、本名イ・ユル

どうにもこうにも使えない男。

薪割りもできず、縄を編む事もできず、糞尿桶を担ぐこともできず、できることがない。

そのため妻ホンシムにいじめられるが、この感覚にはとても不慣れである。

自分は絶対にこのような待遇を受ける人間ではないと思うのだが、この感覚は何なのだろうか?

そうなのだ。ウォンドゥクはそんな扱いを受ける人間ではない。

少し前まで、彼はルックスも良く文武両道で完璧男で、将来この国の王になる世子イ・ユルだったのだ!

ところがそんな彼は宮中で生きて来た日々が不快だった。

ある日から続く胸痛、それは何者かによる毒殺の企てであった。

紆余曲折の末、自分を殺害しようという背後を見つけたが、断罪する機会を逃す。

刺客の攻撃を受けて致命傷を負った後、自分でも知らないうちにウォンドゥクになっていた。

(2) 王役　チョ・ハンチョル(조 한철)

40代半ば、朝鮮王。

先王が義理の兄を殺した後、次は自分の番だと直感した時、何とかしなくてはいけなかった。

野心を隠し息をひそめて生きていたが、殺されるなら、殺す方がいいのでは?

(3) 中殿パク氏(중전 박씨)役　オ・ヨナ

30代半ば。

男性を操る天性の才能を持った色気ある女性。

若さと美しさのために過度の執着で自分よりきれいなものはすべて嫉妬する。特に世子嬪!

政局の主導権を握り、自分の息子であるソウォンを必ず王位に上げることが最大の目標。

ちょうど消えた世子のために万歳三唱を叫びたいが、世子の死の背後に追い込まれて危機を迎える。

ぐずぐずしている途中で、息子が死ぬ事になる。

生きているかもしれないという噂が出回るユルのために神経が逆立つ。

(4) ソウォン大君(서원대군)役　チ・ミンヒョク

10代半ば、中殿パク氏の息子

15才を越え、男として成長して宮女たちの心をときめかせる。

政治的野心がなく義理の兄ユルを政敵と考えたことはないが、羨ましいのはただ一つ、彼の世子嬪。

(5) ホンシム(홍심)役　ナム・ジヒョン

20代半ば、本名ユン・イソ。

身良役賤(ヤンインの身分＝賤民以外の人たち)でありながら煩雑に従事する男やもめヨン氏の一人娘で村最高齢の独身娘。

ひどい干ばつで食料もままならないのに、突然婚姻をしろと言う。

世子が雨が降らない責任を問い、独身男女を必ず婚姻させよ!と命令を下したそうだ。

世子、どうかしたんじゃない?私が婚姻すれば雨が降ると言うの?私が何だと言うの?

強制婚姻を拒否し県監に連れて行かれ、罰を受け死にそうになり、空から降って来た男がいる!

ウォンドゥクと言う男だ!

(6) チョン・ジェユン(정제윤)役　キム・ソノ

20代後半、漢城府参軍。

知識はブリタニカ百科事典級、識見は三政丞を超えるレベル。

雑学、技芸にも秀でているが、前途が見えない庶子出身だ。

異母兄の大司諫チョン・サヨプから受けた侮蔑感を取り戻す方法は、出世しかないから、他の人も嫌がる事をあえてするしかない。

誰も解けなかった世子ユルが出した問題を解いたおかげで、彼の目に留まる。

(7) ヨン氏(연씨)役　チョン・ヘギュン

40代後半、ホンシムの養父。

体はヒョロっとして心は弱い。身元不明の負傷した男を助けてウォンドゥクと呼んだ。

ホンシムが婚姻を希望していないと知っているが、死ぬよりはマシではないか。

近所の人に何を言われてもかわいい私の婿ウォンドゥク!

ホンシムとずっと一緒ならいいのに、ウォンドゥクが世子だと?!

二人の悲しい因縁が私のせいで始まったのか?

