2018年9月15日〜2019年3月17日

KBS2で放送の週末ドラマ

「たった一人の私の味方」

第77話,第78話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典:http://www.kbs.co.kr

キャスト・登場人物はこちら→「たった一人の私の味方」キャスト

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<たった一人の私の味方　第77話あらすじ>

キム・ドンチョルからキム・ヨンフン宛に送った手紙を見つけたキム・ドラン。

そこへカン・スイルが帰宅すると、慌てて手紙をしまうドラン。

スイルは「掃除してくれたのか?ドランがそんな事しなくていいのに。」とドランに言い、食事の準備をしようとするスイル。

ドランは「お父さん、今日はお父さんの顔を見れたから、もう帰るね。」と言って、急いでスイルの家を出ます。

「お父さん(ドンチョル)がキム・ヨンフンという人に、どうして手紙をこんなにたくさん送ったのかしら?キム・ヨンフンて誰?それにお父さんがこの手紙をどうして持っているのかしら?」と疑問に思うドラン。

ドランは帰宅する間、ずっと手紙の事を考えながら、もしかしてキム・ヨンフンとはスイルで、スイルが刑務所にいたのではと考えながら、自分の考えを打ち消そうと必死です。

オ・ウニョンはチャン・ダヤを連れてデパートに行き、ショッピングをします。

するとデパートでウニョンはJSグループの娘チャン・ソヨンと偶然出会います。

すぐにウニョンの事に気づいたソヨンは、ウニョンに「デリュクさんはお元気ですか?デリュクさんが結婚したと聞きましたが。」と声を掛けます。

ソヨンはウニョンとダヤを応接室に案内します。

「私離婚しました。それでアメリカから帰国してこのデパートで仕事を始めたんです。デリュクさんも情熱にあふれて熱心に頑張っているんでしょう。」とソヨン。

続けて「私が結婚する前にデリュクさんは私の事を気に入って、私と一度付き合ってみたいと思ってわざと私の車にぶつけて来た事があったんですよ。」とソヨン。

「あら、うちのデリュクはソヨンさんの事、好きだったのね。知らなかったわ。」とウニョン。

「本当に印象的な思い出でした。だからデリュクさんをたまに思い出していました。その時はすでに私は婚約中で、デリュクさんのプロポーズを受け入れられなかったけど、婚約中でなければデリュクさんと私がどうなっていたかと時々想像するんです。」とソヨン。

ウニョンは帰宅すると、食卓でデリュクに「今日チャン・ソヨンに会ったわ。結婚して1か月で離婚したそうよ。離婚してデパートで働いてたけど、とてもカッコよかったわ。」と話します。

家族はみなドランの反応が気になりますが、ドランはスイルの事を悩んでいます。

チャン・ゴレは部屋のベッドの上にドールハウスを置き見ていると、キム・ミランが入って来ます。

「可愛いだろ。ミランみたいに可愛いから、買って来た。中に何かを隠してあるから、探してみて。」とゴレ。

ゴレが部屋の外に出ると、ミランは嬉しそうにドールハウスのあちこちを探すと、手紙が出て来ます。

「愛するミランへ。今回のことも乗り越えてくれて、また家に戻って来てくれてありがとう。俺たちの約束とおり、そばでお互いを守りいつまでも幸せに暮らそう。愛している。」

手紙を読んだミランはゴレに抱き付き、「ゴレさん、私も愛してる。ところであなたは本当にスンジュンさんと付き合ってないわよね?とは言え私が一番よく知っているわ。ゴレさんは同性愛者じゃないわ。」とミラン。

ホームレスの男性はスイルが自分の事を覚えているか確かめるため、スイルのパン屋の前にやって来て、店を覗きます。

するとスイルは、「おじさんちょっと待ってください。このパンをお持ちください。」と男性にパンをあげます。

スイルはその男性を覚えていない様子。

パンをもらって店から出た男性は、「そうだ、あの人だ。あの人に間違いない。ところであの人がなぜ、確かに無期懲役を受けたはずなのに。」とスイルを恐れます。

ドランはスイルの家に行き、もう一度手紙を見ようとしますが、タンスにカギがかかっていて、見る事が出来ません。

ドランは、スイルが刑務所に入るような人ではないと、自分に言い聞かせます。

スイルのパン屋でバイトをしているイ・テプンは、「あの、申し訳ありませんが、働いて稼いだお金が貯まるまで、ここで寝泊まりしてもいいですか?社長が許してくだされば、私は大丈夫です。ホットカーペットがあって寒くないですから。」とお願いします。

