2018年9月15日〜2019年3月17日

KBS2で放送の週末ドラマ

「たった一人の私の味方」

第79話,第80話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典:http://www.kbs.co.kr

キャスト・登場人物はこちら→「たった一人の私の味方」キャスト

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<たった一人の私の味方　第79話あらすじ>

レストランで食事をしようとワン・デリュクを呼び出したキム・ドラン。

「私たち、離婚しましょう。」とドランは言います。

「ドランさん、急にどうしたんですか?もしかして母さんから何か言われたんですか?」と驚くデリュク。

「最初から私たち、合わなかったんです。私のせいで騒ぎも起こしてしまって、これからはお互い行くべき道を行きましょう。」とドラン。

「とてもつらいのは理解できるけど、どうして離婚?」とデリュク。

ドランは「もう私を放してください。」とデリュクにお願いします。

「本気ですか?」とデリュク。

「はい、書類の準備が出来たら裁判所で会いましょう。」と答えるドラン。

ドランはデリュクと別れてコインロッカーからスーツケースを出します。

デリュクは帰宅するとドランの車のキーと結婚指輪が置いてあり、荷物がなくなっているのに気付き、ドランに電話を掛けます。

オ・ウニョンとチャン・ダヤは、「ドランさんが家を出たの?」と尋ねると、ワン・ジングクも、「またお前が何か言ったのか?」と驚きます。

家政婦のミス・チョとヨ・ジュデクは、ドランがスーツケースを持って出て行ったのは知っているが、まさか家出だとは思わなかったと言います。

デリュクはカン・スイルの家を訪ねて、ドランが来ていないか尋ねます。

「ドランさん、ここに来ていないですか?ドランさんが急に離婚しようと言い出して。荷物を持って家出したんです。」とデリュク。

「何だって?!」と驚くスイル。

デリュクとスイルはドランを捜しに出て行きます。

デリュクはドランの実家を訪ねますが、「デリュクさん、どうしたの?」とソ・ヤンジャ。

「もしかしてドランさんがここに来ていないかと思って。」とデリュク。

ヤンジャはデリュクが出してくれた5千万ウォンの事をウニョンに知られた話を聞き、ドランの家出が「デリュクさんに5千万ウォン借りたのが原因なの?」と驚くヤンジャ。

会長宅では、家族全員集まってドランの事を心配しています。

「ドランさんが家出をしたの?」とパク・グムビョン。

そこへデリュクが一人で帰宅すると、家族の前で「私、母さんの望みどおり、離婚する事になりました。5千万ウォンはドランさんにも秘密で私がしたんです。母さん、気分がいいですか?」と言うデリュク。