ホンシムとウォンドゥクを考えると心が引き裂かれる。

(8) キム・チャオン(김차언)役　チョ・ソンハ

50代後半、左議政、世子の義父。

朝鮮一の権力者。十数年前先代王を王の座から下ろし、ユルの父を王位に上げた中核功臣。

自ら王になることもできただろうが玉座には関心がない。大きな力には大きな責任が伴う。だが責任は小さいほど、力は大きいほど良い法。

(9) 世子嬪キム・ソヘ(세자빈 김소혜)役　ハン・ソヒ

キム・チャオンの娘。

天下一色であり、傾国之色である。

彼女の顔を一度でも見れば、女性は嫉妬で夜も眠れず、男は心を奪われて夜も眠れぬ。

けれども優れた美色が何の役に立つであろうか。奪わねばならないただ一つの心を奪うことができないから。

宮殿の夜はあまりにも孤独で長く、彼女の心は雪のように冷たくなった。

(10) キム・スジ(김수지)役　ホ・ジョンミン

20代後半、キム・チャオンの息子、礼曹正郎。

虎父犬子、トラの父から生まれた子犬。

父の悪巧みで荘園に合格をしたが、重責を任せるにはとてつもなく足りない頭。

何事にも間違いだらけで父チャオンからも妹である世子嬪からもいつも無視される。

それでも虚々実々である。

自分の境遇がおかしく悲しい。

(11) ムヨン(무연)役　キム・ジェヨン

20代後半、刺客。

非常に冷ややかに美しく人を殺す刺客。

笑うことを忘れてしまった真冬の雪の華のような男。

昔キム・チャオンに命を助けもらった引き換えに、彼の秘密刺客となった。

ある日、彼にとてつもない指令が下りる。雨乞いを止めて去った世子を暗殺すること!

その使命を果たすなら、身分を回復してくれるという約束をしたので、あえて世子の心臓に向かって弓を撃った。

(12) チョン・サヨプ(정사엽)役　チェ・ウン

30代後半、司諫院大司諫、ジェユンの異母兄。

生まれつき明敏で若き年で大科荘園に合格した後、堅固に歩いてきた。

父の愛を奪った妾の息子ジェユンの入官が不満で、時々苦しめる。

反正功臣であり中殿パク氏の策士。

世子嬪とは政治的に反対側に立っているが、二人は一目でお互いを知る。

「私のような部類の人だ。」妙な神経戦の中に流れる微妙な気流。

(13) ヤン内官(양내관)役　チョ・ヒョンシク

40代、東宮殿内官。

世子ユルを最も近くで補助した。

小心者で鋭敏である。一日に数十回は「不便である」と言っているユルが不便である。

雨乞いの行事の際、体調が悪く同行できず、運良く生き残った。

(14) トンジュ(동주)役　ト・ジハン

20代前半、翊衛司(護衛官)。

世子の護衛を担当し、ユルの竹馬の友。

イソに対するユルの愛を知っていて、ユルと本音を話すことができる唯一の人物である。

(15) クォン・ヒョク(권 혁)

20代後半、内禁衛従事官、ジェユンの友人。

物静かで落ち着いている。

後にトンジュがそうであったようにユルの心強い護衛武士になる。

(16) パク・ソンド(박선도)役　アン・ソックァン

60代、ソンジュヒョンの実勢。

キム・チャオンの主な裏金供給策。

賄賂を受けた罪で朝廷から追い出されて久しいが、心だけはまだ正3品。

立派なフリはするが、腹の中は陰険で貪欲この上ない。

虎視眈々とホンシムを狙い始める。

郎君と言って取り巻いているウォンドゥクがみっともない。

ウォンドゥクを見くびっていたが、後でひどい目に遭う。

(17) パク・ボグン(박복은)役　イ・ジュニョク

40代、ソンジュヒョンの吏胥。

羽毛のように軽くてずる賢い。

パク令監とチョ県監の言葉ならぽっくり死ぬ。

村の人々をこづき回して苦しめるように見えるが、密かに後を見ている。

見たことも聞いたこともない歴代級の問題児ウォンドゥクの登場で、長い間ひどく苦しめたウォンドゥクが世子だと?

首が飛ぶんじゃないのか?!

(18) クドル(구돌)役　キム・ギドゥ

20代半ば、クンニョの夫。

老いた未婚男性として年を取っていたところ、婚姻するよう命じた世子に感謝!

ホンシムに虐待されるウォンドゥクが気の毒だ。

妻に愛される男のノウハウを絶えず伝授するが毎回失敗して、かえって問題だけが大きくなる。

かけがえのない友達になったウォンドゥクが世子とは驚いた!

ウォンドゥクのおかげで漢陽を見に行く!

(19) クンニョ(끝녀)役　イ・ミンジ

20代前半、ホンシムの友人。

ソンジュヒョンの独身娘の一人。

世子の命令でクドルと婚礼を挙げる。

顔だけは艶やかなウォンドゥクより、ブサイクでも頼もしいクドルの方がいい!と考えようとしても、しきりにウォンドゥクに目が行く。

仕事できないといじめるが、それが悪いの?

(20) チョ・ブヨン(조부영)役　チョ・ジェリョン

40代後半、ソンジュヒョン県監。

自分の実利を整えるのにあくせくしている典型的な貪官汚吏。

民は眼中にもなくパク令監の元で私腹を肥やすことばかり血眼になっている。

ある日突然転がり込んで来て気分を取り乱すウォンドゥクを送ってしまおうと近づいて、かえって自分がやられてしまう。

写真出典: http://www.tving.com

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