テプンがパン屋の倉庫で寝泊まりする事を、スイルは受け入れます。

「兄貴、ヨンフン兄貴。」とスイルを呼ぶパク・ドンウォン。

ドンウォンは釜山に行くからとスイルに別れの挨拶をしています。

その様子を偶然ドランが目撃します。

ドランは、「お父さんがキム・ヨンフン!?それじゃ私のお父さんは刑務所に入ってたの!?」と驚愕します。

ドランはスイルが一体どんな罪を犯して、過去を明かせずに名前まで変えたのだろうかと考えて混乱しますが、きっとユジンの祖母はすべてを知っているだろうと推測します。

そしてドランはユジンの祖母クモクを訪ねます。

「お祖母ちゃん、もしかして私の父の名前はキム・ヨンフンですか?そしたらうちの父が私を育てられなかった理由は、父が刑務所に行っていたからですか?」とドランは尋ねます。

「ドランよ、お前が何を言いたいか分かるが、お前もお父さんを見て人柄が分かるだろう?ドランのお父さんは絶対に人を殺すようなそんな人ではないよ。何かの間違いだ。」と答えるクモク。

「お父さんが人を殺すですって!?お祖母ちゃん、お父さんが人を殺して刑務所に入ったんですか!?!?」と驚愕し、どうして刑務所にいたスイルが自分の目の前に現れたのか、恨めしいドラン。

ソ・ヤンジャは友人と会い、牛カルビをご馳走しながら、自慢話をしています。

ところが、その姿をホンシルの友人が目撃し、友人がホンシルとウニョンに、「あなたの嫁の母親はミランの嫁入り準備のために、デリュクが5千万ウォンも出してくれて、ゴレのカードで牛カルビを食べていた。」という事実を伝えます。

<たった一人の私の味方　第78話あらすじ>

ダヤはヤンジャの話をホンシルから聞いて腹を立て、ミランに「うちのお義母さんの言葉は本当?私には服を買ってくれて、兄には時計、お母さんにも結婚の準備金をくれて、それもあなたのお母さんがデリュク義兄さんからもらった5千万ウォンでしてくれたって言うの?それにうちの兄のカードをポンポン使って、それって強盗じゃない!」と言います。

その事をミランも知っていたのかとダヤは問い詰め、もしお金がないのならないと正直に言ってくれればいいのに、とミランを責めます。

ミランは母親の失態を謝罪しますが、ダヤはさらにデリュクがミランの結婚準備金を出したと知ったウニョンが、ドランを離婚させて追い出す事になりそうだと告げると、慌てて実家に行くミラン。

ミランは実家へ行き、ヤンジャに「もしかしてゴレさんのカードで、牛カルビ食べたの?それにみんなの前でボムエンフードの婿が私の結婚に準備金を5千万ウォンくれたと自慢したの?私のお義母さんのお友達がレストランでお母さんが自慢していたのを聞いたのよ。お母さん、どうしてそんな事したの?今お母さんのせいでドランお姉ちゃんが追い出されそうなのよ。」と言います。

ミランの話を聞いたヤンジャは「どうして知ってるの?」と驚きながら逆ギレして、「あなたの姑が私の事悪く言ってたの?この間の件も告訴しないで済ませたのに、私に家を買って謝罪しても足りないのに、また心変わりして、お前に姑ヅラして。ゴレさんが私に使うようにとカードをくれたのに、それが何だと言うのよ。」と怒るヤンジャ。

ミランはヤンジャに「お母さん、そのカードを今すぐ私にちょうだい。お母さんは自分が稼いだお金を使ってちょうだい。これからもお姉ちゃんと私のお金を当てにするなら、もうお母さんの顔を見たくない。」と言って、ゴレのカードを奪います。

ドランが帰宅すると、ウニョンはドランに物を投げて当たります。

「ドランさんはどうしてまた私を騙したの?あなたの実家の母親がデリュクから5千万ウォンももらってあなたの妹を結婚させた事、あなたは知っていたんでしょ!なんて悪い子なの。私の事バカにしてるの?私もう耐えられないから、デリュクと離婚してこの家を出て行って!」と怒るウニョン。