「あなた、いい加減にしなさい!」とウニョンを叱るグムビョン。

スイルはドランを捜しますが見つからず、仕方なく帰宅すると、家の前でドランを見つけます。

「ドラン、そのスーツケースは何だ?家を出たなら、まず先にここへ来なくちゃ。さっきデリュクさんがここへ来た。どれだけ心配したことか。」とスイル。

スイルはすぐにデリュクに電話を掛けて安心させ、デリュクは翌朝またドランを迎えにスイルの家に行くと言います。

デリュクはドランに相談せずに、ミランの結婚準備金を渡した事を謝罪するメールを送り、このメールを読んだら、連絡をしてほしいとデリュク。

メールを読んだドランは、無視します。

翌朝スイル宅にドランを迎えに行くデリュク。

ところがドランの気持ちは昨夜と同じで、悩んだ末の結論だから、離婚しようと言うドラン。

スイルはデリュクと二人で話をします。

デリュクは、「実はドランさんの妹の結婚準備金を、ドランさんに秘密でお義母さんに渡したんです。そのせいでうちの母が良く思っていなくて。」とスイルに打ち明けます。

スイルはデリュクから事情を聞くと、ドランに「それでも離婚は間違っている。デリュクさんに何の罪があるんだ。」と言います。

「私、一人で考えます。」と涙を流すドラン。

スイルは「一人でヘンな考えをしないで、ここで何日かゆっくりして、気持ちを落ち着かせるんだ。」とドランに言います。

ナ・ホンジュは花を持ってスイルの家を訪ね、スイルを慰めます。

ドランはウニョンに電話をして、外で会おうと言います。

カフェで会うドランとウニョン。

「ドランさん、今になってやっと分かったの?最初から資格がなかったのよ。」とウニョン。

「私、デリュクさんと離婚します。」とドラン。

「あなた、なんのつもりなの?私を脅してるの?」とウニョン。

「お義母さん、デリュクさんが離婚に同意してくれるように説得していただけますか?デリュクさんと別れるのが、みんなのためみたいです。」とお願いするドラン。

「私はあなたが離婚したいと言えば、ありがたいわよ。」とウニョン。

ウニョンは帰宅すると家族を集めて話をします。

「ドランさんが離婚したいから、デリュクを説得してほしいと言ったわ。あんな子は初めてよ。とっとと離婚させましょ。」とウニョン。

「離婚を止めないで、させたいの?」とグムビョン。

「お義母さん、私もあの子にやる事はやりました。謝って帰って来るどころか、離婚ですって?!」とウニョン。

デリュクはドランとこの家を出て別居すると言い、ジングクも了承します。

その会話に笑みを浮かべるダヤ。

デリュクは荷物をまとめて、「新居を見つけるまで、ドランさんのお父さんの家にいますから。」と家を出て行きます。

デパートに行き、チャン・ソヨンに声をかけるダヤ。

するとソヨンはウニョンとダヤに贈り物をします。

<たった一人の私の味方　第80話あらすじ>

デリュクは荷物を持ってスイルの家を訪ねます。

「お義父さん、しばらくお世話になります。」と挨拶するデリュク。

ところがドランはデリュクの荷物を持って外に出て行きます。

「私が望んでいるのは、別居ではなく離婚なんです。」とドラン。

「俺は死んでも離婚できない。離婚しなきゃいけない理由を話して。」とデリュク。

「理由を聞かないといけませんか?私を愛しているなら、ただ見送ってください。」とドラン。

それでも理由を聞くデリュク。

「私は殺人犯の娘なんです!お父さんが人を殺したんですって。それでも私と一緒に暮らせますか?」と答えるドラン。

耳を疑うデリュク。

「事実を知りながら、知らぬフリして暮らす事ができません。他人が父を悪く言おうと、私は父のそばにいてあげなくちゃいけないと思うんです。デリュクさん、本当にごめんなさい。」と涙を流すドラン。

ドランが戻るとスイルは「ドランの気持ちを和らげようと荷物までまとめて来た人を、そう冷たく追い出していつまでそうしているつもりだ?」と心配します。

ドランは「どうか何も言わないでください。お父さんが何を言っても私の気持ちは変わらない。私はデリュクさんと離婚するつもりよ。」と釘を刺します。

酔って帰って来たデリュクはしばらく家の前で座り込んでいましたが、家に入ると家族に「俺、離婚します。」と言います。

ホームレスの男性がスイルのパン屋へやって来て、店の前をきれいにし、窓ガラスを磨きます。

スイルはお礼にパンをあげます。

グムビョンはスイルの家を訪ね、離婚ではなく別居するようにとドランを慰めます。

「こうするしか他、方法がないんです。」と答えるドラン。

スイルもドランに会長宅に帰るように言いますが、自分で決めると言うドラン。

キム・ミランはダヤから、自分の5千万ウォンのせいでドランが離婚すると聞き、「私のせいでドランお姉ちゃんが離婚するですって?!」と驚きます。

「正確に言えば、そちらのお母さんのせいよ。身の丈も知らずに結婚させるから、お金に困って、そうでしょ?」とダヤ。

ミランは「こら、チャン・ダヤ!あなたに何の権利があってそんな事を言うの?それでもうちの姉はあなたの義姉よ。身の丈が何よ。あなたも気を付けなさいよ。分かった?」と怒ります。