「お母さん、またどうしてそんな事言うんですか?何のために離婚しろと言うのですか?はい、私がお金を渡したんです。妻の妹が結婚するのに、義兄としてその程度もしてあげられませんか?」とデリュク。

「デリュク、私はお金の事を言っているんじゃないわよ。ドランさんが何でも隠し事するじゃない。前にも一回尋ねたじゃないの。これ以上私に隠し事はないかと。私にまたウソをついていたから嫌なのよ。」とウニョン。

夜、ドランはスイルと自分がたくさんの人から生卵をぶつけられる悪夢を見ます。

うなされているドランをデリュクが起こすと、「私、デリュクさんのそばにいてはいけない人です。私はデリュクさんのそばにいるべきではない。」と言います。

デリュクは「すまない。俺のせいでつらい思いをさせて。」とドランを抱きしめて慰め、ドランは涙を流します。

クモクはドランが心配で会いに行きます。

この間、話の途中で帰ってしまったドランに、話の続きをしに来たと言うクモク。

「ドランよ、お前のお父さんはお前に真実を知られるのではないかと、どれほど恐れていたか。絶対にお前を殺人犯の娘にしたくないから、だからドランを他人に引き取ってもらって育ててもらったんだよ。それでドランの前には現れないつもりだったんだよ。私にもドランには知られないようにと頼んだんだ。お前が事実を知っていると聞いたら、お父さんは消えてしまうだろう。どこかに行ってこっそり死んでしまうかもしれない。」とクモク。

そしてクモクは「ドランの父親が可哀想だ、ドランの母親が突然心臓病にかかった後、お父さんはまともに食事もした事がない。何とかしてドランの母親に手術をさせようと、四方八方お金を工面するために走り回って、あんな事になり、ドランの母親の病院には一度も行けずに、母親をあの世に送って、お父さんは赤ん坊のお前を置いて刑務所に行き、その心情がどれほどつらいか。」と話します。

そしてドランの父母は二人とも孤児だった、もっと良い環境なら絶対こんな事にはならなかった、今でもスイルが罪を犯したとは信じられない、ドランだけでもスイルの過去を知らないフリして許してあげないと、スイルは生きて行けないと話すクモク。

その話を聞いて涙を流すドラン。

ドランはドンチョルがスイル宛に書いた手紙を読んで、スイルを理解してみようと、自分のアルバムを見ます。

そしてドランは母親が眠る川原へ行き、「お母さん、すべての人がお父さんに石を投げても、私はお父さんを守るから。この世にたった一人のお父さんだから。私がお父さんの味方になる。私は死んでもお父さんを捨てたりしない。だけどお母さん、デリュクさんはどうしたらいい?」と母に語りかけるドラン。

とうとう決意したドランは帰宅すると、パク・グムビョンがウニョンとダヤの髪の毛をつかんでいます。

ドランはグムビョンを止めさせ、「留学しに行きます。」とグムビョンに言うと、グムビョンは「私も一緒に行く。」と言います。

ドランは「ダメです。勉強が終わって帰るまで、家族はみなお姉さんの事が好きな人たちだから、家族とうまくやって、喧嘩しないでね。」とグムビョンに言って別れの挨拶をします。

ドランはデリュクに食事をしようとレストランに呼び出します。

そしてドランは「デリュクさん、私たち離婚しましょう。」と言います。

写真出典:http://www.kbs.co.kr

あとがき

以前デリュクがお付き合いしたいと思ったソヨンが離婚して現れ、ドランが離婚しようと言い出しました。

デリュクはドランがウニョンから嫌がらせを受けて離婚すると言い出したのかと思っているようですが、本当の理由はもちろん言い出せませんね。

デリュクとしても、ドランのきちんとした理由を聞き出さない事には、離婚には納得いかないと思いますが、ドランはグムビョンにも別れの挨拶をしていたので、このまま家出でもしそうな勢いです。

デリュクがドランと離婚する事にでもなれば、ウニョンは大喜びでデリュクとソヨンを結婚させようとするでしょうし、また一騒動起きそうですね。

ドランは結局一人しかいない肉親のスイルを一生そばで守ると誓いましたが、気持ちは分かりますが、ドランはこれからの将来があるので、早まらなければいいなと思います。

そして今日も現れたホームレスの男性と、スイルのパン屋の倉庫で寝泊まりしているテプンの存在もこれからどう展開していくのか、気になります。

視聴率は第77話は35.5%、第78話は39.9%でした。