ミランはすぐにヤンジャを訪ねて、ドランの事を伝えます。

ドランの離婚がミランの結婚準備金のせいだと勘違いしたヤンジャは、「私が5千万ウォンを受け取ったせいで、娘の人生を台無しにした。私がそのお金を返せばいいじゃない。」と叫びます。

ミランが「お母さん、そんなお金がどこにあるの?」と尋ねると、「私に任せて。」と答えます。

そしてヤンジャはチャン・ゴレに会いに行きます。

ヤンジャはゴレに話をして、5千万ウォンを貸してほしいとお願いすると、ゴレは返さなくてもいいと言って5千万ウォンをヤンジャに差し出します。

ヤンジャはナ・ホンシルを訪ね、1万ウォンの札束で5千万ウォン分を床にばらまいて、「お金が好きなようだから、現金で持って来たわよ。どうしてお金のせいでうちのドランが離婚させられるの?このお金をデリュクさんがこっそりくれたのに、どうしてドランを責めるのよ!私はちゃんとお金を返しましたからね。またうちのドランをいじめないでちょうだい!」と怒鳴ります。

騒ぎを聞きつけて下りて来たグムビョンにヤンジャは、「うちのドランが、そのお金を盗んだと言うんですか?お金をちょうだいとせがみましたか?いっそ私を呼べばいいのに、どうしてドランをいじめるの?実の娘ではないが、本当に実の娘と同じよ。ドランをいじめないでちょうだい。」と泣くフリをします。

グムビョンは「分かりました。私が嫁に代わって謝ります。ドランさんとデリュクの離婚は何としてでも阻止するから、心配しないように。」とヤンジャをなだめて帰らせます。

ヤンジャはドランに、5千万ウォンを返したから早く家に帰るようにと言いますが、言う事を聞かないドラン。

パク・ドンウォンはスイルのパン屋を訪ね、「娘さんに口を滑らせてしまった。でも娘さんは気づいていないみたいだけど、気になって兄貴のところに寄りました。」と言うと、スイルは自分のせいでドランが離婚しようと言っている事を察します。

デリュクは再びドランを訪ね、「俺は本当に信じられないんだ。お義父さんがどうして?お義父さんがうちに最初に来た時、この世にあんなに良い方がいるだろうか、本当に良い方だと思いました。そんな方がドランさんの実父と聞いた時、驚いたけど、あの良い方がドランさんの父親で本当に良かったと思いました。私と離婚したくてウソをついているんでしょ?本当にお義父さんが人を殺したんですか?」と訴えます。

そしてデリュクは「どうして一人で秘密にしていないで、俺に話したんですか?俺にどうしろと?離婚したいから?」と尋ねながらも、デリュクはドランとの離婚を受け入れます。

ドランとデリュクの会話を聞いてしまったスイルは衝撃を受けます。

スイルはドランに、「ドランが離婚しようとしたのは、私のせいだったのか?父親が殺人犯だから?」と尋ねます。

写真出典:http://www.kbs.co.kr

あとがき

周りの人たちはドランが離婚したい理由が、ミランの結婚準備金かと思っていましたが、「父が前科者」という本当の理由を他でもないスイルが知ってしまいました。

ユジンの祖母クモクも、ドランがスイルの前科について知ってしまったら、スイルは生きて行けないと心配していましたが、まさにその心配が現実になってしまいそうです。

デリュクの気持ちの中にもスイルがいい人と思っていましたから、ショックを隠し切れないようでしたが、ドランの固い決意を変える事ができずに、離婚を決断してしまい、つかの間の幸せが泡のように消えてしまいそうです。

スイルが変な考えを起こさなければ良いのですが、次回の展開が気になります。

視聴率は第79話は31.3%、第80話は37.5%でした。